1953-03-04 第15回国会 衆議院 通商産業委員会 第28号
いな、実際の日本の技術そのものは世界的水準を非常に突破している感はあるけれども、それが要は実用化されない、現実化されていないという点に大きな欠陥があると思うのでございます。
いな、実際の日本の技術そのものは世界的水準を非常に突破している感はあるけれども、それが要は実用化されない、現実化されていないという点に大きな欠陥があると思うのでございます。
○説明員(藤波良雄君) 水産庁といたしましては、合成繊維に関しましては、本年度二十七年度に千三百万円ばかりの実用化試験の予算を組みまして、これを現在各県に流しまして、各県でそれぞれ試験場で船を持つているところはその船を使い、直接そういう船のないところでは漁業者と一緒になりまして、合成繊維の漁具としての実用化の試験を現在行なつております。
テレビジヨンを初めとするラジオ全体につきまして基礎的実用的な研究を是非強化して行いたいと考えておりますが、昭和二十八年度におきましてはマイクロウエーブの研究や音響、電子管等の研究もその実用化に即応する研究を進めて参る考えでございます。
NHKではテレビジョンを初めとするラジオ全体について、基礎的並びに実用的な研究を極力進めますことはもちろんでありますが、二十八年度におきましては、マイクロウエーブの研究や音響電子管等の研究も、その実用化に即応いたしますところの研究を進めて参りたい考えでございます。またカラー・テレビジョンにつきましては、実用化を目ざしまして、本年は一段と研究を進めて参る所存でございます。
これが実用化されなければ何の価値があるか。日本が現在数年間も他国に遅れておるという技術、これは先ほど申し上げた通り、決して私は遅れておるとは思わない。これを活用する、生かす、この点に大なる欠陥があるといわなければなりません。こういうような点について、企業化されている面が少い。こういうことであつてはあなたのお役目が勤まりますまい。たとえば外貨獲得という言葉がある。
○長村政府委員 御指摘のように、特許になりましても、これが実用化されませんければ、これは実はむだな話でありまして、結局特許されました優秀な発明が、産業界、工業界に実用化されて来るというところまで参りませんと、私は生きて来ないと思います。お話のございましたように、相当数の特許権というものが現にございますけれども、これが事業化されるものはきわめて少いのであります。
そこで日本の発明というものについて、何ゆえ私はあなたに問わなければならないかというと、日本はこれだけのものを発明しても、実用化されている面というものが非常に少い。何ゆえに日本の発明が実用化されないか。あなたのところで特許を与える場合には、経済の上から見ても、どの角度から見ても、これが最も妥当であるという観点に立つて、あなたは特許を与えるのだろうと思う。
私のほうに実は電気通信研究所というものがありますが、これは昔の電気試験所のうちの弱電と強電と分れまして、弱電だけが実用化を前提にして固まつたものであります。
研究というのは、私どもは実用化という名前で、製品をあるいは成果を事業の中に適用しておりますが、その基礎をなすものは私どもが過去において蓄積した技術力でございます。この技術力を将来に向つてより発展せしめるという意味におきまして、その基礎研究というものは私どもの将来への経過として一日もゆるがせにできないところでありまして、これを重点として取上げましたゆえんであります。
そこで公社におきましてもマイクロ・ウエーヴによる回線網をつくるために、諸外国のいろいろの文献に出ました点を参考といたしまして、二年ほど前から実用化にとりかかつております。現在におきましてはマイクロ・ウエーヴに関する多重通信方式、これが完成に近づきつつあるのでありまして、東京、大阪間において今年末ぐらいには開通できるであろうというような見通しが現在立つておるような状況であります。
それからあとは施設局がその仕様書に基きまして、実際に採用するかしないかということをきめ、メーカーに発注が行われ、現場について行く、大体こういうような経過をたどつて実用化が進められているわけでございます。簡単でございますがお答えといたします。
これを日本において広く普及して実用化して行かなければならぬと思うのであります。またその技術というものを伸ばして行かなければならぬのでありますが、それにはどうしてもこういう新しい機械あるいは新しい工作機械というものをつくらないと非常に困ると思うのであります。
○山田節男君 電波監理委員会の人、誰か来ていますか……現在NHKが実用化試験放送からいよいと本放送の段階に入るということについて、これは監理委員会として、政府として考えなくちやならないことは、現在NHKの試験放送を見ましても、アメリカと同じ標準で、設備で以てやつておつても、我々の見る現在の試験放送の画質というものは非常に悪い。
而もNHKは本放送実施の態勢を着々整えまして、すでに東京では、去る十一月の十四日に実用化試験局の免許を受けまして、三キロワツトで放送を行なつており、番組も毎週火曜日と木曜と土曜の三日本放送に準ずる本格的な番組を以て放送いたしておりますが、これも極く近い機会に毎日実用化試験の放送を行うところまで進んでおります。
又一方先ほど大臣からもお話がございましたように、今回の議案になつております昭和二十七年度の追加予算の内容もさようでございますが、テレビジヨンの運営費は諸外国の例もさようでございますし、日本の現在実用化試験局等で行なつている例から言いましてもさようでございますので、そういう算定になつておりますが、一般のラジオの放送の四倍の経費を見込んでございます。
来年度予算もあることですから、今年の予算だけで律するわけには行きませんけれども、いよいよ来年から実用化して行くということになつて来ると、あれもこれもあらゆるものについて精密な研究をし、試験もして、いい性能のものが安くできるように措置される必要があるのじやないか。それについては前々から申上げていますから繰返して言いませんが、郵政大臣はその問題について特に関心を持つて頂きたいと思うのです。
今度日本放送協会がテレビの実用化試験局というものを作つて、本放送に至る前提として実用化試験を本格的に行う、それに伴つて必要な経費を殖やしたいということで来ておるのでありますが、テレビの実施に当つて郵政大臣は日本の現状から見て公共的なNHKの事業と、それから民間の会社をしてやらしめるいわゆる民間放送と、この両建で行くのが適当であるとお考えになりますか、どうですか、その点をお伺いしておきます。
今日テレビジヨンがほぼ世界の水準に達し、実用化の試験局を設定いたしまして、そして国会の御承認をいただいた上で、いつでも本格的に開始できるという水準にまで達しましたことも、この技術研究所があずかつて大きな力があると存じます。
事業計画について先ず申上げますと、先ほど提案理由として説明がございました点に触れましたごとく、先ず東京におきまして従来日本放送協会が実験局或いは実用化試験局という形でテレビジヨンの研究或いは準備を進めて参りましたが、それらの施設も利用いたしまして、空中線電力五キロワツトのテレビジヨンの放送を来年の二月から、若しも順調に進むならば二月から本放送として始めたいというのが骨子でございまして、なお五キロワツト
それを現在でも、日本放送協会が実験あるいは実用化試験の目的で使つております。そのほかに約百七十から約三チヤンネル分ございます。過般予備免許になりました日本テレビジヨン放送網株式会社には、その百七十の方の一波が割当てられました。その間は相当間隔がある状態であります。
もつともマイクロ・ウエーヴの入るところには将来超短波のために開拓し得る余地もありますが、現在の技術におきましては超短波帯だけが実用化されておる状態であります。アメリカにおきましては御案内のごとく最近四百メガ単位のところの実用化を目ざしまして新しい局が認可になつておりますが、まだ実施を見ていないような状況であります。
○長谷政府委員 ただいま実験に使い、実用化試験局として百メガのところを使つておるのでございます。おそらく日本放送協会が、本業務としての免許を得られる場合に、電波の指定が郵政大臣から行われるわけでございますが、その場合は、現在使われておるものそのものが本業務用として指定されるのではないかと思つております。
○田邊(正)政府委員 マイクロ・ウエーブ無線通信方式につきましては、当省といたしましても、かねてよりこれをできるだけ早く実用化する方針のもとに、目下当省電気通信研究所で研究を進めておりますので、本研究の完成次第、さつそく建設計画を樹立し、実施に移し、市外通話その他のサービスの向上に資したいと考えております。
第四には海洋並びに気象学的に研究をいたしまして、科学的な捜索法の実用化に努めております。第五に海流、気象を精密に測定いたしまして、浮流機雷の流れる実態を把握することに努めております。なお申し添えますると、浮流機雷の出現状況は、昨年に比べまして急激に減少しておりまして、現在のところ日本海方面においては浮流機雷の危険はほとんどなくなつておるような状態であります。
けれどもこういう内容問題は、私はここで問いたくはないのでありまするが、こういうようなことを現実覧おりますわれわれとしては、この二十七年度の予算には、海藻類の高度利用というような委託費は計上しておりませんけれども、それと同じような水産業実用化試験費補助金というものを計上しておる。これは同一意義のものだと思う。
そういつたものについては通産省の関係もありますが、これは相当あなたがたが努力をされて試験研究費というものをこれから十分お取りにならないと、とてもあなたがたが考えておられるような電波技術を日本に入れるとか、それを又実用化するという段階にはなかなか行けないと思うのであります。
マイクロウエーヴによりますところの電気通信網の施設につきましては、電気通信省といたしましては、一昨年以来十大目標の一つといたしまして、マイクロウエーヴの実用化ということを目標といたしておつた。主として電気通信研究所におきまして、その技術的な研究を進めておる状態に現在もございます。ただいまおつしやられた非常に多数の回線をとる方式につきましては、目下研究中でございます。
いろいろと、実用化の実験もやつてみなければならぬということで、先ほど申したようにもちろん電気通信省として、あらゆる需要に応じた電気通信設備を提供するということにつきまして、国家の利益、国民の利益というものを考えてやるということは、まさに長谷川先生のおつしやる通りで、われわれはまつたく同感でありまして、その方針で現在進んでおるのであります。
で非常にそこに将来実用化する場合に支障になるから、これを成るべくとつて頂いて安くてリーズナブルにできて、而も安定に作用するものにさせて頂きたい。そのために周波数帶を余分に七メガサイクルに拡げて頂くということが、今から新らしく始める場合には是非必要な考慮であるというふうに考えておるわけでございます。