1949-04-19 第5回国会 衆議院 本会議 第19号
ガリオア及びイロア資金による対日援助の見返り資金をもつて、わが國の通貨及び財政の安定、輸出の促進その他介在の再建に資せしめようというのが本基金の趣旨目的であり、この資金の運営に関して特別会計として経理しようというのがこの特別会計であります。
ガリオア及びイロア資金による対日援助の見返り資金をもつて、わが國の通貨及び財政の安定、輸出の促進その他介在の再建に資せしめようというのが本基金の趣旨目的であり、この資金の運営に関して特別会計として経理しようというのがこの特別会計であります。
これは共同募金とは別の意味でやはり持つことの方が活動が盛んにできる、そういう意味で現在ある少しばかり残つておる基金を持つておる團体等は全部その中に入れて、幾らか経済力を現在より充たすという考え方は承認されていいんじやないかと思います。
中央の機関ですが、現在の團体にこだわらないで理想的な中央團体を拵えるとするならば、その種目はどういうふうな大別すべきか、ただ一本で行くのか、或いはこの部面とこの部面とは二本にすべきものであるかということ、又その場合に、その團体には経済力を持たせるのがよいのか惡いのか、例えば社会事業基金というものはそういう團体に扱わすべきか、或いは全く別途にすべきものか、或いは共同募金はどうするか、更に施設の最低基準
○新井(茂)政府委員 ただいまのお尋ねのこの一般会計から基金として繰入れます、ただいま風早委員の仰せの四百十何億円というものは、何らの関係はありません。
又我々國民としても政府にのみ頼らずに、英國のナショナル・トラスト、或いはフランス、イタリーのような民間の基金によつてつの保護を加える国体運動を起す必要はありはしないか、それに対しては一つの基金というか、宝籤基金、これはいい方法であるのじやないかと思う。現に奈良縣において千万円の宝籤の発行をいたしたのであります。相当のいい成績を収めております。
國際通貨基金との関連について私は質問したのですが、それについて大藏大臣は、安定本部の方で國際通貨基金との関連について今考慮し折衝中である、そういうことを答弁してありましたが、差支のない限り安本長官からその点についての説明を承わりたいと思つております。
そして序々に賣りさばいて、その代金が基金に返る。次の社債にこれを使う。そうしますと、設備に百億を使えば一回轉、設備資金ですから百億の値打しかない。しかしこれを社債の形で使えば数回轉して数百億の値打を生ずる。その上にもつて來て、借りた金でない、自分の金だというので、考え方も違う。同時に証券市場も育成されて行く。こういうふうな考え方であります。
それについては、やはり日本全体の生産のために必要なアメリカの援助によつての、特にガリオア基金として処理されておる面に対しては、むしろこちらとしては非常に感謝しておるのであります。ただその処理の問題であります。これはあとで金融問題で申し述べたいと存じますが、ガリオア基金として処理されておるような現状において、特に金融面において特段の御考慮を拂つてもらいたい。
○夏堀委員 水産資材の輸入、特にガリオア基金として処理されておる数字、それから輸入物資に対する補給金は、全体でどのくらいの額になるお見込みであるか。
もう一つ貿易という問題ですが、貿易基金の問題は、これが五十億増資しましたが、大きな貿易をしますのに、五十億くらいの金を増資したところで、これは大した貿易資金にならない、かように思いますので、貿易事業の振興が吉田内閣の第一生命でもありますので、もう少し積極的な御政策を商工大臣がお立て下さいまして、大いに貿易に努力して貰いたい、かように思いますが、商工大臣はどういつた御立案を、腹案をお持ちでございますか
今後については千七百五十億を限り見返り勘定を設けて、ぎつちりそれを言わば國内的なファンドとして、回轉基金的に動かして行くのだという意思が、初めて明らかにされたようなことと思い合せまして、それ以後に続くものがないかのごとくにも思えまするが、そういう意味において、政府御当局はどういうふうにお見通しであるか。率直なところをお聞かせ願えればと思います。
そういたしますと、未復員者特別給與法がどれだけたくさんの基金を持つておるかわからないのですけれども、そのあとは全部患者の負担にかかるということはやむを得ないと思うので、やはり政府の関係当局者から御説明があつたのですけれども、私どもとしましては、こういう收入を出す面において、患者自体の負担にならないということの確証はここに一つもいただいていないと思うのです。
また社会保險におきましても、当然社会保險の支拂い基金の方から受け入れておるわけで、病院の負担というものは実はないわけになつております。
従つて第二段のお尋ねでございます、割引を廃止することが社会保險支拂い基金であるとか、あるいは生活保護法を扱う市町村、あるいは國、府縣の負担だけではないかというお話でありますが、大体先ほどから申し上げておりまするように、七割近いものがこれらの該当者でございます。ほとんど國立病院で割引を廃止いたしましても、その方面の負担になるのが多いわけであります。
それから後段の方の「國債の償還に関する費途に使用し、」という言葉がございますが、ここに使用と申しますのは、一應個々の資金が使い切られるという趣旨でありまして、そのやり方がどうなるかということは同じ第四條の第三項、それから第四項にございまして、三項の場合は最初から國債整理基金特別会計に金を繰入れまして、その方で國債を償却いたす。第四項の方は國債を一應買いまして、それを必要に應じまして償却いたす。
それから國債の買入償還、ただいまでも國債整理基金の運用等は日本銀行でやつておりますが、それらもあわせまして、日本銀行で政府の責任において取扱つていただきたい。こういう趣旨であります。
それからこの一千七百五十億の救済基金に対しまして、安本長官はGHQに対しまして感謝の意をお表しになるお考えがありますかどうか、それをお伺い申上げます。
大体この基金は米国の新会計年度、一九四九年七月になつて初めて明らかになるものでありまして、大体米本国においても未だにこの予算は審議されておらないという点が先ず第一であります。でありますからこれが五億ドルになるか五億三千万ドルになるかについても、民自民党政府は非常に簡単にことを決めておるようなわけであります。
○小川友三君 あなた大新聞社でありますが、一千七百五十億の対日救済基金の問題をあなたは素通りしましたね。向こうから何か……。
大きく分ければこういうような性質のものと、それから素通りして行くような回轉基金的な一つの輸入並びに輸出、大体こういうふうに大きく分けてもいいじやないかとさえ私も考えられるのです。そこでこういうふうに二つ分ければ、一つは日本の國内産業と頡頑して行く意味において対立する輸入です。もう一つは棉花でありますが、そういうようなふうに、或いはこれは銑でもそうです。
○中西功君 それから実は見返り会計の問題でありますが、この場合ガリオアとイロアの二つが一應計算されておる、或る一定のレートで計算されておるというふうに聞いておるわけですけれども、その他日本とアメリカとの間には回轉基金、主として棉花が入つてきている回轉基金もありますし、もう一つは対日棉花借款というふうなものの基金もありまして、それからいろいろな物を造るフアンドがあると思うのです。
なおその会社が輸出炭の炭代の交付を受けるまでは、同会社は輸出炭分の補償金を返還するだけの基金さえ持つていない、そんなに貧弱なものですか、この会社は。
恐らくこれを決めるとするならばこれを維持するだけの確信があつてこれをお決めになるだろうと思いますが、その場合例えば國際通貨安定基金の中に入つて行くとか、そこへ入れて貰うというようなことでも考えておられるのか、その他どういう方策を、維持する点についてどういう方策を考えておられるのか、これを一つ承わりたい。
又安定基金の問題につきましては今安本におきまして関係筋との間に交渉しておる関連もありますので、私からちよつとお答え申上げかねます。
又現に御承知の通り、一九四四年には、連合國は米國ハムプシヤ州のブレトン・ウツドに会合いたしまして、通商の自由を原則として承認し、國際通貨基金と國際復興開発銀行とを設けて、これを國際連合の側面的機関として、爲替の制限を撤廃し、通商の自由を確立するために努力しておるのでありますからして、我が國も國内態勢を整えまして、時期が参りましたならば、この協定にも参加いたして、又特に通商憲章、貿易憲章によりまする世界貿易機構
從つてこの機構の一つである國際通貨安定基金への参加に備えて、日本の金は再び重要な意義を持つて來るのであります、尚、現在日本は、外國貿易の点において、占領地向回轉基金一億二千五百万ドルの外に、來年度において、ガリオア、イロアによる総額約五億三千五百万ドルの対日援助が予定されているのであります。
大蔵省所管の國債整理基金特別会計でありますが、この歳入の財産税借入金の借りかえによる借入金收入が増加するためとありますが、この借入金收入が増加するという点について、ちよつと説明していただきたいと思います。
○河野政府委員 國債整理基金と申します会計は、各会計の借入金、公債の発行を整理するという会計でありまして、財産税の会計で借りております公債、借入金の期限が來ましたので、これを借りかえるためのもので、形式的な負担は財産視でありますが、その借りかえその他は國債整理基金でやりますので、その分が期限が來ましたから借りかえるというためのものであります。
また特別会計におきましては、大藏省預金部外五つの特別会計について、法令の規定等により当然支出を必要とする経費を計上したものであり、すなわち大藏省預金部特別会計においては、郵便貯金の増加による支拂利子の増加所要額、金資金特別会計におきましては、資金の運用上生じた損失金の整理、また國債整理基金、薪炭需給調節、開拓者資金融通、漁船再保險の各特別会計におきましては、公債利率の改訂に伴う支出増加額その他借入金