運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
14264件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-03-19 第19回国会 参議院 水産委員会 第13号

と同時に、アリソン大使奥村外務次官を尋ねて参りまして、この医療措置については十分アメリカ側は協力いたしたいし、又被害を受けた船舶の消毒等についても協力するし、その他の実験等にも十分協力いたしたいということを申しますると同時に、東大のほうからの依頼もあつたので、広島にいるこの原子力専門家であるアメリカ人三名、いわゆるABCCに所属しておるお医者さんの米国人のかたを三名と日本人三名を早速上京さすように

小滝彬

1954-03-19 第19回国会 衆議院 外務委員会 第20号

かわつて来ておりますのは、私どもが今回の予算にも出しました原子炉の問題についても御承知通りでございますが、いわゆる原子力であります。このことにつきましては、さようなお答えもございましたから、一応私の研究を述べまして重大な御関心を喚起いたしたいと思うものでございます。この中でアメリカは当然考えられるものはタングステンでございます。

須磨彌吉郎

1954-03-19 第19回国会 衆議院 外務委員会 第20号

すでにアメリカ原子力委員会において確証を持つて、これはピユーリテイ絶大なものであると証言をいたしておる事実を私は知つておるのでございます。しかもそれは少量ではないことも知つておるのでございます。さような確証に基いて申したのでございますから、どうぞひとつお笑いにならずに十分なる御覚悟をもつて研究に邁進されんことを望んで私の質問を終るものでございます。

須磨彌吉郎

1954-03-19 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号

つて石炭の時代があり、また将来は原子力時代が来るでありましようが、現代はまさに石油時代と言えるのであります。それは近代産業の要求する迅速性合理性能率性精密性等が、石油を利用することによつて、最も十分に満たされるからであります。

寺尾進

1954-03-19 第19回国会 参議院 文部委員会 第10号

高田なほ子君 私御質問申上げましたのは、アメリカのいわゆる原子力委員会性格というものを承知の上でですね、ちよつと新聞学者間にも日本でも原子力委員会といつたようなものの芽生えがあるように私ちよつと仄聞したので、そういう動きがあるのではないかということをお尋ねしたのでございます。

高田なほ子

1954-03-19 第19回国会 参議院 文部委員会 第10号

須藤五郎君 私も同じような点で伺いたいのですが、最近まぐろ水爆といわれる、ああいうことですが、日本人は非常に原子力に関して恐怖感を持つておると思うのです。それで私ども国会議長というものは割に学術会議内容などに対して非常に無関心といつては相済まないのですが、実際のところは知識を持つていない、学術会議においてどういうことが論議されておるか、国会議員は実際は知らない。

須藤五郎

1954-03-19 第19回国会 衆議院 文部委員会 第21号

ことに原子力発達に伴いまして、今後は国際平和機構集団安全保障を強化することが絶対的に必要になつておるのである。そうして国際連合は決して一部の人が言うがごとく、崩壊するような危険があるものじやなくて、ますます強化されることが予想されておるのであり、わが国も当然これに加入することが運命づけられておるわけであります。

鈴木義男

1954-03-19 第19回国会 衆議院 文部委員会 第21号

最後の結論は原子力を用いなければ戦力でないようなことにおちついてしまうのでありますが、そんなことを文部大臣と争おうとは思つていないのです。私は文部大臣道義的信念を承りたいので、専門的知識を持たなければ戦力であるかないかわからないと言うが、「陸海空軍」と書いてある。陸海空軍日本にだんだんできつつあることは、三歳の童子にもわかつておる。

鈴木義男

1954-03-18 第19回国会 衆議院 電気通信委員会 第12号

よく二十世紀のシンボルは、航空と電波原子力であるといわれており、いずれもこれらの技術進歩発達はまことに目ざましく、文字通り日進月歩でございます。特に電波は先ほども申し上げました通り国家社会万般の活動に、また国民日常生活にも浸透している今日の実情を考えますときに、わが国における電波技術の振興をはかることはまことに緊要と存ずるのでございます。

塚田十一郎

1954-03-18 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第11号

英国なりアメリカなり原子力はホース・パワーにしてどんな大きな力を持つといつたところで、私は産業の上に革命なんということを考えることはきわめて卑近な判断であつて、それは一部のジヤーナリスとの表現にすぎない。優秀な経済学者、優秀な政治学者政治家というものはそんなことは考えていないと思う。

粟山博

1954-03-18 第19回国会 参議院 本会議 第20号

曾つて外電は、日本防衛方針がはつきりするまで原子力利用兵器置場として沖縄、小笠原諸島は米国が保持するであろうと伝えましたが、誠に恐るべき危険事であります。自衛隊創設の見返りとして島々が返還されるのではないかとも流布されておりますが、私は絶対かくのごときことは信ずることができません。返還の見通しと併せ岡崎外相の御所見を伺います。  

矢嶋三義

1954-03-18 第19回国会 衆議院 外務委員会 第19号

最近予算を編成するにあたりまして、原子核研究並びにそれに関連して原子炉の築造に関する調査、こういう項目で原子力問題が出て来ておるやさき、今回の漁師の被害事件が起つたので、いろいろと問題が提起されておるのであります。私は外務省に対してお尋ねしたい。今私が調査しておりますところでは、世界の大体十六箇国くらいで、原子核並びに原子力について相当深く掘り下げて研究が進められております。

福井勇

1954-03-17 第19回国会 衆議院 予算委員会 第24号

川崎委員 その次は、保安庁長官がおいででありますから伺いたいと思うのでありますが、本日も原子力の大きな被害の問題がここで討議をされました。私が伺いたいのは、個人的に伺つたことはありますが、ぜひ公開の席上においても堂々とひとつ伺つておきたいと思う。それは原子兵器の侵入を防ぐために、各国においてはGMすなわち誘導弾研究というものが非常に行われておる。

川崎秀二

1954-03-17 第19回国会 衆議院 予算委員会 第24号

第一は、これは社会党の片山哲氏あるいは水谷長三郎氏等も、すでにしばしば本会議場あるいは予算委員会席上等において提案をされておる問題ですが、私は原子力国際管理という問題は、もはやひとり大国発言、あるいは国際連合に加盟しておる有力なる国のみが発言すべきもので、はなくして、これがために最も被害を受けておるところの日本などは率先して国際連合等にも訴え、世界各国にも訴えて、一日も早く原子兵器というものの

川崎秀二

1954-03-17 第19回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号

たとえばこの三月一日に原子力の試験をするということは予見されておつたのですか。昨年の通告から今日まで四月以上もたつております。その間にやはり日本政府として、このありきたりの通達方法だけで事足れりと思つたところのものは、とりもなおさず、そんなに危険なことをするものではあるまいという観念があつた。今から見ればもつと厳重に警告を発すべきであつたと思うのです。

並木芳雄

1954-03-17 第19回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号

並木委員 そうすると、その平和条約第二条でもつて当然その約束に日本が縛られているということになりますと、アメリカ側からの一片の通告でただちに効力を発するものと見なければならないのですが、これはこういうふうな原子力あるいは水爆といつたようなものの予見されておらなかつた時代のとりきめではなかつたかと思うのです。

並木芳雄

1954-03-17 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第15号

十四日の十時に診断を受けて大体その報告がわかつておるにもかかわらず、十六日の午前二時に築地にそのものが来て、それからあわてたというようなことは、その間に——従来原子力に関しては法制的の立法措置というものができておりませんから無理からぬこととは思いますが、静岡県の衛生部で最初の患者を見られた大井氏からいつ報告を聞かれて、そうして静岡当局はそれをいつ厚生省に報告されたか、同時に静岡当局は、いつ焼津に

柳田秀一

1954-03-17 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第15号

この問題は、国際法上も、あるいは原子力管理の問題、あるいは原子兵器禁止の問題、あるいはその後国家補償問題等、幾多の問題もありまして、外務委員会あるいは予算委員会水産委員会で問題になつておりますが、私は衛生立法上、あるいは衛生行政上、あるいは原子医学上、あるいは患者の対策上、非常に重要な問題と思いますので、大臣にお尋ねしてみたいと思うのであります。

柳田秀一

1954-03-16 第19回国会 参議院 予算委員会 第14号

中田吉雄君 ちよつと三浦委員が質問されました件ですが、原子力に関しまする予算修正されたのですが、政府も早急に原子力政策というものを立つて、やはりその一環として修正された予算を効率的に使われるということが必要だと思いますので、予算の採決までに一つお忙しいとは思いますが、原子力政策全般に対して一応御意見をまとめて一つ御提出頂きたいと思うのですが如何でしようか。

中田吉雄

1954-03-16 第19回国会 衆議院 外務委員会 第18号

ごく簡単でございますので、一部を読んで見ますと、「三月初めからマーシャル群島で行われているアメリカ原子力委員の一連の水爆原爆実験の、その第一日目の去る一日にまたまた日本の漁船がそばにいて、爆発による降灰を受け、その放射能によつて全員火傷したまま大して重くも見ず十四日帰国、うち二名の船員か東大精密診断を受けるために、灰をもつて十五日上京、清水外科診断を受けたが、一名は生命も危ぶまれる重症としてただちに

並木芳雄

1954-03-16 第19回国会 参議院 文部委員会 第9号

委員長川村松助君) なお現在のところ本法律案に現われておりませんが、昭和二十九年度予算中に原子核研究所設置設備費として一億三千万円計上されており、先般の文部当局からの説明には、来年度以降に東京大学に附置する共同利用研究所として発足する旨の説明がありましたので、原子核及び原子力の問題についても参考人から意見を聴取いたしたいと思つております。

川村松助

1954-03-15 第19回国会 衆議院 外務委員会 第17号

なぜならば、一体今日国防考えますときに、近代戦争、特に原子力水素力を背景とした近代戦争性格の中における国防というものは、どういうものかという考え方から考えましても、あるいはまた今日いかなる国の国防とても、集団安全保障体制の中においてのみ、確保することができるという立場から考えましても、そうなつて参りますと、当然私は日本軍隊、そう言うことを許されますならばその軍隊、あるいは自衛隊というものが、

佐々木盛雄

1954-03-15 第19回国会 衆議院 外務委員会 第17号

原子力なんというのは陸軍海軍空軍と別なものではない。海軍原子力を持つ、陸軍原子力を持つ、空軍が持つ。武力のない陸軍海軍空軍はない。武力陸軍海軍空軍が持つ。ウオー・ポテンシヤルというのは、今日軍需産業軍事訓練保安隊のごときものです。政府の答弁を研究してみると実にあまりに執着し過ぎている。これは不適当なところは適当な精神に解釈して行かなければならぬ。こう思うのです。

北昤吉

1954-03-15 第19回国会 衆議院 外務委員会 第17号

現に何とか原子砲と申しますか、原子力を利用した長距離の大砲のようなものがあることは皆さん御承知通りであります。これは日本領海外の公海から、あるいはもつと遠いところから日本に向つて発射をして来るということも可能でありますし、またたとえば朝鮮の基地から日本に向つて原子兵器を利用して攻撃を加えて来るということも可能なことである。

佐々木盛雄

1954-03-13 第19回国会 衆議院 本会議 第20号

昨年十二月のアイク大統領原子力平和利用に関するあの全世界への声明も、実に全世界の理性が平和に向つて力強く具体的に目ざめつつあることを物語つておる。アジアにおいても、先般インドネール首相は、パキスタンに対する武器援助の対価としてインドにも軍事援助を与えるというアメリカ申出に対し、これはアジアの平和をそこなうものであるという理由をもつて、きつぱりと拒絶をいたしておる。

岡良一

1954-03-13 第19回国会 衆議院 本会議 第20号

原子力電波兵器発達は、十年を出ずして軍備の内容革命的変化を見ることは明らかであります。しかるに、技術研究所に充てられました二十九年度の予算はわずかに七億六百一万八千円にすぎないのであります。今かりに陸上自衛隊員一万人の増加を押えたならば、年間九十三億五千万円を節約できるのであります。この財源をもつて技術研究所を充実することが有利と考えますが、長官の御見解を承わたいのであります。

辻政信

1954-03-12 第19回国会 参議院 予算委員会 第11号

説明員駒形作次君) 国内におきまして原子力関係研究というものは実際は行われておりません。調査のことにつきましては、いろいろな方面におきまして進められておると思つております。国会図書館におきまして二十八年度には二千万円をもつて原子力関係資料の収集が始められておりまして、まだ勿論全部は参つてはおりませんが、ぽつぽつ相当量国会図書館資料参つております状況でございます。

駒形作次

1954-03-12 第19回国会 参議院 予算委員会 第11号

国務大臣緒方竹虎君) 遠い将来の問題としては、原子力がどういうふうな方向に向いて行くかということを今から申上げることはできませんけれども政府がこの修正を容れましたときの考えは、どこまでもこれを平和的に利用して行こうという考え以外にないのでありまして、今のMSA協定の問題と、政府がこの原子力に関する予算修正を容れたこととは全然関連なしに参つております。

緒方竹虎

1954-03-12 第19回国会 衆議院 本会議 第19号

今、米ソ両国とも世界に誇る原子力を持つてはおりますが、戦えば、相手の皮を切れば肉を切られます。肉を切れば骨を切られる覚悟をしなければなりません。ゆえに、一瞬にして相手国民を殲滅するに足るだけの兵器発達までは両国とも戦争を回避しておると見るべきです。もう一つ戦争術発達です。戦争がいまだ幼稚な時代勝敗は武将の勝負によつてきまりましたが、戦う部隊の勝敗が一国の興亡を決定したのはその次です。

木村武雄