1948-02-06 第2回国会 参議院 文化委員会 第2号
實はこの點につきまして、帝大の植物の方をやつております服部博士に聽いたときに、尚これは牧野さんに聽いた方がよいだろうというので、牧野さんの所にも人を出しまして聽きましたところが、それは自分たちもそこまでは知らん。それから又「かしわ」の葉で落ちないことは事實であるけれども、併しながらそれが芽を保護するのだということを我々の學者の立場からはつきりそうは言い切れない。
實はこの點につきまして、帝大の植物の方をやつております服部博士に聽いたときに、尚これは牧野さんに聽いた方がよいだろうというので、牧野さんの所にも人を出しまして聽きましたところが、それは自分たちもそこまでは知らん。それから又「かしわ」の葉で落ちないことは事實であるけれども、併しながらそれが芽を保護するのだということを我々の學者の立場からはつきりそうは言い切れない。
ただいま申し上げましたところが、第二回総会の経過のあらましでありますが、この議会の席上、南アフリカ主席代表ロバーツ博士が、日本、ソ連ドイツのユネスコ加盟の早からんことを希望したことと、インド代表が、ユネスコとして前枢軸系の國を承認する以上、イタリア、ハンガリア、オーストリアに次いで、ドイツ及び日本の加盟を承認すべきであると述べていることは、わが國のユネスコ加入の前途に光明を與えるものとして、喜ばしい
この間に処しまして、司令部のチヤスチン・ウイリアムス博士が特に盡力をされ、C・I・Eのネルソン並びにバーネットという人々の斡旋よろしきを得まして、今日の結果を得ましたことを、非常に感謝いたしますと同時に、皆様方にこれを記憶していただきたいと思うのであります。
○北村國務大臣 ただいまの海野博士のお尋ねにお答えしたいと思いますが、これは実は、騰貴率を指数に出してみるというような場合には、これは、たとえばアメリカの運賃の騰貴率がどうで、日本の騰貴率がそれに対してどうであるというようなことは割合に把握できると思いますけれども、國民生活の内容、それから富の程度、鉄道整備の状態等々がございまして、非常に違つた條件におかれておりますので、これを絶対数で、一キロ当りが
これに達するに至りましたのには、司令部のジヤスミン・ウイリアムス博士が有力な助言と協力を與えてくださつて、ジェームス・ネルソン氏、ポール・ジェー・バネツト氏という図書館係の人々が非常に斡旋してくださつてこの案を取上げられた次第であります。
私が統制方式の改善を主張して撤廃に反対したのはこのためであり、当時の経済段階を前提とする限り、生鮮食料品の統制撤廃がインフレを促進するという高田保馬博士の理論的分析に同一の立場を取ると思うのであります。併しながら今日においては高田博士の分析は変更を必要とすると思うのであります。即ち現在は自由商品の増加と闇取引の一般化により待機貨幣は殆んど存在しない。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 高瀬博士の御質問に対し大藏大臣の関係するところをお答えいたしたいと思うのであります。 この二十三年度、即ち明年度の予算の編成方針と態度についてのお尋ねがあつたのでありますが、これにつきましては実は現内閣は昨年の半ばに成立したのでありまして、追加予算を編成しただけでありまして、本予算を通じての編成は今回が初めてであります。
何となれば、私は中央資格審査委員長でありまする牧野博士は、有数なる学者でもあり、その人格識見においても尊敬すべき方であると、深く信頼いたしております、その意味において、牧野委員長以下委員諸君が、政府に関係なく、最も公正に、最も民主的の立場に立つて審議を進められたのでありますから、その審議の結果に対しましては、十分に信頼いたすべきことであると考えておる次第であります。
人格の高い学者でありまする同博士のもとにおいて審議されておりまするところの委員会は、決して不明朗なることはやつていない、最も民主的に合理的に議事を進められたものであるということを深く信じておるのであります。
われわれは先般新聞に出ました稻の發芽に對するエツキス光線の問題について、東京大學の志村博士の研究發表をお聽きいたしておるのであります。しからば農事試驗場がどういうふうに研究したか。まだそういうことを實施をしておらぬのであります。それであるから、農業者あるいはそういう特に熱心な人が、科學的、理學的な研究を發表した場合には、それを取入れるにやぶさかであつてはならない。
紹介されておる委員長もすでに體驗されておることと思うのでありますが、この酵素菌のことについては、深野博士の挺身的確究があり、その他帝大における矢追博士、あるいは佐野井、久保田理學博士等の非常な賞讚を得て、この研究を慫慂されておられるのであります。
深野博士の方から申出のあります分については、實地にその通り試驗場においてやりました結果、生きた太陽菌が特別の效果があるというふうには、結論が出なかつたように聞いておるのでございます。ただこの問題につきましては深野さんからいろいろ指摘されております通り、試驗方法の問題とか、あるいは試驗の設計の問題とか、農林省の試驗とはいろいろ觀點の相違があります。
これらの委員会においては、先ず労働大臣、労働省基準局長、同労政局長より労働基準法の施行方針及び施行状況並びに中央地方の労働委員会の施行状況に関して説明を聽取し、又中央労働委員会々長法学博士末弘嚴太郎氏を証人として出頭を願い「労働委員会より観たる労資問題」に関する説明を聽取した。
○國務大臣(米窪滿亮君) 特定局を廃止しろという中労委の調停案は、その結論だけを考えますと、政府の政策に関與するかのごとくに見えまするが、私末弘博士の談話なるものを十分まだ読んでおりませんが、私共の方の労政局関係において、この問題については今御質問のような工合に解釈される点がございまして、中労委の方のこういう調停案を出すまでになつたその考え方を確かめたところ、決して自分らの方は政策に立入つてこうしろああしろという
○國務大臣(米窪滿亮君) 末弘博士がそういう考え方で調停したかどうかははつきり確かめるわけにはいかんのですが、又私共調停案なるものを十分読んでおりませんが、今委員長の言われるようなことであるならば、私は中労委としては少し行き過ぎだろうと、こういう工合に考えております。
野口英世博士のごときは、ほとんど試驗ばかりで行つておる。若いときに醫師の試驗を受けて開業され、それでどんどん進んで行つた。それでもああいう世界的に有名な博士になられた。かような意味において、私はどこまでも機會を均等に與える趣旨においても、純然たる試驗制度こそ、ほんとうに國民の個人の人權を尊重するゆえでもある。
すなわち、まず東京大学名誉教授、学士院会員、文学博士原田淑人君は、総論として國庫補助の請願趣旨を敷衍し、次に各論として、同じく東京大学助教授、文学博士駒井和愛君は、登呂遺跡の考古学的意義を明らかにし、また同大学教授、工学博士關野克君は、登呂遺跡発掘調査の計画を述べ、終りに、早稻田大学講師、農学博士小野武夫君は、遺跡発掘と農地の問題に言及せられたのでありましたが、その眞劍さは襟を正さしめるものがあり、
しかるところ、アメリカにおいてスタドラー博士でありますか、同一の試驗においては、第一次においてはさような効果がない、のみならず、第二回においてはほとんど稲の性能を害するような意見も發表されておるのであります。
實ははなはだ恐縮なんでございますけれども、これは私衆議院議員に出てまいります前に、何かいい本を出さなければいけないというので、たまたま私の村に疎開をしておりました同級生の文學博士服部四郎君、東京大學の教授をしておりますが、これと相談いたしまて、ちようど服部君が文部省の方でローマ字の方の委員として努力されておりますし、私もつたないながら英語ができますので、ひとつローマ字と英語を對照したおとぎばなしというような
從來我々は英語から入りましたヘボン式ローマ字を使つておりまして、これは明治五、六年頃からすでに日本のローマ字として用いられ我々はこれを標準式ローマ字と言つておるものでありますが、ローマ字ひろめ会という会がありまして、或は西園寺公望公爵が会長となつたこともあり、鎌田慶應義塾大学総長がなつたこともありまして、随分古くから運動をやつておりまして、大阪では櫻根孝之進という熱心なる医学博士でありますが、この方
帰りますと分りますが、三班を編成いたしまして、第一班は、東大教授の佐野博士が班長になつております。第二班は、元三菱鉱業におりまして、現在は会社を退いております川南という技術家でございますが、この方が第二班の班長になつております。それから第三班は現在三菱の重役をしております後藤という方が、第三班の班長になつております。
なおこの法案には、非常に醫學的に關連をもつた事柄が多いので、私と同じ提案者であるところの太田典體、福田昌子、この兩醫學博士は、醫學的な見地より、なお十分に御審議にあたつては皆さま方の御質問に答える用意がございますので、その點をお含みくださいまして、今日よい子供を生みたい、愛する子供には十分な條件のものに子供を生んで、りつぱに育てたいと考えておりますところの多くの母親たちの聲として、この法案が生れておりますということを
なおこのことに對しましては、東大教授島田博士がいろいろ調べまして、伐木造材作業などにおける必要の總カロリー、總熱量を調べたときに、四千七百三十六カロリーが必要であるということがはつきり出ております。これらは攝取割合を主要食糧の米をもつて八〇%の熱量が要するということになりますと、やはり八合以上の食糧がなければならぬということになつております。
曾て米國のモールトンという博士は、昭和六年に日本財政経済論という書物を著しまして、その中に徴税費の問題を捉えまして、日本の徴税費は非常に少いということを指摘されておるのであります。そういうふうに明治以來日本の徴税機構というものは、殆んど顧みられていなかつたということが今日のような、こういうふうな、もう二進も三進も行かないような現状にしてしまつたのであります。