1950-03-23 第7回国会 参議院 予算委員会 第19号
第三点といたしまして、これはもう一つ総括的の時間の関係で申上げますが、十九日のロンドンAFP電におきまして、いわゆるソ連から、今日本の外務省に対しまして、いわゆる中共貿易を大幅に、これを條約的に認めたならば千島列島を返還してもよろしいというようなことが出ておりまするが、こういうようなことは、これはいわゆる現在の貿易市場につきましてもアメリカの貿易市場においては、やはり結論といたしまして七〇%乃至六〇
第三点といたしまして、これはもう一つ総括的の時間の関係で申上げますが、十九日のロンドンAFP電におきまして、いわゆるソ連から、今日本の外務省に対しまして、いわゆる中共貿易を大幅に、これを條約的に認めたならば千島列島を返還してもよろしいというようなことが出ておりまするが、こういうようなことは、これはいわゆる現在の貿易市場につきましてもアメリカの貿易市場においては、やはり結論といたしまして七〇%乃至六〇
事実この間のロンドンのAFPの特電によりますと、サンデー・クロニクルに、中共と通商すれば千島列島を返還してもいいということをソ連が日本に提案をしており、日本の外務省がこれについて検討しておるというような記事が、報道されるような状態にすらあるわけです。
○浦口委員 われわれはこの千島列島、ハボマイ諸島、シコタン島におる住民は、連合軍の保障占領下に生業を営み得る立場にある、こういうふうに一応考えるのでありますが、その点いかがでございますか。
その第三項の中に「千島列島・ハボマイ諸島及びシコタン島」とございます。いわゆる南千島と北千島とを合せて千島列島という観念で表示してあります。
ですから千島列島なるものが、その国境以北だけがいわゆる千島列島であつて、それ以南の南千島というものが千島列島でないという反対解釈は生れないかと思います。
国民党は現在敗残の兵を台湾と海南島それから舟山列島の数個の島においておりますが、大体台湾には二十万以上三十万近い軍隊がおるように思われます。これは陸軍、海軍、空軍も合せまして二十万乃至三十万ぐらいの兵力が未だ台湾に残つておる。それから海南島には広東と広西の部隊が恐らく十万程度は残つておるだろうと想像されます。
琉球列島及び千島列島は日本の領土として希望ないし要請する意思がございますか。この琉球列島はカイロ宣言に言う一九一四年第一次世界戰争の開始以後において、日本が奪取しまたは占領したものでもなく、また暴力または貧欲によつて略奪したものではないと思いますが、どうでありますか。政府にはこれを証するに足る十分の歴史的資料が用意されているかどうか。
日本列島をごらんになればわかりますけれども、南西から東北に伸びる暴風の通路そのままの地形と地理的條件を見ていただきたい。気象の激変や海流の変動、群島の散在等の自然的な悪條件に加えて、航路標識はおそまつ、海上保安施設は頼むに足らない。
しかし現在かつて日本の領有であつて管理されている所、たとえば沖縄だとかあるいは千島の一部あるいは小笠原あるいは北海道本島の一部の色丹、水晶列島といいますか、これらのかつて日本が領有し、ポツダム宣言やあるいはカイロ宣言に拘束されない日本近海の周辺の島というものはどうしても日本に返していただきたい。このことが第一であります。
ヤルタ協定によりますると、千島列島はソビエトに渡すということになつておるわけでありまするが、連合軍司令部から発せられました一九四六年一月二十九日付の、若干の外郭地域の日本からの政治上及び行政上の分離に関する総司令部覚書によりますると、日本の行政区域から分離される島が列記されておりまする中に、「キューライル・アイランズ(千島)」と書いて、それと同格に並べまして水晶島や勇流、それから秋勇流、志発、多楽等
ポ宣言第八項の、日本の主権は本州、北海道、九州、四国並びに我々の決定する諸小島に局根されるというこの諸小島の中には、樺太、千島列島は含まないことは明らかである。従つてヤルタ協定を無視することはポツダム宣言の歪曲である。この星島君の論理を以てするならば、沖縄、小笠原諸島に対しても数故言及しないのか。かかる態度こそ首相みずから戒むべきではないか。
○戸叶委員 ヤルタ協定の中に、一九〇四年日本国の背信的攻撃により侵害せられたロシヤ国の旧権利は、左のごとく回復せらるべしと記されまして、樺太の南部及び千島列島はソビエトに返還または引渡さるべしということが書かれてあります。
先ほど佐々木委員の質問に対しまして政務次官から、ヤルダ協定については、日本は拘束されるものでないという意味のことを御返答になつたのでありますが、そのことは結局当委員会におきまする各委員の質問の内容から見ましても、直接南樺太及び千島列島の帰属の問題に関連していることでありまして、非常に重要な問題であります。またそういう観点から質問も行われておる状態であります。
○佐々木(盛)委員 それでは次にこの千島列島についての問題でありますが、政府委員の御説明のように、ヤルタ協定は法理論上は日本を拘束するものでないとのことでありますから、われわれは当然これに対して領土権を主張し得ると考えるのでありますが、今ここで問題になつております千島列島についての定義につきまして、大きな疑問があるわけであります。
「三、千島列島は政府に引渡さるべし。」こういうふうに書かれておるのであります。そこでこれらの宣言にあります盗取したとか、又は背信的攻撃によつて侵害したとか、或いは剥奪したとか述べられてあるのでありますが、これについて私の見解を述べたいのであります。
それで向うの官庁職員が非常に困つておる次第でありますが、土地がやせておるところにもつて来て、富士火山あたりから尾を引いた列島になつておりますが、今まで飛行場にされまして至るところ砂が地上五寸、一尺くらいずつと引かれまして、耕作地がほとんどなくなつておる。
というようなものが、大体におきまして組合とか或いは大きい団体が仲介になつて仕事をやつておつたのですが、今後は輸出というものが民間貿易に完全に切替えられますと、小さい中小企業の個人々々が、この註文に直接タッチするというような結果から、統一が非常に取り得ないことと、又先程の検査というようなものがありますが、従来の検査におきましても、大体一級品の中に一〇%の二級品は入れても宜しいというのが、アフリカ、印度、スンダ列島等
この小さな四つの島の日本列島に八千万の人口が込み合つて、そうして蝸牛角上の争いを続けておる一方に百五十万ずつふえて行く。今日においてすら食えない。これが子の代、孫の代には一体どうするか。産兒制限のごときことではこの人口問題を解決することは絶対できないのである。
島はちよつと考えますと、いかにも富裕のように考えられますが、そうではなくて、冨士火山帶から続いて小笠原列島となつておりまして、非常に地味がやせて農作物に適しておりません。それに最近引揚者が南洋方面その他からたいへんたくさん入り込んで参りまして、一番島であります八丈島のごときは三倍にふえております。各島みなふえておる。住宅もない、農耕地にも困つておるという状態であります。
宗教の方面でございますが、これは食糧不足から参りまするいわゆる嬰兒殺し、インフアンチサイドというものはとても怖いものでございまして、有名なアリユーシヤン列島における冬季の嬰兒殺しは、食糧が來たらば止まつてしまつたということがクロパトキンの「相互扶助論」に書いてございますが、日本においても少し食糧が豊富になり又日本の優生保護法が徹底して参りますると、驚く程赤ん坊の死亡率は減つて参ります。
○飯島政府委員 ただいまのお尋ねの点につきましては、厚生省といたしましては、從來とも國立公園の設置箇所について、いろいろ檢討を加えて参つたのでありますが、ただいまお話の通り、最近國際情勢諸般の見地から、観光産業として今から準備をして、將來に備えなければならない点もございますし、また日本列島は地理的にも、地学的にも、氣候学的にも、御承知のように世界的な特徴を持つておりますので、できるならば世界的な價値
歩一たび該地区に入るや、建物はもちろん、設備、商品、料理、必要とあれば應対の言葉も各國語をもつて弁ずるというぐあいにして、異國情緒を発揮し、その國の人にとつては、さながら本國の遊覽地に遊ぶ思いあらしめ、初列島清島をあげて健全なる一大國際娯樂館とし、もつて國際親善に資せしめ、平和日本の姿を万國に示す第一歩とする計画を進めておつたのであります。
さらに地質学上から申しましても、比較的新しいといわれる日本列島が太平洋の波によつて侵蝕を受けまして、加うるに火山活動の旺盛なる地殻構造のために年々地震が頻発するような状態に相なつているのでございます。
もう一つは、これも告示になるかしれませんが、なるほど新聞で七日程度でいいと思うけれども、私の縣などでは壱岐、対島、五島列島——壱岐郡、上縣郡、下縣郡、南松浦郡というあの四郡は全部島でありまして、大体秋の十一月から三月までの間は、ほとんど定期通りに船が出ない。從つて新聞などは十日、十五日ほど向うに着かないので、非常に困ることが多いのであります。