1951-02-02 第10回国会 衆議院 予算委員会 第5号
ところが七原則に従いますと、台湾の問題は、澎湖諸島、南樺太及び千島列島の地位に関連いたしましてと同様に、連合王国、ソビエト連邦、中国及び合衆国の将来の決定を日本は受諾する。條約が効力を生じた後一年以内に決定がなかつた場合には、国際連合が決定する。こういうように書いてあるのであります。これは私は非常に違うと思う。
ところが七原則に従いますと、台湾の問題は、澎湖諸島、南樺太及び千島列島の地位に関連いたしましてと同様に、連合王国、ソビエト連邦、中国及び合衆国の将来の決定を日本は受諾する。條約が効力を生じた後一年以内に決定がなかつた場合には、国際連合が決定する。こういうように書いてあるのであります。これは私は非常に違うと思う。
さらに台湾、澎湖諸島、南樺太、千島列島の地位については、英、ソ、華、米、四国の将来の決定にまつべきである、こういう点なのでありますが、私はこの問題に関して——先ほども西村君の質問に対して共産党の諸君たちが、これは例のヤルタ協定によつて、台湾なり千島列島については明らかにされているのだ、こういうことをおつしやいますが、私はこれについて、特に千島列島、南樺太の問題については、歴史的あるいは法律的根拠において
それから台湾、澎湖島、南樺太及び千島列島の地位については、イギリス、ソビエト、中国、合衆国が将来決定することを日本は受諾する、條約が効力を生じました後一年以内にその決定がなかつた場合には、国際連合総会が決定することを日本が承諾する。こういうふうになつておるのでありますが、われわれ日本国民といたしましては、この領土問題というものにつきましては、これは非常に重大な関心を持つておるわけであります。
(「その通り」拍手)しかるに七原則によると、日本は、台湾については澎湖島、南樺太及び千島列島等とともに英、ソ、華、米四箇国の将来の決定を承認する、講和條約発効後一年以内にこの問題について何ら決定がない場合は国連総会が決定する、こういうことになつておりまして、われわれが従来考えさせられていたところと、はなはだ異なつておるのであります。これは私は事実の問題を述べたのであります。
すなわち第一は、朝鮮の独立を認めること、第二は、米国による琉球及び小笠原諸島の信託統治に同意を興うべきこと、第三に、台湾、膨湖島、南樺太及び千島列島の処分はまず米、英、ソ、中国が決定し、條約成立後一年以内に意見が一致しないときは国連総会が決定するとあるのでありまして、われわれの要求は、一九四二年一月一日の連合国共同宣言が指令したように、一つは連合国が領土の拡張を求めないという原則、一つは国民の自由意思
しかるに、日本の政治家の中には、千島列島及び南樺太の日本返還を主張しておる考がある。これらの人たは、一九四五年二月十一日ヤルタにおいて署名された米ソ間の條約、すなわち当時ルーズベルト大統領の発意と感想で、スターリン首相がこれを受諾することによつてとりきめられたヤルタ協定を否定するものであります。ヤルタ協定は、嚴たる国際間の條約であります。
又逆に大陸の侵略勢力が日本列島及び太平洋に侵略する場合の廻廊であるというような特殊な地勢掌的な地位にあると思うのであります。従いまして朝鮮の事態に関して最も直接な、且つ近接な利害関係を持つ国は、朝鮮を除きましては日本、ソ連邦、及び中国、この三ヶ国であるということは、これは議論の余地がないと存ずるのであります。
海外同胞引揚促進の陳情書 (第三二号) 二、同(第六四号) 三、同(第 一八四号) 四、海外同胞救出国民運動費国庫負担の陳情書 (第八 八号) 五、同外三件 (第一一三号) 六、同外一件 (第一三八号) 七、外国人登録事務費全額国庫負担の陳情書 (第四〇号) 八、在外公館等立替金即時返還に関する陳情書 (第九一号) 九、歯舞諸島、千島列島及
○佐藤専門員 第四九号、陳情者 東京都千代田区平河町二丁目六番地全国市長会会長 金刺不二太郎 歯舞諸島、千島列島及び南西諸島の日本復帰については、同島住民はもちろん全国民のひとしく熱呈するところであるから、講和条約締結の際には、これら諸島を、わが国土として復帰せられるよう連合軍当局と折衝せられたいというのであります。
○守島委員長 次に日程第九、歯舞諸島、千島列島及び南西諸島の復帰に関する陳情書を議題といたします。専門員より説明を求めます。
同月二十九日 海外同胞引揚促進の陳情書 (第三二 号) 外国人登録事務費全額国庫負担の陳情書 (第四 〇号) 歯舞諸島、千島列島及び南西諸島の復帰に関す る陳情書 (第四九号) 海外同胞引揚促進の陳情書 (第六四号) 海外同胞救出国民運動費国庫負担の陳情書 (第八八号) 在外公館等立替金即時返還に関する陳情書 (第九 一号) 海外移民促進に関する陳情書 (第一〇八号
而も十月二十八日附各新聞は、中共からの確報によれば、ソ連はシベリア抑留の日本人捕虜十万を再武装させ、満鮮国境に送り、更に十万の抑留日本人にも武装を施し、千島列島に送り、北海道に侵入させ、ソ連式の日本人民民主共和国を樹立する準備を進めておると言われる、と報じておる。これらの報道の中には想像に出たものもあるであろう。又誇大に過ぎておるものもあるであろう。
元来朝鮮という土地は、地政学上からいつて、太平洋から満洲、シベリアに対する侵略のかけ橋でもあり、他面アジア大陸から日本列島や太平洋に侵略する順路でもあるのであります。従つて朝鮮の事態に対して最も直接関心の深い国は日本、中国及びソ連であります。
その歯舞群島の先に色丹の島がございまして、これは千島列島と我々が考えられるカムチヤツカから続きまして、得撫、擇捉、国後に至る本系の列島と全く地層の構成を別にし、又その位置も異つておる所でございますが、この歯舞群島も全部今日ソ連占領下に置かれてございます。そうしてその最短距離は納沙布岬の沖に一番近い島に水晶という島がございます。この水晶島との間の距離が約八キロくらいであります。
災害防除施設費予算増額に関する請願(植 原悦二郎君紹介)(第六七四号) 六〇 同(小林運美君外一名紹介)(第六七七 号) 六一 杉田川改修工事施行の請願(大内一郎君紹 介)(第六七五号) 六二 諏訪地方の水害対策に関する請願(小川平 二君外一名紹介)(第六九五号) 六三 北山川ダム築設反対に関する請願(世耕弘 一君紹介)(第七〇一号) 六四 同(田渕光一君紹介)(第七七〇号) 六五 五島列島総合開発促進
ところがこの漁村がともかく漁港一本で立つておる村でございますので、この際どうしてもこの港を整備して、水産業の発達を期さなければならないというような関係にありまして、今請願をいたしておるわけでございますが、御承知のごとく、長崎県は水産県として大いに活躍いたしておるのでありますが、その長崎県に五島列島というのがございます。その五島列島のちようど向い側になつておるわけであります。
同日 海外同胞引揚促進の陳情書 (第二二一号) 七月二十七日 歯舞諸島、千島列島及び南西諸島の復帰に関す る陳情書(第二四七 号) 在外公館貸付金の返還促進に関する陳情書 (第二四八号) 沖繩諸島の復帰促進に関する陳情書 (第二六四号) を本委員会に送付された。
先般の知事会議における決議に基き、歯舞諸島、千島列島及び南西諸島の返還方連合軍最高司令官あて懇請したから御尽力を願いたい。というのであります。
○守島委員長 日程第一〇、歯舞諸島、千島列島及び南西諸島の復帰に関する陳情書を議題といたします。専門員より説明を求めます。
野原正勝君紹 介)(第六七三号) 災害防除施設費予算増額に関する請願(植原悦 二郎君紹介)(第六七四号) 同(小林運美君外一名紹介)(第六七七号) 杉田川改修工事施行の請願(大内一郎君紹介) (第六七五号) 諏訪地方の水害対策に関する請願(小川平二君 外一名紹介)(第六九五号) 北山川ダム築設反対に関する請願(世耕弘一君 紹介)(第七〇一号) 同(田渕光一君紹介)(第七七〇号) 五島列島総合開発促進
それが除々に今度は北の方に進行して参りまして、やや発達いたしまして、十九日から二十日とだんだん九州の方に近付いて参つたのでございますが、これも九州の南部地区に三十メートル内外の暴風があり、又五島列島或いは関門地区というところに非常な暴風が起きたのでございますが、これも九州の西海岸の沿岸を通つておりますうちにだんだん衰弱いたしまして、朝鮮から北鮮の方に抜けて衰滅するといつたような状況でございました。
特に、長崎県は、対馬はもとより、五島列島その他幾多の重要なる島嶼を持つておりまするほか、佐世保、長崎等の重要なる港湾もございますので、私どもはこれらの基地、特に佐世保等におきましては相当の船艇を増強いたしまして、その基地の強化に努めておる次第でございます。
○飯島政府委員 文書表第一四八号、佐世保九十九島等を国立公園に指定の請願につきましては、従来五島列島、佐世保が軍港地帶になつておりましたために、自然景観の概要を調査する機会もございませんでしたが、最近軍港の転換その他の諸問題に関連いたしまして、比較的軍事施設の地域に自然景観の保持されている要素が多いということを、地元の佐世保市並びに長崎県からいろいろの資料を提出されたことによつて了知いたしたのでございまして
いわゆる沖縄を含むところの琉球列島というものの帰属かまたきまつておりません。ポツダム宣言によりますと、日本周辺の諸島は連合国がその帰属をきめるということになつておりまして、結局琉球諸島の帰属の問題は、これは講和條約てきまるわけであります。
○北澤委員 その方面のことは詳しく存じませんが、私の知つているところでは、いわゆる大島つむぎ、薩摩上布と申しまして、主として沖縄その他の琉球列島にできるのか大部分であろうと思つております。
○北澤委員 この輸入税の免除の期限を昭和二十六年十二月三十一日までとしたのは先ほども申し上げましたように沖縄を含む琉球列島の帰属の問題については、まだ決定していないのであります。そこで講和條約の際には、この琉球列島の帰属というものがきまるのでありますが、大体来年のこのころまでには講和條約ができるんじやないか。それによつて沖縄の帰属がきまる。
現在日本に「らつこ」のおりますのは、アリユーシヤン列島のアッツのはなに幾分おります。それからその次の島、ちよつと私はその名前を記憶を失つておりますが、そこにおるのです。それからコマンドルスキーのカツパイラにおるという「らつこ」と、それからカムチヤツカの一番シムシユ島に近いところ、これが現在の「らつこ」の繁殖地なんです。それから千島には、明治四十五年に制定したときには千島には「らつこ」がありました。
而もこの千島というものひ昭和十六年からあすこに軍の根拠地を拵えてしまつて、千島列島は全部陸軍の人、又北千島では海軍の人といので、あすこに重要な軍の基地を拵えた、飛行機は上を飛ぶわ、高射砲は飛ぶわというような状態で、「らつこ」のように極く神経の微妙な働きをする、一マイル先の音、臭を嗅ぎ分けて自分の体を隠すというような「らつこ」が終戰直後二千頭おつたということは、その実証を出して貰いたい。
その決議は、おつしやる通り、千島列島が全部北部も、中部も、南部も含めて当然日本に帰属すべきものと考えるという趣旨をうたつてございます。その論拠といたしましては、主として連合国が今度の戰争によつと領土の拡張を要求するものでないということが、カイロ宣言で明らかにされておるということと、千島と日本との従来の歴史的の事実、この二つに基いてであります。そういうふうに私は了解しております。
○浦口委員 それでは可能なる範囲において適切な方法を講ぜられんことを切望いたしまして、この質問は打切ります、 それからいま一点、これは千島の問題でありますが、実はさつきの委員会において、私は千島列島の定義について御質問申し上げて、それがまだ決定的な御回答を得ておりません。
先刻浦口委員が御説明なされましたときに、西村條約局長は千島列島が日本に帰属することを主張し得るという意見であるということをはつきりおつしやいましたが、私は私の答弁中そういう意見を述べたことは一回もありませんし、今日も全然そういう意見を述べておらないということをここにはつきりさせておきたいと思います。