1948-03-24 第2回国会 参議院 本会議 第22号
第十一條の、「使用者は労働者が労働組合の組合員たるの故を以てこれを解雇しその他これに対し不利益な取扱をなすことを得ず。使用者は労働者が組合に加入せざること又は組合より脱退することを雇傭條件となすことを得ず」なる條文こそは、自主的團結権を守るため設けられた強力なる規定であります。勞働委員会の議に上らない違反も多数ありましよう。
第十一條の、「使用者は労働者が労働組合の組合員たるの故を以てこれを解雇しその他これに対し不利益な取扱をなすことを得ず。使用者は労働者が組合に加入せざること又は組合より脱退することを雇傭條件となすことを得ず」なる條文こそは、自主的團結権を守るため設けられた強力なる規定であります。勞働委員会の議に上らない違反も多数ありましよう。
次に、電力の配分を合理化いたしまして、産業の再建、民生安定に照應せしめますために、余剰電力の活用、壇用電力の減少、綜合燃料対策の推進、電力使用の合理化運動を展開いたしますと共に、現在の割当制度を続行いたしまして、遺憾なきを期する方針でございます。 以上によりまして二十三年度は本年度に比べて好轉いたしまして、極度の異常渇水のない限り混乱を防止することができるものと考えております。
それから第三点は、農家の所得税の算定等についてであつたと思いますが、農家に対する所得税の課税に対しましては、御承知の通りその年中の総收入金額から、種苗、肥料等の購買費、家畜、等の飼料、あるいは農具修繕費、租税公課、使用人の給料、そういうようなものを得るために必要なる経費であるところの、家事関連の費用以外のものを控除いたしました金額においてとることにいたしておるのでおりまする。
さらに陸軍省の関係官は、この再教育計画の内容について、この法案の資金は日本、琉球及び朝鮮の米國占領地帯の國民に、民主主義及び米國の生活様式を教える計画を大々的に拡大実施するために使用されるもので、日本、琉球及び朝鮮に教師を派遣し、書籍その他所要の学校用品を供給するとともに、これらの占領地帯の学生を米國に留学させることとなろうと傳えられておるのであります。
そうして携帶と申しますのは、所持とは少し違いまして、現にもつておる、あるいは懐中に入れておる、その他その人のすぐそばにありまして、ただちに使用し得るような状態というのを、まあ私ども大体携帶というように解しておるのであります。從つて今御質問のように、自宅のたんすの中に隱してあるという場合には、携帶には当らない。所持の観念にははいりましようけれども、携帶にははいらない。
ところが農家が肥料を使いますのは、その種類によつて使用時期が違つてくることは御承知の通りであります。たとえば石灰窒素にいたしますと、元肥でありますから遅くとも四月一杯に農家の手に渡らなければ、春肥として効果を認めることはでき得ない。
たまたま農林省の発見によりまして、これが嚴密なる檢査をせられ、これが使用を禁止されて、調べられたところが、一六%の含有量、保有許容量に対して、はなはだしきは四%、少しよいものでも八%しか窒素分を含んでおらないという不正肥料が発見せられたのであります。
(拍手) その第三といたしまして、少くもこのところ四五年間日本國民は生産増強のため邁進すべきときでありまして、不祥なる労働爭議は絶対に避けなければならんと私は考える意味から、現在の労働委員会を拡充強化して、これに裁判所的の意義を持たせ、使用者たる者は、政府であつても、民間であつても、これが裁定に服従するがごとき制度をお考えになりませんか。以上労働大臣の御答弁をお願いいたします。
然るに現在こういう畜産における施設が十分でないために、畜力を使用することができない、或いは豚を飼うことができないという状態になつておるのであります。
殊に一般の所得税にように全國に平等に納める税ならばともかく一部の者に課税する、こういう事業の形において課税する、況んや土地使用税の形において課税することは適用でないというのだ第二點であります。第三點といたしましては、これはむしろ財政問題より政策的な問題でありますが、今、日本經濟の再建にとつて食糧の確保ということが一番大事である點、これには何といつても供出という問題を第一に取上げなければならぬ。
御承知のように、昨年の八月に連合国の好意によりまして、我が國が保有しておるところの、そして、これは結局賠償に引当てらるべき運命にあるところの貴金属約二億ドル、これを担保にいたしまして使用することが許された。そして我が國はこれに基いて、年間約五億ドルに上る輸出品用原材料を購入する途が開かれたのであります。これによつて、我が國の輸出産業の飛躍的活況が期待されておつたんであります。
発電用治水の使用になれば建設院というような状態であります。このような官廳のセクシヨナリズムにより電力行政の複雑性を強くするとともに、これが非常に電力を豊富にするために大きな阻害になつておるということは、否むことのできない事実であります。
さらにこれに加えて、官公廳、殊に官廳職員諸君は、一面においては主権者としての國民の立場に立ち、他面においては、この主権を享有する國民の信託によつて行政事務を掌る政府の使用人としての立場と、この二面の立場があるが、これらの点に対する見解はどうであるか、このように伺われました。
施設の方面から見ますと、大部分は旧警察署及び派出所等を國家地方警察と共用もしくは専用いたしており、あるいは町役場の一部を使用しておるものもあります。 次に公安委員は四十七の自治体警察で百四十一名となります。その職業から見ますと、農業と会社関係者が断然多く各三十五名、この両者が全体の約五割を占めておる状態です。
これらの無許可の建築物に対しては、これを制限することについて、建築の方から言えば、勝手に建ててしまいますので困難でございますが、これの使用について最も必要なる水道とか電氣であるとかいうようなものは、建築許可証のないものは、これを施設してはならないというような取締りの制限ができれば、ある程度無許可の建物がなくなると思いますが、この点に対して当局に、はつきりしたお考えがございますならばお伺いしたいと思います
ところが、さいわいにして旧赤坂離宮がある程度使用を許されそうな樣子になつております。それを考えまして、今もつぱら考えをいたしておりまするが、その着想は自分の勝手ばかりで結論はできませんけれども、赤坂離宮を入りまして、その入つた左側半分というところに重点を置きまして、そしてその一階のところはこの図書館の関係いたしまする調査あるいは事務等に使います。
○金森國會図書館長 図書館長の任命を受けましてから、中の機構を具体的に重ねて言う必要があることはもとよりですが、ただいまのところ、場所も旧赤坂離宮の跡を、およそ建割りにして、半分くらいを使用することをお許しを願うように、あちらこちらにお願いしておりまして、國会の両院の運営委員会等におきましても、懇談的ではございましたが、そういうような方法でお話が進んでおりまするので、私どももその線に沿つて内容を具体化
政府といたしましては臨時給與委員會に多くの組合の參加を得ることができなかつたことを、甚だ遺憾と存じておるのでありますが、この委員會の構成運營の面から見まして、その到達した結論が、ともかくも現状において望み得られる限りの客觀的資料を使用いたしまして、周到な檢討を加えた結果作成せられたものでありまするので、この報告書の内容は現在としては最も公正安當なものであり、從つてこれに從うことが政府職員の給與問題を
政府としましては、臨時給與委員会に多くの組合の参加を得ることができなかつたことを、はなはだ遺憾と存じておるのでありますが、この委員会の構成、運営の面から見まして、その到達いたしました結論が、ともかく現状において望み得られる限りの客観的資料を使用して、周到な検討を加えた結果作成されたものでありますので、この報告書の内容は、現在としては最も公正妥当なものであり、從つてこれに從うことが、政府職員の給與問題
○野坂參三君 職員が執務しないときは、その執務しないことにつき、特に承認のあつた場合を除くほか、その執務しない一時間につき減額する、こういう規定がありますが、これは非常に重大な問題だと思いますが、この点はたとえば労調法の第四十條の中に、「使用者は——労働爭議の調停をなす場合において労働者がなした発言又は労働者が爭議行為をなしたことを理由として、その労働者を解雇し、その他」これからでありますが、「その
この給與水準引上げの具体的の措置は、とりあえず二千五百円水準までを支給し、残余の額は職階制、地域差等による支給方法を決定した後まで延ばす予定であるので、年度内に間に合わない場合は翌年度への繰越使用を認められたいとのことであります。
この委員会の構成、運営の面から見て、その到達した結論が、ともかく現状において望み得られる限りの客観的資料を使用して周到た検討を加えた結果作成されたものでありますので、この報告書の内容は現在としては最も構成妥当なものであり、從つてこれに從うことが政府議員の給與問題を最も民主的に処理することとなると考えるのであります。
警察犯処罰令は、明治四十一年現行刑法の実施と同時に制定施行され、違警罪即決例と相まつて、警察権行使の裏づけに使用されるとともに、國民生活に深い関係をもつてまいつたのであります。
尚この暫定給與と二千九百二十圓水準との差額については早急に、具體的措置を決定し支給したいと考えますが、事情によりその決定が遅延し年度内支出に至らない虞れもありますので、この場合はこの豫算の使用殘額を翌年度に繰越して使用したい考えでありまして、その御承認をも併せてお願いいたしておる次第であります。
残りの三十三億ばかりの金額は、財源とともに翌月に繰越されて使用することに相なるのであります。 次の超過勤務手当は、当初の予算におきましては、きわめてノミナルの金額が計上されておつたのでありますが、実際上の必要なる額は、相当多額に上りますので、その不足額を計上いたしたわけであります。大体月に一人が十時間くらいの居残りをするという計算のもとに、かような金額を計上いたしたわけであります。
なお、この暫定給與と二千九百二十円水準との差額については、早急に具体的措置を決定し、支給したいと考えますが、事情により、その決定が遅延し、年度内支出に至らないおそれもありますので、この場合は、この予算の使用残額を翌年度に繰越して使用したい考えでありまして、その御承認をも併せてお願いいたしておる次第であります。
そこで銚子では最近リンクの方式をかえられまして、月の初めに大体使用量の半分だけは先に出すということが方式になつておりますのが、実行できるどころか、むしろ前にもらうべきものもまだもらえていない。こういうような事情になつておるのであります。
それでわれわれといたしましては、これに使用いたします材料をいかにして集めるかにつきましては、以前からいろいろ檢討しておりますが、この問題が確定するときになりまして、数量の点につきましても具体的に計画を立てようと思つておるわけであります。
今お話の認可、許可が非常に複雑であるというようなお話もありますが、これは使用資材そのものが物調法による切符制になつておりますために、どうしてもああいうような多小複雑ではありますが、資材表をつけて出願するということになりますので、一般にはまことに手数に感ずる次第でありますが、十七品目の中に木材が入つております関係上、ああいうことが必要であります。
なほ余談になりますが、事業税の問題について、たとえば農業については土地使用税というようなものはどうかという有力な意見もございますが、そうなりますと、國民の負担はもう限度に達しておる。それを外形標準のみによつて課税をいたしますと、ある所では野菜をつくつて非常に収入がある。中にはやみで賣る。ある地帯は水田百姓であつて、ほんの公定價格の農村の収入しかない。反別当りの課税になると非常な不平等を來す。