1948-06-30 第2回国会 参議院 議院運営委員会 第58号
ここで会期延長をどうするかという問題、今日のこの苦しい時局において、予算案が非常な難行を続けておる実際を見ますると、やはりこれはどうしても延ばさなければならんということは考え得られるのでありますが、どこまで延ばすかということは予算案が議了できる最短の期日においてしたい、というような考え方をするのであります。
ここで会期延長をどうするかという問題、今日のこの苦しい時局において、予算案が非常な難行を続けておる実際を見ますると、やはりこれはどうしても延ばさなければならんということは考え得られるのでありますが、どこまで延ばすかということは予算案が議了できる最短の期日においてしたい、というような考え方をするのであります。
この運営委員会においては、会期延長の際に、六月二十日まで会期を延長する場合においては、六月十日以後に提出される法案については審議の責任を負えないということを政府に通達したわけでありますが、昨日の委員会においては、二十日までが三十日までになつたから、二十日以後に提出された法案については責任がもてないということが強く主張されておるのでありまして、政府においてもこのことを一応御了承の上で案を提出していただきたいと
昭和二十三年六月十九日(土曜日) 午前十時十九分開議 ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第四十九号 昭和二十三年六月十九日 午前十時開議 第一 会期延長の件 第二 教育勅語等の失効確認に関する決議案(田中耕太郎君外二十五名発議)(委員会審査省略要求事件) 第三 政治資金規正法案(衆議院提出)(委員長報告) 第四 國立富山病院拡充に関する請願(委員長報告) 第五
○議長(松平恒雄君) 日程第一、会期延長の件についてお諮りいたします。議長は衆議院議長と協議の結果、國会の会期を更に六月三十日まで十日間延長することに協定いたしました通り決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
会期延長をしますときにも再確認をしておるのでありますから、併し重要な法案でありますので、できれば我々は十分審議したいと思つて、今もう各委員から熱心に原則についてお尋ねをなさろうというくらいであります、それにも拘わらず、了解なしに大臣おられんようですから質問できんようであります。そうすれば自然に、たださえ遅く提出せられた法案が審議し盡くせないということになろうかと思います。
ところが、今話がつきかかつたときに、強引な態度に出るというような委員長や坪川君の気持はわかりませんが、しかしこれはお互い見解の相違といたしまして、要するに私どもは、前会の会期延長に際しては、満場一致で三つの条件をつけた。
○坪川委員 ただいま議題となりました会期延長の件につきまして動議を提出いたします。会期延長の可否につきましては、過般の委員会において一応討議も尽されておると思います。従いまして、討議一切を打切りまして、会期を今月三十日まで延期されんことを動議を提出いたします。
○議長(松岡駒吉君) この際、会期延長の件についてお諮りいたします。今回の会期は來る二十日をもつて終了することになつておりますが、各常任委員長の意見を聽き、議院運営委員会にも諮つた上、参議院議長と協議の結果、來る二十一日より六月三十日まで十日間会期を延長いたしたいと思います。これを発議いたします。 採決いたします。
○左藤義詮君 六月十日というのは会期延長の期限を政府かつ申出があつたときに、運営委員会で、お出しになることは政府の勝手だが、それ以後にお出しになつたものについては、審議の責任を負わないということにしてあるのでありますから、その点閣僚としての文部大臣に、今お出しになつた法案、或いは今後にお出しになる見込の法案に対して、どういうような所見をお持ちになつているか伺つて置きたいと思います。
○平川委員 会期延長については、政府の申出通りわれわれ賛成するけれども、速記者の問題で非常に委員会の進行などが遅延している。これを何とかしてくれなければ困る。一部には、とにかく重要法案ばかりであろうけれども、この際大事でないものは打切つてしまつて、六月末までにやつてしまおうというような議論が出ておりましたから、速記者等の問題についても議長に善処方をお願いしたい。
○事務総長(小林次郎君) 去る六月半日本委員会において御決定になりました今期國会の会期延長の件につきましては、十日議長より松岡衆議院議長に付し、予算審議のため会期を六月三十日まで延長することにいたしたい旨直接申入れをいたしました。又六月十一日以後提出された法律案については審議終了の責任を負わない旨を、一昨十日私から官房長官に傳達いたして置きました。右報告申上げておきます。
それですから順調に行けば二十日以前に提案ができるので、これに必要な審査を加えるために約一箇月の会期延長を許してもらえば、何とか予算の審議が願えるのではないか、こういうことで、あのときいろいろ事情を述べてお願いをしたわけです。ところがいよいよ十日にできても、また一つ関係筋を通らなければならぬということがあるのです。
それがいつの間にか忘れられて、この前の運営委員会で、議長を通じて政府から再び会期延長の希望があるというような話があつた。
○石田(博)委員 私はおよそ國会に対する言明、会期延長という重大なことを決定するときに際しての言明に対して、でたらめを言つておいて、それをあとで遺憾の意を表するだけで、自分の判断がそれでおしまいに成るというような程度の、良心というか、判断力というか、責任感というか、それだけしかもたないというなら、この問題についてはこれ以上議論をする興味がない。
○淺沼委員長 それですから、それまでに各党の意見も大体まとめていただいて、実は今日民自党で幹部会を開くというのを、今日は問題を決定しないで、日を延ばすことによつて出席願つたわけで、いろいろ各党の御意見もございましようから、そういう点があれば政府から来ていただいて、直接政府から会期延長を申し込んだことに対しての意見も聴かれることがいいと思います。
○中野(四)委員 院議をもつて一応の期間を制限いたし、政府は責任をもつてという答弁をしているが、その責任を明確にせず、会期延長を議論するのは、今後の國会の運営上おもしろくない。政府側の意向のみによつて会期を延長することを、今日においても今後においても議題に供していくかどうか、ということを、議院運営委員会において相当態度をきめて、政府に責任をとらせ、かつ会期延長の審議に入ることが至当と思います。
○淺沼委員長 会期延長の問題はどうですか。
○西村(久)委員 ただいま大藏大臣の御答弁を伺いますと、前段に私が申し上げました会期延長は、先ほど延長の要請をしたということに御訂正になつたのでありますが、これは大藏大臣が知らなかつたのでありますから、やむを得ぬと存じますが、その会期の延長を要請されるについて、六月一ぱい延長すれば、この八日に出した尨大な本予算が通過されると政府が御認定になつたのが、私はそもそも政府の誤りではないかと思うのであります
もし会期延長を政府が要請されるという心持があられますならば、軽卒に審議を急がれる心持をもたれないで、國家再建のためにはたして健全財政に基く予算であるかないかを、十二分に委員会に檢討せしめていただきますよう、会期の延長を御考慮になることを、切にこの期会に私はお願い申し上げておく次第であります。
○北村國務大臣 ちよつとこの機会に弁明をいたしたいのでありますが、会期延長のことに関しまして、少し連絡が惡かつたのでありままけれども、ただいま連絡がありまして、昨日正式に官房長官より今月一ぱい延長していただきたいということを國会に対して申し出ているそうであります。その点御了承を願いたいと思います。
榊原 亨君 林 百郎君 委員外の出席者 議 長 松岡 駒吉君 事 務 総 長 大池 眞君 ————————————— 本日の会議に付した事件 予算委員会公聽会開会承認要求に関する件 法案を付託すべき委員会に関する件 昭和二十三年度國会所管予定経費要求書及び昭 和二十三年度國立國会図書館の予算に関する勧 告に関する件 会期延長
それを先に解決しなければ、会期延長の問題を議論することはできない。
われわれは第二回の國会において、必ず提案できるものなりと信じておつたのでありますけれども、まさに第二回の國会も会期延長して二十日になつておりますが、これらもめんどうだということを聽きますときに、われわれが漁村に帰つて、どうして漁民をなだめたらよいか、あるいは増産に挺身せよと言つたらよいか迷つておるようなわけでありますので、一体いつごろどういう形で出せるかという、その目案をここにわれわれに説明を願いたいのであります
二十三年度予算案提出に関しましては、過般会期延長の問題と関連をいたしまして、本院におきましては五月五日議院運営委員会におきまして苫米地官房長官から、又衆議院におきましては五月六日、芦田首相御みずから本会議におきまして次の三條件を公約せられましたることは、すでに各位の御存知の通りであります。即ち一、二十三年度予算案は遅くとも必ず五月二十日までに提出すること。
○石田(博)委員 これは申し上げるまでもないが、官房長官が御自分で御記憶の通り、会期延長をするに際して、両三度にわたつてこの委員会に御出席いただいて、十五日までに予算案を提出するという点について、われわれはそれをなかなか信ずることができない、從つて政府はいかなる程度の確信をもつておるかということをしばしば念を押してお聽きしたのであります。
今回議題になつていることは、前の議院運営委員会で会期延長を決定するに際して発言せられた政府の言明に対する責任を伺つているのである。議題からはずれた御説明は、いくら承つても、それはその議会ではないと思います。
それからそれ以上の責任をとる、どうこうということは、政府が自発的にこの際これ以上申されないというならば、われわれとしてまずその問題をこの際どう取扱い、いかなる責任をとることを要求するかということを本委員会は、さきに会期延長を決定した責任上からも、まず前提條件としてきめなければ、次の議題にかかれるものではない。私はこう考える。
私共参議院として、運営委員会で会期延長の時に、少くとも審議期間は二十一日ということで、五月二十日までに予算をお出しになるようにということを條件としたのでありますが、只今大綱をお出しになつて、予備審査と申しますか、懇談と申しますか、いうことであります。そのために本予算が出て、我々がそれと取組んでやる二十一日を、その中にお含みになるおつもりであるか。
私達は会期延長については、政府に一ぱいかけられた。もう少し私は、我々として何とかして五月七日で一應打切つて、政府が十分準備ができた後で、國会を御召集になうようにということを要望したのでありますが、それを忍び難きを忍んだのは、政府の切なる要望があつたからであります。而もその要望は只今申しましたように、全然見込のないことを御約束になつておる。甚だその間私は誠意がなかつたものと認めざるを得ない。
併し二十日に本予算を出すとうことは、会期延長のときの運営委員会の三つ附けました條件、私は延長するときの必須條件だと信ずるのでありまして、その一つが破れたということは、私は政府としては公約を無視された。
我々としては会期延長については忍び難きと忍んで政府のお申出を認めたのに、二十日と公約をして置きながら、それが出ないのに、一言も御挨拶がないということは、甚だ國会を無視したものであると思います。それに対する政府の一つ御所見を承りたいのであります。