1950-07-18 第8回国会 参議院 本会議 第6号
それはさておき、首相が超党派外交をお止めになるのは御勝手でございまするが、そのことは、国民の関心の的であるところの講和問題や安全保障問題を国会を通じて十分論議し、以て世論を啓発するの必要性を毫も軽減するものではないのであります。
それはさておき、首相が超党派外交をお止めになるのは御勝手でございまするが、そのことは、国民の関心の的であるところの講和問題や安全保障問題を国会を通じて十分論議し、以て世論を啓発するの必要性を毫も軽減するものではないのであります。
次には附加価値税の一年延期に対する理由について、総理の演説の中に言明されました、各般の情勢にかんがみということと、私が委員会において申し上げました、徴収が困難であるからということに食い違いがあるがどうかという御質問でございますが、世論、各般の情勢にかんがみて、すなわち困難な事情がありましたものですから、一番大事なところの事業者に対しても非常に苦痛を與え、同時に納税者に対しては負担の転嫁ができない、こういうような
今や正に我が国のこの問題に対する世論は全面講和か早期難かの二つ募れて、喧々ごうごうたるものがあります。この帰趨こそが今の難局を苦難の中にも乗り越し得るか否かの分岐点をなしております。併しこれを決定するものは残念ながら日本の力ではありません。率直に言えば日本は全く非力であります。力はすべて相手国の手の中にあります。決定は相手国がいたすのであります。
それから、公職選挙法の問題でございますが、これは自由な選挙を要望する世論に応えまして、今回公職選挙法が新しく制定されましたことは、我が国の選挙制度、及び行政史の上において画期的なものであり、民主政治の下におきます選挙制度の意義と、その行政の地位とを簡明に且つ国民にその理解を容易ならしめた点において重大な意義を有するということができます。
○南委員 むしろ私たちは新聞などというものは、ほんとうはゆがめられざる公正な世論の反映が一番大事なのであつて、そういう意味合いにおいて、公正な競争のもとにおける大きな新聞が、日本のすみずみまで読まれることが望ましい。
これは世論もすでにそういうことをしばしば強調しておりますし、刑法の罪にさえならなければどういうことをやつてもいいというような考え方が、日本の政界の重要な人々の間にある間は、日本の民主主義というものは到底建設することはできない。
本法案は諸般の事情によりその提案が甚だ遅延し、三月二十三日に至つて予備審査のため付託となり、四月二十一日に至つて漸く本審査に移つたのでありますが、地方行政委員会におきましては、本法案が地方住民の生活に及ぼす影響の重大なるに鑑み、愼重に審議に当り、三月三十日公聽会を開いて国民の世論を聞き、又各方面から議長又は委員長に提出せられた夥しい請願陳情を精査し、更に政府当局にあらゆる資料の提出を求めて検討し、実
こういう困難な事態に当面して文部大臣は通産省に逃げ込むのであるとも言われるのではなかろうかと思うのでありまするが、私の伺いたいのは、この法案に火をつけて世論の対立を巻き起し、教育界に不安と動搖を引き起したのは当の文部大臣であります。然るにその善後処置を講じようとしないで文部省を引揚げるというように伝えられておるのでありまするが、これは大臣のために我々はとらないところであります。
これが遅れておりますのは、本案に対する世論の反対を考えて、且つ又参議院選挙に影響することを恐れて政治的に遅らせているのだという説もあるくらいであるのであります。又委員会におきまする政府の答弁によつても、小作料、地代、家賃はすでに大幅に値上げすることが確定的であるのであります。電気料金も近く大幅値上げは免がれないものであると思うのであります。又物価庁はマル公物資の値上案を用意しております。
(拍手)すなわち吉田内閣は、給與改正に関する人事院の勧告、国鉄に対する中労委の裁定、食確法の一部改正にからむポ政令の実施、二、三重要人事の、農林行政人事の不始末等、法規を蹂躙し、世論を無視し、国会の権威を傷つけること枚挙にいとまなく、しかもこれを強行するに国会における多数の威力をもつてし、進んで審議権を放棄するがごとき態度をとつているのであります。
さらにまた、総理大臣を初め台閣の諸公が、━━━━━━━━━━━━━━━━世論を喚起するような疑いの目をもつて見られるがごとき状態にありますることは、ゆゆしき大事と申さなければなりません、われわれは、かような濃厚なる疑いを世間に及ぼして、国民に不安の念を與えますがごときことは、少くとも民主政治の上において許すべからざる重大問題であると存ずるのであります。
又法律的にその答申通りの法案を昨らなければならんという規定はありませんけれども、少なくとも世論の意見を聞くという建前で以て委員会が発足した以上は、その二つの委員会の趣旨に沿つた法案を編成して提出するというのが民主的な国家における当然の義務だと考えられる。然るにでき上つた法案は何らその両委員会の答申というものを尊重した形跡が見られない。
本事項は、鹿児島県下の各町村の世論の結集により決議されました事項で、その実現の一日も早いことを熱望いたしておりますれば、政務御多端の折とは存じますが、特別の御高配により早急に実現くださるよう、ここに請願申し上げます。
若しそのようなことが万が一にもありますならば、公正なる世界の世論はこれを絶対に許さんと考えます。世界の諸国の中には、今尚我が国における民主主義の成長の度合について若干の杞憂を抱いておる向きもあるようでございますが、その意味におきましても、日本が現在その中立的な意思を世界に向つて明瞭に宣布して置くことが絶対に必要であると私は考えるのでございます。
又日本の、この防禦を徹した日本の安全を保障するために、世界の世論に訴えるべきである。或いは世界の世論を以て日本の防禦、日本の安全を期すべきであるということについては御同害であります。私は常に日本の安全保障の最後は結局世界の世論である。
この軽減に関しては税の軽減でなく、他の特別な待遇方法によつて解決づけられるのじやないか、こういう考えを持つておるのでありますが、この国民の現在の税の高いという世論が起きておる際に、特にこの税の軽減をするということは、どうも国民感情上おもしろしくない。こういう意味合いから他の待遇をもつてこれをやつた方が、かえつて効果的ではないかという考えを持つておるのであります。
その間におきまして、委員は各地の世論並びに事業運行状況の実地調査、或いは公聽会の開催又は関係者よりの意見聽取などを行い、又内閣委員会及び文部委員会との連合審査、或いは水産委員長の発言などを得まして、各委員はいずれも熱心に詳細なる質疑をいたされ、文字通りの愼重審議をいたしたのでありました。その詳細は速記録によつて御承知を願うことといたし、ここにはその質疑応答の大要のみを申上げたいと存じます。
なお本法案の重要性にかんがみ広く一般の世論を聴取するため、四月一日公聴会を開き、全日本民生委員連盟会長原奏一氏外十名の公述人から、あらゆる角度よりの意見を聽取して、愼重審議を重ねた次第であります。 かくて、十九日質疑を打切りましたところ、青柳委員より次の修正案が提出せられたのであります。
これは恐らく国民全体が、有明打連合海区漁業調整委員会並びにその事務局を設けることいついては、世論の帰趨が、一に設立することに結論付けられておると見てよろしいと思います。こういうように正しい世論のバツクを受けて立法せられるものは速かに早く法律案とし、これを実施せられるように私共自身希望して止みません。
そうして課税される方が非常に影響甚大なものがありまして、業界の死命を制するような結果になる虞れが十分あるので、今日国民の世論として各方面からこの地方税法に対して反対の声が強い。
すなわち強い公共性を持つているという点、また企業を休業したり廃業したりするにつきましてすら、政府の認可を要するというようなふうに、きわめて峻嚴な国家監督を受けているという点、また運営が常に世論の批判の的となつている点におきまして、両者はまつたく同一のスタンド・ポイントに置かれていると思うのであります。
以上が本案の大要でございますが、文部委員会におきましては、去る三月四日、予備審査のため本委員会に付託されまして以来、前後四回にわたり愼重に審議を重ねました結果、教育基本法の精神から申しましても、また新しい図書館に対する世論の熱心なる要望から申しましても、本案のすみやかなる成立はきわめて時宜に適した処置であると認め、討論を行いましたところ、共産党今野委員より反対、自由党圓谷委員、社会党松本委員より、それぞれ
ここ数日間の日本銀行支店長会議で、きようの新聞で見ましたが、三陸沿岸の水産加工業者が、地区内で四千の工場のうち、千百の程度しか操業しておらぬということが報告になつておるようでありますが、それがこの一部を物語るものであつて、全体の日本の水産は、この金融の打開策がないために、おそらく私の考えでは、日本の各業界のうちで、最も疲弊し、最も困憊しておるのは水産であろうと思いますけれども、世論の力と申しましようか
時間がありませんそうでございますから、次にもう一つだけ質問しますが、最近どうも商工会議所法であるとかあるいは石炭の問題にしても、内閣の方でいろいろ考えられた問題を一党の、與党の議員提出ということで、世論にアツピールされるという意味があるのかしれませんが、出されるようであります。
各局に工は工、商は商と、その細分いたしました部面にそれぞれ中小企業の担当をおいて指導をやつて行く、しかも世論の要求によつてできました中小企業庁の機構をさらに整備強化いたしまして、これでやつて参るかということは、ただいませつかく検討中であります。省内におきましても、この点につきまして賛否両論ありまして、まだ省内の議も一決いたしておりませんが、いずれか近き機会に処置をいたさなければならないと思います。