1950-12-07 第9回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
併し御承知の通り小麦協定に参加いたしますためにはドイツ等の……條件がございまして、スターリング地域から余り買わないような協定がついておつたと思うのであります。日本が入りますときに、これらの條件で入るのがいいか悪いかということが問題でありますが、私の私見を以てすれば、相当な條件があつても入るのがいいのではないかという考えを持つておるのであります。
併し御承知の通り小麦協定に参加いたしますためにはドイツ等の……條件がございまして、スターリング地域から余り買わないような協定がついておつたと思うのであります。日本が入りますときに、これらの條件で入るのがいいか悪いかということが問題でありますが、私の私見を以てすれば、相当な條件があつても入るのがいいのではないかという考えを持つておるのであります。
世界といたしましては、ドイツの再軍備、日本の再軍備を今日期待して止みません。これは世界の情勢であります。人的資源を求めて止まないことは今日のあり方であります。併しそれに直ちに日本国民が受けて立つて再軍備をするがごとき形に持つて行くということはどうでしようか。少くとも今日講和條約を迎えんとする今日の日本人のあり方としては、そういう私は誤解を招くのではないでしようか。
かつて米国のロサンゼルスに開かれた第十回のオリンピツク大会にも、またドイツのベルリンのオリンピツクにも、このときの国情にふさわしい選手団を派遣して国民外交の実をあげたことは、十分諸君の御承知のところであります。
そんなようなことになつておりますが、農業保險の問題は、これは日本では明治二十年代にドイツから来ましたペー・マイエツトの日本救治論という本ですか、別名農業保險論というものを書いて、その中で、日本のように零細な農業国では農業保險をやらなければならない、こういうようなことを書いておるのであります。
場合によると、日本は連合軍司令官が一人でありますけれども、向うは高等弁務官が三人いるようでありますから、日本よりむずかしさはあつても、そう簡單ではないと考えるのでありますが、この西ドイツの首相はドイツを三流国に落してはならんということで相当勇敢にいろいろなことを言つておられるようでありますが、これは勿論個人々々の性格も影響しますし、又その他の理由もありましようけれども、私は実は申上げたいのは、我々のみならず
すなわち在来までのドイツ法に、新たにダンカン氏の提示による米英法を混入した立法態度は、はたして鉱業法案の真の目的か達成し得るかどうかは、はなはだ疑問といたすところであります。
これがいわゆる国会議員諸君が中心になつて国民運動を推進したゆえんなのでありまして、ドイツのごときは、すでにこの国民運動は政府の財源をもととしてなされておると聞き及んでおるのであります。私は名目が国民運動であるから、政府の関知せざるところであるというようなことでなしに、やはり政府も国民も打つて一丸となつての国民運動ということが言い得ると思う。
欧米の鉄鋼も、アメリカの造船材は八十ドルないし八十三ドル、ベルギー、ドイツあたりの鉄鋼が大体ベース価格で五十六ドルといつておりますが、いろいろな規格料を入れますと六十五ドル、イギリスが輸出価格で大体七十五ドル、そういう状態であります。
現在のアメリカにおいても、イギリスにおいても——これは昔のことでありますが、第二次世界大戰の勃発する前のドイツの再建に対しても、建設省、いわゆる公共事業の面が大きく取扱われておるということを取上げても、現在の日本においてこの面を大きく取上げる以外に立ち上る道がない。
聞くところによりますと、ドイツあたりではなるべくあとを充填して国土保全をいたすという方法をとられておるということでありますが、そういうような規定があるかもしれませんが、私見当らないのであります。そういうことを考えられたか、それに対してどういう処置をされるか、お考えがあれば伺いたい。
明治憲法を解釈する上におきまして、言うまでもなく天野さんもよく御存じのことだろうと思うのでありますが、伊藤博文が如何なる憲法を作るかということのために調査を命ぜられまして、二年ほどもドイツに滞在いたしまして、そうして官僚の俊秀を引連れて行きまして、いろろいと研究をいたし、向うではドイツの国法学者でありますところのシユタイン、或いはベルリン大学の教授でありましたところのグナイスト等の教えを受けて、又グナイスト
丁度それは地方行政委員会において私の質問に対して、ドイツ哲学をやつておいでになつたところのあなたが、思想的な転換をしておらなかつたと同じでありますが、これは私はどうしてやらなければならんことであつて、丁度昔の憲法学者が、その基本的な思想を研究するためにドイツへ留学するとか、或いはドイツの国法学のいろいろな書物を研究したと同じように、それでは現在の憲法学者であるところの人が、新憲法にふさわしいところのそうした
○国務大臣(天野貞祐君) 私は各大学の憲法の教授を担当しておられるかたがたは、ドイツ哲学なりドイツ思想なりをただ盲信して来ておるとは思つておりません。そういう人が中にはおるかも知れませんが、皆明敏な人たちで、批判的な精神を以てこういう憲法に対して来たと思つております。現在は新憲法になりましたから、頭を改むべき点は考慮をするとか、研究に専念していると思つております。
ドイツの総理大臣を見てごらんなさい。思い切り信念を発揮しているじやないか。あなたはそれだけの度胸があるはずだ。あなたが総理大臣のくせをならつて、そのようにあいまいな風を装うに至つたことははなはだ遺憾に思う。吉田総理大臣は舌が足りない。舌足らずです。だから私はあまり詳しいことはあの人に質問しようとしない。それであなたの施策なりを実は聞いておるのです。
また現下の世界的情勢は、米国及び英仏の諸国等においても順次増税の傾向にあり、特にドイツにおきましては、先年一応減税措置が講ぜられましたにもかかわらず、最近再び増税の措置をとらざるを得ないと伝えられております。
こういう問題が起りまして、いろいろ考究をいたしますと、この附近全般の道路の形、建物の在り所というものも或る程度変更を加えるものとして、かつこうよく設けるように考えますると、今の国会の横でありまするところの旧ドイツ大使館のあつた所が一番適当であろうと、こういうふうに考えたわけであります。
なお、ちよつと申し残しましたが、国会図書館をドイツ大使館のあとに造るという計画を持つておる点は、両院自身にちやんと通知してあるのでありまして、私どもが意見を作つたのではなくて、建築委員会の意見としてきまつておるのでありますが、ただあの敷地につきましては、両院のみずからの運営委員会によりまして、他のものに充てるというような計画も曽つてきめられたことがありまして、その点の関係がやはりあいまいになつておりまして
(拍手)すなわちそれはナチス・ドイツのいわゆる授権法を再現するものでありまして、フアツシヨ以外の何ものでもありません。(拍手)日本は、すでに過去におけるフアツシヨ政治を敗戦によつて清算し、新たなる憲法によりまして、ようやく政治を人民の手にとりもどしたのではありませんか。
であるから、これはわれわれとしては今後におきまして——今受田君の意見によりますると、ドイツあたりは政府がこれを援助してやつておる。われわれ日本といたしましても、今日この場面におきましては、すでにわれわれ委員の中から代表として国連にオブザーバ、として出席する、また国連もこれを取上げてやつてくれる、こういうような事態にまで立ち至つておる。
特にドイツと日本においては、にわかに景気が出ておるというようなごとが書かれておりまして、戦後の各国の生産が非常に増加して来ておるということが、年産比率によつて示されておりますが、それによりますと一九五一年の中ごろまでには、日本の経済は自立できるものと、外国のコレスポンデントは報道しておるようでありますから、五十一年の中ごろまでに自立経済が成立つ、国民の収支の一応のバランスがとれるというふうに見ておるのでありますが
さつきのお話で資本蓄積にドイツは非常に強く出ているというお話があつたのですが、その具体的な内容ですね。これはどういうわけなんですか。政府に対して補助金をうんと要求しているという意味か。或いはそれともう一つ、日華事変前における銑鉄の需要のうち軍需というものはどのくらいを占めておつたのか。お伺いいたします。
○高良とみ君 加藤さんとおつしやいますか、鉄のことについてお伺いしたいのでありますが、そういうことは私どもよく知らないのでありますけれども、先ほどドイツの製鉄の復興のお話がございまして、日本とは鉄の資源が違うのでありますけれども、最近東南アジア地区におけるドイツ鉄製品の進出のめざましいことは御存じの通りであります。
私が先程申上げました点におきまして誤解がありますと非常に私自身も困りますししますから申上げますが、ただこれは私がまだドイツに行つたこともございませんし、ただこのニューヨークから出ている新聞とか、或いは英國のエコノミストなんかでドイツの事情を伺つているだけでございまして、この点御了承願つておきますが、いわゆる私たちが外國の新聞、雑誌で以てドイツの事情の書いてあるところを読みましたときに受けます印象は、
これは法人の性格、法人が何であるかということにつきまして、今までのドイツ法的考えからイギリス法的考えにかわりましたために、これは論理的にもりくつがつくのでありますが、りくつのいかんにかかわらず、法人税は以前の半分以下の税金に下つております。今まで法人の脱税というものが新聞紙上ににぎやかにいわれたのでありますが、これは法人が百分の三十五という税率になつた以上、法人税の脱税というものはなくなると思う。
御承知の通りローガン構想によりまして、年初来貿易の輸出は昨年十二月、輸入は今年一月より民間貿易と相なりまして、われわれ大いに努力して参つたのでございますが、どうも英国のボンドの切下げやら、あるいはドイツ、ベルギーの進出やら、また隣の大陸が中共政権によつて占められました等の関係がございまして、一向輸出、輸入ともに振いませず、国内に滯貨が一ぱいになりまして弱つていたのでございますが、たまたま韓国の動乱が
しかしながら日本の今日の状態は、同じ敗戰国でもドイツなんかとは非常に違う。特に日本のように四つの小さな島の中で八千万以上の大人口を養う国は、ほかの敗戰国とは全然状態が違うと思います。のみならず、今回の戰争によつて国土の破壊、ことに資本の破壊というものはひどいと思います。
ほかのドイツとかオーストリーとかルーマニアとかブルガリアはまだ乘つかつておりません。しかもいち早く日本がそこに上場されるようになつたということは、日本の経済が安定の度を加えて、大体安定しておるという証拠だ。これが答えとして一番だと思う。こまかい問題を言えば、昨年の九月に比べて今年の九月は生産も、安本の調査では七六が一〇三になつておるじやございませんか。
からそういう空気でありますから、初日、二日、三日と私どもはまだこの問題は日本赤十字の提案として理事会の決定にすべきか、或いは個々に折衝して助力を得ようかという点に迷つておつたのでありますけれども、その間に、いろいろ提議が出て参りまして、ヨーロッパで一番問題になつております三つの大きい引揚事件、ギリシヤの三万人の子供が鉄のカーテンの向い側に散らばつておつて帰つて来ないという事実、パレスタインの避難民事件、ドイツ
と申しまするのは、ドイツの例を申上げるまでもなく、ドイツでは御承知のように、十月二十六日を捕虜の日と記念いたしまして、当日は国会においてアデナウアー首相はみずから国連に対しての強い要望の決議を両院に諮りまして、更に教会の鐘は鳴らされ、交通機関は十分間停止して、残留同胞の捕虜の安否、安らかなることを析ると共に、労働組合は大きなデモンストレーシヨンをやる等々、まさに国民を挙げてこの問題の解決に立ち上つておるのでありますが
只今、国際連合に伺つて日本の政府から、或いは向う側のいろいろな同情ある御好意によつて、日本からも三人の代表者が行つて、この引揚事情についていろいろ折衝されたように承つておりまするが、最近各新聞の報道するところによると、或いは国連が取上げた場合においては、現地調査団を派遣するやも知れないと、若しくは現在その問題を掲げておるところの日本、ドイツ、或いはオーストリアに対しても、調査団が来ていろいろ調査されるであろうというようなことを
これは解除承認されておる、ドイツは三億八千万ドル、イタリーでは解除承認されたのは約一億ドルです。これらの見返り資金の解除されたものの六五%ぐらいが、大体近代化に使われておる。ところが日本の場合は、近代化に使われている数量というのは明確でない。のみならず、大体考えてみても、今までの見返り資金というものは、今までの維持補修程度である、あるいは今までの工程の中の隘路を打開する程度である。
最近朝日新聞の報ずるところによりますと、ドイツにおきましては、米英仏の高等弁務官が、十一月九日の会議で西ドイツ占領法規の修正をやるということが報ぜられております。それによりますと、たとえば西ドイツ国会の権限というものは非常に拡大されております。西ドイツ議会の立法措置に関する高等弁務官の拒否権を放棄するという一項があります。
のみならずドイツ、フランス、イタリーでは債務償還をやつていない。一銭もやつていません。なるほどイギリスはやつています。しかしドイツ、フランスはやつていません。イタリーもやつていません。これはちやんとあとで調べればわかる。