1951-02-03 第10回国会 衆議院 予算委員会 第6号
それから先ほど自主性の問題で申し上げましたように、ドイツは非常に先手を打つて、そうして現に朝鮮動乱直後、明確に入超主義を建前として、これまでの輸入月額平均が一億六、七千万ドルであつたやつを、昨年の七月以降は二億ドル以上に引上げられております。それから十月には三億一千二百万ドル、差引九千八百万ドルの入超実績をドイツでは收めておる。
それから先ほど自主性の問題で申し上げましたように、ドイツは非常に先手を打つて、そうして現に朝鮮動乱直後、明確に入超主義を建前として、これまでの輸入月額平均が一億六、七千万ドルであつたやつを、昨年の七月以降は二億ドル以上に引上げられております。それから十月には三億一千二百万ドル、差引九千八百万ドルの入超実績をドイツでは收めておる。
そこで問題は、私は日本のことは差控えますが、日本においてはそういうことはないと思いますが、昨年の秋ドイツにおいては、この終戰処理費の重圧のために、ドイツ国民は非常に困りました。そこで西ドイツがこれに調査機関を設けました結果、三割の節減が可能となつた。これはアメリカ当局も認めた。
これを根拠にして、講和締結後も米国軍の軍事占領と、日本の国の集団自衛の根拠とされておるのでありますが、この「無責任なる軍国主義」というのは、明らかにソ同盟も入つた連合国が、ナチスのドイツと東條軍閥の日本に対してなされたポツダム宣言でありますから、これは社会主義国あるいは共産主義国は、この範疇には入らないことは明らかであります。
そうしてまた従来の第一次世界戰爭のあとにおいては、ドイツの全権は講和会議に招集されておりますから、多分できるだろうと思いますが、出席できるとここであなたとお約束いたしてもいたし方ないことであります。ただ希望と想像を述べるだけであります。
信ずべき調査によりますと、アメリカでは動物性蛋白質と植物性蛋白質との配合は六五対三五、イギリスでは五五対四五、ドイツにおきましては五〇対五〇、イタリーでさえ三〇対七〇ということであるのであります。然るに我が国の場合は、動物性蛋白質が僅か一五の貧弱さに対しまして、植物性蛋白質は八五ということであるのであります。
私どもが参りましたと時を同じくしてドイツから四人の人が見えました。二人は国会のかたでございまして、一人は外務省、もう一人は通訳の人が見えました。
しかし最後に発表されましたコミユニケによりますと、この会議では、他のいろいろな問題と並んで、対日講和の問題及びこの條約に含まるべき保障処置の問題を討議したといわれ、また共同宣言におきましては、日本及びドイツとすみやかに講和を締結する必要があると発表されたのであります。これらの点におきましては、各連邦首相の意見が一致したと思われるのであります。
事実は逆にソ同盟に侵略をしかけたものは日本帝国主義であり、フアシスト・ドイツであつたことは明らかである。ソ同盟は革命の当初から終始一貫平和政策を堅持し続けて来たことはすでに三十余年の実績がこれを証明している。冷静な事実に即した国際情勢の判断のためにこの点に関し吉田君の答弁を求めます。(笑声) 今日、アメリカを初めいわゆる自由諸国は軍備拡張体制の強化に狂奔し、人民を苦しめている。
ドイツのカール・シユミツトは、半分の武装は十倍の破壊を伴うのであるということを言つております。そこで私は総理にお伺いしたいのであります。
(拍手) もちろん、今日における日本の再軍備が、西欧における、ドイツの場合とは違つて、その時間的緊急性、地理的緊迫感において雲泥の差のあることは私も認めるところでありますが、内外にわたる風潮は、この日本においてさえ、一辺倒の單独講和が再軍備に連なり、戰争に連なる危險を持つておることは、疑いのない事実であると存ずるものであります。
その他ドイツからも国会から二人、外務省から一人、通訳一人という四人のお方がこれまた急ぎニユーヨークヘ参りました。敗戰後私ども日本の代表とドイツの国民が相会して、このわれわれ国民の悲願である問題を、ここにお互いに相談して、いかにこれを好転させるかという場面が展開したことも、また一つの歴史的なものであつたろうと私は考えております。
日本代表といたしまして中山、齋藤、倭島の三君が国際連合に参られましてから、その後の引揚げ問題の国際連合における動向を注目して待望いたしておつたのでございますが、今月の七日国際連合社会人道委員会、いわゆる第三委員会におきまして、第二次大戦におけるソ連に抑留された約百五十万の調査に関する件が議題として取上げられ、ただいま申し上げました中山、齋藤、倭島三君もオブザーバーとして出席し、ドイツからは四人、イタリア
五十五万俵と、最近割当られた十四万三千俵、それから六十万俵割当中の日本向け割当が十二万八千俵、これすべてお話の通りでありますが、特需用の十万俵というものがまだはつきりせんので、一昨日も私はマグダーモツト氏のところに参りまして確かめたのですが、大体よかろうと、今後努力するがというようなことで、余りはつきけした答弁がなかつたのでありますが、更に四月以降の日本向けの割当はどうかという質問に対しましては、日本、ドイツ
話に聞くところによると、ドイツとかイタリーの水準は戰前の生活水準に達している、日本より高い水準に達しておる。ところがそれより日本では更に低い水準で自立経済に持つて行かれるか、非常に重大な問題なんですが、大蔵大臣あくびなんかしておるときじやないんですよ、冗談じやないですよ。その点どういうふうに大蔵大臣お考えになつておられるか、自立経済の水準の問題についてどう考えられますか。
それから法人に、これは税制の根本の問題になりますけれども、日本の現状において、一挙にドイツ税法から英米税法に変つて、法人の超過所得税をやめたということには反対であります。それからそのために再評価税が減税になつておる。資産の再評価という意味がなくなつて来てしまう。何のために資産の再評価税を取つたかはまるで意味がなくなつてしまう。これは超過所得税を法人についてやめたからだと思うのです。
私はただ一点ドイツの例を示してこのことについて言及して見たいと思うのであります。
(「共産党の煽動だ」と呼ぶ者あり)曾てヒットラーはユダヤ人の彈圧を利用してナチス・ドイツを作りました。又みずから議事堂に火を放つて共産党弾圧の口実を作りました。今日吉田総理は、朝鮮人彈圧に名をかりて、ひたすら戦争への道を驀進せんとするのかどうか。責任ある答弁を願いたいと思うのであります。
以上が二十五年度補正予算に反対する論拠でありますが、これを要するに、二十五年度補正予算に現われた根本的な政府の考え方、一貫して現われている考え方は、ドイツの農民の話によく似ていると思うんです。
以上私はこの二十五年度補正予算に対する反対の論旨を述べましたが、最後に私は強調したいことはドイツの話でありますが、スタウデインガーという人が「道徳の経済基礎」という本を書いております。波多野委員長が翻訳されたものもございますが、その中でこういうことを言つております。ドイツの農民が自分の馬を苦痛に堪えないほど殿つて、馬があばれ出して来た。この馬は役に立たないといつて屠殺場に連れて行つた。
ドイツもまだ相当の人が残つておるという状態で、故に現在国連において問題を取上げて、そうしてこの問題について促進方を図つております。日本といたしましては、今日は外国関係がない、交渉の途を持たないものでありますから、主として連合国司令部に要請し、連合国司令部はいろいろ努力してくれましたが、方法が盡きて国連に要求して、国連が世界的輿論を動かして、この問題を促進するという状態になりつつあるようであります。
私が申上げるまでもなく、負担能力があるところから税金をとるということは、世界各国にこれは通ずる議論でありまして、アメリカとかドイツとかいうことはないと思うので、昨日大蔵大臣に聞いたのですが、言われたことが何を言つておられるかよく意味がわからなかつたが、只今お聞きすればアメリカの法人税の取扱についても私は参考とすべきものがあるのではないかと思いますので、是非通常国会においては十分御研究を願つて、税制の
かつてこの問題は敗戦ドイツにおいて、かなり大きな問題を投げかけた例があるのであつて、決してこれは閑却すべきものでないと私は考えるのですが、いかがですか。
日本からはオブザーバーとしてただいま申し上げました三人、ドイツからは四人出席いたしました。イタリアからはマシヤという国連に常駐しておりまするオブザーバーが出席いたし、結局日本、ドイツ、イタリアと三国のオブザーバーが出たようであります。
○小西(英)委員 第一次欧州大戦当時にも、いろいろその在外資産の問題について検討され、遂に個人財産についてはやはり相当な補償をなされたようでありますが、第二次大戦の結果、現在敗戦国となつておるイタリアとか、あるいはドイツの近況を調べた例があるかどうか。
○吉田説明員 先般当委員会の御希望もありましたので、刷りまして、第一次大戦後におけるドイツの在外財産の補償の先例につきまして、お手元にお配りいたしてございます。
○木村禧八郎君 それは、まあこれまで日本ではドイツ流の税法をやつて来ましたけれども、シヤウプさんの英米法の税法に切替えたから、税制に切替えたからそうなつたのでありましようけれども、併し日本の実際に合わないと思うのです。なぜそういう点は実情に合わないとしてシヤウプさんにはつきりと進言しなかつたかどうか、余りに、殊に地方税なんかも極端過ぎると思う。
例えばドイツで申しますれば、ドイツの薬剤師、アポテーカーというものの地位は、非常に高い。外の国においてもそうであります。多くは街角にありまして、又薬局の設備も非常に立派なものであります。日本も薬局は医薬分業になりましたら、立派なものにしなければならんと思うのでありますが、化学実験室も持つております。