1952-04-21 第13回国会 衆議院 通商産業委員会 第26号
これは資本金十二億ドルでありまして、その石油採油地もアラビア、イラン、ニユーギネア、テキサスに豊富に持つておる有力な会社でありますが、これは一つの例であります。かように活発なる動きが原油供給についてあるのであります。皆さん外油会社に惑わされることなくこの現実を信じてください。私はこれを裏づけする書類を今日持つて来ていますからごらんに入れます。
これは資本金十二億ドルでありまして、その石油採油地もアラビア、イラン、ニユーギネア、テキサスに豊富に持つておる有力な会社でありますが、これは一つの例であります。かように活発なる動きが原油供給についてあるのであります。皆さん外油会社に惑わされることなくこの現実を信じてください。私はこれを裏づけする書類を今日持つて来ていますからごらんに入れます。
の政権の中心を握つておる一部の独占資本、ウオール街の人たちのアジア侵略の政策に基いたところの政策に日本はそのまま唯々として従つておるのでありまして、例えばモスクワ経済会議に対してもパスポートは出さないという乱暴をあえてされましたが、今や新聞の伝えるところによつて総額二億米ドル以上のものが中国、ソヴイエト、イギリス、ベルギー、デンマーク、印度、アルゼンチン、ブラジル、東ドイツ、ルーマニア、イタリア、イラン
だからイランとか、エジプトとか、ギリシヤとか、予期もしないところへアメリカの金が皮肉にも入つて行く。外資導入ということは、アメリカに頼んだり、そういうことを考えるだけではだめだ。そういう考えだからトルーマン大統領も、今度の選挙には勝目がないから立候補せぬといつて、兵隊さんの古手に大統領の選挙を譲ろうということになつておる。そんなことで外資が入つて来ますか。
イランがアメリカの融資を拒絶いたしました。インドネシアでは、アメリカの経済援助協定に外務大臣が調印したというその理由で、インドネシアの内閣は総辞職をしております。その理由は、これらの経済援助の裏には必ず秘密な政治的要求が隠されておるからであります。
最後に石油の需給関係と今後の見通しの点でございますが、これは別の細かい表を差上げてございますが、その大要から申しますと、昨年の石油の需給関係は、イランの石油の供給が中絶いたしまして、原油の精製能力が不足いたしましたために、多少窮屈な思いをいたしたのでありまするが、これは大体アメリカにおける在庫の拂い出しと精製設備のフル稼動によりまして充足されたわけでございます。
これはエジプト、イラン、その他の条約改訂あるいは条約破棄という、民族の意思といいますか、国家意思というものが軍隊によつてずいぶん妨害がされ、弾圧されて民族自主権の回復、独立の回復というものが非常に困難な事実は、歴史の証明するところでございまするが、「適当な経路を通じて交渉するものとする。」というようなことの実体をひとつ御説明を願いたいと思います。
例えばフランスの例を申しますと、平和條約であるとか、通商條約とか、その他外国にあるフランス人の身体及び財産に関する條約とか、領土の割譲とか交換とか、こういうものは批准を要する條約である、それ以外のものは批准するを要しない條約であるというようにして、批准を要する條約の種類を法律によつてきめておる場合が多いようでありまして、これはフランスのみならずそのほかの、例えばチリーであるとか、イランであるとか、イタリー
これはなぜかと申しますと、イランの石油問題に原因をいたしまして、英国系のシェル石油会社が持つて参ります原油なり製品の量が減りまして、逆にドル地域からの輸入がふえて来ておるというようなかつこうでございます。つまりイラン問題が間接的ではございますが、日本の石油の需給関係に影響を及ぼしておる状態でございます。
私がなぜこういうことをあなたに聞くかといいますと、自由党の総理大臣である吉田さんは、イランの石油問題等について私が予算委員会で聞きましたときには、答えず、吉武労働大臣をして答えさせますというようなとぼけた答弁をした。労働大臣とイランの石油なんか何の関係もない。
それから次第にほかの国に及びまして、今日は中国もなくなりましたし、タイもイランもトルコもなくなりましたし、エジプトも殆んどなくなりました。これは全然国際法上にはカテゴリーが違うものなのであります。でございますから、ただ問題は若干の特権、免除を與えねばなりませんのですが、どれだけのものをやつていいかということが国際法できまつていないのです。
只今イランにおいてモサデグ首相の言うには、一九四七年に多分アメリカの軍事指導団を七十二名入れるという約束をしたというお話でありますが、現在イランにおいてすらも、若し経済援助というものが或る場合の戦争協力を意味するならば、その経済援助は要らないという気骨のある態度をとつておるということを承わつております。
イランにおきましてもエヂプトにおきましても、外国の軍隊は優秀な武器を持つて、武器を持たないその植民地の人人に対しまして、大きな彈圧を加えておりますが、これは世界的な形でありまして、日本にもこの形がはつきり現われて来ておると思います。
○周東国務大臣 石油統制撤廃の問題ですが、これは国内必要量の九割五分程度まで全部輸入に仰いでおる状況ということと、それから石油は国際的に非常に重要なものであるという立場から考えて、イランの問題、アングロイラニアン会社の問題、こういうふうな問題がどうであるかということをよほどよく判断した上で、日本における必要な輸入量の確保ということを考えなければならぬ。
たとえばイギリスあるいはフランス、あるいはインド、イラン、イタリア、こういうようなところから、相当の大学教授あるいは実業家、銀行家というような人たちが行つて、二つの体制の中でどうしてお互いに国民の生活を向上するかというようなことを虚心坦懐に話し合おうということで、ただ場所がモスクワということであつて、参集する人たちは、こうした各国の経済学者、あるいは実業家の代表が行くことになつておるのでありますから
大麦につきましては、わが国では主食なんですが、世界的に見ますと、これは飼料等に使われるのでありまして、国際性が少いのでありますが、アメリカ、カナダ、イラン等の大麦が日本に参つておりまして、生産におきましてもさしたる変化はないと考えております。
今日再び警察予備隊の防衛隊化あるいは海上保安隊の問題、そういう問題が再燃をして参りまして、日本の燃料問題は、今日イランや何かに見られまするように重大なる国民関心の的になろうといたしておるのであります。漏れ聞くところによると、政府はこれをある一つの会社に貸與でありまするか拂下げでありまするか、それをやろうといたしておられるように聞いております。
私どもはあらゆる面から見て、世界的に見ても、アメリカの十分の一だとか、イギリスの四分の一だとか、我々が従来最も遅れておると思つておるイランだとか、或いはその他一切から見てこの日本の公務員の労働賃金が安いということは明瞭に言われておるので、これを肯定せられるならばよいけれども、すでに或る面においては生産が戦前から三〇%も上廻つておるというような、そうして一方においては文化的で健康な生活というふうなことを
併し、もう言つても仕方がないのですが、ウオルター・リツプマン、その他軍事評論家から見たら、戰略的に見て、日本人が思つているほどアメリカでは戰略価値を高く買つていないということはこれはなんですし、我が党がこれまで追放解除された旧軍人の諸君からいろいろ承わつた話においても、日本人が思つているほど戰略的には価値は高くないと言つているし、特にイランとか、先にくどく申しましたが、フインランド、スエーデン、ノルウエー
それからなぜ日本にこうたくさんの、五百六十億ですか、今度の二十七年度予算に組まねばならんほど実際共産主義の間接直接の侵略の危險性があるという判定の問題なんですが、この問題について我が社会党とは現内閣は基本的に対立しておるのですが、我々から見ますと、戰略的に非常に、その重要性から考えたら、例えばイラン、イランはアメリカに次ぐ石油の非常なタンクですし、ソヴイエトに対しましても、バクー油田その他を爆撃する
○横田委員 労働大臣とエジプトのスエズ運河とイランの石油問題とどんな関係があるのでしようか。あんまり人をばかにするな。何をとぼけるのだ。 〔「こういうことに対して答えるのは総理大臣以外にない」「共産党に応援するな」と呼び、その他発言する者あり〕
たとえばイランにおいてはイランの石油を返せ、なぜ英国人はこんなものをイラン人から取上げているのか、エジプトにおきましてはスエズ運河を返せ、これはエジプト人の要求である、インドにおきましてはインドにある領土の一片だに他国の人にかつてにさせることは許さない。中国におきましてはアメリカにかつてにもうけさせ過ぎては困る、これが世界の動きであります。
シリア、レバノン、トランスヨルダン、イエーメン、サウデイ・アラビア、エジプト或いはイラン、イラク、これに加えてインドネシア……インドネシアは民族は違つておりまするけれども、他の諸国は大概アラビア民族である。これが殆んど回教徒であるように私は考えております。そこで、これらの人々は多く英国に対じて反感を抱いておる。
又総理は、イラン、エジプトを初め中近東の動きをどう見られるか。数世紀に亘る帝国主義の搾取に苦しめられた世界の植民地は、中国の解放に勇気付けられ、奮然として起ち上つた。私は曾つて欧州旅行の途中、シンガポールの椰子の木の蔭で、一インドネシアの青年から聞いた言葉を今もなお忘れることができない。彼は拳を握り目を怒らせて私に語つた。「この土地も、あの森も、曾つては皆我々のものであつた。