1977-04-08 第80回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号
○政府委員(高橋寿夫君) 日本航空株式会社の取締役に二期選任された例は過去にもございますけれども、二期以上やった例はございません。そういったこと、それからただいま、それより何よりいま先生御指摘の議院証言法違反で起訴されている人物が、国策会社の重役になるということは、たとえ非常勤であるにいたしましても好ましくないと思います。私どもは十分そういった趣旨でこれに処していきたいと思っております。
○政府委員(高橋寿夫君) 日本航空株式会社の取締役に二期選任された例は過去にもございますけれども、二期以上やった例はございません。そういったこと、それからただいま、それより何よりいま先生御指摘の議院証言法違反で起訴されている人物が、国策会社の重役になるということは、たとえ非常勤であるにいたしましても好ましくないと思います。私どもは十分そういった趣旨でこれに処していきたいと思っております。
○政府委員(高橋寿夫君) 日本航空株式会社におきまして取締役の選任は総会でなされますので、それ自体は私どもの関与することではございませんけれども、常勤の役員を選任した決議は運輸大臣の承認が必要でございます。
○政府委員(高橋寿夫君) 日本航空の採算の問題も一つの要素だと思いますけれども、やはり国際航空でございますので、採算以外にも両国間の政治、経済、文化の交流の観点を加味する必要があると思います。
○政府委員(高橋寿夫君) お答え申し上げます。 国際的な問題と国内的な問題と、両方に分けてお話しいたしたいと思います。 まず、国際的な問題でございますが、現在三十二カ国から新しく航空協定を締結して日本に入りたいというお申し出がございます。しかしながら、羽田のこの状況ではとても協定に応ずることができませんのでお断りをしているわけでございますが、これらが成田の開港とともに問題が顕在化してまいります。
○政府委員(高橋寿夫君) お答え申し上げます。 新東京国際空港の開港の予定時期等につきましては、いま大臣がお話ししたとおりでございまして、いませっかく努力をしているところでございますけれども、開港になった場合の大きな問題の一つに、いま瀬谷先生の御指摘の東京とのいわゆるアクセスの問題がございます。当面考えられます東京都との間のアクセスの手段は、国鉄それから京成電鉄、この二つが量的にはきわめて有力な交通手段
○高橋(寿)政府委員 ホノルルに着きましたのが十六日の午後でございまして、その晩、それから十七日の晩泊まりまして、十八日のホノルル発十六時三十五分の飛行機でホノルルを出発しているわけでございます。 ホノルルはわが国の国際観光振興会の観光宣伝事務所等もございまして、国際観光振興会と申しますのは運輸省の特殊法人でございますので、そういったところの活動状況等を含めまして、現地の運輸あるいは観光事情を視察
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 出張期間は昭和四十七年十月九日から十月十九日まででございまして、出張の目的は、オーストラリア連邦キャンベラにおきまして十月十二日から同十三日までの二日間開催されました日豪閣僚委員会出席及び運輸事情視察のためでございます。
○高橋(寿)政府委員 現在問題になっておりますポイントは、大体先生の御指摘のとおりでございますが、防衛庁との間で話がかなり最終段階に来ております。両方の経費の分担の問題だけでございますので、これは余りそんなことで時間をかけては申しわけありませんので、精力的に詰めまして、もう一、二カ月以内には少なくとも解決をいたしたいということで、いま鋭意折衝をいたしております。
○高橋(寿)政府委員 新東京国際空港の開港にこぎつけることのできない大きな原因が二つございます。 一つは、燃料の輸送問題でございまして、御承知のように本格的なパイプラインによる輸送方式がうまくいきませんので、さしあたり暫定輸送方式ということで、鹿島港及び千葉港から荷揚げいたしました油を鉄道で運ぶという方式を立てたわけでございますが、鉄道が走る沿線の市町村から、ジェット燃料の輸送に伴う危険というようなことを
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 昭和四十五年の閣議了解におきまして、この件につきましては最終的に政府の承認を受けることになっておりますところまでは、いま先生の御指摘のとおりでございます。その後の経過について御報告申し上げます。 昭和四十六年の三月三十一日、日本航空株式会社は日本国内航空株式会社に対しまして、合併を前提とした両者の諸契約は、その前提がなくなったのでありますから無効である
○政府委員(高橋寿夫君) お答えいたします。 航空運賃を上げるべきかどうかという点は、航空企業の適正な原価を見なければわかりません。このことは当面の問題でございますと、昭和五十一年度の決算を見まして、決算によりまして判断することでございます。それで、いまの先生のお尋ねの点は、仮にというお話として私は申し上げたことがございますが、仮にいつかの時点において航空運賃を値上げするというふうなことが起こった
○政府委員(高橋寿夫君) 損益分岐点利用率という、そこの六〇%台を下がると赤になっちゃうということですね、ぎりぎりの線でございます。損益分岐点利用率です。
○高橋(寿)政府委員 いまのお話は恐らく東亜国内航空株式会社がそれに近いことを何か外に表明したということとの関連だと思いますけれども、私ども東亜国内航空に聞きましたところ、YSの跡継ぎの飛行機についてどんなものがいいかということを検討するための社内の検討委員会をつくったというところまでは事実でございます。まだ検討の最中でございますのでどの機種をどのくらい買うということについては何も決めておりません、
○高橋(寿)政府委員 私は着任いたしまして花巻空港の建設計画にまつわる経緯を伺いまして、大変不幸なことであるという実感を持ったわけでございます。何が不幸かと申しますと、花巻空港は第三種空港でございますので県が設置管理している空港でございます。そういたしますと、県の代表者である県知事さんが地域住民の意見の上に立って社会資本投資をするということが一応考えられるわけでございますけれども、伺いますとどうもその
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 私が講演いたしましたことを引用されての御質問でございまして、大変光栄かつ恐縮に存ずるわけでございます。 御質問の二つの点についてお答えいたします前に、私の考え方をちょっとお話しいたしたいと思います。 私は、高速交通体系、これは新幹線とか航空ネットワークというものはやはりわが国の将来の国土のあり方を大きく左右するものであると考えております。それで、現在
○政府委員(高橋寿夫君) お答え申し上げます。 現在の東久留米の管制部の隣に小学校、中学校がありますことは十分承知いたしておりますし、そこのPTAの方から、すでに昨年の春に請願が出されまして運輸委員会に付託されたことも存じております。私どもの考え方は、当時御答弁したとおりでございますけれども、現在の東久留米の管制部が、この設置法が通りますと埼玉県所沢市に移転するわけでございますが、そのときにどうしても
○高橋(寿)政府委員 ボデーチェックまたは荷物の検査をします根拠は、運送約款でございまして、御承知のように、お客さんと運送会社の間に取り決められる一つの決まりでございますが、これによりまして、武器その他危険なものを携帯しているお客さん、あるいはいわゆるボデーチェックを拒否したお客さん、これにつきましては、航空会社が搭乗を拒否するという形で処理するたてまえになっておるわけでありますが、ただ、御指摘のように
○高橋(寿)政府委員 私どもが調べた限りにおいては、諸外国におきましてハイジャック防止のためにとられております保安対策は、一律ではございません。 私どもの調べでは、欧州関係では、ほとんどの場合、警察の仕事にされていることが多いようでありまして、警察官による機内持ち込み手荷物の点検あるいはボデーチェック等が行われていると聞いております。それから、アメリカを中心とする米州諸国あるいは東南アジアの一部等
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 ハイジャックのチェックを行っておりますのは、ただいま先生のお話がございましたように、根拠は、航空会社の運送約款に基づきまして、航空会社の責任で行っているわけでございます。現場の事務は、航空会社が雇用いたしましたガードマンによって行われております。それから、その検査を行うための各種の機械でございますが、これは航空会社が買います。この機械を買うお金、あるいは
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 昨年答弁申し上げてきたことの内容と、冒頭陳述に書かれておりますことの内容とが違っていることは事実でございます。その場合に、どちらが真実かという点につきまして、私どもは私どもの立場で、昨年も可能な限りの方法で当時の関係者を調べた結果が国会に答弁申し上げましたことでございまして、今日の段階で、昨年答弁申し上げたことを、私どもの立場で自信を持ってこれを修正するだけの
○高橋(寿)政府委員 お答えいたします。 運輸省といたしましては、この事件が発生いたしまして以来、航空局が中心になって当時の関係官に対しまして、再三にわたって当時問題にされている時代の事情聴取をいたしました。それらを取りまとめて国会報告を申し上げたわけでございます。 それで、このことと冒頭陳述の内容とを比べてみますと、明らかに食い違いがございます。小さい点は別として、最大の点は、いま先生御指摘の
○高橋(寿)政府委員 初めに御指摘いただきましたその上告関連のときの予定表は、今日私どもは取り消しておりますけれども、その二番目にお話のございました、四十九年時点に当時の運輸省で決めて発表いたしましたいわゆる三段階減便方式というものは、私ども、今日でもなおそれを目安にして事を行いたいと考えておるわけでございます。
○高橋(寿)政府委員 四十一年の事故の結果につきましては、当時調べて世間に公表されたわけでありますけれども、それによりますと、最終的な墜落原因というものは究極的には不明であるということになっております。いろいろ、いま先生御指摘のように、飛行機を急に下げ過ぎたのではないかというふうなことも言われておりましたけれども、最終的な原因は、証拠物件がほとんど残っていないというような状況から、現在のところ不明ということになっております
○高橋(寿)政府委員 宮古空港につきましては、今年度の予算に実施設計調査費二千万円を計上するように案をお出ししてございます。それによりまして千五百メートル化の工事を進めまして、私どものもくろみでは五十三年度いっぱいにはこれができ上がる、早ければ年内にでき上がるかもしれません。そういたしますと、南西航空のB737、いま購入しようとして発注済みの機材でございますが、これが就航できるようになると思います。
○高橋(寿)政府委員 ただいま私どもの手元で審査しております案件は、先ほど申し上げましたように、往復で二十五名以上の場合に二五%引きにするわけでございますが、最低旅行日数二泊三日ということから適用しようと思っております。 なお、二十五人というのが本当の一色の団体にならなくても二十五人にまとまればいいということでございますので、たとえば家族で旅行をなさる場合でも、二十五人まとまるように航空会社の方にお
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 本土−沖繩間の運賃がなかなか割り安にならないということで、沖繩県から非常に強い御要望がございました。基本運賃につきましては、いろいろむずかしい問題もございますので、いま大臣お答え申し上げましたとおり、検討させていただきますけれども、さしあたり何とかできないかということで、いま先生お尋ねのような、団体の総括割引運賃という制度につきまして、国内線ではいままで
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 これは私の感じでございますが、率直に申し上げまして、いわゆる高度成長時代の考え方が非常に過去に強かった、そして航空輸送需要につきましても、たとえばいまから六、七年前に輸送需要をはじきましたときに、国内輸送需要だけでも一億二千万人というふうな人数をはじいたこともございます。こういったときは、何といいますか航空の大量輸送時代来るということで、むしろそれを受け
○高橋(寿)政府委員 空港の周辺整備の問題は、国と当該地方公共団体が一緒になってやろうというプロジェクトであるというふうな考え方から、周辺整備機構にも県からの拠出をお願いしておるわけでございますけれども、先生御指摘のように県財政も非常にお苦しいことはよくわかっておりまして、実は私たち、もう五十二年度の予算の要求を出してしまってから大分後になってお話を伺ったものですから、どうもできませんでしたけれども
○高橋(寿)政府委員 お答えします。 騒音対策の実施のために県がいろいろなお金を出してやっていることはよく存じております。そして、いまの燃料譲与税は、制度的には市町村に対して譲与することになっておるわけでありますけれども、私ども当時のいきさつを十分存じませんけれども、譲与税の関係は自治省の関係でございますけれども、今後、県として負担することになる所要財源の問題、これらの問題も推測いたしまして、何かうまい
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 先ほど大臣がお答え申し上げましたように、いわゆる場外と申しますか、に幾つかの施設がいま設けられておることは事実でございます。ただし、それらの施設は、私どもの解釈では、飛行場としての基本的な機能を支える施設というふうには必ずしも見ていないわけでございます。滑走路とか誘導路、エプロンというようなものとおのずから性格を異にする施設というふうに考えておりますので
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 この問題は実は昨年のいまごろ、あるいはもっと前からの大変懸案の問題でございまして、実は私権の大変な制限と申しますのは、手っ取り早く言えば、音がうるさくてもそこに住みたいんだよという人を住ませないという法案でございまして、これはわが国の法体系に実はなかった法理念であったものですから、非常に問題がございました。そこで三転四転いたしまして、今日の段階では都市計画
○高橋(寿)政府委員 ただいまの点は大臣がお話ししたとおりでございまして、タクシーの運転手がこれは大変だということですぐに自分のタクシー会社の配車係に電話をした。配車係の人が日本航空の地上作業を請け負っている会社に連絡をしたわけでございますが、大変残念ながら、時間的な関係とかその間の受け渡しに時間がかかったということがありまして、その地上作業を請け負っている会社から日本航空のアンカレジの支店の方に通報
○高橋(寿)政府委員 これは量的には鹿島ルートよりも少ないわけでございますけれども、市原地区から揚げました石油を鉄道の列車に積みまして成田へ持ってまいります場合に、ヤードの関係からどこで折り返しをして成田線に入れるかという点がペンディングになっております。現在国鉄との間で鋭意詰めておりまして、なるべく早いうちに結論を出しまして方式を決める。同時に、その通りますところの沿線市町村との話し合いを進めることにしておりますが
○高橋(寿)政府委員 鹿島につきましては、当初問題になりました鹿島の港に石油の荷揚げ基地をつくる問題が片づきまして、現在建設をいたしております。荷揚げ基地ができ上がりますのは七月にはでき上がると思います。 それから、今度そこから走ってまいります列車が通過する町村の関係でございますが、茨城県方の町村は話がつきまして、千葉県方の町村の問題がいま残っております。それももうほぼめどはついております。
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 現在新東京国際空港の開港に支障になっておる主なことが二つございます。一つは、燃料の輸送問題でございます。これは、御承知のようにパイプライン方式を一時中止いたしまして、鉄道によって運ぶという形で準備を進めておりますけれども、そのことにつきまして茨城県方、千葉県方、両方のルートがございますが、これにつきまして、千葉県関係の地元との話し合いあるいは輸送方式等についての
○高橋(寿)政府委員 内陸部に巨大な能力を持った空港ができるわけでございますので、空港が開業した後にいろいろ地元の住民の生活に与える影響も大きいことは十分よく承知いたしておりますが、そこでこの空港を建設するときから、地元対策を十分にやるという方針に基づきまして、私ども現在数十項目にわたる要望を県あるいは関係市町村からいただいております。これらのすべてにつきまして、誠意をもっていま検討いたしております
○高橋(寿)政府委員 これらの障害物につきましては、その所有者と再三折衝を重ねておりますけれども、まだ撤去されるに至っていない現状でございます。
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 成田を開港するために必要な条件の一つは、空港の開港に伴って当然必要になります航空機燃料の輸送経路の確定でございます。これは、御承知のように本格パイプラインの設置を中断いたしまして現在列車輸送によります暫定輸送方式を検討いたしておりますが、このことの輸送経路が確定するということ、沿線市町村の御理解も得たいということで十分努力したりいたしておりますが、その点
○高橋(寿)政府委員 政府は昨年の秋に第三次空港整備五カ年計画を立てました。これは全事業費ベースで九千二百億円で、五十一年度から五年間でございます。これらの財源が必要になってくるわけでございまして、先ほども大臣がお話し申し上げましたように、航空におきましては飛行場の整備に必要な財源をほぼ一〇〇%、いわゆる利用者負担の形で賄っております。そこで、さしあたり五十二年度の空港整備計画を進めるために、着陸料及
○高橋(寿)政府委員 先ほども他の委員の方の御質問に対して大臣がお答え申し上げましたように、私どもは、関西空港の建設につきましては事前に十分な環境影響評価をするということを原則といたしております。したがいまして、昨年度十三億円、今年度十七億円の予算をつけまして、さらに五十三年度も継続いたしまして合計三カ年をもって環境影響調査を十分にやるということにいたしております。 五十一年度におきましては、泉州沖
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 一番初めに、ことしの一月起こりました日本航空のアンカレジでの事故につきましてお答え申し上げます。 一月十四日零時三十分にアンカレジ空港におきまして、日本に向かって生きた牛を輸送するDC8貨物機が墜落いたしました。この原因につきましてはアメリカの政府機関がいま調べておりますけれども、その結果はわかっておりませんが、その途中におきまして、そのマーシュという
○高橋(寿)政府委員 失礼しました。 一、二とおっしゃいましたんでございますが、一番大きなことを一つ。あとのことはささいな文章の表現等でございますが、一番大きな問題は、四十六年二月に大型機の導入を二年間延期したといういわゆる行政指導問題。この行政指導問題について私どもの調べたところによる答弁では、運輸省事務当局が独自で判断をして指導を開始した、こういうふうに答弁してございます。ところが、冒頭陳述では
○高橋(寿)政府委員 お答え申し上げます。 私は昨年の六月に着任いたしまして、事件の発端の二月から六月まではいま次官をしております中村大造が航空局長をしておりました。私は六月から担当をしたわけでございますが、その間、二月以来昨年の夏に至るまで、運輸省といたしましては、当時の運輸省の関係者、それからすでに退職しているわれわれの運輸省の先輩、こういう人たちに(鯨岡委員「時間がないからその点はいい、食い