2018-06-27 第196回国会 参議院 本会議 第30号
○風間直樹君 立憲民主党・民友会の風間直樹です。 私は、会派を代表し、平成二十八年度決算の是認に反対、平成二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、平成二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に反対、内閣に対する警告に賛成の立場で討論を行います。 それでは、決算の是認に反対の理由を申し述べます。 第一の反対理由は、今回の決算の対象である支出が、異次元金融緩和に基づく事実上の財政
○風間直樹君 立憲民主党・民友会の風間直樹です。 私は、会派を代表し、平成二十八年度決算の是認に反対、平成二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、平成二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に反対、内閣に対する警告に賛成の立場で討論を行います。 それでは、決算の是認に反対の理由を申し述べます。 第一の反対理由は、今回の決算の対象である支出が、異次元金融緩和に基づく事実上の財政
○風間直樹君 ここで米朝首脳会談について伺います。 私、この首脳会談の共同声明と先日の南北首脳会談の板門店宣言を読み比べてみました。一つ、この両者の間には大きな違いがあると感じたんです。それは何かといいますと、今回の米朝共同声明では、金正恩委員長が朝鮮半島の完全な非核化を再確認したことに二度触れています。一つは、金委員長は朝鮮半島の完全な非核化への揺るぎない固い決意を再確認したという部分、もう一点
○風間直樹君 私は、総理が先ほどおっしゃったように、やはり国民の願いとして、これは、拉致被害者全員を一括で解決し帰国をしていただくということがやはり国民の願いだろうと思っています。 この被害者全員の名簿を北から出させる、公表させる、そして生存者を全員帰国させる、そうしないと国民の納得も得られませんし、当然、北朝鮮に対して日本政府がその後経済協力資金を提供するということにも世論の納得は得られないと思
○風間直樹君 どうぞよろしくお願いいたします。 まず、本日の地震で亡くなられた方、被害に遭われた方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧に我が党としても全力を尽くします。 立憲民主党は、本日の委員会延期を自民党に提案しました。ただ、予定どおり行いたいという自民党の意向ですので、質問をさせていただきます。 委員長にお願いします。政府委員の陪席を許可しましたが、要求答弁者は総理のみであり
○風間直樹君 理財局長と航空局長にお尋ねしますが、この森友学園の土地の値引きの総額を検査院の国会に対する報告書から落とすよう会計検査院に働きかけるべきだという趣旨を、理財局長、航空局長と打ち合わせた事実はありますか。
○風間直樹君 これは、いやしくも検査院に対してその独立性を脅かすおそれのある働きかけを政府は行ってはならないと、こういうふうに理解できると私は考えていますが、太田理財局長はその認識をお持ちですか。
○風間直樹君 よろしくお願いします。 今日は、森友問題の土地の値引きをめぐる財務省理財局、国交省航空局、そして会計検査院との間にどんな話があったのかをめぐって質疑をいたします。 森友問題も、もう昨年二月以来ですから、国会では一年以上にわたって議論されていますが、ほとほと私もこうした質疑を政府に対して行うことに対してむなしさを感じています。特に、先月、この文書改ざんをめぐる問題で政府と様々な質疑をしましたが
○風間直樹君 いつもこういう質問すると、必ず逃げちゃうんだ。内閣人事局もそう、今日のように。人事院もそう。全部、所管大臣の責任に丸投げしてしまう。これは間違いですよ、言っておきますけど。国家公務員法の解釈を皆さん間違えている。主権者国民に対して、あなたたちそう言えるかということをもう一回考えてください。そのことを申し上げておきます。 〔理事三木亨君退席、委員長着席〕 昨日の財務省の会見で、大臣
○風間直樹君 よろしくお願いします。 〔委員長退席、理事三木亨君着席〕 昨日の財務省の調査報告書を読んで、憤りを抑えることができませんでした。もうひどいことを、財務省、しましたね。 今回のこの事件は、私は、財務省の国会に対する憲政史上最大の犯罪行為だと思います。これだけ徹底して一年有余にわたって国会を欺いてきた、これはもう憲政史上最大の犯罪行為ですよ。 その期に及んで、私は今日一つ批判をしますが
○風間直樹君 腰山さん、あなた否定しませんね。この否定しないということが非常に重要なんです。否定できないと私は受け止めました。つまり、太田局長が事前に検査院の報告書内容を知っていた事実をあなたはこの場で否定できない、そのことを確認させていただきます。 この財務省と国交省航空局の協議内容が事実なら、検査院は政府から独立した内部統制機関であるとは政府がみなしていないということになります。もしそうだとすれば
○風間直樹君 しんぶん赤旗に記載されています内容によりますと、こう書かれているんです。「会計検査院対応について」、去年の九月七日の太田局長と航空局長との会話ですよ。 航空局、総額を報告書から落とすことと、瑕疵担保免責の考え方を認めさせて、リスクを遮断するために見える範囲で最大限合理的な範囲で見積もったと主張できるようにしておくことが重要。 理財局、総額を消すことが重要だが、それが難しい場合には、
○風間直樹君 最初に、ちょっとこの改ざん文書問題の印象、感想を申し上げます。 本当に辟易をしております。国民も辟易をしているし、私自身も、今回初めて、生まれて初めて日本政府というものに対する信頼をなくした、それが印象です。恐らく、財務省、国交省の中で今回の改ざん文書の問題をめぐっていろんなやり取りが行われていると思いますが、この財務省、国交省両省の職員、ノンキャリアの職員の皆さんを含めて、本当に疲労
○風間直樹君 そうすると、今の黒田総裁の御答弁との間に若干その乖離を感じるわけですね。 今、大塚委員との質疑の中で黒田総裁の答弁、私なりに受け止めたものを整理しますと、まず、二〇一三年の黒田総裁の就任時の記者会見のときの写真を私再度確認をしてみたんですが、写真、パネルを掲げられましたね、総裁。あの中で四つの数字を出されました。二%、二年、二倍、二倍以上という四つです。まず最初の二%は、物価安定の目標
○風間直樹君 よろしくお願いいたします。 〔委員長退席、理事三木亨君着席〕 今の質疑を聞いておりまして、黒田総裁の御答弁とおっしゃる内容が二〇一三年に就任された当初と様変わりしたことに非常に強い印象を受けました。同時に、この場で前任の副総裁からも何度か御答弁をいただきましたけれども、既に退任をされましたが、この前任の副総裁がるるお話しになった目的、内容も現在の日銀においては大きく変更されたのではないかと
○風間直樹君 念のため伺いますが、七番の上の方ですね、ちょっと番号が八番になっていますが、最終官職が検査院事務総長官房調査課研究企画官、六十歳で退職され、離職日が平成二十九年三月三十一日、同年十月一日に再就職されて、再就職先が株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング、企画本部参与というポストで再就職されていますが、この方のケースはいかがでしょうか。
○風間直樹君 分かりました。 それでは、五番の方と七番の方についてはいかがでしょうか。五番の方は、最後の官職が第三局長、五十八歳で退職されて、再就職先が国立国会図書館、専門調査官という立場で再就職をされています。七番の方は、最終官職が検査院の事務総長、六十一歳で退職され、再就職先が学校法人千葉工業大学、審議役という立場で再就職をされています。この方々についてはいかがでしょうか。
○風間直樹君 よろしくお願いいたします。 河戸院長、御無沙汰でございます。今日はまたお世話になりますが、よろしくお願いいたします。 河戸院長始め会計検査院の皆さんに今日はお尋ねをするんですが、院長は多分私の顔を見ると、ああ、またこの決算委員会で風間がやってきたかと、こんなふうにお感じになっているんじゃないかなと思いながら今日は質問をいたします。 今日お尋ねしますのは、会計検査院退職者の再就職状況
○風間直樹君 これ記事見ますと、ここに掲載されている、引用されている女性の発言というのは合計五人の発言なんです。大手紙記者、テレビ局記者、別のテレビ局記者、別の大手紙記者、そしていま一人と計五人、さらに財務省内の同僚の方の発言も引用、そして紹介をされております。これ読みますと、非常にリアルなんですね、ここに載っている発言一つ一つが。タイトル見ますと、これ「セクハラ音源」というタイトルですから、週刊新潮
○風間直樹君 今日は最初に、今日発売の週刊新潮の財務省の記事について麻生大臣にお尋ねをします。 記事のタイトルは、「「森友危機」の折も折! ろくでもない「財務事務次官」のセクハラ音源」という記事です。この中で、財務省の福田淳一事務次官が、数多くの女性、ここに掲載されているのは女性の記者の皆さんですが、に対してセクハラ発言を繰り返してきたと、こういう報道がなされています。 麻生大臣、この記事の内容
○風間直樹君 ありがとうございました。終わります。
○風間直樹君 ありがとうございます。 それから、西尾参考人に伺うんですが、先ほど大門委員とのやり取りを拝見しておりまして、この連帯税の導入には強く反対をされたと。一つの理由は航空券に課税されることだと拝察しますが、この航空券に対する課税というのは旅客会社の皆さんにとって経常どれぐらいの負担が生じるものなのか、簡単に教えていただければと思います。
○風間直樹君 どうも、今日はお二人の参考人、ありがとうございます。 私は、この旅客税には大反対、大大大反対でありまして、理由は明快で、何でこんなものを特別会計にするんだと。CIQ等の一部の人には確かに受益と負担の関係が明確でいいんですけれども、ほかの点に関しては全く不明確になってしまう。強く感じています。 これまで参議院でいろんな特別会計を見てチェックしてきた経験でいうと、もうこれ将来必ず問題化
○風間直樹君 やっぱり結構いらっしゃるわけですよね。 今回、新税を設けて、それを今日御説明の様々な目的、使途に使うということについてはこの委員会で議論をするわけですけれども、このJNTOがそうだとは言いませんが、今まで私もいろんな特別会計の法人を見てきまして、まあ本当にお手盛りの予算、お手盛りの使い方をしているところがたくさんある。今回の税とその使途がそうならないように、今後しっかりフォローし、チェック
○風間直樹君 大臣、自民党の政調、部会と国会は、これ別の組織ですので、ここにいらっしゃる自民党の委員の先生方は確かに党内で十分御議論する時間があったかもしれませんが、我々はそうでないんですね、こっち側の野党は。ですから、その点は少し、強い違和感を持っております。 それから、もう一点、これ税収の予想を見ていますと、初年度が六十億ですか、それで次年度以降の平年度で約四百億という話でして、非常に大きな規模
○風間直樹君 今日は、最初に法案を質疑いたします。 最初にちょっとこの法案の印象をお話ししたいんですけれども、今回、新税を設けるというのは、聞くところでは二十数年ぶりということで、非常に大きな話だと思っています。ところが一方で、これ国会提出が二月の二日ですから、今日が四月の五日、二月、三月ですので、約二か月しか審議の時間がないという、これ新税導入して、これだけの規模の予算を主として特会を中心に入れるということですけれども
○風間直樹君 よく分からないんですよね、その委員長の御発言の趣旨が。 委員長は財務省に伝えましたよね、先ほど理事会の場で。財務省が、我々の理解では、大臣に対して委員長の指示を伝えたと我々全員で理解していると思います。そうすると、委員長は、先ほどの大臣の答弁については了とするという、そういうお考えでしょうか。
○風間直樹君 昨日の麻生大臣の答弁ですけれども、非常に問題のある答弁だったと強く感じております。先ほどの麻生大臣の、謝罪と反省を求められ、それに対する答弁を聞いていましても、何か反省されているのか謝罪されているのか、よく私は分かりませんでした。 そこで、事実関係をいま一回、確認してみたいと思います。 昨日の大臣の発言は、みんな森友の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル。一方
○風間直樹君 長い答弁でよく分からなかったんですけれども、要約するとこういうことですか。要するに、平成二十一年ですか、国の機関による調査が行われていると。そのときの資料を見ると、ごみの埋積がたくさんある場所、余りない場所、そういうところがすごく混在していると。だから、この二十五条の調査を検査院がやったとしても、真相、真相というかその実態、ごみの埋積量がどの程度で、国の値引き額が適正だったのかを検査院自身
○風間直樹君 分かりました。可能なわけですね、最後の答弁。 そうすると、今回、この掘削等の実地調査をなぜ行わなかったんでしょうか。
○風間直樹君 今日は、最初に会計検査院にお尋ねをします。 森友問題ですが、この一年余り国会でずっとこの問題やってきまして、私の念頭にある疑問がございます。それは、政府を構成する人もこれ人間ですから、時に今回のような過ちが起こります。それを前提として、我が国の法制度には内閣を政府内部からチェックする機関が設けられている。会計検査院と人事院、あるいは総務省の行政評価局。その背景となる法律も付与されている
○風間直樹君 全ての問題の根っこに、この夫人付きの使用に当たって昭恵夫人に公私混同があったという点は改めて指摘をしておきたいと思います。 次の質問ですが、先ほど総理、この文書改ざんを指示した者についての質疑の中で、総理秘書官も関わっていないのは事実と、こう答弁をされました。これは、確認ですが、総理御自身から聞かれたんでしょうか、確認をされたんでしょうか。
○風間直樹君 大変失礼な質問かとは存じますが、総理、夫人に今私が述べた点について反省を総理からお求めになる、そういうお考えはございますか。
○風間直樹君 安倍総理、よろしくお願いします。 この一年余りの間、森友問題、文書改ざん問題、国会でずっと議論してまいりまして、私、この問題の一番根っこの部分には総理夫人の夫人付きの使い方の問題というものがあるように強く感じるんです。この夫人付きの使用に当たって、昭恵夫人には公私混同があったんじゃないかと私は率直に感じるんですね。 この委員会でも質疑をしたんですけれども、昭恵夫人は、総理、UZUというお
○風間直樹君 検査院が検討するとおっしゃるんですから、検査院法上もこの文書改ざんは極めてゆゆしき事態だったということだろうと思います。 それで、次のお尋ねですが、検査院法の二十条の三の規定ですね、何回か伺ったんですけど、この最後の有効性の概念の定義について説明をしてください。
○風間直樹君 昨日、二十六条に財務省の行為は違反しているという御答弁でしたが、それを踏まえて、三十一条の検査院による懲戒処分要求、財務大臣に対して、これを行うことを検討されているかどうか伺います。
○風間直樹君 文書改ざん問題について、まず会計検査院にお尋ねをいたします。 検査院は、今回、財務省の文書改ざんの行為が検査院法の二十四条に違反したという認識でしょうか。
○風間直樹君 まあ現在の人事院のその組織の性質というより、皆さん、人事院職員の皆さんの考え、認識、魂というかな、その現状では恐らく無理なんでしょうね、今の答弁以上のことを期待するのは。 私はこう思うんです。人事院という組織って、院という文字が付いていますよね、人事院。この院が付く組織というのは余り多くありません。人事院、会計検査院、衆議院、参議院。現行の組織でほかにありますでしょうかね。(発言する
○風間直樹君 よく分かりました。ありがとうございます。 それでは、もう一つ伺いますが、そうすると、例えば大臣の事務統括、それから服務の統督、これ、今人事院がおっしゃったように、今財務省がやっていると、麻生大臣が一生懸命やっているんだという状況だと、だから人事院がこの国公法の権限を行使する段階ではないと。じゃ、仮にですよ、一般論として、省庁のトップが、大臣がこれに失敗した場合、あるいは人事院から見て
○風間直樹君 今日もよろしくお願いします。 最初に、公文書の改ざん問題について質疑をしまして、その後、議題の法案についてお尋ねをいたします。 まず、今日は人事院からお尋ねをします。 この改ざん問題ですが、ニュース等を見ていますと、こういう問題が起きるたびに、第三者による委員会みたいなものをつくって、そこに徹底調査をさせろという声が必ず紹介されるんですけれども、それは非常に的を外した議論だと思っています
○風間直樹君 午前中の予算委員会に続いて質疑をいたします。人事院まで予算委員会では質疑したんですけれども、引き続き人事院から入ります。 今回こういう未曽有の事態が起きまして、文書改ざんという、それで、財務省はもちろん当事者ですから今徹底した調査を行っていると。やはり、民主主義国家では、当然これ行政というものは時に逸脱することがどこの国もありますし、よって、どこの国でも法制度上、それをチェックしてバランス
○風間直樹君 鑑が付いていないと誰が決裁したのか分かりません。決裁後の文書コピーを誰に配付したのかも分かりません。さらに、どのような秘密指定がなされたのかも分かりません。 決裁用紙、公開すべきじゃないですか。
○風間直樹君 最初に財務省にお尋ねします。 三月十二日に調査の結果が公表されました。不思議なのは、この結果、改ざん前の文書の一枚目に付いているはずの決裁用紙が一枚もない。これはなぜですか。
○風間直樹君 立憲民主党の風間直樹です。 本日は、憲法九条について、党の見解を踏まえて私の意見を述べたいと思います。 立憲民主党は、安倍総理の九条改憲案には反対です。後法は前法に優越するという法解釈の基本原則により、九条一項、二項の規定が空文化しかねません。この場合、自衛隊の権限は法律に委ねられ、憲法上はいわゆるフルスペックの集団的自衛権行使が可能となりかねません。よって、自衛隊を憲法に明記することは
○風間直樹君 民進党・新緑風会の風間直樹です。 憲法九条について、二点意見を述べたいと思います。 一点目は、九条の制定過程についてです。 米国の機密公文書が近年公開となり、その研究の結果、日本国民が認識していた制定過程とは異なる事実が次々と明らかとなっています。つまり、米国は、終戦前から九条の案文を検討していたこと、しかも日米地位協定、安保条約、九条をパッケージで構想し、戦後日本の安全保障体制
○風間直樹君 ちょっと聞き取りにくかったんです。確認します。 藤原工業が今回調査対象に含まれたかどうかは、この場で、先ほどの御答弁に、含まれたと私は理解したんですが、それでよろしいですか。
○風間直樹君 よろしくお願いします。 今日は森友関係の質問をいたします。 今回、会計検査院が調査報告をされましたが、まず検査院に伺います。 お手元の配付資料に検査院法を抜粋いたしました。二十条、二十五条、二十六条、二十八条と、これ全て今回の事件に際しての調査で検査院がどの法を根拠に調査するかという根拠法に当たるものであります。検査院は、今回この二十六条、二十八条に基づいて、財務省ほか官庁あるいは