1984-08-03 第101回国会 参議院 逓信委員会公聴会 第1号
○青島幸男君 参議院の会の青島でございます。 本日はお忙しいところ公述人の皆さん方大変貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。 私も、皆さん方の貴重な御意見を今後の質疑に反映さしていきたいと、かように思っております。 特段に御質問申し上げることはございませんので、結構でございます。
○青島幸男君 参議院の会の青島でございます。 本日はお忙しいところ公述人の皆さん方大変貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。 私も、皆さん方の貴重な御意見を今後の質疑に反映さしていきたいと、かように思っております。 特段に御質問申し上げることはございませんので、結構でございます。
○青島幸男君 それは私もわからないわけじゃないんです。せっかく皆さん方の骨を折った結果として蓄積された相当額の金がいきなり政府の考え方いかんでぼんと持っていかれるというようなことがありましたし、それから給与の問題にしても他の公社並みに足を引っ張られるというようなことがあれば、先ほども総裁が言われましたように、新しくやったらやっただけの、工夫すれば工夫するだけの見返りがあるビビッドな希望の持てる職場にするということ
○青島幸男君 電話料金が安くなるからというのが最大のメリットということですか。つまり、あなた方がおっしゃっていることはそこに矛盾があるんじゃないかと思うんですけどね。第二電電ができても、今まで電電公社がつくってきたネットワークというのは膨大なネットワークがありますね。しかも世界的に品質が評価されているわけですね。後から入ってくる第二電電は、個々の加入者のところまではネットをつくらないわけでしょう、それは
○青島幸男君 私まず申し上げたいのは、第一回の一巡、まだしませんけれども、議題になっております三法案についての第一回の審議、やっと私の番まで来たところでございますけれども、ここまで来る間にも、省令に残された疑点だとか、その他さまざまな、もし本当に民営になった場合はどういう形をとって公社が運営されるのか、そこにそごはないか、あるいは不安がないかという点をさまざまな形から皆さん方追及をなさいましたけれども
○青島幸男君 それで、私はなぜこんなことを申し上げるかと申しますと、どうもその生々しい現場のリポートというものが優先されがちで、何かこう無味乾燥風に、機械のように正確に読むアナウンサーのアナウンスというものは余り魅力がないんじゃないかとともすれば思われがちだという考え方は、私反対なんです。双方今おっしゃられたように判断があってしかるべきですし、客観的にその背後にあるもの、あるいは正確に伝えなきゃならないことは
○青島幸男君 早く確実なニュースを送るということも大変肝心なことだと思いまして、これが一つの教訓になりまして、そういうふうに体制を改められた、あるいは整備されたということは評価したいと思うんです。 それで、その後NHKさんは、報道を伝えるのに現場の記者さんの生の声をそのままなるべくなら伝えるようにしたいというような方針をとっていらっしゃるようですけれども、それは確かに事件のその場にいる人間の臨場感
○青島幸男君 五十六年度の決算の件でございますけれども、この時期は経済的にも環境が非常に安定しておったということと、NHKの皆さんの大変な努力が実って事業計画のとおりに予算が執行されて大過なく決算を終了されたというふうに拝聴しました。金額的なものあるいは詳細なその項目につきましては、今まで同僚議員から詳細かつ丹念な質疑がありましたので、私も大方のことは了解いたしました。計画どおり事が行われましてまずまず
○青島幸男君 それは会長の御意見としてよくわかるんですけれどもね。しかし、おおむね一億を超す視聴者によってNHKが支えられているわけですね。視聴者のニーズに明確にこたえることがNHKの使命ですね。そうすると、どれだけの人間が高品位テレビを要求し、どれだけの人間が静止画像を要求し、どれだけの人間が今以上の画像を求めているかということですね。このことをはっきり踏まえた上でないと先走りになってしまいやしませんか
○青島幸男君 その辺のあいまいさが今回の責任の所在が明らかにならないということの一つの理由ではないかという気がするんですけどね。ですから、NHK自体が宇宙開発とは別にかねてからの構想を持っておられた。放送衛星による放送で安全なあるいは有効なものを確立していきたいという希望によってNHKが予算を組まれて独自にやられる、一方、国は国で宇宙開発というものに関心を持たれるのは当然のことと思いますけれども、双方
○青島幸男君 二度にわたりまして詳細に質疑が行われましたので、私も大方のことは理解いたしました。ですから、重複を避けまして、くどくどしいことは申しませんけれども、ほんの二、三、皆さん方のお話を伺ってまして凝固に思った点だけをお尋ねして終わりたいと思います。 今度のことは大変残念で、私も非常に悔しいといいますか、腹立たしい思いをしております、皆さんもそうだろうと思うんですが、前回も私はちょっとこれは
○青島幸男君 どうもそう考えられないんですね。実験衛星自体の実験が成功に終わったとは認識しがたいですよね。寿命を待たずに次々に壊れて、一年足らずですか、一年ちょっとですか、結局だめだったわけでしょう。今度やって、実験を越えて実際に放送しようと。取りかかる基礎になる実験データが満足にそろわぬうちに始めているわけじゃないですか。それは、実験放送衛星がこれこれのこういう事情で順調に進展してまいりまして実験段階
○青島幸男君 それは確かに、放送衛星ができますと、それに要する設備、個々にもですけれども、一個三十万相当のパラボラアンテナ並びにコンバーターですか、受信施設がどのくらい売れるかわかりませんけれども、想定で六千億を超えるんじゃないか。大変なこれは産業的には成長のもとになるような、景気浮揚のための手だてには違いありません。資本主義社会というのは常に何%かの成長を遂げてないと崩壊するようにできていますから
○青島幸男君 電波法の一部を改正する法律案につきましては、先に質問に立たれた方々から大変詳しい質問あるいは答弁もありましたので重複を避けまして。ただ、今度の放送衛星のことにつきまして、同じように大変深いお話し合いもありましたが、聞いておりまして大変疑問に感じた点だけ二、三お尋ねしまして私の質問を終わるつもりです。 まず、今大臣言われましたように、国民全体の大きな期待のもとにこの計画が立てられ、実行
○青島幸男君 総合エネルギー調査会の策定しました長期エネルギー需給見通しにつきまして、五十八年に発表された第二次の見通しの新エネルギーが、五十七年の一次見通しから見るとかなり後退しておるようですけれども、依存度を高めるように研究すべきであると思うのに、後退しているというのは納得できないんですが、この辺はいかがでしょう。
○青島幸男君 先ほどからの質疑によりましても、石油にやっぱりどうしても依存していかなきゃならない体質は捨て切れずにある。しかもその九〇%に近い石油は輸入している。しかもそのうちの七〇%はサウジから来ている。しかもサウジの情勢——一時我が国が高度経済成長を迎えたころに、その中東の油の上に乗っかって我々の繁栄があるというような表現も使われておりましたけれども、サウジの政情の上に今乗っているような気がするわけですね
○青島幸男君 先ほどからの質疑を私も拝聴しておりまして、いかにエネルギーが我が国にとって大事であるかということも痛感している次第でございます。しかし、それにいたしましても、資源の安定性を含めて考えます長期的、将来的展望に立ちますと、これから先は新エネルギーの開発というものに本腰を入れて取り組んでいかなきゃならないんじゃないか。特に二十一世紀を迎えるに当たってはそういう心構えが非常に大事だろうと思いまして
○青島幸男君 それは私は相当煩雑な、大変なことになるような気がしますね。今あるCATVはまだ微々たるものでしょうけれども、これがCATVのネットワークがかなり錯綜して各家庭に入るようになったとしますね。しかも双方向ができる。そうすると、東京−大阪間の東京なら東京のターミナルヘ入れると大阪のターミナルまでは光ファイバーで持っていってディジタルにして、そのまままたアナログに直して大阪のCATVのネットにかかわるとなりますと
○青島幸男君 そのテレトピア構想も結構なんですけれども、それに民間が参与してきて、十年先にテレトピアとテレトピアを結ぶ間に民間の光ケーブルの事業者が入ってくるとか、あるいは余ったキャパシティーにリースする者が今度は出てくるとか、そういうところまでは想定しないわけですか。
○青島幸男君 ただいま議題になっております公衆電気通信法の一部を改正する法律案の内容につきましては、いずれにしても実質値下げでございますので私は異を唱えるものじゃございません。賛成でございますので、これにつきましてさまざまな角度から質問をするという気持ちはないんですけれども、冒頭から議論を伺っておりますと、どうも遠近格差というものの実態が昔とかなり違ってきているんじゃないかということを実感しているんですね
○青島幸男君 それはお年玉つきがあるんだから、法改正といったってそう大げさなことが必要なわけじゃないでしょうし、これが定着してしまえばそんなに奇異なものじゃなくなるという気がするんですよね。それで、お年玉つきの年賀はがきから比較すれば、この中元はがきがあの程度あるいはあれの五〇%、三〇%ぐらいの確率で利用されれば、それは単年度百五十五億の赤字ぐらい解消できるんじゃないですか。それはあるんだと思いますね
○青島幸男君 それが無理なんでしてね。今あなたがいみじくもおっしゃられましたけれども、郵便というものがどういうものなのかと。法の中にも明確な規定がないと言うんですよ。だから、そこで明確になっていないものをどう所管していくんですか、どう区分していくんですかということ、これが問題でしょうから、先々トラブルのもとになりますから、そのおっしゃられる意味はわかるんですよ。郵便というのは、実際手で書いて人が送達
○青島幸男君 先ほどの中村さんの御質問に答えられて大臣は、郵政事業を所管される責任者として、郵便事業というのはやっぱり基本に据えなきゃならないというお考えを述べられて、私も大変心強く思ったんです。その中で、例えば手書きの信書を人力によって運ぼうが馬で運ぼうが、あるいは銅線を使って記号で運ぼうが声で運ぼうが、とにかくある一つの情報を他へ伝えるということからすれば、これはもう郵便事業と考えなきゃならないというようなお
○青島幸男君 やがてその辺が非常に錯綜してくる時代も来ると思いますけれども、その辺は非常に整理しなきゃならないと思うんです。 その信書の特性、郵便物の特性ですけれども、意思を送達するという送達性あるいは証拠として残る――領収書にしても何にしても、証拠性とそれから秘密性の保持というようなことも重要な要素かと考えます。実は、秘密性の保持と言いますけれども、そういう言葉遣いとは別のものだと思うんですよね
○青島幸男君 それで、かつて非常に独占性を誇っておったんですけれども、このごろは民業で似たようなものもだんだん出てきましたし、ニューメディアと、それから新しく出てきた民間の事業に圧迫されて非常に苦しいお立場にあることはわかるんですけれども、今おっしゃられたように、やはり郵便物を送達するということは人間の幸せにとって大変欠かすことのできないものでもあるとも私も認識しておるんです。 今の岡野さんのお話
○青島幸男君 私が最後でございまして、今までにもそれぞれ御専門の立場で大変な経験と知識をお持ちの方、諸先輩並びに同僚議員が、重要問題につきましては再三質疑を繰り返されまして、私ごとき若輩、素人が蛇足を重ねることはないと思うものですから、日ごろ疑問に思っていることを一、二点お伺いしてみたいと思います。 先ほどからの御議論でもそうですけれども、ニューメディアの発展に伴って、どうも郵政事業は先細りになりつつある
○青島幸男君 そうです。簡単に答えられないほどこれ重大な問題だと思うんですね。あくまでもこれは今まで見られなかった人に見えるようにするという補完的な役割であって、これが主たるものではないということがまず大前提でなきゃいけないし、これが大きな可能性を持っているということと経済効果があるということで、できるんだから何でもやっちまえということとは基本的に話が違いますね。やるならやるで、今も大臣がお話になったように
○青島幸男君 そうなんですね。私の申し上げてきたことも、あながち一人勝手ばかり申し上げてきたつもりはないんですけれども、今のように好意的に解釈してくださると私も大変心強いんですけれども、だからすぐそうしろと私も申しません。しかし、そういう方向で考えることが一番NHKと聴視者の間をストレートに結びつけて、聴視者の方々も、自分たちの見解あるいは考え方が反映できる道筋が少しでもあれば聴視料払うことにやぶさかでないという
○青島幸男君 事業計画と予算のお話に入る前に、まず、他の委員から経営委員のありよう、人選の問題などについて幾つかお話がありましたので、日ごろ私が考えておりますことをひとつ大臣にもお聞き取りいただきたいということで申し上げるんですけれども、郵政当局の御答弁では、いつも経営委員になっていただくにふさわしいような方で、しかもそれは人格高潔、識見豊かで、不偏不党の精神の持ち主で、そういう方にお願いをしたい、
○青島幸男君 ところが、NHKを見るためのケーブルと、あるいは自主放送を見るためのケーブルが別のケーブルならいいんですけれども、同じケーブルを通ってくるわけですね。そうすると、実際の聴視者はNHKの聴視料も払いながら、CATVの独自の放送に対する対価も払っているわけですね。そうなると二重に払わなきゃならないというふうな考えを持つような方がお出になるに違いないと思います。 ちなみに郵政省は、どのくらいの
○青島幸男君 その秩序どおりにうまくいくといいんですけれども、片方が最初CATVというものは難視聴対策から始まったという認識を持っていますよね。どうもテレビの映りがよくないと、共同受信設備をつくろうじゃないかと。それで各戸にCATVで画像を送るというかっこうでスタートしながら、これが三千、五千、あるいは大きいところではもう万という単位のCATVもあるそうでございますけれども、下田だの、あるいは甲府だのでですね
○青島幸男君 五十五年度決算に関しましては御報告も承りましたし、同僚議員たちの質疑の中でおおむね了解をいたしまして、格段の疑念を差し挟むものじゃございませんが、せっかくの機会でございますので、経営のありようその他につきまして若干質問さしていただきます。 日進月歩と申しますか、大変に技術革新が進んでおりまして、伝達の手段、ハードの方もかなり新しいものが続々と出ておりまして、CATVなどがかなりの普及度
○青島幸男君 これは、事業団という別のかっこうの組織――企業体といいますか、それが運営しているわけですね。その六〇%とか、あるいは八〇%の利用率で、独立採算といいますか、採算面はどういうふうになっていますかな。
○青島幸男君 この年間八百万、利用者がおいでになるということですけれども、この施設のキャパシティーからどのぐらいの割合の利用率になるのですか。百二十三カ所あるわけですね、その百二十三カ所を八百万人の方が使うわけですから。でも、百二十三カ所にどの程度のキャパシティーがあるかということがわからなければ、大体何割程度着実に利用されているかということがわかりませんので、その点はどうなんでしょうか。
○青島幸男君 ただいま議題になっておりますこの法案につきましては、私は基本的には賛成でございまして、とかく申し上げることはないんですけれども、ただ一、二点ただしておきたいと思うことがございますので、お尋ねをする次第でございます。 先ほども議題に出ましたけれども、簡保では加入者サービスとして、宿泊所とか保養センターとしてそういうものを幾つかお持ちできましたけれども、大体総数がどのぐらいありまして、その
○青島幸男君 お説のようだとそれで大変いいとは思うんですけれども、いずれにしても、金額だけの問題ではなくて、行革の基本方針と申しますか、思想にも関連してくる問題だ、そういう意味で取り上げているんだ、その御趣旨はわかります。実際には余り金額的には節約にならないというように私は感じますけれども、金額だけの問題じゃないというとらえ方をなすっていらっしゃるんならそれでもいいと思うんです。 私は、現行のやり
○青島幸男君 技術士会にしてみれば、そんなものを押しつけられて、事務繁雑になるし、一つもメリットはないし、総予算でも一億ぐらいのものでしょう。それで、この技術士試験に実際に関与する、あるいは要する費用というのはそれほどの問題でもないし、それが果たして科学技術庁の行政改革の一助に実態としてどの程度寄与するのかということがはなはだ疑問に思われるんですね。押しつけられた方はまた迷惑な話でして、規模を拡大したりしなきゃならないし
○青島幸男君 技術士の試験を民間に委嘱することにするということがこの法案の趣旨のようでございます。しかも、その目的の一つに行政改革の一助になるだろうということを掲げておられますけれども、私いろいろ資料を調べましても、技術士会の規模とか実態とかというものはなかなかつかみにくい。従来行われていた試験の規模さえ的確につかめないんです。それと、技術士会の規模、実態が明確でないので、具体的に委嘱したときにどういう
○青島幸男君 ですから、二波使えるのだったら一波はNHKだけ専用にお使いになって、総合、教育そのままを流す。もう一波で実験でも何でもおやりになるというのが筋道の立った考え方かと私は思うのですがね。大臣は、その点、どんなふうにお伺いになっていますか。
○青島幸男君 いま、放送衛星の問題につきましてかなり突っ込んだ御議論がありましたので、私伺っていて多少疑問に思う点がございましたので、その点からまず順序を変えてお尋ねをしてまいりたいと思います。 私の考えでは、難視聴対策のために放送衛星を使うのだというのがまず話の始まりであったということからしますと、総合と教育をそのままの形で放送するのが一番望ましいし、疑問がないのではないか、こう思うわけですね。
○青島幸男君 そうすると、これ以後は幾ら幾らだぞという場合は、その支払い等は、つまり電話で情報を提供してもらうことにする契約ですね、契約を電話で行い、支払いは電話料金とともに払うとか、あるいは別途請求——見たか見ないかよくわからないと思うんですね、情報流している方は。実際にはどういう支払い方法で収受が行われるんですかな。
○青島幸男君 イギリスなどの諸事情も私もよくわかりませんけれども、これは利用者とどういう契約になっているんですかな。あらかじめ契約をして、金銭の授受の上に、対価としてそういう情報を売るということなのか、あるいは流される情報に民間放送のテレビのようにスポンサーがついて、そこで採算点を見出して営業活動を続けていくのか、その辺はどういうことになっていますか。
○青島幸男君 昨日来さまざまな議論が交わされてまいりましたけれども、技術革新が日進月歩ということでございまして、目まぐるしく新しいものが次々に出てくる。それに法的にも制度的にも対応していくのは大変むずかしいことだというふうに私も考えておりますけれども、そのうちでもキャプテンシステムというものの進行状況を郵政省にお尋ねをしたいんですけれども、どういうふうなかっこうで検討がなされているか、それから将来展望
○青島幸男君 それはそのとおりだと思います。そういうかっこうで検討していかなきゃならないと思うんですけれども、それにしては、向こう十五年間で二十五兆も使って高度情報通信システムを全部ファイバーケーブルにして、そういう機能を持ったものにしていこうというようなお考えも一方にあるんですね。そんなことをするくらいだったら、もうそれこそ加入料金なんか安くして、あるいは遠近格差もなくするし、それこそ基本料金だってうんと
○青島幸男君 だから即座にただにしろというようなことを言っているわけじゃなくて、その方向で検討していくことが大事だということを私申し上げているわけですよ。それをやりますと、もう一つは、いま持ってらっしゃる方がありますね、四千万人ですか、いま持ってらっしゃる方は加入権、質に入れられるだけの経済的価値を持ってらっしゃるわけですよね。だから、いま公社が今度から設備料ただにしました、加入権というものは経済価値
○青島幸男君 十五分しかございませんし、私の質問は最後でございまして、皆さん方御質問なされましたし、またそれに対する答弁で大方了解したつもりでおる部分もあります。 一つわからないのは、電話加入権の質の問題でございますけれども、再三お話も出ましたけれども、特に山中さんからは設備料を下げるという方向で検討することが望ましいんではなかろうかということをおっしゃられました。この経緯を見てまいりますと、三十年代
○委員以外の議員(青島幸男君) やっぱりこれは数の問題ではなくて、御本人の主張とか見解が大事にされるのは参議院の一面でもあるという認識もありますので、御見解は全面的に承服するわけにまいりませんけれども、結構でございます。 富塚さんは、大変に運動家として、実に現実的に具体的に現時点で対応なさっていらっしゃいますが、いまさら三者機関に依頼してやるべきじゃなかったかというようなことを持ち出しても、いまここまで
○委員以外の議員(青島幸男君) おっしゃるとおりだと思います。市川さんは約五十年にもわたりまして婦人の地位向上のために御活躍になりまして、そのことは日本全国という規模で何をお考えになり何をやろうとなさっているかということはもう周知の事実になっていたと、その上での立候補でございました。ですから、二十五日間飛び回るということもなくて御理解いただけたんだと思うのですが、しかし今度の制度にいたしますと、こういう
○委員以外の議員(青島幸男君) 大変皆さん御苦労さまでございます。 まず、佐治さんにお尋ねを申し上げます。先ほどから実際に御友人の選挙に関与なさったという実体験から、大変に説得力のあるお話として私伺ったのですけれども、私も実際の事例を挙げましてお話し申し上げたいと思うのですけれども、先年お亡くなりになりましたけれども、市川房枝という参議院議員がおいでになりましたことは重々御承知のことと思いますけれども
○青島幸男君 同様の質問を郵政省にするわけでございますけれども、通信の秘密保護、データ保護、プライバシー保護につきまして郵政省はどのような手段で臨まれようとしておりますか。
○青島幸男君 将来のことでございますので、御決意だけ伺えば結構でございます。具体的にどうということがあるわけではございませんので、御決意だけで結構です。 データ通信自由化は必然的にプライバシー侵害につながるおそれがある。さまざまな通信機器の間から思わぬ漏洩があるというようなこと、プライバシーを侵害するという大きなおそれがあると思いますけれども、プライバシー保護法の制定などにつきましてはどのような進行状態
○青島幸男君 ただいまも将来的展望に立ったお話が出ておりましたようでございますけれども、まず行管庁長官にお尋ねをいたします。 データ通信の自由化は、これからの電気通信政策のありよう、あるいは情報と国民の福祉、通信の秘密保護など、重要な問題を含んでおります。その上に、いまお話が出ましたように、これから先またどういうことが出てくるのかわからないと、その対応に戸惑いながらも現実の問題として処理しなければならない
○委員以外の議員(青島幸男君) しかし、その方は個人名で投票を受けて当選なすったわけでしょう。そのことと政党に投票することとは全く別の問題ですよ。
○委員以外の議員(青島幸男君) それはやっぱりおかしいですよ。それなら個人に投票させた方がいいのじゃないですか。個人に投票をさせることは繁雑さと金のかかるのと労力がかかるのでだめだから、政党で整理して、政党の考え方に共鳴した方に政党に投票していただくと、こういうわけでしょう。で、そのまま未来永劫その政党にいるわけじゃないですよ。選挙は三年ごとにあるんですから、もし全く政策を異にするB党に移られたら、
○委員以外の議員(青島幸男君) 憲法問題についてお尋ねをしたいと思いますけれども、選挙権、被選挙権が基本的人権かどうかというようなことをまた蒸し返しておりますと、それだけで似たような答弁、やりとりをしておりまして三十分、四十分すぐたってしまいますので、それはちょっと後ほどに譲るといたしまして、それよりも、前に質問に立たれました委員との質疑応答の中で気になった部分がございますので、その点からまずただしてまいりたいと
○青島幸男君 なお一層参議院に対する配慮をお願いしたいと、こう思うわけでございます。 続きまして、法務大臣にお伺いいたしますけれども、ロッキード裁判における検察論告は、いわゆる灰色高官に金が渡ったとしておりますし、六月八日の判決でも金の授受があったということを示唆しております。しかし、二階堂さんはいつかな全然受け取ってないという態度を変えておられません。どっちかの見解が間違っておるということなんでしょうけれども
○青島幸男君 公選法の改革の問題につきましては、後ほどまたお尋ねを申し上げますけれども、いま行われております予算委員会等におきましても、一般の方々は問題になっております灰色高官の喚問についてかなり高い関心を示して、これが実現することに非常な関心をお持ちであるというふうに私は認識しております。 再三この委員会におきまして、総理の御答弁を伺っておりますと、どうも私は証人喚問について——苦しいお立場であることよくわかるのですけれども
○青島幸男君 とうとうこの予算委員会も私が最後ということになりました。長時間皆さん御苦労さんでございますけれども、私もかなり疑点がございますので、若干の質問をさせていただきます。 まず総理にお伺いいたしますけれども、この大幅に延ばしました国会でございますけれども、いま国民が注視しておりますけれども、この国会で何をしてもらいたいかと、一番重点において願っておることというと、どのように御認識になっていらっしゃいますか