○青島幸男君 せんだって意見開陳の機会を得まして、そこで私いささか御意見申し上げたんですけれども、基本的には私の考えはそれに尽くしておりまして、あえて付言することはないというふうに感じてはおりますけれども、四省庁の方々の御意見などを伺いましたし、それから皆様方同僚委員の御意見などもいろいろ拝聴いたしまして、なお痛感したことを二、三述べさせていただいて意見にかえる次第です。必ずしも小委員長メモに沿ってというわけにいかないかもしれませんが
青島幸男
○青島幸男君 私、皆様方同僚各委員の質問などを通じまして、あらかた疑点に思っているところは了解をたいしました。改めて皆さん方に質問をするというよりは、むしろ国民の一人として今までの経緯についてどういう考えを持っているか、どういうことを要望したいかということだけお話しして終わりにしたいと思いますけれども、歴史的な経緯から見ましても、確かに我が国は戦後海外に援助するどころか援助を受けるような状態が十年も
青島幸男
○青島幸男君 かなり難しい問題のようですね。つくるのは大変手間がかかる、破裂させれば一瞬のうちに終わってしまうのですけれども、これを安全な形でもとに戻す、あるいは安全な形で保存するということが大変に難しいということを私は聞いておりましたんで、その疑念はぬぐい去れないので今話題にしたわけです。今でなくても結構ですけれども、この疑念はどなたもお持ちかと思うので、わかる限り御調査になって、もし理解の行き届
青島幸男
○青島幸男君 御出席いただきました皆さんのお話と各委員との間の質疑等で、私、かねがね疑念に感じておった部分もかなり消化いたしまして、理解も行き届いたと思って、出席したことに大変感謝をしている次第でございます。
今度のINFの全廃を見ましても、たったこれが数%にしか満たないということで、あとICBMだのSLBMだのというものの数の膨大さと、よくもこんなにたくさんのものをつくってきてしまったものだなというその
青島幸男
○青島幸男君 はい、異論はございません。私どももただ少なくとも利益を目的として援助を行うようなことがあってはならないという理念のもとに、一般にわかりやすく言う言葉として選んだわけでして、関さんの御発言に異を唱えるつもりもございませんし、御理解いただければそれで結構です。
青島幸男
○青島幸男君 御承知のこととも思いますけれども、私ども二院クラブと申しますのは、無所属の議員が院内での活動の場を保障、発展させるために結束いたしました院内会派でありまして、思想、信条につきましてはこれを全く拘束しない、相互に尊重し合うという立場であります。ですから二院クラブの統一見解というようなことではございませんので、あらかじめお断りしておきますが、私の日ごろ考えておりますことの一端を全く個人的な
青島幸男
○青島幸男君 その辺が私にもよくわからないんですけれども、私はおおむね、今さら恐縮なんですけれども、大体十二時、一時までで放送やめた方がいいんじゃないかという暗黙の了解みたいなものが各局にあったような気もするし、一時石油ショックのときに電力節約の意味で十二時以後の放送はやめようじゃないかという申し合わせがあったことがありましたですね。あれは省エネのためだけの目的で行われたんだと思うんですけれども、夜中
青島幸男
○青島幸男君 今さらのようで大変恐縮なんですけれども、放送法では大体何時ごろまでにしなさいとかということは定めていないわけですね。ただ各民放局が、もし採算ベースに乗れば、夜中やったって法的には問題はないということで、ただ従来の慣行上、やっぱり昼間起きて夜寝ているという、一般社会通念の上から、夜中にそんなに大勢の人が見ていると思いませんし、ですから夜中に放送したからといって、それだけセッツ・イン・ユース
青島幸男
○青島幸男君 せっかくの機会ですので、ただ一点、日ごろ疑問に思っておりますことを郵政省並びに大臣のお考え等をお伺いしたいと思うんですけれども、最近特に著しい傾向としまして、各テレビ局で二十四時間放送体制というようなものがとられ始めたようですけれども、これについて郵政省はどういうふうにお考えになっていらっしゃるわけですか。
青島幸男
○青島幸男君 何となく我が国の民度の低さというのを実感したような気がして、いち早く手を打って、このままいきまして諸外国から笑い物になるような結果を招くようなことになっては仕方がございませんし、国民の方々も御不満が募るばかりですので、何とか早急に明確な理念も打ち立て、あるいは手だても一元化するなり何なりの方法を考えて、どなたからも理解をいただけるようなふうにしていかなきゃならないというふうに改めて私は
青島幸男
○青島幸男君 お三方とも大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。
お話通じて伺っておりまして私なりの理解をしたんですけれども、歴史的な経過を見まして、人から援助を受けているような状態だった我が国が急速に経済発展しまして、それで理念もノーハウも確立しないままに、もうにわか成金がつかみ金をやるようにやってきたということが疑惑を生んだり、あるいは相手国に最も必要な時期に必要なものを必要なだけというふうなことよりも
青島幸男
○青島幸男君 それがきっかけになるということもあるかもしれませんね。
大変希望的なお話が例えたと思うと、どん底に突き落とされるような大変恐ろしいお話も伺いましたけれども、きょうの皆さん方のお話を外しまして今後の勉強の資にしたいと思います。どうもありがとうございました。
青島幸男
○青島幸男君 どうもお三方とも御苦労さんでございます。貴重な御意見をありがとうございます。
私で最後になりますんで端的にお尋ねいたしますけれども、今、核廃絶の方向に非常に明確に進んできているということは大変喜ばしいことだと思います。それは核は実際には戦争には使えないのだという認識が裏にありまして、そのことを一番よく知っているのはホワイトハウスとあるいはクレムリンだろうというのですが、その認識が世界
青島幸男
○青島幸男君 なお一層の御努力を期待しますし、大臣、再三この国際放送の拡充充実には骨を折っていくという御決意を御表明になっていますので重ねては伺いませんが、そのようによろしくお願いします。
次に、電波法の方に移りますけれども、空中線電力の微弱な無線局のうち郵政省令で定めるものについては無線局の免許を不要とするということを改めてうたっているということは、前は免許が必要だったんですか、これは。それだけまず
青島幸男
○青島幸男君 今のありようについて私は非難をしたりするつもりはないんです。例えば、これが国で金を出しているから、別途放送枠を設けて、そのときの政府が自分のところで自主制作した番組を外国に流すというようなことがもしあったら、それはやっぱりそのときのその政府の考え方で外国と対処するわけですし、外国向けにだけ放送される放送だったら、それは我が国の視聴者は聞けないわけですから、時の政府が頭越しに、勝手によその
青島幸男
○青島幸男君 まず、私は、国際放送の問題からお尋ねをいたします。
国際放送が国際間の理解を深めるのに大変役立つから、貿易摩擦だのあるいは国家間のトラブルなどを引き起こす前に、相互の理解を行き届くようにするために充実していかなければならぬというのは当委員会でも再々出ておりまして、郵政大臣もこれには強力にお骨折りをいただいておると評価をさせていただいております。
今度また相互交換中継方式などと呼ぶものも
青島幸男
○青島幸男君 終わります。
青島幸男
○青島幸男君 ほかにこの福祉問題を所掌する役所があるわけですから、どこまで郵政省が責任持って実行していかなきゃならないのかということ、おのずと限度もあろうかと思いますけれどもね。私も国民生活の委員会などに所属さしていただいた折に、方々の施設なんかを拝見する機会があったんですけれどもね。それはもうさまざまなものを見せていただきました。
一つの例は、大変風光明媚なところの海岸線に沿った高い一等地みたいな
青島幸男
○青島幸男君 本日の質疑を通じまして、微に入り細にわたりましていろいろ御議論が闘わされまして、こういう問題点が絞られてまいりますと、どうしても重複する部分が出てまいります。あれもこれも重複ということで苦慮しておるわけでございますけれども、二、三気づいた点だけを御質問申し上げて、また意見も述べさしていただきたいというふうに考えております。
まず問題になりましたのは、常時介護が必要になったときに保険金
青島幸男
○青島幸男君 本日議題になっておりますこの三法について、まず私の賛否を明らかにしたいと思いますが、各党の委員の方々の御質問で実に明らかになったんですけれども、郵便貯金法の一部を改正する法律案と郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案、この一一案は、海のものとも山のものともわからない、あいまいもこたる税制改革に深くかかわり合っておりまして、その点各委員の御質問についても正当で合理的な答弁が
青島幸男
○青島幸男君 大変哲学的なお話で、物か情報かというのは確かにわかりにくいんですけどね、そういう意味で、こういう業者は二割しか引いてないわけですよね。今度は三割までいくということでしょう。ですから、そういうことで対決していくよりしようがないんじゃないかと思っているわけです。それでうまく増収につながっていけば、サービスの向上となお、増収につながれば結構だというふうに私は認識をしております。
このごろ郵政省
青島幸男
○青島幸男君 ですから物自体は郵政省で扱っているものと、こういう業者が扱っているものと、ピアノのダイレクトメール用のパンフレットならパンフレット、それは同じものですね、内容は。それを片っ方はこういうサービスの仕方で配送をしておるし、片っ方は郵便物として送達しているわけですね。同じものなんだから区別がつきにくい。それで訴訟問題なんか起きたときに、この重なり合っている部分の範囲を明確にしておきませんと、
青島幸男
○青島幸男君 先ほどもお話が出ましたけれども、郵便の独占がかなり侵されてきて、よくわからない郵便まがいの事業がたくさん出てきている。あれがますます繁盛するようになると郵政省にとっては脅威ではなかろうかという気がするんですけれども、郵便法にうたわれているところの「郵便の業務を業とし、又、国の行う郵便の業務に従事する場合を除いて、郵便の業務に従事してはならない。」という、かなり古い法律ですからわかりにくいんですけれども
青島幸男
○青島幸男君 おっしゃられるのは総理の側の論理、あるいは政府の側の論理でありまして、一般の国民の見方といたしましては、あの忌まわしい太平洋戦争の後、我が国は平和憲法のもとに新たに平和国家の歩みを始めたわけです。憲法九条の建前からも多くの疑問を残したまま警察予備隊というものが生まれまして、やがてなし崩しに軍備が増大してまいりまして、いつの間にやら世界でも第三位とか四位とが言われるように、自衛隊はどこから
青島幸男
○青島幸男君 確かにおっしゃられるとおりだと思います。レイキャビクで米ソの首脳会談が行われまして、それまでお互いに許しがたいというような格好で対決していた双方の国でありましたけれども、レイキャビクで話し合いをするということ、これは世界じゅうが期待を持って眺めたわけであります。残念ながら世界じゅうの期待に完全にこたえるという状況ではなかったようですけれども、しかし、それまでの相互の話し合いは、査察というようなことで
青島幸男
○青島幸男君 まず総理にお尋ねをいたしますけれども、人類にとって最も大切なことは、戦争のない平和な世界の実現だと思います。総理も常々このことに言及しておられまして、今や非常に平和に向かいつつあるという兆しを見ることで大変希望が持てるというような御発言も承りましたけれども、現今の世界の情勢についてどういう認識をお持ちか、改めてお伺いいたします。
青島幸男
○青島幸男君 今、企業から全然ないということでちょっと愕然としたんですけれども、そういうところに限って政治献金は莫大に出しておるんですよね。どういうものですかな。
これは事業団にお伺いしたらどうかと思うんですけれども、一点だけ時間もありませんから御質問申し上げます。
ただいま我が国は大変に高齢化社会に向かっておりまして、年々それは進んでまいりますし、寿命が延びた分だけ、まだ血気盛んと言ってはなにですけれども
青島幸男
○青島幸男君 世界じゅうの期待している目が注目している中で行われましたレイキャビク会談も、期待をはぐらかされるというような格好で決裂に至りましたけれども、あれは一方ではとても評価した見方をしている人もいるわけです。というのは、今までの首脳会談というのはどうも軍備管理交渉の域を出ないという状態だったのです。ところが、レイキャビクについては軍縮、核削減ということを大きなテーマにして正面からそれに取り組もうとしていたということでは
青島幸男
○青島幸男君 先ほどから論じられておりますように、我が国の憲法の趣旨からしましても、我が国は強大な軍事力を持って、それで国際間の紛争に当たるということは初めから考えてはいけないことでして、その意味では非武装中立というふうに私は考えているとお考えいただいて結構だと思います。
それで、今まで第二次大戦の終了後、米ソがこういうふうに厳しい対立を示してくる過程で、我が国の地理的な位置から申しまして、双方の
青島幸男
○青島幸男君 質問者の御趣旨あるいは御期待に必ずしも沿えないようなお答えになるのじゃないかと思いますけれども、むしろ私は教育というものは無国籍あるいは国籍不明みたいなものであるということの方が正しいのではないかと思います。それは世界の歴史を冷静な目で眺めて、おのれの国の位置はどこにあるかということを冷静に判断するという意味から申しますと、片寄った考え方で子供の教育に当たるということはむしろ間違うことだと
青島幸男
○青島幸男君 ですからいろんな可能性がある、その追求を研究するのは構わないけれども、その普及はNHKの負担において、NHKでやってもらいたい、先導的立場を占めていきなさい、それはNHKに過酷な負担を課すことになりはしませんかということが一点。
それから、そんなことをどうしてNHKがしなきゃならないのかということ、それからもう一つは、NHKさんがもしその研究開発なり普及促進に力を入れるとするならば、
青島幸男
○青島幸男君 局長の言葉の中にも、いつしかけじめをつけなきゃならないという言葉もありましたけれども、それが一番重大なことでしてね。それで、この時期ではもはやそういうふうに行動してもよいのではなかろうかと考えると、勝手に。一々の受信契約者はそこまで望んでいるかどうかもつぶさに明らかにせずに、恐らくそういうことなんではなかろうかというような判断で事を行っていいかどうか重大な問題だと思うんですよ。この可能性
青島幸男
○青島幸男君 けさほど来放送衛星の問題がさまざまに論じられておりますけれども、私伺っておりまして大変奇異に感じておることがあるんで、その点からまずただしてまいりたいと思いますけれども、前回か前々回に私この場で同じ趣旨のことを申し上げたことがあるんですけれども、もともと放送衛星は難視聴解消のためという発想で事が行われまして、難視聴解消に一番関心を持たなきゃならない、あるいは責任を持たなきゃならないNHK
青島幸男
○青島幸男君 外交、安全保障の問題につきまして私が日ごろ感じておりますことの一端をここで述べてみたいと思います。もとより私はこの問題の専門家ではございませんし、素人考えのようなものですけれども、多くの国民の皆さん方の中には私と同じような考えをお持ちになる方もおいでになるのではないかという気持ちで、あえてここで意見を申し述べたいと思います。
ひところ安全保障の問題を論ずるとき、人間の性悪説、性善説が
青島幸男
○青島幸男君 まだお伺いしたいこともありますが、時間ですからこの程度にとどめさせていただきます。
ありがとうございました。
青島幸男
○青島幸男君 どうもお忙しいところ実のあるお話を同わしていただきまして感謝している次第でございます。私最後になりまして、時間も余りありませんので一点だけお伺いしたいと思うのです。
今の外交安保の重大な問題としてクローズアップされておりますのは、再三ここの場でも話題になりましたSDIですけれども、このSDIというのがそれほど論じられるほど実効性のあるものかどうかというものは私は大変に疑問に思っておりまして
青島幸男
○青島幸男君 そうすると、それはその方の発案のおかげで混乱も解消したかわりにはがきの部数もふえましたですな。その事実はありますね。
青島幸男
○青島幸男君 事を恐れずに現実を見きわめるという方向がまず何より真実に近づく道だと思いますので御提言申し上げたのですけれども、例えば払い戻しの際に改めて本人確認をしてまた別途課税をする方法でも考えるとか、いろいろ手だてはあると思うんですけれども、その辺は詳細にわたってはいろいろの手だてを具体的に考えていただくのは結構なんですけれども、現実問題として今私が申し上げたいのは、恐れを持っていてはだめだということだけまず
青島幸男
○青島幸男君 本日、開会当初から郵貯の非課税制度の問題についていろいろ論議が交わされておりまして、今やこの問題が大変重大事でございますので、重複することはあえて承知しておるわけですけれども、避けて通るわけにいきませんので、多少御意見を承ったり私の考えを申し述べたりしたいと思うんです。
本日の議論の経過からもわかりますように、脱税を目的として悪用する人を排除するためにそれにすがって老後を楽しみにしているという
青島幸男
○青島幸男君 その点の御努力を要望しまして、質問を終わります。ありがとうございました。
青島幸男
○青島幸男君 今までもそういう誤解を解くための努力は積み重ねられてきたことが歴史的にあります。そのことは私も大変評価しています。国情の違い、特によくわからないのは、食管制度についてなんかはアメリカはなかなか理解が行き届かないと思うんです。そういうことを努力を積み重ねて理解をしてもらえるようにしてきている。
一番貿易の収支で我々の目にわかりやすく言えば、自動車の輸出入なんかを見ますと、我が国では向こうの
青島幸男
○青島幸男君 私は、まず日米貿易のインバランスの問題からお尋ねをしたいと思うんですけれども、赤字体質がアメリカにあって我が国は黒字体質になっている、これが恒常的に何年も我が国に黒字をもたらしておる、なかなか抜きがたい状態になっておるというようなお話もありました。確かに、アメリカの生産設備は古くなっているとか、あるいは今度のアジア大会でも痛感したんですけれども、民族も老いるという感じがするんです。
青島幸男
○青島幸男君 内需拡大をして貿易摩擦に対する抵抗をなくしていきたいというほどに内需は拡大しない。一方、財テク志向が強いとはいえ、貯蓄がどんどん伸びている。私の聞きますところによりますと、郵便貯金に百兆以上の金が集まるとか、それから一般の勤労者は大体平均で五、六百万の貯金をしている、まあマイナスの面もある、借金の面もありますが、しかし、こういう元来貯蓄好きなんでしょうかね、我が国の民族は。今までは非常
青島幸男
○青島幸男君 確かに多少の伸びは見られないことはないんですけれども、一方、貯蓄とかあるいは財テク志向が非常に高くなって、消費するよりもむしろそっちへ回ってしまう率の方が高いんではないかという懸念もありますが、その辺の動向はとらえていらっしゃいますか。
青島幸男
○青島幸男君 経企庁にお尋ねをいたします。
内需拡大が叫ばれておりまして久しくなりますが、笛吹けど踊らずということで個人消費の伸びが依然として活発な動きを見せませんが、これの原因をどのようにとらえていらっしゃるか、そこからお尋ねいたします。
青島幸男