1970-04-11 第63回国会 参議院 予算委員会 第19号
○青島幸男君 これは前郵政大臣からの引き継ぎみたいなことになるわけですけれども、最初前河本郵政大臣は大都市のCATVは公益法人でやる。地方都市でもきちんとしたところでは株式会社でやってもかまわないという御意見が初め出まして、三月二十五日の逓信委員会では——六九年ですけれども、営利を目的としないものならいいんじゃないかという話に変わりまして、それからさしあたり大都市、将来は県庁所在地まで広げていきたい
○青島幸男君 これは前郵政大臣からの引き継ぎみたいなことになるわけですけれども、最初前河本郵政大臣は大都市のCATVは公益法人でやる。地方都市でもきちんとしたところでは株式会社でやってもかまわないという御意見が初め出まして、三月二十五日の逓信委員会では——六九年ですけれども、営利を目的としないものならいいんじゃないかという話に変わりまして、それからさしあたり大都市、将来は県庁所在地まで広げていきたい
○青島幸男君 法律ができましてから、それに従って行政をされるということはけっこうなんですけれども、それにしてはちょっとおかしいことがございまして長野県の細野地区での「細野有線テレビ」というのが——先日来私委員会でも問題にいたしましたが、ここが、従来届け出制で、いま大臣がおっしゃられましたけれども、届け出制であるので、届け出をして放送を始めようと思った。ところが、間もなく規制する法案ができるであろうから
○青島幸男君 私は、郵政省につきましては電波行政に関して、通産、文部両省につきましては映画に関して、それから法制局につきましては、これらの問題にからめまして、法的な立場からの御意見を、それぞれお伺いしたいと思うのであります。 まず最初に、CATV、有線放送に関する行政指導の問題について、郵政大臣に少しお伺いいたします。 まず、有線放送につきましては、一地区一公益法人が望ましいと、そういう考え方で
○青島幸男君 ワク内でとかいろいろ御発言がございましたけれども、いずれにしても、財団法人ができるから、そっちと一緒にやればいいじゃないかという郵政省の指示でやったとしか私は解釈できないのです。そうなりますと、予算は一応、国会で承認されて、しかも、参議院では「難視聴地域の解消および受信障害防止対策を積極的に推進する」こと、という附帯決議がついております。また、衆議院でもほとんど同様の附帯決議がついております
○青島幸男君 そうしますと、財団法人ができたから、これは国会で了承を得た予算であるけれども、まげてほかへ流用してもいいのだというように解釈してよろしゅうございますか。
○青島幸男君 私は、当初からこの委員会におきまして、UHFへの全面移行ということに、これから申し上げます三つの点において反対の立場をずっととってきておるわけでございます。その一は、まずUへの移行の具体的な計画あるいは見通しというものが技術的にも成り立たないうちに、そういうことが行なわれる。第二は、U移行による国民の経済負担の増加、国民の大多数の方々に経済的な迷惑をかけるということのほうにしかできないということ
○青島幸男君 Vをあけなければならぬから、どうしてもUHFに移行しなければならないのだという理屈もよくわかるのですけれども、しかし、いままでの経過がこれが決して望ましいものではないような私は気がするのです。こういうお上から押しつけがましいというかっこうで、国民の犠牲の上に行なわれることを命令的に押しつけるというようなあり方がはたして適切であったかどうかということをお伺いしているわけでございます。
○青島幸男君 いままでの経過から、とにかくUへの移行が行なわれているわけでございまして、ただいま生産されております新しい受像機なども、七割以上がオールチャンネルになりつつある。カラーは九〇%近くがもうオールチャンネルということで、Uの局も幾つか開局しておりますし、そういう意味ではもうUへの移行が大々的に行なわれているわけでございます。これが全面的に移行するのかどうか、あるいは全面的に移行するために、
○青島幸男君 私は、新大臣に、最近テレビ放送の分野で大きな話題を呼んでおりますUHFへのテレビ電波の移行と、それからCATVとそれに関する法案などについて若干の質問をする次第でございます。 本委員会の最初に森委員の質問にお答えになりまして、大臣は、前河本郵政大臣の御意思を踏襲なさるおつもりであるというふうに御発言なされましたが、このUHF移行の問題ですけれども、これは小林郵政大臣が閣議了承という形
○青島幸男君 そうすると、選挙のための放送が行なわれるとすれば、行なわれる分が空白で流れてしまうということはなく、当然予算上の処置としても、選挙の放送が行なわれるべきところにほかのレギュラーの番組が何か入っているはずです。それがなくなって、選挙の放送が行なわれるわけですから、その余った金の予算上の処置というのはどういうことになるんですか。
○青島幸男君 そうなりますと、選挙放送にしても番組を制作するわけでございますから、スタジオ使用料とか、テープの使用料とか、そういう意味の実費として三千円自治省からもらったと、こういうことでよろしゅうございますか。
○青島幸男君 まずNHKにお尋ねしますが、この損益計算書の内訳に、選挙放送関係交付金というのが収入の部にあるんですけれども、これはどういうかっこうで入ってきている金か、その内訳を説明していただきたい。
○青島幸男君 私は、第二院クラブを代表いたしまして、議題となっております会期の長期延長につきまして反対の立場から討論を行なうものであります。 さきの衆議院の本案に対する可決のやり方は、あれはだれが見ても常識を離れたおよそ議会制民主主義とはほど遠いやり方であったと、これは何びとも認めるものであると思います。政府と自民党は、衆参両院とそれから各委員会においても多数の議席を保持しているということをよいことに
○青島幸男君 先日、前田さんにこの委員会で、総額大体どのくらいのお金があればUへの全面移行が完成するかという質問があった際に、前田さんは三千億ぐらいかかるのじゃないかというお答えがありまして、それに追っかけるように、大臣はそんなにはかからないと思うというように御意見が分かれておったようでございます。ただいま拝察いたしましても、前田さんは十年じゃ無理ではないかというようなことばのニュアンスをお持ちですけれども
○青島幸男君 当然、億という数字のつく金額でございますし、たとえば実験局をつくって基礎的な資料を収集するためのものであっても、これはUHFへの移行の第一歩であると考えてしかるべきだと思うのですけれども、そうなりますと、前田さん、個人のご意見でもけっこうなんですけれども、現行のVHFから十年後にUHFに変えるという政府の考え方、これは十分の理論的意味で十分な納得を持っていらっしゃるかどうか、その点をお
○青島幸男君 まずこの四十四年度の日本放送協会の予算のうち、建設費、営業費その他の面でUHFへの移行のための費用と考えられる金額がかなり計上されておるようですけれども、会長には、先ほど来お話がありますように、長期構想というものがおありになる。その長期構想の中には当然、UHFへの移行ということもお考えの中に含んでいると思うのですけれども、そのための何年計画の初年度分というように、この四十四年度予算の中
○青島幸男君 それは利点もあるわけでありますが、Vをどうしても必要欠くべからざる通信のためにあけなきゃならぬという筋合いの話もよくわかるんですが、たとえばいま知らずにいる一般の国民たちが、何にも知らずに、UもVも知らずにテレビを見ているわけです。これが何で、おれが持っている受像機で見られなくなっちゃう。そんなことを国民の一人一人に納得させるという手段、これはときどき大臣が新聞記者を集めて談話で、今度
○青島幸男君 いずれにしましても、国民の大多数が受像機をあらためて買ったり、あるいは買いかえの時期にオールチャンネルを求めたり、あるいはいまある受像機にコンバーターをつけるということで、少なくとも国民の犠牲によってUへの移行を可能ならしめる。なおかつ、いまやテレビは日本国民の全員が密接に関係を持っている問題でありますし、これはたいへん大きな問題で、たとえばいままで左側通行ということに道路交通法上ではなっているものを
○青島幸男君 まず、大臣にお伺いいたしますけれども、いまやVからUに移行するということは専門家筋並びに放送関係者、それから委員会などではまあ半ば常識になっておるわけであります。私もこの席にこうして名を連ねて皆さんのお話を聞くのもまだ日が浅いことですし、全くしろうとの立場でたいへんにナンセンスにわたるような質問をするかもしれません。それはひとつ全く素朴な国民の立場に立った一人の人間の素朴な疑問だというふうにお
○青島幸男君 私は、総理の施政方針演説を聞きまして、その中で述べられている政治姿勢につきましては、たいへんけっこうなものであると感じました。むしろ名文であると思います。しかしながら、たいへん残念なことに、総理の言われていることと、やっていらっしゃることは、どうもしばしば食い違いがあるように思います。 今国会で中心議題になっております安保、沖繩、大学、物価問題についてもいろいろとお伺いしたいのですが
○青島幸男君 わかりました。私はなぜこのようなことを質問したかと申しますと、次期政権の担当者が明確でないならば、いまこの場で何を伺っても、これは誠意のある回答は得られないというような気がしたものですから、お尋ねしたわけです。たとえば沖繩問題としても、総理は個人的な確信を唯一の根拠にして、両三年の間に返還のめどをつけると、こういう再三再四表明をなさっております。もし総裁公選に御出馬にならないということになりますと
○青島幸男君 それでは、三木外務大臣に、あなたは自民党総裁の選挙におきまして佐藤さんの有力な対抗候補、対立候補だと伺っておりますが、このたびの選挙には御出馬になる御予定があおりでしょうか。
○青島幸男君 私は青島幸男でございます。議員になりまして、バッジをいただきましてまだやっと十日目でございますので、このような重大な席に出席させていただきまして、かつまた発言を許していただき、たいへん光栄に思っております。 本日、私は公職選挙法について二、三質問したいと思っております。その前に、政局の長期展望というものを明らかにしておきたいために、次のことをまず総理にお尋ねしたい。 来たる十一月に