○鈴木一君 先ほどのなわ延びの問題について、くどいようですがお伺いしますが、われわれ巷間聞くところによれば、統計調査部の方で十三万町歩あるということを発見された。そのうちの二割くらい三十三年度の課税の対象にしていけというふうに、画一的にそういう指示が国税庁の方から末端まで出ておるということを私たちは聞いて——もちろん今聞いても、そんな事実はございませんと言うだろうと思いますけれども、どうもそういうものが
○鈴木一君 秋田営林局がこの問題を発見したら直ちに実態を精密に調査されると同時に、また本省の方へ連絡をして、そうして適切な措置がすみやかに行われなければならないと私は常識的に考えるわけでありますけれども、それがなされないで、現地で糊塗しようというふうな努力をしたことは、何か秋田営林局自体もこの問題に関連あるんじゃないかというような疑いを——監督官庁でありながらと、そういう疑いを持つわけでありますが、
○鈴木一君 こういうふうなことは、一世紀ぐらい前の話ならば、上役のごきげんをとるために、実は自分の立身出世のために虚偽の報告でもして点数をかせぐということも考えられるわけでありますが、終戦後官吏の身分も相当確立しておりまするし、できないものまで、生産が人間の力でやってみてできないものまで、できたかのごとく報告するその心理というか、そういうところはまだ林野行政の中には残っておりはしないか。特にそんなようなことを
○鈴木一君 三十年度の農林省関係の決算報告書を拝見しまして、多久島事件以外に特に前年度、あるいは前々年度と変ったものというのはないような姿でありますが、その中で一つ特殊なケースのように考えられますのは、批難事項の千九百十二の林野庁関係の不当事項でありますが、これを拝見してみますと、会計検査院の方の調査だけでは私たち事情を詳細わかりかねるような面もあるわけでありますが、どういうわけでこういう常識では考
○鈴木一君 検査報告書の六十七ページの国有財産の管理、防衛庁の関係でありますが、検査院が三十年度の決算について検査したときに、大体一割くらいしか所管がえ手続をしてなかったというように書いてありますけれども、その後半分ぐらいのものが手続中だと答弁書には出ておりますけれども、実際会計検査院の報告がうるさくいうからしぶしぶやったというような感じを私たち受けるのですが、一割くらいしか処理していなかったということは
○鈴木一君 あなたはつかみ金を出してあと適当に配分してもらうのだ。従って基準を出せば配分の際とにかく問題が起るから、今のところ言えないというふうに言われたと思う。私はこれについてちょっと思い出すことがあるのですけれども、秋田県の鎧畑というところのダムの工事をやったのです。ところが水没する農民からいろいろ補償金額が少いというので苦情が起った。私いろいろ調査してみて、ほかの藤原ダムとかああいうところの基準
○鈴木一君 さっきの次長さんのお話を聞いていますと、大体この件についてはどれだけの補償金を出すというつかみ金を与えておいて、あと配分は下の方にまかせるというようなことで、建設省の補償は今までしているのですか。たとえば総合開発の関係のダムの工事とかいろいろありますね。そういうものは皆そういうふうにせられているのですか。そういう形で出しているのですか。
○鈴木一君 関連。むしろ個々の人に対する配分の計画ができなければ、建設省の方としても金の支払いをしないというくらいまでやっていかなければ問題が起るだろうと思う。問題がむしろ起るような形において建設省は金を払っておるというふうにわれわれは見ているのですけれども、個々の金を受け取る人たちに対して配分計画ができて、そこで払うのが至当だと思うのですよ。それを内訳を公表すれば配分計画に支障を来たすというのはちょっとおかしいと
○鈴木一君 先ほど佐藤委員の質問に際して、大蔵大臣が、国際価格にさや寄せするというようなお答えがあったと思うのですが、確かに今の日本の農産物の価格は、米にしろ、麦にしろ、また酪農製品にしろ、国際価格から見たら相当高いということは、周知の事実でありますけれども、これを、どういうふうにしてこの高いコストを引き下げていくかということについて、本来ならば、これは当然農林大臣にお伺いするところでしょうけれども
○鈴木一君 重ねて申し上げますけれども、農林省の説明で、従来の干拓地の農家はかなり経済的に余裕のできているところがある、従って、平均一万二千円で売り渡したのは少し安過ぎるのだというような印象を、私たちは農林省の説明から受けるのです。世の中は神武以来の景気だというけれども、農業関係には相変らず神武以来の生産様式をやって、一本々々植えて、一本一本刈っている。多少農業は機械化されたというけれども、農業経営
○鈴木一君 干拓に関してですけれども、早くやるようになったから、農民の負担も多少多くなってもいいじゃないかというような説明ですけれども、少くともこれは農林省としては早くやるのは当りまえで、従来おそかったのは悪いのだ。早くやるような努力をすべきである。しかも、農民の負担というものは従来よりも安くするか、やむを得なかったら従来通りにするというのが、私は建前だろうと思います。どうも財政関係からして、大蔵省
○鈴木一君 それじゃ質問を変えまして、今のこういうことが問題になった場合、農林省側としてはこの問題に対してどういうような見解をとられるか。
○鈴木一君 私も大体読んでありますがね。
○鈴木一君 公取の方で問願にしていられる点は、酪農振興法というようなものと、それから独禁法というものは、別に抵触はしない。ただし、中心工場に指定された工場に集乳する場合に、農民に対して県なりあるいはまた農協が強制を加えたというそこが問題なんですか、公取が問題にしている点は。
○鈴木一君 実際、この下部の土地改良区の会員になっている農民は、なお一そう金のかかるようなこういうものができることは、決して私は望んでいないだろうと思うのですよ。技術の確保とか援助とかいうようなことは、当然これは国なり、県なり、市町村が積極的にやるべきで、今の陣容が足りなければそれだけの予算措置もしてやるべきであって、それを全部またこの農民の方にしわ寄せしていくというようなことは、少くとも私は下部の
○鈴木一君 この連合会は、各土地改良区からぜひこういうものを作ってもらいたいという要望が強くて、それにこたえてやられたのですか。
○鈴木一君 大臣にちょっとお願いしますが、先ほどの御答弁で、民衆駅なんて最近に聞いたばっかりなのでよくわからないと、はなはだざっくばらんで、私はけっこうだと思いますが、しかしわれわれは、きのうもこの民衆駅の問題を取り上げるということは、日程にも上っておりますし、もう少しやはり大臣としても、あるいはまた大臣を補佐する側でも、こういう問題に対して十分検討されてここに出てきていただかなければ、当日の審議も
○鈴木一君 これだけの補助金を出されたあとの管理と申しますか、そういう点は十分行き届いていますか。というのは、特に農林省関係の土地改良事業については、相当にいろいろ問題があって、会計検査院が行かなければ、もうそのままふところに入れてしまって、ごまかしているというのが非常に多いわけですね。しかしそういうものに立ち至る原因というものについて、いろいろ私は生産者というか農家を責められない問題があるように思
○鈴木一君 ただいまの問題に関連するのですが、一年々々決算をして事業を進めていくわけでございますから、事業の当初においては何をどの程度作る、何本作るということは、一応事業もくろみとか事業計画があると思う。それに立てば、それに見合ったように、葉タバコも少いものは生産する、あるいは輸入するということになると思います。今までの話を承わっておりますと、そういうふうな計画というのは全然、全然ないとは申しませんが
○鈴木一君 そうです。それに関連した一切の資料を三十年度のときでけっこうですから、それまでに間に合うように出していただきたいと思います。
○鈴木一君 資料を要求したいのですけれども、今のこの利子補給の問題について、この次の三十年度のときでけっこうでございますから、そのときまでに今までおわかりになっている資料を、わかりやすく一つ提出してもらいたいと思います。なるべく詳しくですね。
○鈴木一君 それじゃ与党の方でああいう問題が取り上げられただけであって、郵政省の内部では与党から命令を受けるか何らかの形で、そういう問題は取り上げられたことはないのですね。
○鈴木一君 ええ、そうです。
○鈴木一君 人事部長さんにお尋ねしますが、この前に鳩山内閣の当時、先ほど問題になりました特定局長の身分の変更の問題が、内部で取り上げられておったようなふうに承わっておりますけれども、これの郵政行務上の利害得失というか、そういう——どういう角度からあの問題が取り上げられたのか、事情をお聞きしたいと思います。
○鈴木一君 制度そのものについては、これはまあ農林委員会でまた論議の対象になると思いますけれども、きのう岩間さんから、今いらっしゃらないので言うのもおかしいかもしれませんけれども、商業保険と国家補償の観念とごちゃまぜにしたヌエ的存在だというふうな御指摘がありましたけれども、そういう見方も確かに成り立つと思います。しかし、また現実の問題としては、なかなか両方の長所を取り入れていい一つの制度だと思う。ただこの
○鈴木一君 もう少し県段階の活用と申しますか、積極的に動くような態勢を作っていただいて、これに対する日常の間断ない啓蒙運動をやっていただきたいと思います。 それから、こんなことを言っちゃ悪いですけれども、共済関係の役員とかになりますと、府県の連合会の場合でも、信連、経済連というところに、一応いいところはそっちへ行って、一番よくない——、そんなことを言っては悪いですけれども、よくないというのは、別に
○鈴木一君 これを実施してから十年もたってこのような状態になると、やっぱり制度そのものは非常にいい制度であるけれども、またむずかしい制度だと思います。これを完全に実施するということはなかなか困難だと思いますけれども、一々農林省が全国の一万幾らにわたる村の組合を指導するということはできない。結局、これは府県を通して指導して行くということになるだろうと思いますけれども、どうも私たち見たところで、府県の方
○鈴木一君 一週間くらいで……。
○鈴木一君 できたら、この次の国会が二十日に始まるわけですから、始まってから休会に至るまでに資料を出してもらう、こういう段取りが大体妥当じゃないかと思います。
○鈴木一君 大体いつごろまでにこの資料はできますか。今まであったことをそのまま大体書けばいいことが多いのですから、できたところで現地調査をする。こういう段取りの問題じゃないかと思います。
○鈴木一君 これは、公共事業であるから安く売るとか、そういうふうなことはございませんか。そういうふうな基準で売るということは……。
○鈴木一君 これ以上は申し上げませんが、先に戻りますけれども、五十四号の例の東京電力の土地の問題ですけれども、私たち、しろうと考えでは、少し安過ぎはしないかという感じも受けます。実際見たわけではありませんから……。しかし、先ほどの会計検査院と大蔵省側の論争を聞いておると、どうも大蔵省は、完全に一本とはいかないまでも、わざありぐらいとったような感じを受けるのですが、会計検査院の方はあれでいいのですか。
○鈴木一君 大蔵省側にお伺いいたしますが、こういう払い下げとか、こういう問題に際して直接当事者が来ないで、大ていまあだれか紹介者、たとえば具体的に言えば、国会議員あるいは政党の幹部とか、大臣とか、そういったところの紹介なんか来るものだから、自然そういうもののために誘惑されて、公正な判断ができない。実情としては事務当局者としてはいろいろな不安な点がありながらやってしまうというようなことが、こんな事態が
○鈴木一君 もう時間は五時を過ぎております。私も全く疲れました。皆様もお疲れだろうと思います。私たちはなぜ、個人々々は、一人々々は、りっぱな良識を持ちながら、今日こういうような、子供でさえ笑うような会議をしなければならないかということに関しまして、お互いに反省をしてみたいと思うのであります。 私が申し上げたのでは、皆様たちもお聞き苦しいと思いますので、ちょうど五月三日、衆議院で小選挙区の法案が問題
○鈴木一君 今、社会保障制度の問題を取り上げてのお話でありましたが、そういう個々の問題でなく、大きな政治目標として、基本的な問題として、いわば現在の敗戦小国である日本が、人口は極度に過剰であり・また資源も少い、こういう日本の将来の政治目標として、民生安定と申しますか、生活向上と申しますか、生活水準の向上と申しますか、そういう点に重点を置いて行くか、あるいはまた明治政府がやったような、富国強兵ということに
○鈴木一君 私が今申し上げた政策の接近と申しますか、そういうことについては総理は御賛成のようでありますが、しかし一般的に、口で政策の接近ということは簡単に言えるわけでございますけれども、しかし具体的には、両党の間で共通の政治的な目標というものがここに確立されなければ、政策の接近ということは不可能だと思いますけれども、総理はそういうことが両党の間で可能であるかどうか、御見解を承わりたいと思います。
○鈴木一君 承知しております。 総理にお尋ねいたします。公職選挙法の一部を改正する法律案の提案理由の中に、「思うに現在のわが国の政治において最も必要なことは、政局を安定せしめ、国民多数の支持を保つ政党を基盤とする政府が、責任をもって内外にわたる政策を遂行することにあると信じます。しかして政府と致しまして小選挙区制の採用こそこの目的を達成する最大の要件であると考えるのであります。」こういうふうに言われておりますけれども
○鈴木一君 私は日本社会党並びに無所属クラブを代表いたしまして、ただいま報告がありました能代市の大火に関しまして、政府当局に二、三の質問をいたします。 御承知の通り能代市は、昭和二十四年二月二十日、大火に見舞われ、約二千二百戸を消失し、約三十億円の膨大な損失を受けたのでありますが、その後復興に努力をいたしました結果、外観よりすれば一応形は整ったのでございます。しかしながら、これがために能代市の財政
○鈴木一君 私は伊能君の動議が決して昨日の事態の解決にはならぬと、逆にわざわいを将来に残すような結果になるというような観点から、理事会におきましては再三再四撤回方をお願いしたわけであります。また天田委員とともに、本日結論を出さないで、もう少し冷却期間を置いて、もっと慎重に審議したいということをお願いしたわけであります。けれども、ついにいれられるところとならず、こういつたような結果になったことははなはだ
○鈴木一君 私、きのうは少し早く帰ったために、ぎょうどういうわけでこの委員会が開かれるのかわからないで来たのでありますが、今までの経過、負傷された郡委員長の見舞をすることは当然なことだと思いますが、そうきまったことは非常にけっこうなことだと思います。同時に十分話し合いをしようということで、これも非常にいいことだと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、多少の冷却期間をおいたほうが、冷静に判断もできるし
○鈴木一君 私も見舞をするということについては異議がございません。従って理事会なり、相談をして、適当な措置をとってもらいたいと思います。それからまたあの事態に対する善後措置でありますけれども、多少の冷却期間をおいて、そして各党の本当の立場と申しますか、そういうところで大所高所から多少の冷却期間をおいたあとで、今後こういうことがないようなふうに、十分一つ御協議を願って、今後の問題には対処してもらいたい
○鈴木一君 矢嶋委員からの趣旨については、私たちも賛成です。ただしかし出された文章については、いろいろ改めたいというふうな気持もあり、私の方ではその文章を用意もしたわけでありますから、できたら理事会でも開いていただいて、そんなに時間はかからないと思いますから、そこでもう一問お諮り願いたいと思います。