運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
120件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1977-03-22 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

藍原政府委員 松くい虫の被害原因がはっきりいたしません時代におきましては、伐倒駆除中心にしてこの撲滅を図るという対応をしてまいりました。しかしながら、伐倒駆除ではなかなか対応ができない、また松くい虫の防除が年々広がってまいります、そういう経過の中で研究結果、松くい虫が運ぶマツノザイセンチュウが松の枯損原因であるということがわかりました。そういう研究結果と被害広がり等両方を勘案いたしますと、

藍原義邦

1977-03-22 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

藍原政府委員 私ども試験研究の結果、ただいま全国に蔓延しております松の枯損につきましては、最終的な原因は、マツノザイセンチュウが松の樹体内に入りまして、樹脂細胞等に大量にこれが発生するために松が枯損するという研究結果がわかっておりますけれども、それを運びますのがマツノマダラカミキリであるということ。一般的に、いま先生一種の伝染病ではないかとおっしゃいましたけれども病気の場合でもその病原菌を運ぶ

藍原義邦

1977-03-22 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

藍原政府委員 松くい虫によります松の枯損につきましては、先生十分御存じのとおり、全国で百八万立方程度のものが枯損いたしております。そのうちの百万ちょっとが民有林でございます。国有林は約五万程度でございまして、ほとんどは民有林でございます。したがいまして、私どもといたしましても、この特別措置法案につきましては、主体は民有林という形になります。しかしながら、やはり松くい虫の防除をいたしますためには民有林

藍原義邦

1977-03-17 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

藍原政府委員 国有林活用状況について簡単にまず数字を申し上げますと、四十八年に千五百ヘクタール、四十九年が三千百ヘクタール、五十二年に二千五百ヘクタール、三十八年以来大体三万六千五百ヘクタール弱活用いたしております。いま先生がおっしゃったように非常に少ないではないかという御指摘でございますけれども林地の中で適地と申しますか傾斜等林地のいろいろな状況がございますし、そういう活用に適した林地も昔に

藍原義邦

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

藍原政府委員 細かい数字は持っておりますけれども、ちょっと探しますので、時間をいただきたいと思います。——どうも失礼しました。  私ども調査の一例を申し上げますと、和歌山県潮岬の黒松の平地林調査したものがございます。それによりますと、全発生期間を通じまして一ヘクタール九百六十本の枯死木から一万九百四十九の成虫の脱出したことを認めております。このような激甚地はきわめて少ないわけでございますけれども

藍原義邦

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

藍原政府委員 いま私、申し上げましたように、森林所有者についてはそういう形で考えておりますし、それから先生が御指摘のように、その周りにいる人あるいはその他の養蜂業者あるいは漁業業者という問題の御質問でございますけれども、私どもこの松くい虫の防除をいたすに当たりまして、事前にどういう環境のところであって、どういう防除をしたらいいかということは十分調査をいたします。さらに、それぞれの県におきまして連絡協議会

藍原義邦

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

藍原政府委員 先ほども御説明いたしましたように、現行法は一応命令を出しまして森林所有者防除をするというたてまえになっております。したがいまして、受忍義務は設けておりません。しかしながら、今回の法律は、一応国なり都道府県知事が直接執行するという形になっております。そのために森林所有者につきましては、それぞれの森林所有者権利を不当に侵害するという形になりますので、こういう権利の不当な侵害に対しまして

藍原義邦

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

藍原政府委員 ただいま大臣から御説明いたしましたけれども先生御存じのように、いま松くい虫の被害面積にいたしまして四十五万ヘクタール、材積にいたしまして百万立方を超えるという被害になっております。現行法によって従前その対応はしてまいったわけでございますけれども、急激な被害の増大ということに対応いたしまして今回の法律を提案しておるわけでございますが、現行法によりましてただいま行っております防除方法

藍原義邦

1977-03-15 第80回国会 衆議院 決算委員会 第7号

藍原政府委員 国有林につきましては、近年公益機能の発揮という関係から、収穫量を減少させております。そういう問題から言いまして、たまたまいま申し上げました四十九年、五十年につきましては請負がふえ、直営が減っている状況になっておりますけれども、必ずしもどんどん請負をふやしておるという形ではございませんで、その地域地域の実態に即して直営請負というものを採択しながらやっておる次第でございます。

藍原義邦

1977-03-15 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

藍原政府委員 いま直ちに細かい資料をちょっと私手持ちございませんけれども、いま先生おっしゃいましたような空散をしても枯れがとまらなかった、あるいはマダラカミキリがいなかったというような事例につきましては、私どもにおいてはその事例事例につきまして調査をいたしまして、マダラカミキリに対します空中散布につきましては、適確な効果があるというふうにわれわれとしては判断いたしております。

藍原義邦

1977-03-15 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

藍原政府委員 一般的に松が枯れます場合には、マツノザイセンチュウによる松枯れと、そのほか菌によります枯れ、あるいは自然枯死、その原因につきましてはいろいろな自然環境の変化による枯死もあろうと思いますけれども、そういうふうな一般的な松の枯れはございますけれども、今回のように激甚な被害が出るような松の枯れにつきましては、マダラカミキリが運びましたマツノザイセンチュウによる枯れというふうにわれわれは考えております

藍原義邦

1977-03-15 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

藍原政府委員 いま先生から松くい虫の発生の問題についていろいろお話ございましたけれども、松くい虫でこのように激甚な被害を受けました事例は、終戦直後にもございました。その後一時衰微いたしておりましたけれども、最近また急激に蔓延しておるわけでございます。その原因についてはいろいろあろうかと思いますけれども、私ども現在松くい虫防除の特別な措置法を出しておりますのは、この激甚的な被害を受けた松くい虫を何とか

藍原義邦

1977-03-14 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

藍原政府委員 シイタケ生産額を申し上げますと、たとえば昭和四十年には五千三百七十一トンでございますけれども、四十五年には七千九百九十七トン、それから五十年には一万一千三百五十六トン、これは干シイタケでございます。こういうふうな生産量になっておりますし、生シイタケにつきましては、四十年に二万七百六十一トン、それから四十五年には三万八千六十五トン、五十年には五万八千五百六十トンというふうに生産量が伸

藍原義邦

1977-03-14 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

藍原政府委員 山村の振興には、まずわれわれといたしましては林業を振興させなければいけないということで、従来から基盤整備でございます林道網整備あるいは造林推進等々図ってまいりましたが、さらにそのためには、林業の担い手でございます労働力の確保、これも十分今後対応していかなければいけないというような問題がございます。したがいまして、いま申し上げましたような林道造林以外に林業構造改善事業というものを

藍原義邦

1977-03-14 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

藍原政府委員 松くい虫の被害につきましては、ただいま先生おっしゃいましたように、全国面積にいたしまして約四十五万ヘクタール、材積で百万立方に及ぶものがただいま被害に遭っておりまして、私どもといたしましても、早急にこの激甚的な被害をおさめるために、ただいま国会に特別措置法を提案いたしまして御審議をお願いしておるわけでございまして、できるだけ早く松くい虫がただいまのような激甚な被害から平常的な形になるように

藍原義邦

1977-03-11 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

藍原政府委員 私どもといたしましたら、何とか間に合うように法案を御審議いただいて、この新しい法案で実行したいと考えておりますけれども、ただいまのところ、この新しい法案とは別に、従来からございます森林病害虫等防除法に基づいてやってきたわけでございまして、万一、私たちがただいま御提案申し上げております法案が通らない場合には従前どおり方法でやる形になりますけれども、それではなかなか蔓延を防げないということでございますので

藍原義邦

1977-03-11 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

藍原政府委員 答弁を一つ申し落としまして申しわけありませんでした。  松くい虫の被害と申しますのは、先生十分御存じかと思いますけれどもマツノマダラカミキリが松の枝条を、われわれは後食と言っておりますが、食べることによりまして材線虫を中へ運び込むということで松が枯れるというふうに、先ほど申し上げました研究成果が出ております。その時期が大体五月の十日前後から始まるわけでございまして、私どもとすれば、

藍原義邦

1977-03-11 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

藍原政府委員 初めに松くい虫の被害状況について簡単にちょっと御説明しておきたいと思います。  松くい虫につきましては、戦後一時飛躍的に被害が増大したこともございましたけれども、一時衰微いたしまして、最近また非常に激化いたしております。  現在、昭和五十一年度の見込みで推定いたしますと、材積で大体百八万立方メートルくらい全国被害が出るんじゃなかろうか。それから面積では四十五万ヘクタールの被害区域になるのではなかろうかというふうに

藍原義邦

1977-03-10 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

藍原政府委員 ただいま先生指摘個所につきましては、私どもただいま資料を持っておりませんので、後刻十分調査してみたいと思いますけれども造林事業につきましては、一般的に植えました後でどうしても自然災害その他のために一部枯れることがございます。その場合には補植等を行いまして、後ほどその森林が適正な本数になるように補植をいたすこと、あるいはさらに必要以上の面積が枯れた場合には、数年後に改植という手続

藍原義邦

1977-03-10 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

藍原政府委員 ただいま大臣からお答えいたしましたように、戦中戦後の森林の乱伐というもの、あるいは戦後の一部開発というような問題から、森林は一部荒廃した時点がございました。しかしながら、その後の造林推進ということによりまして、現在ではおおむね森林は正常な状態に復帰しているというふうにわれわれ考えておりますが、ただいま先生お話しございましたように、これからの森林の施策として重点になりますのは、森林

藍原義邦

1976-11-02 第78回国会 参議院 内閣委員会 第4号

政府委員藍原義邦君) 四十四年来、先生指摘のように一日二時間ということで規制いたしておりますが、連続の使用の問題についてはいまのところはっきりした取り決めをいたしておりません。たとえば、国有林の場合ですと、過去数年チェーンソーを一年間連続して使っておるという事態もございます。したがいまして、そういう連続して今度年間使う時間の規制とか、その他さらにまた検討すべき問題が私どもとしては残っておるんではなかろうかということで

藍原義邦

1976-11-02 第78回国会 参議院 内閣委員会 第4号

政府委員藍原義邦君) ただいま先生指摘原因と申しますと、いろいろな問題が関連して出ているんではないかと思いますし、はっきりこれが原因だということはなかなか言いにくいというふうにわれわれ考えております。しかしながら、やはりあくまでもチェーンソーを使った方々から発生しておるということで、まあ振動によるものということで、ただいま組合関係とも十分協議をしながら、その使い方、あるいはかかりました方のいろいろな

藍原義邦

1976-11-02 第78回国会 参議院 内閣委員会 第4号

政府委員藍原義邦君) 前回業務部長がお答えいたしたと思いますけれども、いま先生指摘のとおり、チェーンソーによります振動障害病が確かに発生いたしております。私どもといたしましても、従来から病気発生を防ぐために時間規制等一応やりまして振動病発生を予防してまいったわけでございますが、非常に残念なことに、確かに現在ある程度の人数の罹災者が出ております。これに対しましては、関係省庁とも十分連絡をとりながらその

藍原義邦

1976-10-08 第78回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号

説明員藍原義邦君) 山林などの災害につきましては、崩壊されたところはもちろん、亀裂が入りまして次期の降雨等によって危険があると認められる個所につきましては、緊急治山で早急に対応するようにいたしております。先生いま御指摘個所等、県と十分打ち合わせをいたしまして対応いたしたいと思っております。

藍原義邦

1976-10-06 第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号

藍原説明員 治山事業についてお答えいたします。  先生はただいま、治山事業採択基準十戸以上とおっしゃいましたが、治山事業については確かに人家につきましては十戸以上になっております。そのほかに採択基準といたしまして、県道あるいは国道あるいは迂回路のない市町村道、こういうものがありました場合にも採択基準になりますし、そのほか公共施設でございましたときにも採択基準として取り上げることにいたしております

藍原義邦

1976-09-30 第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

藍原説明員 先生ただいま御指摘のように、林野被害は、九月二十五日現在で、林地荒廃が六百二十億、林道が九十二億、その他合わせまして民有林だけで七百三十四億、これに国有林を加えますと八百二十九億の多きに上っております。この被害額は近年にない被害額でございますので、林野庁といたしましても、緊急な個所につきましては、早期に対応し得るよう、万全の努力を払ってまいるつもりでおります。

藍原義邦

1976-09-30 第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

藍原説明員 一宮町の災害につきましては、災害発生当初直ちに係官を派遣いたしましたし、また試験場からも専門家を派遣いたしまして二次災害防止のために緊急治山によりまして早急に復旧工事を講ずるということにしておりまして、ただいますでに埋没土め工事を行いましてこれを施行いたしております。  いま先生お話しございました全体の復旧計画につきましては、いろいろな関係省庁がございますし、また山地崩壊というものを

藍原義邦

1976-09-30 第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

藍原説明員 先生いまお話しございました上郡町の赤松、岩木地区につきましては、山腹崩壊亀裂発生しました個所につきましては、早急に緊急治山事業等によりまして復旧工事をしてまいろうというふうに考えておりますし、また安富町につきましては、直ちに警報機等を早急に取りつけまして、今後の動きを十分警戒しながら人身の被害防止するような指示をいたしております。  また、試験場からも担当の係官を派遣いたしまして

藍原義邦

1976-08-05 第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第3号

説明員藍原義邦君) 四十九年にございました南伊豆の地震に対しましては、当時の調査で、治山事業対応いたします被害としては約五億八千五百万ございました。これに対しまして直ちに、集落の裏山だとかあるいは交通路沿い山腹傾斜面等につきまして亀裂やひずみの発生状況等、再度災害危険性調査いたしまして、その結果に基づきまして四十九年度から現在までに治山事業で十四カ所、二億八千五百万円を緊急治山あるいは

藍原義邦

1976-08-05 第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第3号

説明員藍原義邦君) 先ほど申し上げましたように、森林法によりまして四十九年の十一月以降、森林開発につきましては規制をいたしておりますけれども、それ以前につきましては森林法にはそういう規制ございませんでしたので、森林の転用、開発につきましては、林野庁といたしましてはいま申し上げましたような宅地造成あるいはゴルフ場開発というものについては行政指導はいたしておりません。

藍原義邦

1976-08-05 第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第3号

説明員藍原義邦君) お答えいたします。  今回の災害につきましては、たとえば河津町の筏場の付近につきましてはその山地の上部に宅地造成が行われておったということは現地で確認されておりますけれども、何せ報告にございましたように、連続雨量五百ミリというような大きな雨量が打っておりますので、直ちにそれと今回の災害が関連があるということはなかなか断定しがたいような感じを持っております。しかしながら、林野庁

藍原義邦

1976-07-16 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号

梶原説明員 宅地造成等規制法を所管しておる立場からお答えいたします。  鹿児島市につきましては、現在六千百八十二ヘクタールの宅地造成工事規制区域指定をいたしております。その区域内で宅地造成工事指導監督をいたしておるわけでございますが、この区域内での事故の状況でございますが、一昨日、鹿児島県当局から中間的な報告を受けたところでございます。約十九件、区域内でがけ崩れあるいは土砂流出がございまして、

藍原義邦

1976-07-16 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号

藍原説明員 過去においてやりました西道川につきましては、林野庁で全部いたしました。しかしながら、今後残っております渓流につきましては、農地もございますし、また建設省の関係もございます。したがいまして、そういう関係方面十分連絡をとりながら、上の方から順々に対応してまいろうというふうに考えております。

藍原義邦

1976-07-16 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号

藍原説明員 桜島につきましては、先生指摘のとおり従来からもいろいろ災害がございましたので、過去においても補助治山において治山を実行いたしておりました。しかしながら、最近の地震その他等によりまして、今後の問題もございますので、五十一年度から直轄治山といたしまして国直轄治山事業をいたすことにいたしております。  その計画といたしましては、五十一年から十年間の計画直轄治山を行おうということで、治山事業

藍原義邦

1976-06-10 第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号

説明員藍原義邦君) 地すべり防止地域指定協議につきましては、年に何回というふうに決めはいたしておりませんで、過去の実績を見ましても、四十八年には九回、四十九年には六回、五十年には四回、五十一年度にはすでにもう二回をいたしておりまして、緊急な事態発生いたしますと、関係省庁連絡をとりながら協議会を持つという形にいたしております。

藍原義邦

1976-06-10 第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号

説明員藍原義邦君) 先生指摘のとおり、私どもとしても、こういう地すべりが起きました地域につきましては、早急に指定をすべきであろうというふうには考えております。ただ、まだ何よりも復旧工事を先に急がなければならないということで、係官も五月末には派遣いたしまして調査をいたしておりますし、当然今後関係省庁との連絡のもとに、この地域につきましては地すべり地域指定という形で検討してまいりたいというふうに

藍原義邦

1976-06-10 第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号

説明員藍原義邦君) 地すべり指定につきましては、ただいま先生の御指摘のとおりでございまして、この地域につきましては、昭和三十六、七年ごろ治山事業を一部やりまして、一部保安林ございますけれども、その他につきましては、その後その地域についての大きな地すべり的な徴候もございませんでしたので、現時点までは地すべり地域指定はいたしておりませんでした。

藍原義邦

1976-05-21 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号

藍原説明員 治山事業の場合、先生から御指摘がございましたような施設災害復旧とそれから一般災害復旧、改良との関係でございますけれども堰堤等が壊れた場合には施設災害という形にいたしますけれども一般山腹被害につきましては、復旧中心にした形でやってまいりますので、その辺の問題はさしてないのではなかろうかと考えております。  それから、桜島治山事業でございますけれども従前五十年度までは一般

藍原義邦

1976-05-14 第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号

説明員藍原義邦君) 耳納山系につきましては、先生がただいま御指摘になりましたように、昭和二十一年あるいは二十八年に大きな災害が出たわけでございますが、国におきましても、また県におきましてもこれらの災害対応するため、その荒廃地につきまして早急に復旧を図るということで治山事業を積極的に推進してまいっております。過去十カ年に投じた金は六億六千万でございまして、さらに、五十一年度につきましても一億五千万

藍原義邦

1976-05-14 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号

藍原説明員 お答えいたします。  先生指摘のように、四月十八日に新潟県小出町の駅前地すべりが起きております。これは十八日の十五時ごろ、国鉄の駅前山腹が約一・一ヘクタールにわたりまして、幅約七十メートル、長さ約百五十メートルでございますけれども地すべりを起こし始めまして、亀裂が生じたということでございます。これは四月十五日以降の急激な気温上昇と、十五日に雨が降りまして、それによりまして急激に

藍原義邦

1976-05-14 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号

藍原説明員 林野庁におきましては、先ほど御説明いたしました保安林以外に、昭和四十九年度からは普通の森林地につきましても、その乱開発規制するという意味で開発規制をいたしております。こういう考え方から、森林全体の開発に対しまして無秩序な開発が行われないようにまず規制をしていきたいと考えておりますし、さらに治山事業を積極的に進めまして、いろいろな災害対策重点を注ぎ、災害防止に積極的に今後とも一努

藍原義邦

1976-05-14 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号

藍原説明員 お答えいたします。  いま先生おっしゃいましたように、林野庁といたしましては、全国二千五百万ヘクタールの森林がございます。したがいまして、その森林の中で特に危険と思われる個所、あるいは国土保全上必要な個所につきましては、保安林という指定をいたしました。現在、水源涵養保安林を含めまして約七百万ヘクタールございますけれども保安林指定をいたしております。さらに、落石の危険あるいは土砂流出等

藍原義邦