2015-05-20 第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第5号
○荒井広幸君 新党改革の荒井広幸です。 私どもは、国民がゆとりと豊かさ、つまりは幸せを実感できる社会をつくることを最大公約数の政策目標としております。その実感する多くの空間は市町村であり、言い方を変えれば、国民は住民、住民として実感できる社会、これが非常に重要だと考えております。 国の統治機構を考える上で、基礎自治体、市町村の果たす役割からボトムアップして考えることは実に有意義だと思います。市町村
○荒井広幸君 新党改革の荒井広幸です。 私どもは、国民がゆとりと豊かさ、つまりは幸せを実感できる社会をつくることを最大公約数の政策目標としております。その実感する多くの空間は市町村であり、言い方を変えれば、国民は住民、住民として実感できる社会、これが非常に重要だと考えております。 国の統治機構を考える上で、基礎自治体、市町村の果たす役割からボトムアップして考えることは実に有意義だと思います。市町村
○荒井広幸君 旗を下ろす下ろさないという話がありますが、旗上げて、旗下げないで旗上げるなんて、どっちの旗上げるんだか分からなくなりますから、とにかくこれは必要だと、必要だということで取りあえずはやむを得ないかなというふうに私は思っております。 続きまして、被災地の、復興大臣も言っておりますが、様々な集中復興期間、これ五年なんですけど、これを終えて次の段階になどということを含めての地元負担、こういったことで
○荒井広幸君 リーマンや三・一一、特に三・一一は身近だったのでよく分かるわけですが、そのほかにも、今日先生方の資料でも今まで商工中金がどういう対応をしてきたかという一覧表もございましたが、一言で言えば、なかなか民間はできないなと思っているんです、やり切れないなと思っているんですね。 ですから、そこを考えると、先ほど来からもお話があるんですが、小泉政権時代からのものでございまして、私も大変因果があるんですが
○荒井広幸君 皆様、御苦労さまです。 私は、通告をしておいて、それで議論した方が中身が深まるだろうと、大体のものについてそう思っておりますので、質問している三倍から五倍ぐらい通告しておるわけでございます。 その意味で、いつも関係省庁の皆さんには空振りというのがあったりして、喜んでいるのか、よかったと思うのか、困ったと思っていただけるのか分かりませんが、失礼を掛けていることをこの席を借りて、この後
○荒井広幸君 例えば介護にしても、家族でやっていたから大変、これは分かります。しかし、一挙に施設に行きましたから、施設の負担が高くなる。だけれども、これでまた大変になりましたから、今度グループホームだとか地域に落としていくということをやっているんですね。 だから、最初から私は、いろんな計算をしながら考えるというんでしょうかね、それを心を込めながら、どうやって自分も受益する、また自分も支えていくかということを
○荒井広幸君 ありがとうございます。 少子化社会対策議員連盟というのを、十年ちょっと前なんですが、つくりまして、中山太郎先生が会長になっていただいて、そして選挙を挟んで少子化社会対策基本法というのがやっとの思いでできましたが、そのとき私は事務局長だったんですけれども、その頃、子供さんをつくりましょうというふうに言うと、女性の議員の方から産めよ増やせよかということで大変にまた批判をいただき、また母体
○荒井広幸君 最後でございますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 今日はありがとうございます。 冒頭は、人口減少は、国策ないしは政策、町村を含めた、そうした国策、政策の失敗であるのか、いわゆる先進国病というんですか、先進国に特有のやむを得ない現象なのか。この辺は片山参考人そして森田参考人の順で、どっちとも言えないところがあるかと思いますが、御見解を聞かせてください。
○荒井広幸君 様々に努力はしていただいているわけですけれども、今日は二十五分いただいたので、大臣、結構解説的に話ができるというのは二十五分は非常に有り難いので、与野党の理事さんに感謝をいたす次第なんですが、普通はもう短いものですからその分私は質問通告はかなり解説的に分厚いものになるわけなんですが、続けてまいりたいというふうに思います。 ちなみに、大臣、三分で説明しろと言ったってできないんですね。福島県
○荒井広幸君 いろいろ工夫があるんだと思いますが。 私、今回はエネファームを取り上げていないんですけれども、珍しくずっとシリーズで取り上げているんですが、家庭用燃料電池ですね、水素電池ですけれども。このエネファームに、どういう理由で買ったんですかということの具体的な全体的なアンケートは取っていないようなんですが、それでも販売したり設置したときの意見を聞きますと、環境に貢献できるからという動機付けというのが
○荒井広幸君 荒井でございます。 福島で皆さんに大変お世話になっているわけですけれども、風評被害の大きさ、そしてずっと続いております。この風評被害という四文字を考えますと、今日頻繁に出ております、いわゆるブランドというようなものの力というんですか魅力というんですか、改めて反面教師で感じているような次第です。 冒頭、総務省に来ていただきましたけれども、ふるさと産品をどう売っていくか、ふるさとで作った
○荒井広幸君 飯田市長さんは日本開発銀行の御出身で、ならではのやはりお取組だというふうに思うんですが、飯田市長さんと近藤さんにお尋ねするんですが、やっぱり資金繰りというんですか、どのように事業を展開する場合に資金を集めるか、提供してもらうかというのは非常に苦しんだときがあると思うんですが、その辺の御意見を伺いたいと思います。
○荒井広幸君 分かりました。 そこで、飯田市長さんにお尋ねしたいんですが、台湾でも干し柿、私の福島ではあんぽ柿と言っているんですけど、会津でも作っておるんですけれども、台湾で人気だということになったときに、なかなか干し柿を食べている文化というのは余りないかもしれませんけれども、そこに例えば他地域での産地が入っていった場合に、競争によってなお台湾市場が増えていくというふうに受け止めるのか、やっぱりちょっとまだ
○荒井広幸君 荒井です。 先ほど来からお話を聞いて、うんと勉強になっておりますし、中野先生のように勇気が湧いてきたという私も感じがしてお聞かせをいただいておりました。ありがとうございます。 早速ですが、近藤さんにお尋ねしたいんですけど、海外のものが八〇%まだありますから、産地間競争をしてもお互いに、先ほどの近藤さんのお言葉では相乗効果もあるということですし、お互いに競い合うという効果も出てくると
○荒井広幸君 なかなか難しいところですね。 そうしますと、問い六に入らせていただきますが、現行の官公需法の第七条では、「地方公共団体は、国の施策に準じて、中小企業者の受注の機会を確保するために必要な施策を講ずるように努めなければならない。」と規定されているんですね。 この度の改正に伴って、努力義務でございますけれども、十年未満の新規中小企業者の参入というのが進められていくんだと思います。 今ほどの
○荒井広幸君 これは事務方にお尋ねしますが、Qの五になります。 今そういうお話があったわけでございますが、例えば具体的に、今のようなお話があったわけですけれども、十年未満の皆さんに機会を与えるというのは経済対策、賃上げのためにも、雇用をつくるためにも、そしてアベノミクスを成功して早く地方にも恩恵が、中小企業にも行くようにということのその側面は分かるんですが。 地方の場合で、頑張っている中小零細企業
○荒井広幸君 新党改革の荒井でございます。 順番をやりくりしていただきました全党派の皆さんにお礼を申し上げます。 まず冒頭、お聞かせいただこうと思いましたが、今のお話の流れがありますので今回の法律に入らさせていただきたいというふうに思いますが、非常にいい法律ではあるけれども課題が多いなというふうに思うんですね、官公需法の改正についてでございます。創業十年未満を新規中小企業者というふうにするんですが
○荒井広幸君 冒頭の二つは、極めて個別的自衛権に近い判断も行えるんですよ。こういうことですから、どうぞ十分、法案作成の中で検討してください。 そして、基本計画を国会承認の対象としなければなりません。だからこそ、国会が政府と一緒に出動の判断を分かち合うことが極めて重要なんですよ。こういう観点から、派遣された場合、二年ごと又は必要に応じて改めて国会承認の手続を行うことで国会での派遣の必要性を検証する、
○荒井広幸君 自衛隊の出動に関して国会に事前承認を求める時間的余裕がない場合というのは、解散のとき、国会閉会中のとき、これは昨日言いましたように三日間で審議入りができますので、これは十分に事前、できます。 では、私がお手元に配付したA、B、C、Dのうち、どのようなケースが事前ではできないというのか、具体的に、中谷大臣、示してください。
○荒井広幸君 法制化している今最中ですから、副総理のお話でも、十分議論をして検討したいということだと思うんです。 私は、このA、B、C、Dについて例外なき事前承認というふうに申し上げましたのは、前回も、アメリカの例もイギリスの例もあるんですね。やっぱり国会と責任を分かち合って、そして国民の理解をいただいて、自衛隊の皆さんにその使命感に基づく活動をしていただくということなんだと思うんですね。ですから
○荒井広幸君 中二日の事例、二回あるんです。ですから、五日目に召集していたんですが、中二日を、これを短縮することができるので、三日間で召集できるということなんです。 ですから、そんなに急を要するということはなかなか考えづらいと思います。というのは、イラク特措法でも二十日以内に国会承認なんです、事後承認ですけど。あのときは十一日目で国会を開いているんです。三日目で開くということは非常に、できることなんですね
○荒井広幸君 新党改革の荒井広幸です。 自衛隊の海外の出動に当たっては、国民の理解を得るため、そして同時に、国会の事前承認、これを、ここに後ほどお示ししますが、この四つの事案に対して、これらに対して例外なく事前承認とするべきであるということを今日は御相談申し上げたいと思います。 というのは、総理、政府と国会が分かち合うべき判断だと思うからなんです。政府と国会が分かち合って、自衛隊の出動を、これをどうするか
○荒井広幸君 やっぱり内部でチェックをできる体制をつくってもらいたいですね。 いつもいつも洗いざらい洗いざらいと言うんですが、洗いざらいやって汚染水が出て、汚染水止められないんだから、洗いざらいやってもまあ私は無理なような気もするんですね。ただ、風土を変えていくというところは全くそうだと思います。これを変えていただかないといけない。それで私どもは、これは法的にもう東電は解消だということを申し上げていたんですが
○荒井広幸君 こういう方々が、役員もいるんですね。つまり、コンプライアンスも含めて、どうして情報開示をしないというようなことがあり得るんでしょうかね。 これ大臣、今までも東電というのは隠すんですよ、この原発事故以前も。そして今回も、度々度々なんです。政府から派遣している意味がないと思うんですが、どうなんですか。
○荒井広幸君 荒井でございます。 三月十一日以降、東電に対して政府から派遣している要員、それぞれいると思いますが、それぞれどれぐらいいるんでしょうか。
○荒井広幸君 我々も過去を反省し、そして未来に向かっていかなければなりませんが、そういう姿勢を示すのも、こうした記念館、人物等の往来、深いつながり、そういったものに由来するところ、その延長上で読み込んでもらうというのもたくさんあると思うんですね。 ですから、どうぞ大臣、そういう意味では、もう少し草の根で支援していないところも調べていただきつつ、いかがでしょうか、もちろん向こうからの要請があってこちらがお
○荒井広幸君 恐らくあるのではないかというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思いますが。 このように、例えば日本記念館などというのがなくとも、その人物に着目したときに、両国において本当に友好を確認する意味でも重要な人々というのはいるわけですが、そうした世界中に記念館あるいは日本館、こういったものを官民問わず設置されていると思うんです。これは何か国で大体どれぐらい、何館ぐらいあるか、把握されていますか
○荒井広幸君 荒井でございます。 大臣には、外務大臣という立場もありますけれども、本当に積極的に海外に出ていただきまして様々な成果を上げていただいておりますこと、敬意を表します。 私はこの間スリランカに、三度目でしたが、伺ってまいりました。ラージャパクサ大統領からシリセーナ大統領に選挙によって円満に政権交代といいますか、替わりました。それを受けて伺ってまいりました。そのときに初めて、三度目で初めて
○荒井広幸君 総理、金融緩和をして結構足引っ張っているのは金融機関なんですよ。もう少ししっかり見ていただきたいですね。先ほど総理が言ったような視点でやっていただきたい。 金融円滑化法がありましたね。あのときは義務で開示したんですよ、どれぐらいの貸出ししているかと。九〇%開示して、そしてやらせていたという実績があります。そういうことも一つ知恵としてあるんじゃないかなということがあると思いますね。どれだけ
○荒井広幸君 強力に促していただきたいんです。 そして、これに関連しますが、総理にお尋ねいたしますけれども、先ほどの、大臣御苦労をいただいている中で、こういうこともあるんですね。 いわゆる消費税滞納しているじゃないかと、滞納しているところに貸すわけいきませんよ、とにかく難癖を付けるんですね。それはもうリーマン以降、十五年、二十年、デフレ下で不況でした。アベノミクスが今こうして成果を上げてきてはいるものの
○荒井広幸君 新党改革の荒井です。暫定予算に賛成をいたします。 本日は、予算に絡みまして、アベノミクスの効果がまだ及んでいないというような話の中の一つの原因だろうと思います、金融機関が中小零細企業に十分な融資、資金提供しているのかという問題がありますね。これはアベノミクスに邪魔しているようなものです。それから二つ目の課題は、大企業から中小企業、そして中小企業が親企業になる場合があります、これ下請ですね
○荒井広幸君 大臣の話が長い説明で、それはそれで必要なんですが、恐らく国民の皆さんは、今ほど言いましたけど、新しい限定的な集団的自衛権の場合も、そして他国軍の後方支援も、そちら側から日本政府に対して話があるということなんですよね。 そういうことで来ましたときに、私は、皆様、心配があるんですよ。国会の事前承認が基本的に必要だとか原則的に必要だということでは大変私は心配なんです。私は、人間としても安倍晋三総理
○荒井広幸君 国民の生命と、そして人権、また幸福追求権を守っていく、そのための手段であるということだろうと思います。 そこで、防衛大臣にお尋ねをいたします。 集団的自衛権の限定的な行使、それから他国軍隊に対する後方支援、これらは、他国の国ないしは国連から日本側に、言ってみれば協力要請といいますか、この要請があるんだろうと私は思います。それによって政府がNSCを含め判断をしていくというプロセスだと
○荒井広幸君 荒井です。 時間がありませんから、恐らくテレビ中継、途中で切れます。 安倍総理は、数々のことを我々政治家、政党、国会、そして国民に問題提起をしてきていると思うんです。これは私は高く評価します。その中の一つがいわゆる今回の安全保障法整備の問題であります。今日は、それに関して、特定秘密と、そしてまた国会の事前承認ということについて考えてみたいと思います。 まず、私は、原発事故が起きまして
○荒井広幸君 適切に判断していただければ撤廃をし、そして新規業務に展開できるようにお願いいたします。 原発事故災害についてお尋ねします。 せんだって、総理と皆さんと一緒に追悼式典に出てまいりました。御一緒に心からのこの東日本大震災の犠牲者の皆さんに追悼の誠をささげたわけでございます。 事務方にお尋ねします。これは、津波と地震による犠牲者に対する追悼でしたか。
○荒井広幸君 郵政株を、総理、売却する以上、例えば郵便貯金、この預入上限を撤廃する、それから住宅ローンに新しい商品を出せるようにする。簡易保険ならば、がん保険、この第三分野に進出できるようにする。こういうふうにすることが理にかないますし、国民の利益になるのではないでしょうか、総理。
○荒井広幸君 両先生の御指摘、私も分かります。まず、我々も理解しなくちゃならないし、国民の皆さんも、拠出する側としてですね、その気持ちが形になっていくわけですから、みんなの理解が必要だと。 同時に、我々だけがそう国内でも意見が分かれると、世界中に発信されるのは分かれた議論で、ネガティブなのが多くなるんですよ。そのネガティブなものが周知徹底、悪い意味でされていくと、日本というのはすごく誤解を受ける。
○荒井広幸君 ありがとうございます。
○荒井広幸君 どうも今日はお疲れさまです。 最後になりました。どうぞよろしくお願いしたいと思います。 早稲田大学のエジプト考古学をやっておられる吉村作治先生、何度か現地で賊に襲われて危険な目に遭ったそうでございます。そのときに、おまえたちは何だということであって、日本だと、この発掘調査している早稲田だと。ああ、それならおまえたちは俺たちのためにやっているんだということで理解されて難を免れたというのがあって
○荒井広幸君 私はちょっと調査能力ないと思っていますよ。農林中金が去年の六月に公表しているんです、ちょっと日付、私、今の忘れましたですが、九百件ですよ、業務横領等を含めて。えらい違いですよ。 ですから、そういう不祥事が出ているということも我々は考えないといけない。会計で見過ごしたんではないか、チェックが働いていないんじゃないか。つまり、抑止力がないのではないかという問題点がここで浮き彫りになるんです
○荒井広幸君 私どもは、言ってみれば保守リベラルを自任しておりますけれども、郵政民営化でこれは強烈に反対をいたしまして、落選もし、除名され、今新党を立てているわけですね。今の問題というのはまさに格差にもつながるところでして、行き過ぎた市場原理というものを導入したところに格差も生まれたわけです。 ですから、私は、互助の精神の農協組合法に基づく、今のところ重要なんです。重要なんです。銀行法も、いわゆる
○荒井広幸君 新党改革の荒井広幸です。 国会で多数決で決めると、こういう民主的なルールではありますが、難しい問題が立て続けに起きておりますし、先送りされた問題、これを解決するというのが安倍内閣の役割だと思います。どうぞ、国会の多数に頼むことなく、国民の合意形成を図っていく、こういう姿勢でお願いしたいと思っております。 いわゆる農協改革です。大臣にお尋ねいたします。 JA共済というのがあります。
○荒井広幸君 新党改革・無所属の会の荒井広幸です。 アベノミクスは、ダイナミックな総合経済対策で近年まれに見る効果を上げています。第二弾としてのアベノミクスの矢は家庭から放たれ、そして景気の好循環を描き、企業から家庭に戻ってくるブーメランのような矢であることがポイントです。 新党改革は、この家庭に直接投資する家庭ノミクスと表現しました。具体的方策を昨年十二月二十四日、政府に対し緊急提言としてお示
○荒井広幸君 廃炉措置検討委員会というのがあります。その廃炉措置検討委員会というのは、私から言えば、各党の皆さんの御努力もいただいて野党全員で統一して出しているんですが、いわゆる原子力規制委員会の設置法の中に明確に、これから廃炉にしていくものもございます、それから、こういう過酷事故の、特に福島の場合がありました、そういったものをきちんと安全に廃炉をしていくんだという廃炉安全専門審査会という、法律要綱
○荒井広幸君 そういたしますと、原子力委員会が、いわゆる炉規法によって過酷事故が起きたものについてのトータルとしての計画を認定しているんですが、国と東電が作ったものを、これをこれでよしと、こういうことを言っているわけですね、規制委員会は。しかし、それぞれの判断ポイントというところになると、そのときに更に深い検討をするという私は認識しているんですが、それでよろしいですか。
○荒井広幸君 新党改革の荒井広幸です。 副大臣、皆さんにも来ていただいておりますが、まず廣瀬社長にお尋ねをしたいと思います。 先ほど来からございますが、廃炉ロードマップの、言ってみれば改訂というんでしょうか、こういうことが行われていて、私はそれが悪いという否定をするんじゃなくて、そもそも幾通りかの、先ほどありましたが、大きく分けて三つの区切りの中、その中でもいろんなステージがあって、そのステージ
○荒井広幸君 なかなかこれは際物なんですよね。今ずっとお話があるように、出口戦略のお話が既にあったわけです。日銀のバランスシートを見ても、果たして、もしこの運用に失敗したら、どうやって国債を引き受けるのか。引き受けて、どんどん今度はバランスシートが崩れていきます。出口戦略どうしていくか、これ直結する問題なんですね。ですから、日銀としては、これはかなりはらはらしながら見ているという、それぐらいの姿勢でなけりゃならないと
○荒井広幸君 続きまして、日銀として国内の金利など金融政策面にどう影響が及ぶかというもの、今も答えはあったんですが、改めて、国内債券から国内株式へ一%比率を移行した場合、日銀としては、金利に対する影響、どの程度出ると見込んでいらっしゃるか。 二つ目。株式の比率上昇による損失リスクが高まれば、将来の年金財政に対する不信を招き、消費の減少につながるということも懸念されます。こうしたポートフォリオの変更
○荒井広幸君 改革の荒井でございます。 年金積立金管理運用独立行政法人、GPIFの基本ポートフォリオ変更について、それに関連して今日の通貨、金融調節に関する報告書と関連してお尋ねをさせていただきたいと思います。また、提案をさせていただきたいと思っております。 GPIFは国内債券を中心に運用しておりますが、この目安を六〇%から例えば四〇%、こういうふうに大幅に引き下げると、こういうことになって株の
○荒井広幸君 では、再稼働についてです。 避難計画をチェックする第三者機関が必要ではないか、その避難チェックをできるようになりましたということを承認した段階で再稼働の条件とするべきではないか。これは各党で言っている方々も大変いらっしゃるんですが、改めて、原子力規制委員長、そしてその次に経済産業大臣に見解を聞きます。
○荒井広幸君 Sプラス3Eを言っていらっしゃるんだと思いますけれども、それはやっぱり一番、原発よりもこちらの方がはるかに、待つ時間に負担が高くても、はるかにこの方が有益だと思っております。 二点目は、そうした中で、家庭というところに目を向けましょうというのが、アベノミクスとして私はこれから、第二段階の三本の矢は家庭なんですね。個人なんです。 その中で言いますと、それぞれの電力会社が再生可能エネルギー
○荒井広幸君 荒井でございます。 また、私は逆でして、オリバー・ストーン監督に日本でもお会いしましたけれども、これはもう原発に全く反対の立場でございますね。同じストーンでも随分違うものでございます。 原発再稼働をしなくてもやっていけるということを二点申し上げます。 私はプロシューマ型の社会というのを言っています。プロシューマのプロはプロデューサーで生産者であり、シューマはコンシューマーで消費者
○荒井広幸君 全くこんなのではADRセンターをつくった意味がないんですよ。また政府に質問通告をいたしますので、大臣もよく読んで閣議決定をしてください。こんなことがまかり通れば、裁判をしたらお金も時間も掛かるからお年寄りはもう亡くなってしまうかもしれない。だから、苦痛をいかばかりでもこれを取ろうとして、こういうふうな、国が設置しているんです、ADRセンターを。その中でこういう現実があるということですよ
○荒井広幸君 全く紋切り型なんですが、では聞きます。 皆さん、裁判が行われました。福島地裁です。八月二十六日。原発事故で自殺をされました。その寄与度というものを計算式でいろいろ出すんですが、自殺をその後されたんです、避難した後。これについて、自ら亡くなる、自殺、自死というふうに言いますが、自死と原子力事故との間には相当因果関係があり、原子力事故が自死原因に寄与した割合を八割と認定し、損害額を、損害額
○荒井広幸君 荒井です。 原発事故のいわゆる被害の実態、実相といいますか、そして同時に、低線量、長期被曝の影響、こういったものを、私たちが知っているものはほんの一部だと思うべきなんです。同時に、我々はこの被害の実態、あるいは原発事故の恐ろしさ、そして線量における我々への影響というもの、我々人類が知っているのはほんの僅かであり、我々もまたその一部しか、この被害の実態でさえ知っていないと思います。私も