1953-10-31 第17回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
○苫米地義三君 今の問題についてもう少し私も質問したいのですが、事が平和条約に根本があると思うのです。でありますから、外務大臣にこの次の機会に一つお出でを願つて、私も御質問申上げたいと思います。
○苫米地義三君 今の問題についてもう少し私も質問したいのですが、事が平和条約に根本があると思うのです。でありますから、外務大臣にこの次の機会に一つお出でを願つて、私も御質問申上げたいと思います。
○苫米地義三君 御両氏の御答弁了承いたしましたが、行政整理というものは、これは吉田内閣成立以来の問題であり、而も絶対多数を取つておつたあの情勢の下に、なお且つできなかつた問題であります。今日長官が非常な勢いでこれをやろうとするのは大いにその労を多といたします。是非国家の財政その他の上からいつてやらなければならんことと思います。一つ勇敢にやつて頂きたいと思います。 ところでもう一つの点は、これはちよつとそれているのですが
○苫米地義三君 私は極めて簡単な点を二点だけ。只今県側及び市町村側から有意義な御意見を承わりまして、これを要するに地方制度改革を必要とするという点については一致しておるようであります。ところが現在政府においては行政整理の大幅な実行をしようという計画がある。これが自然地方制度及び地方財政についての関連を持つであろうと思いますが、前田さんのやつておられる調査会が十分結論が出ない。併し次の国会には恐らく出
○苫米地義三君 私は、国民民主党を代表いたしまして、一昨日行われました吉田総理大臣並びに大蔵、安本両大臣の施政方針演説に対しまして若干の質問をいたしたいと存じます。 今や全国民の間には民族独立の熱情が湧き立つておるのでありまするが、それにもかかわらず、率直に申しまして、総理の演説には何ら国民の心を打つものがなかつたように思います。(拍手)また国民とともに日本の運命を切り開いて行こうという雄渾な経論
○苫米地義三君 先刻御報告に相なりました故前議長幣原喜重郎君の逝去に対しまして、私は諸君のお許しを得まして、議員一事同を代表いたし、つつしんで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。 故幣原君は大阪府の御出身でありまして、つとに外交官を志し、仁川在勤の領事官補を第一歩に英米その他の諸国に勤務いたされ、大正八年全権大使としてアメリカに駐剳、ワシントン軍縮会議には全権委員として敏腕を振い、よくその使命を全
○苫米地義三君 私は、国民民主党を代表いたしまして、講和問題に関し過般来ダレス特使と吉田総理との間に会談が行われましたが、その内容及び首相の今後の態度について、いささか質問を試みたいと存じます。 終戰以来、平和條約の締結に対しましては、一日千秋の思いをもつて、わが国民はひとしく待望いたしておつたところであります。五箇年有半を経た今日、ようやくその時期の到来を見るに至りましたことは、まことに喜びにたえません
○苫米地義三君 私は、共産党を除く野党各派を代表いたしまして、吉田内閣の不信任案に関する趣旨弁明をいたすものであります。 まず決議文を朗読します。 吉田内閣不信任決議 衆議院は、吉田内閣を信任せず。 右決議する。 衆議院において絶対過半数を擁する自由党を與党とする現内閣は、施政ここに一年、その反動的性格と政策の破綻は、外に国際信用を矢墜し、内に国民の不信を招き、特にその弱肉強食的施策に
○苫米地(義)委員 もし北海道の特殊性を考えて、北海道だけ開発庁をつくるというようなことがあれば、各地方にもやはり同じ状態のものがある。たとえば東北地方、これは北海道とほとんどかわらない状況である。そうして、北海道よりむしろ開発の遅れているような所も相当広汎にあるのですから、もし特殊性を尊重するというならば、北海道だけでなく、東北にもつくつていいのじやないかという考えを私は持つておりますが、そういう
○苫米地(義)委員 そうしますと、北海道開発庁は国務大臣がこれの長官になり、その片方の国土総合審議会の方はただ諮問機関、そういう場合には、総合国土計画というものは北海道を含めた全国の総合計画でなければならぬ。しかるに北海道の部分に限つては特殊な機構を置いて、大臣がこれをきめるという場合、その運営の方法はうまく行きますでしようか。
○苫米地(義)委員 私は大体この案には賛成であります。でありますが、ちよつと二、三点伺つておきたいと思います。 北海道の特殊性を考えまして、まずもつて北海道開発法案を出した。こういうことでありますが、そのあとで国土総合計画もやはりやる、こういうお話であります。そうしますというと、その総合国土法案ができますれば、この法案による機構と、これは二本建になるのでありますか、あるいは国土総合計画案ができますれば
○苫米地義三君 私は、民主党を代表いたしまして、総理大臣の施政方針演説に対する若干の質問をいたしたいと存じます。質問の中には、原君の質問とやや重複する点があるかもしれませんが、この点は、國民全体が質問したいという意味のことだと思いますから、その点に対してもお答え願いたいと思います。 去る四日に行われました首相の施政方針演説を拝聴いたしますると、その多くは組閣以來の経過報告のような感じがありまして、
○苫米地國務大臣 これは昨日の閣議で逓信省の改組案というものが決定しました。委員長の方には逓信大臣から連絡があつたと思うのですが、あるいは國会が開かれてからでないと正式に撤回はできないのですから、委員長に了解をとつてもらいたいということになつているのです。
○苫米地國務大臣 最初民自党からなるべく早くというお話があつたときには、九月の中ごろに開こうという予想で、なるべく早くということに一致しておつたのでありますが、それができなくなつてきた。続いて今度は十月一日に開きたいということで、私の方でも十月一日になるべく開けるようにした方がいいと思つた。そこで三党首会談のときに民自党の方から申し入れもありましたので、それも加えて相談してもらつたわけです。できれば
○苫米地國務大臣 臨時國会の召集については、民自党からもそういう要望があつたことを考えて、一日を目標にしておりましたが、何といつても臨時國会の中心的な法案は國家公務員法の改正法案であり、これが作成にあたつて、司令部の助言を受けておりますが、やはり相当自身のある成案を得なければならないので、その折衝に実は手間取つていたのであります。少くともこの法案を完成してからにしたいと考えてこの間からやつております
○苫米地證人 このことは私にはよくわかつておりませんが、從來こういうタイプに打つたものを私が拜見したのですが、これは事務の方から当然連絡があつたのじやないかと思う。その当時は別にそういう事務的な扱いについては疑いをちつとももたなかつたわけであります。
○苫米地證人 本年の一月十二日ですか、政令によりまして、昭和二十二年度における党に対する寄附者の姓名及び金額を届けたのでありますが、その際には從來の慣例を事務的にそのまま踏襲いたしまして、今までもその形式で届けたのでありまして、党の最高幹部であつた齋藤隆夫さんの名前によつて届けてあるわけであります。このことは進歩党以來そういう事務的な扱いになつているそうでありまして、私どもはこれは党のしきたりとしてそうなつていると
○國務大臣(苫米地義三君) 昨日北陸地方を襲いました地震の被害状況につきまして御報告を申上げます。被害の程度でございますが、昨日午後五時十四分頃、福井縣の九頭龍川下流附近を震源地といたしまする極めて大規模な地震がございました。このことはすでに御承知の通りでありますが、福井、石川両懸下は特に被害甚大の模様でございます。被害の状況は目下調査中でありまして、その詳細は未だ判明いたしませんけれども、國家警察本部
○国務大臣(苫米地義三君) 交渉がたとえ纏まらなくても三千七百九十一円基準の法律案は出せますし、その分だけは暫定的に出すことに組合側の承認を得て置いて提出することも考えております。
○国務大臣(苫米地義三君) 予算につきましては、衆議院は、與党間で修正案を纏め目下関係方面と交渉中でございます。その交渉が都合よく行けば衆議院は二十八日頃に通ることが出來ると予想しておりますし、参議院も予備審査で審議されておりますから、本月中には予算の成立を見るように御願いいたしたいと思います。新給與法案は予算が通つてもこの法律がなければ支拂えないので、これは是非とも通して頂きたいと思います。尚新給與法
○國務大臣(苫米地義三君) 只今三島委員のお話し、至極御尤もでございます。政府といたしましても、でき得る限り御意見に副うようにいたしたいと思います。
○國務大臣(苫米地義三君) 只今金子委員の御発言は誠の御尤もだと思います。先程申上げるように、この祝祭日を單純な、ただ休日としないで、その日を本当に心から祝い、そうして記念の行事をしろというようなことは最もふさわしいことと思うのでありまして、先刻も申上げましたように、國家の行事もできるだけこういう日に一つやつて行きたいと考えておりますわけでありますが、民間の方でもそれぞれ計画がありまして、それが具体的
○國務大臣(苫米地義三君) 只今委員長からお話しのありました祝祭日の制定につきまして、國会側でいろいろ御審議を頂いておりますることは、政府といたしましても誠に喜ばしい次第でございます。祝祭日が國民の非常に関心事であり、又國民感情及び生活と密接不離な意義を持つていることは申すまでもございません。從來とも我々國民の最も親しんだ、又最もお祝のこもる日としていろいろな行事も行われたわけでありまして、今回國会
○苫米地國務大臣 ただいま上程せられました事業者團体法案につきまして、その提案の理由を説明いたします。 わが國の経済、特に戰時中の統制経済におきましては、いわゆる産業團体、すなわち本法案におきまする事業者團体は、業界組織化の中核的な存在といたしまして、統制の遂行に所要の寄與をなしてまいつたのであります。しかるに、敗戰後は、戰時統制方式の全面的撤廃とともに、臨時物資需給調整法、各種公團法の登場等によりまして
○苫米地國務大臣 閣議で決定したのは八日、それから関係方面にもちこんで行つたのが十日だということを私は申し上げたので、その点に対しては変つていない。
○苫米地國務大臣 この前にこの委員会に私参りまして、そうして予算案の提出が遅れたということに対するお言葉があつた。その際にも今総理が申されたような、率直な内訳を申し上げたわけであります。しかしそれでも予算の審議にはどうしても三週間かかるということだつたので、予算大綱でもとにかく事前審議をしていただくというようなことができればということで、二十七日に出したわけであります。これが正式でないということでありますから
○苫米地國務大臣 ただいまのところがかんじんな点だと思います。要するにこの決定権は縣の議会にある。ただ分村を希望する一般住民の投票によつて、これは非常な強い参考になるのであります。從つて分村を希望しないという決議を、一方の方でやるかもしれません。その場合もやはり縣議会としては、これを一つの参考資料として、そうしてとらわれない高いところからこれを判断してきめる、こういうことになつております。
○苫米地國務大臣 その場合には、その町村の一般投票できめられた決議はやはり成り立たない。法律施行後二箇年聞これが行われるのでありまして、二箇年後になればそういうことさえも行われないのであります。
○苫米地國務大臣 ただいまの御質問は至極ごもつともだと思います。戰時中に合併しました町村におきましては、自然に適つたものもあれば不自然な合併もあつたように思うのでありますが、今度の場合におきましては、戰時中に合併したものの中のある町村が、分村を希望するという住民の希望があれば、これを取入れる、こういう規定でありまして、今町村の議会と言われましたけれども、議会でなくて、住民の一般投票です。一般投票の過半数
○國務大臣(苫米地義三君) 昨日の参議院会議に、大臣の出席が少なくて、又会議中に関係大臣が中座いたしましたために、会議の円滑な進行に支障をきたしましたことは、政府におきましても誠に遺憾に存ずる次第でございます。当日はたまたま衆議院の予算委員会が同じ時刻に開かれておりまして、その要求によつて、大蔵大臣は暫時同委員会に出席いたしましたために中座いたした次第でございます。(「委員会と本会議はどつちが大切だ
○國務大臣(苫米地義三君) これは、そういう希望を持つておられることは事実であります。併しこの職務の性質から見まして、裁判官ははつきり憲法でも規定してありますように、優遇の途を採ることになります。檢察当局の方はその点は多少行政官との間に近似性があると思うのであります。これを全然司法官と一緒にするということはちよつとどうかと思う。それで多少の差を付けた。こういうわけであります。
○國務大臣(苫米地義三君) もう少し詳しくそれじや申上げたいと思いますが、問題は裁判官と一般行政官との開きの問題であろうと思う。御承知の通り政府は今回臨時給與委員会の報告に基きまして、國家公務員の給與については、いわゆる職階制度を採ることにいたしたのであります。こういう考え方から、職務の内容、責任の軽量等を勘案いたしまして、今回提出しました程度の開きを適当と認めたわけであります。ただ檢察官と一般行政官
○國務大臣(苫米地義三君) 只今法務総裁から答弁いたしましたような大体の趣旨でございますが、裁判官に対する報酬につきましては、憲法の上にもございます。かたがた予算の上におきましても裁判官を優遇しなければならんというような一般の空氣でもございまして、今回その趣旨を体して俸給令を作つたのであります。その際におきまして、今の檢事の方に対しての考え方は、只今法務総裁から申上げた通りであります。
○苫米地國務大臣 ただいま議題となりました総理府設置法案の提案理由を説明いたします。 新憲法施行後その制定の趣旨に基き、わが國の行政組織を規律する恒久的な法律として、さきに政府は國家行政組織法案を立案し、現に國会に提案し、目下御審議を願つておりますことは、皆樣御承知の通りであります。しかしながらこの法律はわが國の行政機関の組織の基準を定めるためのものでありまして、具体的な行政機関の組織権限については
○苫米地國務大臣 それは調べて見なければわかりませんが、さつきも申し上げたように、中旬に出すということを総理は言われたのだと思う。
○苫米地國務大臣 この予算提出の問題につきましては、この前からこの席でしばしば話があつたと思いますが、要点は、総理からは中旬には出す、こういう話を申上げたと思います。それから大藏大臣は十五日と言われたように私は思います。私はこの両方の発言がありますから、かりに十五日に出しても、予算の審議期間は一体どれくらいかかるでしようかと伺つた。そうしたらば最小限度三週間かかるという話がありました。そこで会期延長