1958-04-17 第28回国会 参議院 内閣委員会 第29号
○苫米地義三君 私はきわめて簡単に、一点だけ今村先生にお伺いいたします。それは、先生のお話にありますように、核兵器は禁止すべきである、こういうこととそれから国連中心の強化をしなければいかぬ、こういう二つのお話がございました。私は、非常にその点について興味を持っております。そこで、問題は、国連中心の強化といっても、現在のような集団安全保障、各国が提供するようなああいう軍備を備えたものでいいのか、もしくは
○苫米地義三君 私はきわめて簡単に、一点だけ今村先生にお伺いいたします。それは、先生のお話にありますように、核兵器は禁止すべきである、こういうこととそれから国連中心の強化をしなければいかぬ、こういう二つのお話がございました。私は、非常にその点について興味を持っております。そこで、問題は、国連中心の強化といっても、現在のような集団安全保障、各国が提供するようなああいう軍備を備えたものでいいのか、もしくは
○苫米地義三君 関連して。解散権の問題について、私自身にも関係いたしますからちょっと伺います。それは総理大臣は第七条で解散するのが一点の疑いがないと、こういうお話でありますが、私が現に最高裁判所で現在争っておる問題でありまして、それが決定しなければあくまで疑問があるということでなければならない。そうして憲法調査会にこの間最高裁判所の真野判事が見えましても、私の説に同調しております。そういうことから言
○苫米地義三君 くどいようですけれども、あの問題の起ったのは、通産省の側の方からああいう意見が出たのですか。あるいは外務省の賠償交渉の方から出た主張ですか。どちらが原因ですかね。
○苫米地義三君 焦げつき債権の棒引きという処置は、これは貿易のあり方からいっても非常時のやり方だと思うのですがね。私どもが考えますというと、やはりあれは一種の賠償と見るのがほんとうなんじゃないですか。
○苫米地義三君 計画では輸出振興とそれから海外の貿易開発をやる、こういうことなんですが、主として東アの方面、その方面は割合に資金に不自由なところが多いわけですね、そのためと思いますけれども、この間インドネシアに対する焦げつき債権というものが打ち切りになったということ、ああいうのは今後も起り得る情勢ですか、どうですか。
○仮主査(苫米地義三君) 御異議ないと認めます。 それでは、主査に小幡治和君、副主査に戸叶武君を指名いたします。どうぞよろしく。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ————————————— 〔小幡治和君主査席に着く〕
○仮主査(苫米地義三君) ただいまより予算委員会第二分科会を開会いたします。 本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもって、正副主査の選挙を管理させていただきます。 これより正副主査の互選を行います。互選は投票によらず、便宜、選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○苫米地義三君 そういう御意思であるに相違ございませんが、現実の問題としては、核実験禁止または停止ということになっておるわけです。そのことはどういうことを意味するかと申しますと、核兵器というものを認めておる立場から言われることだと思います。国際間に、核兵器というものは常識として今認められておるのでありますから、一挙にこれを禁止するということは、あるいは困難かもしれません。しかし、要求あるいは世界の世論
○苫米地義三君 御意見を拝聴いたしましたが、要するに、科学技術の進歩をいかに現代人がコントロールしてそうして人類の繁栄と平和のために用いるかということだと思う。 ところで、問題になりますことは、政府が、さきに国連を通じまして、核実験停止ということを提唱されております。岸総理も、あらゆる機会にこのことを取り上げて世界の人々に訴えておることは、わが国民の声を代表する意味において、その御努力を多とするものでございます
○苫米地義三君 最初に、総理大臣に御質問申し上げます。 〔委員長退席、理事劔木享弘君着席〕 私は、現代の世界は歴史的に一大転換期にあると思うのでございます。その動因となったものは、申すまでもなく、原子エネルギーの発見であり、科学技術の飛躍的進歩でありまして、これを中軸として社会的な、あるいは産業的な変革が急速度に行われておる、こういうことを見のがすわけには参りません。もし、この進歩が邪道の方向
○委員長(苫米地義三君) 次に、派遣委員の報告を議題といたします。 第一班から順次御報告を願います。第一班と第二班、ともに小山邦太郎君。
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開きます。 まず、委員の異動について申し上げます。閉会中だいぶ委員の異動がありましたので、これを刷りものにしてお手元に配付いたしました。それによりましてどうぞ御了承を願いたいと思います。 —————————————
○委員長(苫米地義三君) 御異議ないものと認めます。 要求書の内容及び手続等は委員長に御一任願います。 —————————————
○委員長(苫米地義三君) この際、お諮りいたします。 予算の執行状況に関する調査の継続調査要求書を議長に提出することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(苫米地義三君) ただいまより予算委員会を開きます。 まず、委員の変更について申し上げます。 五月十四日、北村暢君、森中守義君、鈴木強君及び平林剛君が辞任され、その補欠として、山田節男君、松浦清一君、海野三朗君及び曾祢益君が指名されました。 五月十五日成田一郎君が辞任され、その補欠として森田豊壽君が指名されました。 —————————————
○委員長(苫米地義三君) この際、小林君に申し上げます。 一昨日の資料要求の件につきましては、再び防衛庁に提出方を促しましたところ、御要求のような資料はないとのことで、提出いたしかねるということでございますから(「おかしいじゃないか」「ないならないと、そのとき言えばいいじゃないか」「委員長、そんなことでいいと思っているんですか」と呼ぶ者あり)いや、お話がありましたから再度要求したんです。そうしたところが
○委員長(苫米地義三君) 予定の時間が参りましたので、藤林参考人に対する質疑はこれをもって終了いたしました。 藤林会長には早朝からお忙しい中をまことにありがとうございました。お礼を申し上げます。
○委員長(苫米地義三君) ただいまより委員会を開きます。 昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)を議題といたします。 これより十時二十分まで藤林参考人に対し質疑をお願いいたします。
○苫米地義三君 ただいま議題となりました昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)の予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この予算補正は「いずれも仲裁裁定実施に伴うものであります。今回、公共企業体等労働委員会から出された仲裁裁定につきましては、政府はこれを尊重実施することにしておりますが、その予算上、資金上の措置については、
○委員長(苫米地義三君) ただいまより委員会を開きます。 昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)を一括議題といたします。 昨日に引き続き質疑を続行いたします。
○委員長(苫米地義三君) これより昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)を一括議題といたします。質疑を続行いたします。
○委員長(苫米地義三君) まず委員の変更について申し上げます。 五月八日、武藤常介君、野本品吉君、石坂豊一君及び成田一郎君が辞任され、その補欠として、田中茂穂君、松村秀逸君、大川光三君及び松岡平市君がそれぞれ指名されました。 五月九日、松岡平市君及び田中茂穂君が辞任され、その補欠として成田一郎君及び武藤常介君が指名されました。 本日、松村秀逸君が辞任され、その補欠として石坂豊一君が指名されました
○委員長(苫米地義三君) ただいまより委員会を開きます。 昨日の委員会運営につきまして、時間もおそかったため、政府との連絡不十分で、審議に至らなかったことは、まことに遺憾でございました。今後十分注意いたします。何とぞ御了承を願います。 —————————————
○委員長(苫米地義三君) これより委員会を開きます。 本日は時間がおそく……(発言する者多く、議場騒然)大臣の……(発言する者多く、議場騒然)できませんので、これにて散会いたします。 明日は午前十時より開会いたします。 午後六時二十八分散会
○委員長(苫米地義三君) それでは一時半まで休憩いたします。 午後零時三十四分休憩 —————・————— 午後三時三十四分開会
○委員長(苫米地義三君) これより、昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)を一括議題といたします。 昨日に引き続き質疑を続行いたします。
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開きます。 まず、委員の変更について申し上げます。 五月七日松浦清一君が辞任され、その補欠として森中守義君が指名されました。 また本日、海野三朗君が辞任され、その補欠として鈴木強君が指名されました。 —————————————
○委員長(苫米地義三君) 次に、昨日の委員長及び理事打合会で協議の結果、左記の通り決定いたしましたので、これを御報告いたします。 一、五月七日午後一時委員会を開き、昭和三十二年度第二次補正予算の提案理由の説明を聴取して直ちに質疑に入る。 二、質疑時間の各派割当は次の通りとする。自民党百分、社会党二百三十分、緑風会五十分、無所属二十分、十七控室二十分。 三、八日以降毎日午前十時から委員会を開き、
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開きます。 まず委員の変更について申し上げます。五月六日大谷瑩潤君及び草葉隆圓君が辞任され、その補欠として前田佳都男君及び成田一郎君が指名されました。また本日山田節男君及び栗山良夫君が辞任され、その補欠として北村暢君及び中称剛君が指名されました。
○苫米地義三君 ただいま議題となりました昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)の予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この予算補正は、新たに設置される臨時受託調達特別会計の予算に関するものであります。すなわち日米相互防衛援助協定に基き、日本国政府に無償で譲渡される予定の二千三百トン級艦船二隻について、米国政府による直接調達方式によることなく、日本国政府との間に契約を締結
○委員長(苫米地義三君) これにて討論は終局いたしました。 これよヶ昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)の採決を行います。 本案に賛成の方の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○委員長(苫米地義三君) これより、昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。 これより討論に入ります。
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開きます。 まず、委員の変更について申し上げます。 四月二十五日成田一郎君及び前田佳都男君が辞任されまして、その補欠として草葉隆圓君及び大谷瑩潤君が指名されました。 以上御報告申し上げます。 —————————————
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開きます。 昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。昨日に引き続き、これより質疑を続行いた します。
○委員長(苫米地義三君) これより昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。 まず提案理由の説明を求めます。池田大蔵大臣。
○委員長(苫米地義三君) 右の委員の変更の結果、理事が一名欠けることになりましたので、先例に従い、この際、委員長は理事に小林武治君を指名いたします。
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開きます。 まず、委員の異動について申し上げます。 四月三日、小林武治君が辞任され、その補欠として佐野廣君。四月四日、土田國太郎君が辞任され、その補欠として下條康麿君。四月五日加賀山之雄君が辞任され、その補欠として河野謙三君。四月六日河野謙三君が辞任され、その補欠として加賀山之雄君、四月八日下條康麿君が辞任され、その補欠として土田國太郎君、四月十日佐野庸君
○苫米地義三君 ただいま議題となりました昭和三十二年度一般会計予算外二案につきまして、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、財政の規模について申し上げますと、一般会計予算は、歳入歳出とも一兆一千三百七十四億円余で、前年度当初予算に比べ、一千二十五億円余の増となっております。 次に、明年度予算に織り込まれている政府の重要施策の概要について申し上げますと、まず、一般会計歳入
○委員長(苫米地義三君) ただいまから委員会を開会いたします。 これより昭和三十二年度一般会計予算外二件を議題といたします。 分科会の主査の報告を願います。第一分科会主査吉田萬次君。