1975-05-27 第75回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
○竹内(良)政府委員 その附帯条件の中に、湾口の外側にシーバースをつくりまして、そこから油のパイプラインを設置いたしまして、各製油所等に配油する、そういたしますと、大型タンカーが狭隘部等を通らないで済むというような附帯条件がございます。その線に沿いまして、私ども港湾の方の担当も鋭意努力している最中でございますが、現在は技術的な調査を実施している段階でございまして、実はこの問題の設置点につきまして関係者
○竹内(良)政府委員 その附帯条件の中に、湾口の外側にシーバースをつくりまして、そこから油のパイプラインを設置いたしまして、各製油所等に配油する、そういたしますと、大型タンカーが狭隘部等を通らないで済むというような附帯条件がございます。その線に沿いまして、私ども港湾の方の担当も鋭意努力している最中でございますが、現在は技術的な調査を実施している段階でございまして、実はこの問題の設置点につきまして関係者
○竹内(良)政府委員 第三海堡撤去に対します漁民の方々の反対の理由の中に、魚礁になっているからそれを取ってもらっては困るというようなお話は確かにあるようでございます。運輸省の方といたしましては、たとえば魚礁にかわるべき何かをつくるというようなことも考えなくてはいけないというふうに考えております。またそのほか、たとえば避難の場所になるとかいろいろ漁民の方のおっしゃる点がございますので、それに対応するような
○竹内(良)政府委員 東京湾の入り口に海堡が三つございまして、そのうちの第三海堡は現在の航路を非常にSカーブにするような形で存在しておりまして、事故が非常に多かった、こういう経緯がございます。そこで運輸省といたしましては、第三海堡を撤去いたしまして航路を整正するという方針のもとで、昭和四十六年ごろからこの撤去についていろいろ苦心をしているわけでございますけれども、現在までのところ、いろいろ関係者、特
○政府委員(竹内良夫君) まず奄美大島の現状をちょっと申し上げますが、現在重要港湾に指定されております名瀬港というのがございます。そのほか避難港に指定されておる古仁屋港がございまして、そのほかに三十三港の地方港湾がございますけれども、それぞれ定期船の寄港港として、あるいは地場産品の積み出し港や生活必需品の搬入港として、あるいはまた漁船のための港湾として島民の日常生活に非常に密着している機能を持っているわけでございます
○政府委員(竹内良夫君) 日本の全国の離島の港湾をすべてチェックいたしますといろいろございますけれども、奄美に関しましては私本当におくれているという感じがいたします。大体内地の離島の関係におきましては、まあ主な港につきましては、大型船が着船できるというように整備されておりますけれども、この奄美群島に関しましては確かにいろいろな点においておくれているという感じがいたしております。
○政府委員(竹内良夫君) いま先生のおっしゃいました北九州の白野江船だまりといいますのは、北九州港の門司港付近にございまして、港湾法上の避難港ではございませんけれども、そこに石材運搬船がたくさんございまして、大体四十杯ぐらいおりますが、この石材運搬船の機帆船のたまりとなっております。それがだんだんと狭くなりまして、利用者からその拡張について要望が強い、それを受けまして北九州港の港湾管理者といたしましては
○政府委員(竹内良夫君) いま先生のおっしゃいました昭和四十年の念書ということになりますと、私どもちょっと現在知るところでございませんけれども、全港湾がすなわち暴力的大衆闘争のものであるということは、私どもは全く思っているわけではございません。全港湾はりっぱな組合であると思っております。
○政府委員(竹内良夫君) 私ども、いま先生のおっしゃいました上組が発表いたしました「港湾における労使関係正常化のために」というパンフレットを読ませていただきましたが、一方、その前に、やはり全日本港湾労働組合関西地方本部が「港湾労働の民主化と港湾労働者の生活と権利を確立する為に」というパンフレットをやはり出してございます。読んでみた感想といたしましては、両方からいろいろな意見が出てまいりまして、なかなかすぐには
○政府委員(竹内良夫君) ただいま先生のおっしゃいました全港湾関西地本と上組との紛争につきましては、私どもやはり大変心配しております。運輸省はこの問題が発生して以来、近畿海運局を通じましてその概要の報告を受け取るとともに、その事態の推移を見守ってきているところでございます。 経緯をちょっと申し上げますと、昭和四十八年以来、上組の労働者のうち神戸港コンテナトレーラーの乗務員と大阪港沿岸労働者の一部が
○政府委員(竹内良夫君) この契約いたしました委託の仕事につきましては、実際のこの契約の内容でございますけれども、潜水探査というのを行います、その後で確認探査というものをいたしまして完全に見つかった磁気物が取れたかどうかということを検討しながら探査を進めていくと、このようなシステムになっております。そういたしますと、請負のような形で全部取るか取らないかということよりも、あとに残っているか残っていないかを
○政府委員(竹内良夫君) いまの一連のお話、ある面におきましてはいろいろ解釈される面がございますけれども、実際の仕事といたしましては、潜水探査というのは非常にむずかしい仕事でございまして、三港建のほうもずいぶん悩んでいた仕事でございます。新日鉄が非常によいシステムを開発いたしましたので、第三港湾建設局は新日鉄に委託をいたしまして工事の前に爆弾等の危険物の探査を頼んだわけでございます。 ただ、遺憾ながら
○政府委員(竹内良夫君) 現場の主任技師が宿舎 を借りておりました。 それからそれに対しまして神戸工事事務所から広畑の製鉄所のほうに依頼があったと思います。
○政府委員(竹内良夫君) 本港湾の計画は、実は昭和三十七年につくりましたときに決めましたところは、航路の水深は十六メートルでございます。航路の幅はいまおっしゃいましたように四百メートルの計画を決定したわけでございます。で、この決定の計画の裏づけでございますけれども、この目標といいますか、対象の船といたしましては当時十万トンの船が満載で入港するということを想定いたしまして計画を作成したわけでございます
○政府委員(竹内良夫君) 私どもこの水島港の計画に際しましては、これは昭和三十七年につくったわけでございますが、その際、港湾管理者の計画を提出してもらいまして、運輸大臣といたしましては港湾審議会の議を経まして決めたわけでございます。私どもは安全な港であると思っております。
○竹内(良)政府委員 入港料の考え方は、港湾の業務をしておりますけれども、その業務に関する費用は港湾を利用する者からもらうというような感覚から出ております。したがいまして、どちらかといいますと、その中でもやはり防波堤であるとかあるいは航路のような施設、こういうものは現在のところは考えないで、主要な業務に対する費用を利用者からの収入で行っていくというような考え方に発しております。そのほか岸壁であるとかあるいは
○竹内(良)政府委員 先生おっしゃるように、最近の港湾管理者財政の悪化の事情から見まして、入港料制度があるということははっきりしていながら、徴収が事実上行われていない。また、いまおっしゃいましたように、岡山の水島では条例までつくりながら実際の徴収は行われていないということは、私どもとして残念であるというふうに考えているわけでございます。港湾管理者の方の財政といたしましてはぜひ欲しいと考えておりますけれども
○竹内(良)政府委員 いま先生のお手元の資料は八大港の入港料でございますけれども、これは一応仮定をいたしまして企業会計的な計算をした数字でございます。そのほかの港に関してはそういうような計算は現在していないわけでございますけれども、現在の地方財政——港湾管理者は地方公共団体がなっている状態でございます。地方公共団体の財政面といたしましては、港湾のみならず一般的に非常に苦しくなってきておるということを
○竹内(良)政府委員 県におきまして、技術委員会あるいは計画委員会、学識経験者を中心とする諮問機関を経まして、現在案を決定しつつあるわけでございますけれども、先生のおっしゃるように、一〇〇%の除去という点につきましては、果たして一〇〇%云々ということに関しまして絶対のお答えになるかわかりませんけれども、この委員会におきましては、一部埋め立て、一部しゅんせつをするということで、計画の案をつくっている次第
○竹内(良)政府委員 先ほど私五十年度以降と申しましたのは、本年四月以降という意味でございまして、極力五十年中には着工していきたいというふうに努力したいと思っております。予算につきましても、実は四十八年度から準備をしておりまして、四十八年度には国費で一千八十万円、四十九年度では国費二億五千万円を用意していたわけでございます。いずれもこれは繰り越しというような形になるわけでございますが、五十年度に対しましては
○竹内(良)政府委員 現在、県といたしまして極力早く工事に着工したいと一生懸命やっている段階でございますが、残念ながら、計画の立案をいたしましてそれを地元といろいろ話す段階におきまして、現在調整をしております。この計画案ができました後に、その後いろいろな審議会を経ながら工事にかかるわけでございます。したがいまして、四十九年度中に仕事にかかりたいという現在の努力にもかかわりませず、まことに残念ながら五十年以降
○竹内(良)政府委員 考え方としては私、先生の考え方と全く同じでございます。ただ、先ほども申し上げましたように、港をつくる場合に、要するに入り口はこういうふうになるわけでございますが、そこの港湾はどこまでも地方公共団体にやっていただく、港湾管理者にやっていただくということになるわけでございます。実はその場所をどこにするか、そこら辺のところが非常に大きな問題になるわけでございまして、私どもいま波が一体
○竹内(良)政府委員 先ほども申し上げましたように、いろいろな調査の中で、私ども技術的なことをやっております。昭和四十六年におきましては東京湾、瀬戸内海一億五百万円、それから四十七年におきましては同じく五千二百七十万円、四十八年におきましては八千三百万円、四十九年におきましては瀬戸内海と伊勢湾に二千七百二十万円、五十年度引き続き調査を進める予定でございますが、五十年度はまだ未定でございます。 それで
○竹内(良)政府委員 お答えいたします。 湾外にシーバースを設けまして、そこからパイプラインで各港湾あるいは工場に配分するというような考え方は、先生お示しになりましたとおり、私どもとしても非常にすぐれた考え方である、こういうふうに思います。これは一港湾だけでやるわけでございませんで、一方では船の方の制限の問題、それからコンビナートにおける受け入れの問題等いろいろございますが、私ども港湾の方といたしましては
○竹内(良)政府委員 港湾局長からお答えいたします。 先生の御提案は、港湾の長期計画を改定する場合に、まず欠陥港の問題、それから全体的な環境の問題を考えなさい、さらに防災の面からの港湾区域あるいは背後地に対する明確化をしなさいというような点であったと思います。確かに従来までの港湾のつくり方はある意味において余裕のなかったつくり方であったと思います。今後の計画につきましては、安全であるとか環境であるとか
○竹内(良)政府委員 京葉シーバースは現在年間二百隻近くのタンカーが着船しております。そのためにむしろ沖待ちができたりしておりまして、いわゆる過密な使用方法でございまして、その面からの危険性も考えられるのではないかと思います。現在の京葉シーバースを増設するというのは、現在の使用の実態に対して沖待ちを解消するというような目的で計画されているものでございまして、将来原油をどんどん入れてくるというためにつくっているわけではございません
○竹内(良)政府委員 実は、港湾のほうの系統でございますけれども、先生方の御努力によりまして昨年油回収船をつくりました。それで、神戸に現在一隻、横浜に一隻ございます。そのほかごみの回収船というものをつくってございます。それで、今回の場合には海上保安庁の要請によりまして神戸の油回収船を現地のほうへ持っていっている。この油の回収船は二はいのタグボートで回収装置を曳航します。その場合に、二はいのタグボート
○竹内(良)政府委員 運輸省の港湾の部門におきまして現在、油回収船を二隻新造いたしまして、京浜並びに阪神で一隻ずつ所有しております。それで、今回の油の事故に対しましても、神戸の油回収船を水島に出動させているわけでございますけれども、これは半分アメリカ、半分日本の合体でつくったものでございます。
○政府委員(竹内良夫君) たとえば金武湾というのがございますが、いわゆる大規模プロジェクトの事業費ではございませんけれども、一応現在そこで実施している港湾につきまして、四十九年度におきましては金武湾に六千万円の事業を行なっておりますが、来年度といたしましては一億六千八百十万円を要求しております。それから秋田付近でございますが、秋田港におきましては、二十五億七千百二十万円に対しまして三十六億二千二百万円
○政府委員(竹内良夫君) お答えいたします。 福井新港につきましては、昭和四十九年度の実施額が二十六億でございましたが、昭和五十年度の要求といたしまして二十七億八千万円を要求しております。新潟東港につきましては、四十九年度二十五億五千四百万円、それに対しまして五十年度要求といたしましては二十八億四千七百万円。酒田北港につきましては、四十九年度三十四億二千万円でございましたが、五十年度要求が四十三億二千二百四十万円
○政府委員(竹内良夫君) ただいま御承知のように予算編成中でございますので、具体的な数字についてどの部分をどうふやすとか、あるいは減らすとかというところについてはお答えしにくいのでございまするけれども、ただいま大臣からお話ありましたような、総需要抑制というような趣旨でただいま査定をしておるところでございます。
○説明員(竹内良夫君) 港湾内におきましてシーバース等を建設するというときには、当然安全上の見地から十分これを検討することが必要であると思います。私ども、港湾の計画に当たりましては、現在におきましては地方港湾審議会——港湾管理者を中心といたしますその港湾港湾における港湾審議会において安全チェックをしていただく、それから中央におきましては運輸大臣の諮問機関である港湾審議会の意見を十分聞く、さらに、港湾管理者
○説明員(竹内良夫君) 私のほうからお答えいたします。 今回の場合は、LPGの船があのような形になった、また、ナフサ等が火災の原因になっているようでございます。したがいまして、もし「パイプライン」云々というこの附帯決議をそのまま実行した場合にはどうであったかということになりますと、必ずしも防げていたかどうかという点につきましては、ちょっとすぐにお答えできないと思うのです。ただ、この附帯決議のような
○説明員(竹内良夫君) 私ども奄美におけるいろいろ港湾の事情につきまして本特別委員会の御視察の際随行されました管理課長からもよく聞きましたし、その後徳永運輸大臣が行かれまして非常にこの現状に驚きまして、これはもうぜひ何とか整備しなきゃいかぬということを非常に強く決心されまして私どもに指示されました。現在、この奄美系統の離島でございますけれども、実は四十八年度まで自治省の所管でございまして、私ども、四十九年度本年度
○竹内説明員 一億トンのほうは原油でございますから、外から入ってきたものでございます。あとの原油以外の一億トンは東京湾の中の移動のものも入っているかと思います。
○竹内説明員 港湾局のほうからお答えいたします。 東京湾そのものに対する数字は私ども握っておりませんですが、東京湾における港湾の総貨物量を調査してまいりました。 昭和四十七年における東京湾における港湾の総取り扱い貨物量は四億一千六百九十五万八千トンでございます。それから昭和四十八年、昨年は、これは概算速報でございますが、四億七千百八十九万トンでございます。 そのうち油でございますけれども、私、
○竹内説明員 東京湾、先生のおっしゃるように非常に混雑してまいりまして、昭和四十七年の総取り扱い貨物量が四億二千万トン弱でございます。そのうち半分が油というふうな形でございまして、たいへん多くの油が出入し、あるいは動いているということは、先生のおっしゃるとおりでございます。 これは社会的変化とかエネルギー需要がそうなっているわけでございますが、東京湾というのは非常によい場所であるという面が一方ではございます
○説明員(竹内良夫君) 米艦船が日本の港湾に入港する場合には、先ほどからお話ございましたけれども、港湾管理者あるいは港長に通告することになっております。したがいまして、この通告する書類はあると思います。それから港湾管理者が管理しておりますところの港湾施設を米艦船が使うという場合には、港湾法上の施設の使用条例等がございまして、港湾管理者の許可を受けるということになると思います。したがいまして、それには
○竹内説明員 工業排水の規制は通産省が所管していると思いますが、港湾におきましてそういうヘドロ等がたまるという点につきましては、港湾管理者が調査をいたすことになると思います。現在そのようなヘドロ等がたまり過ぎているというようなものに対しましては、港湾公害防止対策事業という事業をもって対処していきたいというように考えております。
○説明員(竹内良夫君) 管理者は、函館港におきましては函館市でございます。室蘭港におきましては室蘭市でございます。 函館におきまして「へらくれす」の退去という点につきまして、確かにこの点トラブルがございました。その事情をちょっと御説明いたしますと、「むつ」補給船が函館に入りましたのが九月二十三日の夜半でございまして、実際的にこの公共の岸壁に接岸したわけでございますが、夜半のためにその手続が困難だったわけでございます
○説明員(竹内良夫君) 埋め立ての進行によりまして背後地の排水が非常に悪くなっているという先生の御指摘でございますが、実は私そのこまかいところまでは情報を入手しておりません。しかしながら埋め立てによって背後地の排水が悪くなるというようなことがあっては全くいけないことでございますので、それに対しては十分な対策を講ずべきであるというように考えます。 なお工事の整備を進めるに際しましては、当然漁業者の賛成等
○説明員(竹内良夫君) 埋め立てといたしましては、地方債というものをあっせんいたしまして現在大体百五十ヘクタール程度の工業用地を造成中でございます。
○説明員(竹内良夫君) 御前崎港、いま先生のおっしゃいましたように避難港として発足いたしまして、その後清水港等の木材の狭隘そういうものに対処する問題あるいは地元の木材業者の育成という点も含めまして、現在木材輸入港といたしまして整備を進めております。先生のおっしゃるとおりでございます。 この整備の仕方といたしましては、公共事業費といたしまして防波堤とか岸壁を整備いたします。これに対しては国が補助をいたしております
○政府委員(竹内良夫君) ちょっと、先ほど私答弁の中で間違いましたので訂正させていただきます。 現行五ヵ年計画の総トータル二億一千万トンとさっき言いましたのですが、金額が二兆一千億円で、貨物の目標が三十三億八千万トンでございますので訂正させていただきます。どうもも失礼いたしました。 先生の港湾整備五ヵ年計画における使用済み核燃料の運搬のことでございますが、現在の港湾整備五ヵ年計画におきましては、
○政府委員(竹内良夫君) 計画期間の四十六年から五十年までの総投資額を二兆一千億円といたしておりますが、その中で、いわゆる国の関与する港湾整備事業は一兆五千五百億円でございます。それで先生いまおっしゃいました四十九年度の計画は第四年度目に当たりますけれども、港湾整備事業の四十九年度の事業費は二千七百五十七億、約二千八百億円程度になります。この四十九年度の事業が完成いたしますと、先ほど申し上げました一兆五千五百億円
○政府委員(竹内良夫君) 現在港湾の整備は、いま先生おっしゃいましたように、港湾の五ヵ年計画に対応いたしまして整備を進めております。現在の計画は昭和五十年を目標とする昭和四十六年からの計画でございまして、その計画の中で、昭和五十年の目標を、総トータルの貨物量を一応二億一千万トンというスケールの計画を進めている次第でございます。現在まで順調に仕事が進んでまいりましたけれども、その間、先生のおっしゃいますように
○竹内(良)政府委員 先般港湾審議会に運輸大臣が諮問いたしました港湾計画でございますが、取り扱い貨物量等は先ほど来からのお話しのとおりでございます。入港する船の大きさは、一応昭和五十三年の時点におきまして二十万トンの船を入れるということを想定して計画を立てているものでございます。先ほど先生がおっしゃいましたような、この港湾の規模が適正であるかどうかということにつきましては、慎重に審議しなくてはいけないというので
○竹内(良)政府委員 運輸大臣の通達の中に、通達を撤回する云々という点はございません。港湾の計画につきまして、その後の企業の立地であるとか、あるいは船の使い方、そういうものを十分にらみ合わせながら防波堤の計画であるとか航路の計画を再検討しなさい、こういうような趣旨のことを通達しております。 それから、なおこの計画自体は計画そのものでございますけれども、そのバックとなる基本計画、これが変更となる場合
○竹内(良)政府委員 先生がおっしゃいますように、私が発言した審議会における説明ではややそういう感がございますが、実は、この際の十分自信があるというニュアンスはどちらかといいますと、当時のこの計画が昭和六十年の計画ではないかとか、あるいは五十三年までの計画ではないかとか、いろいろ他の方面の議論がございまして、私の説明した趣旨はどちらかといいますと、大きな昭和六十年までの計画ではないのだ、いまここにある
○竹内(良)政府委員 港湾審議会のメンバーの中には環境庁の次官もいらっしゃいます。その港湾審議会にかける前に幹事会というのがございまして、その席でいろいろ議論をいたしまして、政府の関係の方々の方面の、それぞれの行政の立場からの御批判もいただくことになっております。環境庁がもし反対されるといたしますと、その幹事会では当然通過することできませんので、実際問題として、この港湾審議会にかけましても、正当な計画