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1599件の議事録が該当しました。

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1978-03-07 第84回国会 衆議院 予算委員会 第22号

福田内閣総理大臣 今回の華国鋒主席政府活動報告、これは私、まだ詳細には見ておりませんけれども、概見したところによりますると、大変結構な報告をされておる、こういうふうに思うのであります。特にわが国に関する部面、これがかなりありまするけれども、これも私どもといたしまして、妥当な見解を示しておられる、こういうふうに見ております。その中で、日中平和友好条約、これを両国の長きにわたる関係を規定するという意味

福田赳夫

1978-03-07 第84回国会 衆議院 予算委員会 第22号

福田内閣総理大臣 私は、先ほどの御質問お答えしたつもりなんです。つまり、いま財政を主軸にして政策を進めておる。しかし、財政以外にもいろいろな景気のかじ取りの方策というものがあるわけなのでありますが、それらは景気動き世界経済動き、そういうものをじっとにらみまして機動的にまた大胆にやってまいりたい、こういうふうに申し上げておるのです。公定歩合問題につきましては、せっかくのお尋ねでございまするけれども

福田赳夫

1978-03-07 第84回国会 衆議院 予算委員会 第22号

福田内閣総理大臣 ただいまわが国経済が当面する最大の課題は、何といいましても経常黒字、これを五十二年度のまあまあおおよそ半分ぐらいに五十三年度はする、こういうことを内外宣言しているわけですが、これを着実にやってのける、また、これとうらはらをなしてわが国自体経済成長、これを大方七%程度実現する、こういうことにあるだろうと思うのです。私は、いま世界情勢を考えてみまして、そういうふうに考えましても

福田赳夫

1978-03-06 第84回国会 衆議院 予算委員会 第21号

福田内閣総理大臣 ただいま御指摘のありました予算委員会分科会におきまする稻村総務長官発言はまことに遺憾であり、政府といたしましては、今後こうした事態のないように万全を期してまいるつもりでございます。  同和対策につきましては、なお相当多くの残事業があります。また、地方公共団体関係者等の強い要望、同和対策協議会特別委員会中間経過報告にかんがみまして、政府といたしましては、今後も、同和対策事業特別措置法

福田赳夫

1978-03-04 第84回国会 衆議院 予算委員会 第20号

福田内閣総理大臣 公債累積残高が二百兆になる、これがたとえ建設公債であるといたしましても、これはゆゆしい事態だろう、こういうふうに思うのです。一応そういう数字が出てきておるということで、ただ単にこれを見逃してはならぬと思うのです。私は、歳入歳出両面にわたりまして、そういう事態にならないようにこれから鋭意努力いたしまして、財政健全性維持国家社会秩序維持ということに努力をしなければならぬ、このように

福田赳夫

1978-03-04 第84回国会 衆議院 予算委員会 第20号

福田内閣総理大臣 大蔵大臣の御答弁で尽きておると思いますけれども、まあ与野党の間でこれだけの議論があったということ、これを十分踏まえてこれからの経済動きを注視してまいる。そして何か異変があるというような際におきましては、この経過を踏まえた上、適切な対処をする。そして対処方向といたしましては、この論議のいきさつを踏まえるわけでありますから……(矢野委員「前向き、かつ大胆に」と呼ぶ)前向き、かつ大胆

福田赳夫

1978-03-04 第84回国会 衆議院 予算委員会 第20号

福田内閣総理大臣 与党自由民主党皆さんにお願いをしておる、これは三千億円の減税、それから四百億円の社会保障費の積み上げ、こういうことでございます。そうして、それを各党間、特に関係委員会におきまして具体化いたしまして、そしてこれをどういうふうにするかを最終的に決める、こういう方向与野党間の話が動いておる、このように承知しておるのです。その方向が決まる、これが決まるまで政府として具体的な動きをすることは

福田赳夫

1978-03-02 第84回国会 衆議院 本会議 第10号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  まず、今回の立法は、必要につきましては御理解を願っておるようでありまして、その提案がむしろ遅きに失しておるのではないかというような御批判でございますが、先ほど申し上げましたように、いまの経済事態対処する、一つは国全体としての需要を拡大いたしまして、経済全体のかさ上げをする、こういう考え方、それからもう一つは、いわゆる構造不況業種に対しまして、

福田赳夫

1978-03-02 第84回国会 衆議院 本会議 第10号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  今回の政府提案につきまして、そもそもこの構造不況対策は高付加価値化省エネルギー化という今後のわが国産業構造の全体的変革の中で進められるべきである、このような御所見でありますが、この点は私は全くそのとおりに存ずる次第でございます。  いま、わが国は、全体といたしまして時代流れ一つ一つが対応しなければならぬという立場にあるわけでありまして、その

福田赳夫

1978-03-02 第84回国会 衆議院 本会議 第10号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  まず、今回の政府提案はどうも時局が要求しているものでなくて、むしろそれに逆行するような性格のものじゃないか、こういうような御意見を交えての御質問でございますが、私は、今日、どういうことが経済政策として要請されておるかということを考える場合におきまして、正しく今日の経済状態というものを分析してみなければいかぬと思うのです。  私は、一般的に言いますと

福田赳夫

1978-02-28 第84回国会 衆議院 本会議 第9号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  地方財政の危機を一体どういうふうに認識しておるかというお話でございますが、これは大変深刻に受けとめております。戦後で言いますと、四十年、四十一年不況ですか、あの当時の地方財政の状況、これは非常な深刻な事態でありましたが、より深刻である、このように考えておる次第でございます。  それには一体どうするかということを考えますと、これは経済が常道に復する

福田赳夫

1978-02-28 第84回国会 衆議院 本会議 第9号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  まず、明年度経済成長七%は達成できるのかどうか、このようなお話でございますが、この七%成長というのは、これは内外期待するところであります。私はその内外期待にこたえまして、責任をもってこれが実現に当たるべく全力を傾倒したい、このように考えておるわけであります。  ところで、来年度経済展望はどうなるかといいますと、御承知のような国際経済環境でありますので

福田赳夫

1978-02-21 第84回国会 衆議院 予算委員会 第18号

福田内閣総理大臣 不公平税制と言われる税制、これにつきましては、是正をしようという与野党間の了解になっている。これは五十二年予算審議の途中そういうことになっていることをよく承知しております。そこで、五十三年度予算編成に当たりまして、それを思い浮かべながらその趣旨を実現するということで、ずいぶんいろいろ努力をいたしたわけであります。  ただ、言われるところの不公平税制というものには、税制のたてまえからそういうことになっているものもあれば

福田赳夫

1978-02-21 第84回国会 衆議院 予算委員会 第18号

福田内閣総理大臣 それは大変な負担とは思います。思いますが、税は格別でございまするけれども、その他手数料だとか料金だとか、そういうものは、その負担に見合いましてサービスが充実をされる、こういう側面があるわけでありまして、一方的に負担がふえるというものばかりではない、このように考えております。

福田赳夫

1978-02-21 第84回国会 衆議院 予算委員会 第18号

福田内閣総理大臣 金子さんから、財政が大変むずかしい状態である、この問題と経済をどういうふうにあわせ対処していくか、こういうお尋ねでございますが、私はやはり国の基本経済である、こういうふうに考えます。その経済を踏まえまして財政ば運営されるし、その財政をどういうふうに運営していくかにつきまして、財政はまたこれに影響してくる、こういう立場にあるわけでありますが、財政がまた危殆に瀕するということになれば

福田赳夫

1978-02-20 第84回国会 衆議院 予算委員会 第17号

福田内閣総理大臣 御承知と思いますが、去る十四日でありましたか、北京駐在佐藤大使中国外交当局会談をいたしておるわけなんです。韓という外交部次長の方であります。その報告を私ども受けておるわけです。その報告を受けた政府といたしまして、なお中国外交当局会談を進めて、交渉開始の段取りを詰めてもらいたいという旨の指示を土曜日にいたした、こういうことで、それをきょう来た自民党の議員諸公に申し上げた、

福田赳夫

1978-02-20 第84回国会 衆議院 予算委員会 第17号

福田内閣総理大臣 政府といたしましては、稲山使節団が行きまして日本財界中国との間にできましたいわゆる貿易の長期取り決め、これは歓迎すべきことであり、これが実施ということになりますると、また民間だけではいけない分も出てくるから、その際には政府としてもこれを積極的に支援しよう、こういう打ち合わせをいたしたわけであります。そういう中で一つ具体的に問題になりますのは、中国の重質油わが国において精製する

福田赳夫

1978-02-20 第84回国会 衆議院 予算委員会 第17号

福田内閣総理大臣 デノミはまだ政府としてこれを決めておるわけじゃないのです。政府としてデノミをやりましょう、こういう決意表明デノミ宣言というものをいつするか、これはまだその段階に来ておらない。その宣言におきまして、一年半か二年ぐらいいろいろ準備がその後かかるわけでございます。だからデノミが実施されるのは、いずれにしても相当先の話でございますが、しかし、デノミを実施するというからには、くどくど私が

福田赳夫

1978-02-17 第84回国会 衆議院 本会議 第8号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答えいたします。  まず、池田さんは、ことし五十三年度財政景気優先中心財政だ、こう政府総理は言うにかかわらず、所得税減税は一向やらぬ、逆に、酒、石油等増税をやっておる、首尾一貫しないではあるまいかというようなことについてのお尋ねでございますが、五十三年度、この年は、展望してみますると、世界輸出環境が非常に悪い、景気輸出増進にこれを期待するということが困難

福田赳夫

1978-02-17 第84回国会 衆議院 本会議 第8号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  まず、不公平税制でございますが、この不公平税制と世に言われているもの、そういうような制度につきましては、これを逐次是正していかなければならない。制度ばかりじゃありません。私は、その執行面、そこにおきましても不公平があっては相ならぬ、このように考えておりまするし、また、この問題につきましては、昨年の国会におきまして、五十二年度予算案論議におきまして

福田赳夫

1978-02-14 第84回国会 衆議院 予算委員会 第12号

福田内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、ここ十年以内を展望しますと、六%成長程度のことを考えておるのですよ。そうして五十三年に近い時点は六%よりかなり高い水準。そうして不安定とおっしゃられますが、確かに五十三年度雇用というものは不安定要因があると思うのです。つまり臨時的な公共事業というような性格のものがかなりありますから、不安定要因がありますけれども、そのうちに企業設備稼働、これも高まってまいりまして

福田赳夫

1978-02-14 第84回国会 衆議院 予算委員会 第12号

福田内閣総理大臣 成長は五十三年度でやめになるわけじゃないのです。五十四年度も五十五年度も五十六年度もやっていく。しかも五十四年度、これはかなり高い成長ということを考えていくわけでありまして、ですから、五十三年度の七%成長経済、それで雇用に対する配慮は経済政策としてやらないのだというわけじゃないのでありまして、ずっと雇用ということをにらんでやっていくわけなんです。特に私はしばしば申し上げているわけです

福田赳夫

1978-02-14 第84回国会 衆議院 予算委員会 第12号

福田内閣総理大臣 この予算は、経済の七%成長実現し、もって経常収支、これの大幅な黒字を縮減するという対外的な要請にこたえる、それから対内的には、これは雇用、それから景気の上昇、こういうことをねらっておる、こういうことでありますが、しかし、それは雇用といいましても、景気といいましても、その二つのことだけでというわけにはいきません。私は、施政方針演説でも申し上げましたが、この機会は、われわれのおくれておる

福田赳夫

1978-02-13 第84回国会 衆議院 予算委員会 第11号

福田内閣総理大臣 御説のとおり、住宅問題は宅地問題をおいて考えることはできない。宅地と住宅問題、これは両者一体だというふうに考えておるわけです。  私も、この問題はいろいろ検討してみたことはありますが、結局、考え方基本としては、ただいまお話しのように、土地というものにはかなり公共的な色彩の考え方を導入するということ以外にはないと思うのですが、それをどういう程度に導入していくか、その辺が、これから

福田赳夫

1978-02-13 第84回国会 衆議院 予算委員会 第11号

福田内閣総理大臣 この数年来、世界社会経済流れ、これが大変大きなうねりのような形で転換をいたしておるわけです。その転換をする客観情勢、これに合致しない条件の企業、これはどうしてもそのままで立ち行くことができない。そこに構造不況問題というものが出てくる、こういうふうに見ておるわけであります。  お話のように、そういうことで時代流れ一つ一つ企業がいかに対応していくかという問題でありますから、

福田赳夫

1978-02-13 第84回国会 衆議院 予算委員会 第11号

福田内閣総理大臣 為替相場は、わが国で言いますれば円が強くなるということは、総体として見まして、わが国経済状態が他国に比べていいという一つのシンボルでもある、こういう面がありますので、円の価値が下落するというのに比べますと、これは大観いたしますと非常に好ましいことである、こういうふうに思います。  ただ、今回の円高現象というものは、昨年の九月末IMF総会、あれを契機として起こってきた。そういうことで

福田赳夫

1978-02-08 第84回国会 衆議院 予算委員会 第10号

福田内閣総理大臣 たとえばモノレールのように、運輸行政という立場、また道路行政というような立場が交錯する、重複するというケースが間間あるわけでありますが、それに対して運輸行政当局あるいは道路行政当局責任を感じ、関心を示す、これはそうでなければならぬと私は思います。しかし、さらばと言って、その結果二重行政になる、あるいは重複行政になるということになって、国の経費の使用が非効率になったり、あるいは利用者

福田赳夫

1978-02-08 第84回国会 衆議院 予算委員会 第10号

福田内閣総理大臣 私は、国鉄はこれからの国づくりの上で相当重要な役割りを演じていくのではないか、少し長目にながめてみますると、やはり大量輸送機関は非常に重要な役割りを演ぜざるを得ない、そのように思うわけであります。今日まだそこまで段階が行かないものですから、なかなか苦しい国鉄ではございまするけれども、私は、決して国鉄の将来というものに暗い見通しを持っていないのです。明るい展望を持っておる。その国鉄

福田赳夫

1978-02-08 第84回国会 衆議院 予算委員会 第10号

福田内閣総理大臣 成田の空港が平穏裏に順調に行われるということは、これはひとり国内の問題ばかりではない、国際社会においても要請されている問題だ、このように思うのです。  御承知のとおり、羽田空港が大変な過密状態だ、これを放置しておきますと不測の災害が起こらぬとも限らぬ、早くこの処置をしなければならぬ、そういうことから羽田空港から成田空港へと、こういう発展になってきておるわけでありますが、何せこの成田空港

福田赳夫

1978-02-07 第84回国会 衆議院 予算委員会 第9号

福田内閣総理大臣 いわゆる北方四島から引き揚げた人の処置につきましては、もう時間も経過したこともあり、その間政府がとった措置もあり、もう大体これで解決済みというような感じを私はずっと持ってきたわけでありますが、政府として残っておる問題は何だといいますれば、これは北方四島の一括返還実現することだ、このように考えておるわけでありますが、それができるまでの間のこの四島からの引き揚げの人の問題、まだ私、

福田赳夫

1978-02-07 第84回国会 衆議院 予算委員会 第9号

福田内閣総理大臣 御承知のように、わが国輸入構造は、工業品はわずかに二割ぐらいなんです。あとは第一次産品といいますか原材料、そういうものになりますものですから、この八割の原材料につきましては、さあ円高メリット、目に見えるようにという措置が非常にむずかしいわけですね。原材料は安くなるのですが、それが転々として最終需要になるわけですから、その問いろいろな変化がありますので、最終価格にどういうふうに円高

福田赳夫

1978-02-07 第84回国会 衆議院 予算委員会 第9号

福田内閣総理大臣 ことしの経済動き、これにつきましては、すでに政府政府考え方を打ち出しておるわけです。問題は、この実効をいかにして上げるか、こういうことだろう、こういうふうに思います。  かなめは、とにかく、いま岡田さんの御指摘のように、海外環境はそう明るいわけではございませんものですから、輸出にそう多くを期待するわけにはいきません。どうしても内需になりますが、内需財政中心としてどういうふうに

福田赳夫

1978-02-06 第84回国会 衆議院 予算委員会 第8号

福田内閣総理大臣 今回の公共事業費は、これはもう大変急激に多額になっておりますので、これが順調な消化ということは容易なことではありません。容易なことではありませんけれども、しかし、これは実現をできるという限度におきまして予算化いたしたものでありまして、予算化をいたした以上は責任を持ってこれが消化をする、かような決意でございます。

福田赳夫

1978-02-06 第84回国会 衆議院 予算委員会 第8号

福田内閣総理大臣 私は、これは本質論といたしましてはぜひつくりたい、こういうふうに考えています。ただ、いま通産大臣も、また建設大臣もお立ちになりましたが、やはり経済活動の活力、こういうこともかなり調整に注意深くやらなければならぬ、そういう性格のものだと思うのです。そういうことを考えて、各方面との調整がうまくいくようにした上でこの調査、アセスメントのシステムを進めるべきだ、そういう見解でございます。

福田赳夫

1978-02-06 第84回国会 衆議院 予算委員会 第8号

福田内閣総理大臣 老朽校舎の建てかえの問題は、いま地震対策だ、こういうお話もありますが、ごもっともだと思います。しかし、同時にいま景気対策、こういう側面から、土地はとにかくあるのだ、こういうようなことであり、かねがね建てかえについては強い自治団体側要請もある、こういうことでありますので、これはとにかく積極的に進めておる、こういうので、いま文部大臣からお答えいたしましたような予算措置、そういうことになっておるわけでありますが

福田赳夫

1978-02-04 第84回国会 衆議院 予算委員会 第7号

福田内閣総理大臣 経済見通しは、昨年はどこの国でもうまくいっていないのです。一番世界の優等生だ、こういうふうに言われているドイツはどうだ、五%を予定したわけですよ、それがいまはどうですか、二・四%までの下方修正というようなことになってきている。アメリカはどうだ、六%、これを予定したわけですが、それがいまはどういうことでありますか、これはいままだはっきりはしておりませんけれども、五%は割ること必至である

福田赳夫

1978-02-04 第84回国会 衆議院 予算委員会 第7号

福田内閣総理大臣 民間経済見通し、これは政府予算がまだはっきりしない段階のものが多いようであります。政府は、景気牽引力として公共投資を重視した、しかもその伸びが実質で一六・二%伸びるのだ、この相当スケールの大きな公共投資、それなんか民間の多くの経済見通しには考慮されておらぬ、私はこういうふうに思います。  それから、設備投資の見方が違うんですね。設備投資にいたしましても、政府の方は電力会社、そういうところとずいぶん

福田赳夫

1978-02-04 第84回国会 衆議院 予算委員会 第7号

福田内閣総理大臣 昨年の国会で西岡さんから大変御激励を受けたということはよく記憶しております。私もその御激励のもとに全力を尽くしたつもりなんです。ただ私、昨年はまあ何とかしてわが国経済安定成長路線に定着させる、その年にしたい、こういうふうに念願しておりましたが、それが実際問題としてできなかった。私は大変残念に思います。残念に思いますが、そのわけは一体どこにあったのだろう、原因はどこにあったのだろうということを

福田赳夫

1978-02-03 第84回国会 衆議院 予算委員会 第6号

福田内閣総理大臣 私は、昨年の国の経済を顧みてみまして、一つ、私どもとして大きな誤算があるのですよ。これは本会議でも申し上げておるわけでありますが、経常収支、これがよもや百億ドルを超える黒字、そういうようなことにはとてもなるまい、年度初頭においてはこれがマイナスの七億ドルだ、こういうところまで見ておったのです。また、そう見る背景というものがあったわけですね。これは業界でも大体そういう見通しを言う。

福田赳夫

1978-02-03 第84回国会 衆議院 予算委員会 第6号

福田内閣総理大臣 あなたの党から国民投票論、また先般、あなた御自身が高崎で記者会見をされましてそういう御所見を述べられて、これがまたマスコミに大きく取り上げられて、それをまたもとにいたしまして、かなりいろいろな角度からの議論がある。私も関心を持っておるわけでございますが、きょうのお話で非常に明快になった点は、公明党の皆さんがおっしゃっておる国民投票、これは憲法のもとにおける考え方、その枠内の問題だ

福田赳夫

1978-02-02 第84回国会 衆議院 予算委員会 第5号

福田内閣総理大臣 隣国中国との間に平和友好条約ができる、これはわが国としては非常に大きな外交課題です。この課題が、日本国民から、いい条約ができたな、これで日中間の長きにわたる関係は安定するなといって祝福されるような形であることが望ましい、私はこういうふうに考えております。  わが国は、しばしば私が申し上げておりまするように、全方位平和外交ですよ。どこの国とも仲よくしていく。どこの国を敵視するというような

福田赳夫

1978-02-02 第84回国会 衆議院 予算委員会 第5号

福田内閣総理大臣 私は、日中平和友好条約の問題につきましては、これは真剣に取り組んできておるつもりでございます。  日中共同声明が発出されましてからもう五年になるのです。そして田中内閣三木内閣と四年間経過し、それからさらに一年間私になってから経過しておる、こういうことでございますが、とにかく、それだけ日中平和友好条約につきましては、前々から非常に積極的な立場をとっておった田中三木内閣の四年間、

福田赳夫

1978-02-02 第84回国会 衆議院 予算委員会 第5号

福田内閣総理大臣 本件についての矢野さんの御見解、私はよく理解できます。そこで、このいわゆる灰色という問題は、これは事実を解明する必要があるのです。真実はただ一つしかないのですから、その一つを解明する必要があると思うのです。そうしないと国民もしっくりしない、また、この事件灰色という責任を問われている諸君もすっきりしない、そういう問題があると思うのです。  それで、そのすっきりさせる場というのは、

福田赳夫

1978-02-01 第84回国会 衆議院 予算委員会 第4号

福田内閣総理大臣 私は、真相は解明されなければならぬと、こう申し上げましたが、その解明の場といたしましては公判廷がある、それから国会調査権発動というケースもあります。  国会調査権発動につきましては、政府といたしましては、目下本件公判係属中であるという制約はありまするけれども、その制約の中においてできる限りの協力はいたします。

福田赳夫

1978-02-01 第84回国会 衆議院 予算委員会 第4号

福田内閣総理大臣 ロッキード事件は一昨年起きた事件であり、わが国民の注視の大事件であります。真実一つでありまするから、その一つであるところの真実が解明せられるということを、私は切に期待をいたしております。  私が、今回の大久保証言の直後、ああかわいそうだなと、こう申し上げた、そのとおりでございます。それは、これらの関係者がああいう事実はありませんと、こういうふうに言っておるわけであります。非常に

福田赳夫

1978-01-31 第84回国会 参議院 予算委員会 第4号

国務大臣福田赳夫君) 私は、ロッキード問題はこれはあれほど国民関心を浴びた問題でありまするから、その全貌を明らかにする、これは非常に大事なことだと、こういうふうに思います。そういうためには、国会がその調査権に基づいてその真相を明らかにするために機能するということ、これはまた裁判、いま行われている裁判と相並んで重要なことではなかろうか、そのように思います。  証人喚問の点につきましては、いま突如

福田赳夫

1978-01-31 第84回国会 参議院 予算委員会 第4号

国務大臣福田赳夫君) まあ五カ年間にわたる財政試算、これをごらん願うとかなりはっきりすると思うのですが、これからの財政は非常に窮屈です。そういう中で公債政策をどうするか、これが非常に大事な問題になってくる。そういうこととあわせ考えますと、これから五年間、二年目、三年目、四年目、五年目ですね、だから五十四年、五十五年、五十六年、五十七年、そういう時点において、いずれの時点においてかはこれは増税というか

福田赳夫

1978-01-30 第84回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣福田赳夫君) 国民が何かいらいらを感じていると、これは私は年金だとか医療だとかいろいろお話がありますけれども、そういう前に、やはりインフレ、それから景気、このことについて本当にしっかりした見通しを得たい、こういうところにあるんじゃないか、そのように思うのです。国際収支という問題、これは私は国民自身は関心を持っているという人は少ないと思うのですが、これはしかし非常に大事な問題です。国民関心

福田赳夫

1978-01-30 第84回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣福田赳夫君) 経済の角度からのお話でありますれば、とにかく物価を安定させる、これが第一です。第二は、国際収支をこれは適正な均衡、そこへ持っていく。第三の問題は、活力ある経済社会、つまり、景気情勢を適度に活発化する。この三つだろうと思うのです。いま私は国民がこれを一番求めておるんじゃないかと思うのです。求めているそのことを私は実現をする、こう申し上げているわけであります。

福田赳夫

1978-01-30 第84回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣福田赳夫君) お話しのように、私もなかなかむずかしい時代だというふうに思うのです。世界情勢が非常に不透明ですね。私は、今世紀になって最大の不透明の時代だと、こういうふうに思うのです。しかし、不透明のその中においてわが日本は一体どうしているんだと、こういうことでありますが、私は、世界情勢が不透明だとは申しながらも、しかし非常に大きな線が出てきていると思うのです。つまり、資源有限時代というか

福田赳夫

1978-01-28 第84回国会 衆議院 予算委員会 第3号

福田内閣総理大臣 本件処置につきましてのわが国基本的な考え方、これは全くお話のとおりだと思うのです。わが国は核の問題、これにつきましては世界で本当にユニークな立場にあるわけでありまして、その立場を踏まえまして、ただいま外務大臣から申し上げたようないろいろな角度におきまして積極的な役割りを演じてまいりたい、かように考えます。

福田赳夫

1978-01-28 第84回国会 衆議院 予算委員会 第3号

福田内閣総理大臣 実はあの報道に接しましてびっくりしたわけでありますが、問題は、こういうことがまた再び起こるというようなことになりますと、これは人類の福祉という高い見地から見ましても非常に大変なことだろう、こういうふうに思いますので、この機会に災いを転じて幸いとするといいますか、この機会をとらえまして、再びこういうことが起こらないように、国際社会全体が本当に真剣な努力協力をする、こういうことにいたすべきである

福田赳夫