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1599件の議事録が該当しました。

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1978-05-12 第84回国会 衆議院 決算委員会 第11号

福田内閣総理大臣 解散どころのことじゃありません。いま私は、成田を平穏に開港をしなければならぬ、日中問題を処理しなければならぬ、国内経済の回復をしなければならぬ、また国際社会経済の安定、これに日本としての責任を尽くさなければならぬ、もう難問山積ですね。内憂外患いっぱいあるんです。そういう際でありまして、解散なんということは考えたこともありませんです。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)頭のどこにもありませんです

福田赳夫

1978-05-12 第84回国会 衆議院 決算委員会 第11号

福田内閣総理大臣 デノミということは、私はなるべく自分からは発言しないことにしているんです。いろいろ解釈がまちまちであったりしますので。ただ、聞かれると、しかも国会で聞かれますとお答えせざるを得ないのですが、私はいつの日にかデノミという問題は処理しなければならぬ、解決しなければならぬ、そのように考えております。  ただ、その時期についていまがどうかというようなお話ですが、私はいまはその時期ではない

福田赳夫

1978-05-12 第84回国会 衆議院 決算委員会 第11号

福田内閣総理大臣 カーター大統領という方は、私の見るところでは宗教家的なまじめさ、真実さを持った方であります。ヒューマニズムといいますか、そういう考え方に徹した人のようでございます。そういう人柄からいろいろな考え方が出てくる。あるいは人権問題でありますとか、カーター大統領一流核政策でありますとか、いろいろ出てくる。そういうことが一部の人には理解が十分行き届いておらぬという面もあるのではないかというような

福田赳夫

1978-05-12 第84回国会 衆議院 本会議 第31号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  憲法第九十二条に規定している地方自治本旨につきまして、その理念内容はどうだ、どう認識しているか、このような御質問でございますが、私は、憲法第九十二条に規定する地方自治本旨とは、地方公共団体自主性自律性、それが十分発揮できるように地方自治制度を決め、またそのように運営すべきもの、そのように理解をいたしております。  新村さんは、どうも

福田赳夫

1978-05-10 第84回国会 参議院 本会議 第20号

国務大臣福田赳夫君) 先ほど共同声明を出さなかった理由は申し上げたんですが、またお尋ねがある。首脳外交時代でありますので、首脳が気軽に行ったり来たりする。その都度共同声明というのは、当節、はやりにはなっておりませんから、その辺を御理解を願いたいのであります。  何の目的のための訪米かと、こういうお話でございますが、これは先ほど私の冒頭の報告で申し上げて明確になっておりますが、日米という両国は、

福田赳夫

1978-05-10 第84回国会 参議院 本会議 第20号

国務大臣福田赳夫君) まず、中西さんが、質問を通じまして、私の訪米を正当に評価していただいたことを心からお礼を申し上げます。(拍手)  と申しますのは、いろいろな見方があるものでありまして、いまお話がありましたが、共同声明が出なかったのはこれはおかしいと——何がおかしいんですか。最近の風潮は、もう首脳外交時代なんです。首脳が行ったり来たりしておる、その都度都度共同声明を出す、これはもう、少し時代

福田赳夫

1978-05-10 第84回国会 参議院 本会議 第20号

国務大臣福田赳夫君) 訪米報告を申し上げます。  さて、私は、カーター大統領との会談のため、四月三十日から五月七日まで米国訪問いたしました。この訪問中、私は、カーター大統領との会談を行ったほか、ワシントンでは、米国議会指導者経済閣僚と懇談しました。また、別途、園田外務大臣バンス国務長官牛場国務大臣ストラウス大使間の個別会談も行われたのであります。さらにニューヨークでは、私は、米財界人

福田赳夫

1978-05-09 第84回国会 衆議院 本会議 第29号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  今度の日米会談は、これは去年の三月の会談の再確認にすぎないじゃないかと、こういうようなお話でございますが、これは、再確認だも大変な意味があるのです。しかし、再確認にとどまらない。先ほどからるる申し上げましたとおり、私どもは、幅広い各種の問題に触れて話し合いをいたしたわけです。武藤さんは、哲学のない話し合いだなんておっしゃいまするけれども、私もほかの

福田赳夫

1978-05-09 第84回国会 衆議院 本会議 第29号

内閣総理大臣福田赳夫君) 五月に私が訪米の時期を選んだ、これはいろいろ誤解をする人がある、何か福田国内政治体制福田のために利用するために五月を選んだのだなんという誤解があるから、よく解明しておけというお話は、これは適切なお話だった、こういうふうに思います。  私は、とにかく日米という国は、これは特別の関係の国だ、わが国外交基本というものは、何といってもこれは日米ということを基軸といたしまして

福田赳夫

1978-05-09 第84回国会 衆議院 本会議 第29号

内閣総理大臣福田赳夫君) 訪米報告を行います。  さて、私は、カーター大統領との会談のため、四月三十日から五月七日まで米国訪問いたしました。  この訪問中、私は、カーター大統領との会談を行ったほか、ワシントンでは、米国議会指導者経済閣僚とも懇談をいたしました。また別途、園田外務大臣バンス国務長官、それから牛場対外経済担当大臣ストラウス大使間の個別会談も行われた次第でございます。さらにニューヨーク

福田赳夫

1978-05-09 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第19号

国務大臣福田赳夫君) アメリカの商務省ですか、の次官補が何やら言っているという話ですが、八日というときのうですか、きのうおよそそういうことを言っているという話ですが、私はまだそういう話は聞いておりませんけれども、私が先ほどから申し上げておりますのは、数量はかなり私は減ると、こういうふうに見ておるんです。ところが、竹田さんはいま、数量も減れば金額も減るというふうに私が申し上げたようなことをおっしゃいますが

福田赳夫

1978-05-09 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第19号

国務大臣福田赳夫君) 今度の会談ではいろんなことを話し合ったんです。東西の問題も南北の問題も、あるいは残された今世紀二十二年間の問題も、さらに二十一世紀についての問題、非常に広範な話し合いをしましたが、その中で、いま竹田さんのお触れになりましたドルの問題ですね、これは私が最も強調したことなんです。つまりドルがいま世界的に減価を続けてきた、それが世界経済を非常に不安定にしておる、これは非常に、放っておきますとこれは

福田赳夫

1978-05-09 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第19号

国務大臣福田赳夫君) 大体、初めて首脳会談が行われますとか、特定な、巨大な問題がありまして、それでそれの結着がどうなったかというような大きな問題がありますと共同声明が出るのが例でありますが、しかし、最近は首脳外交でありまして首脳はしょっちゅう往来をしております。そういう際に、共同声明を一々出すということはいたしておらぬというのがこれは慣例でございまして、日本もことし特定日米間の問題を抱えておるわけでもありません

福田赳夫

1978-04-28 第84回国会 参議院 本会議 第19号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  わが国農業では、過剰の部門と不足の部門が併存をする、このゆがんだ形をどういうふうに是正するかと、こういうお話でございますが、確かに、米やミカンなど、すでに生産能力需要をかなり上回っている部面があるかと思うと、重要な食糧であるところの麦、大豆、これが大変に自給力が低い、こういう関係になっておるわけでありますが、これらの問題をよくにらんで、これからの

福田赳夫

1978-04-28 第84回国会 参議院 本会議 第19号

国務大臣福田赳夫君) 私が、日本農業政策について、また農業の動向についてどういう反省をしておるか、こういうようなお尋ねでございますが、私は前から安定成長ということを唱えておるんです。安定成長という意味はどういうことかと言うと、これはいろいろありますが、その一つは、工業も農業もその所得が肩を並べて均衡のとれた形で伸びていくんだ、こういうことであります。しかし、日本経済全体としての発展過程におきまして

福田赳夫

1978-04-28 第84回国会 参議院 本会議 第19号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  農林漁業の現状をどういうふうに見るか、また、どのように対処するかと、こういうお尋ねでございますが、現象的、具体的に見ますと、一つは米の生産過剰という問題があると思うのです。それからもう一つは、二百海里時代到来と、こういう問題がある。しかし、総体的、全体的、また長期的に見るときには、これはやはり食糧問題というのは世界政治の大問題になってきておる。人口

福田赳夫

1978-04-28 第84回国会 衆議院 本会議 第28号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  もう時代が大変変わってきたので農業基本法を改正したらどうだろう、こういう御所見でございますが、農業基本法理念は、それは時代が大分変わってはきておりまするけれども、現在においても十分適合性を持っておる、このような見解でございます。したがいまして、これを改正するという考え方は持っておりません。しかし、運用の方では、時代の流れに、そのときどきの動きに

福田赳夫

1978-04-28 第84回国会 衆議院 本会議 第28号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  農家がいま非常に苦しい不安な状態にある、そういうことを認識した上で、農業経済の中での位置づけをどう考えておるか、また、その将来をどう展望しておるか、さらに、いかなる基本的施策を講ぜんとするか、こういうお尋ねでございますが、私は、まあここ十数年来の農家というものは非常に不安な時代にあった、そのように率直に思います。つまり、昭和三十年代、その前は、

福田赳夫

1978-04-28 第84回国会 衆議院 本会議 第28号

内閣総理大臣福田赳夫君) 苦悩に満ちた農林水産業、これにいかに対応するか、こういうお話でございますが、確かに、いま、日本農林水産業は非常にむずかしい段階であります。つまり、農業部面においては米の生産過剰、こういうむずかしい問題がある。また、漁業におきましては、二百海里時代到来という問題があるわけであります。しかし、農林水産業は、国家国民存立の基盤である食糧確保、こういう重大な任務があると

福田赳夫

1978-04-26 第84回国会 参議院 本会議 第18号

国務大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  一九九〇年ごろになりますと再び石油危機が来るとの説がある、他方、この危機はつくられた危機であると、こういうような説もあるが、総理おまえはどういうふうに考えるかと、こういうことでありますが、まあ、石油のように地下資源でありまして、そうしてこれを掘削する、そうして消耗されてしまうと、私は、こういう状態がそう未来永劫続き得るとは考えません。このような状態

福田赳夫

1978-04-26 第84回国会 参議院 本会議 第18号

国務大臣福田赳夫君) 原子力政策を進めるに当たりましては、基本法の平和・自主民主公開原則のほかに、安全がきわめて重要と思うが所見いかん、このような御質問でございますが、原子力開発に当たりましては、平和利用に徹し、自主民主公開原則を堅持するとともに、安全を確保することがきわめて重要であることはお説のとおりでございます。衆議院で原子力基本法基本方針に「安全の確保」が加えられた、私は、大変

福田赳夫

1978-04-26 第84回国会 参議院 本会議 第18号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  五十二年度の地方財政の実績から見ますと、五十三年度の膨大な公共事業、また地方単独事業、これは一体消化できるのかと、こういう危惧の念を示されての御質問でございますが、五十三年度予算では、苦しい財源事情でありまするけれども、この膨大な公共事業地方単独事業、これは景気対策上ぜひやってもらいたいと、こういうふうに存じまして、その財源につきましては、これは十分

福田赳夫

1978-04-25 第84回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第13号

福田内閣総理大臣 これだけの法律ができますれば、これを執行するために人員、予算、こういうものが必要であることは当然です。しかし、それをただ国家財政国家公務員定員の純増だ、こういうような考え方はいたしません。やはりみんな時代の変化に応じまして、不要不急となっておる、そういう面がありまするから、そういう面等のやりくりをする、これが当然必要になってくる、こういうふうに思いますが、この法律を、その立法

福田赳夫

1978-04-25 第84回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第13号

福田内閣総理大臣 まず気象庁長官報告を受けた場合の総理の判断はどうやってやるのだ、こういうことでございますが、これは国土庁長官に、また科学技術庁長官によく意見を聞きます。その聞いた結果を踏まえまして、閣議に諮って総理方針を決める、このように御理解を願います。  それから、自衛隊の地震防災派遣治安出動との関係についてのお尋ねでございますが、地震防災派遣は、地震防災応急対策の的確かつ迅速な実施を

福田赳夫

1978-04-25 第84回国会 衆議院 本会議 第26号

内閣総理大臣福田赳夫君) 馬場さんにお答え申し上げます。  今回の日ソ漁業交渉の結果をどういうふうに評価するか、そのようなお尋ねでございますが、例によりましてソビエトの態度は非常に厳しい。その結果、希望するような数量漁獲区域、そういうふうにはまいりませんでした。その点はまことに残念に思います。しかし、五年間にわたって安定した操業ができる。もとよりその年々の具体的な措置についての相談の結果でございまするけれども

福田赳夫

1978-04-21 第84回国会 参議院 本会議 第17号

国務大臣福田赳夫君) 昭和四十年に、私が大蔵大臣のとき、公債を戦後初めて発行することにした、それが今日に災いを持ってきておると、こういうようなことで、私の責任を問うというお話でございますが、このことにつきましては、先ほど私は私の見解をるる申し上げましたので、お答えを省略させていただきます。  今日の財政は、御指摘のように本当に異常な状態でございます。しかし、御指摘のように、特例公債のもとに赤字公債

福田赳夫

1978-04-21 第84回国会 参議院 本会議 第17号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  戦後、公債財政は私が昭和四十年大蔵大臣をしておったときに始めた、その責任は重大であるという御指摘でありますが、確かに、私は、大蔵大臣として初めて四十年に財政公債を取り入れる、戦後初めてだったわけであります。私はいま考えてみて、これは誤ったこととは思っておりません。公債は、財政運営のための非常に有効な手段であります。これを使わないでおくことが、また私

福田赳夫

1978-04-21 第84回国会 参議院 本会議 第17号

国務大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  五十三年度予算で問題になりました三千億所得税減税、また四百億円の福祉年金の増額問題をどういうふうに処置するかと、こういうお話でございますが、私は、政府が提案いたしました予算案、これがベストだと、なるべくこれでいってもらいたい、こういうふうに思っておりました。ところが、自由民主党で各党と相談をする、その中で、ただいま申し上げましたような案が固まってきたと

福田赳夫

1978-04-19 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号

福田内閣総理大臣 ただいま公開原則をどういうふうに進めるか、その具体的立法考えておるということはございませんけれども、いずれにいたしましても、原子力行政を進めていくという場合におきましては三原則、その中には公開原則が含まれておるということは十分承知して対処する、このように御承知願います。

福田赳夫

1978-04-19 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号

福田内閣総理大臣 原子力基本法は、これは原子力行政を進めていく上の基本的な指針を示したものでありまして、これから原子力行政はいよいよ重要になる。民主自主公開、この方針を踏まえて行政は進められるべきだ、ますますその考えを固めて、その方針を進めてまいりたい、このように考えます。

福田赳夫

1978-04-19 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号

福田内閣総理大臣 賃金は一人一人の水準が低くとも、雇用の量が多くなれば、賃金掛ける雇用の量、これが国民経済全体としての給与の総額でございまするから、別にあなたのおっしゃるような傾向になってくる、こういう状態じゃない、こういうふうに思います。要するに、公共事業を大いにやる。そこで物財需要も起こる、また雇用需要も起こってくる、そういうことになれば雇用者のふところは豊かになる、そこで消費にそれが回ってくる

福田赳夫

1978-04-19 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号

福田内閣総理大臣 消費購買力のかなりの部分が給料所得者所得から出てくる、こういう側面はありますが、それは、一人一人の賃金の問題もあります。その賃金の高さも。しかし、働く人の数の問題もあるわけですね。賃金は、まあ政府が支払うものもありまするけれども、それを別にいたしますれば、民間企業が払うわけです。企業支払い能力というものにも限界があるわけです。ですから、一人の人に非常に高い賃金を払ってしまう、

福田赳夫

1978-04-19 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号

福田内閣総理大臣 いま日本の置かれておる経済情勢について率直に見解を述べよ、こういうことでありますが、私は、石油ショック後、世界的に混乱時代に入っている、こういうふうに思います。そういう中でわが日本経済は、大体混乱からの脱出に成功し、緩やかではあるけれども経済成長過程にある、そのように見ております。  しかし、石油ショック後の正常化ができたかというと、まだ完全にそういう状態じゃない。どこに問題

福田赳夫

1978-04-18 第84回国会 衆議院 本会議 第23号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  確信犯人裁判で発生する事態の防止は本立法による方法以外によい方法はないのか、このような趣旨の御質問でございますが、いわゆる過激派裁判、これの進行状態がまことに異常であるということは御承知のとおりでございます。この異常な状態にどういうふうに対処するか。法曹三者会談だとか、いろいろ御指摘がありましたけれども、こういう異常の事態に対しましては、現実的

福田赳夫

1978-04-18 第84回国会 衆議院 本会議 第23号

内閣総理大臣福田赳夫君) 本法案内容憲法第三十七条第三項に違反するのではないか、そのような御質問でございますが、御指摘のように、わが国憲法は、その第三十七条第三項におきまして、刑事被告人が弁護士を依頼する意思を有する場合におきましては、いつでもこれを依頼することができる旨を規定しておるのであります。  ところで、本法案は、このような被告人の権利をいささかも害するものではありません。被告人

福田赳夫

1978-04-18 第84回国会 衆議院 本会議 第23号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  ただいま御質問の中で、民主主義を憂い、法秩序を守る、その決意を秘められての御所見、私の考え方と全く同じでありまして、その御見識に対しまして心から敬意を表します。(拍手)  法秩序が厳正に維持されることは、民主主義法治国家存立のための必要最小限度の条件であります。暴力をもって法秩序を破壊しようとする者に対しましては、国民各位理解と協力のもとに断固

福田赳夫

1978-04-17 第84回国会 参議院 本会議 第16号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  尖閣諸島に対する中国漁船の領海侵犯問題についてのお尋ねでございますが、これは先ほどるる申し上げましたので、お答えは省略をさしていただきます。  それから、それに関連いたしまして、尖閣列島の領有権問題について政府はいままで何をしてきたのかと、こういうお話でございますが、これは、尖閣列島わが国固有領土であることにつきましては、国際社会誤解があってはならぬことでありまするから

福田赳夫

1978-04-17 第84回国会 参議院 本会議 第16号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  日韓大陸だな開発は、これは長期に、また無制限に政府資金を出すための仕組みではないか、政府自民党特別措置法案の成立を急ぐ理由はここにあるのではないかというようなお尋ねでございますが、先ほども申し上げましたが、これは開発事業を進めるのですから、金はかかります。その金は直接間接国民負担になる、これはもう自然のことでございますけれども、いまわれわれが長

福田赳夫

1978-04-17 第84回国会 参議院 本会議 第16号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  最初に、尖閣列島問題についてのお尋ねでございますが、これは先般も申し上げましたが、尖閣列島日本固有領土であること、これは明白なる事実であります。それにもかかわらず、中国漁船がわが領海内において不法に操業し、または漂泊したことは、まことに遺憾であります。ただいま、中国側のこのような意図はどういうところにあるんだろうかというような御質問でございますが

福田赳夫

1978-04-13 第84回国会 衆議院 本会議 第22号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  私が今月末に出発いたしまして、来月の二日、三日、ワシントンにおきましてアメリカ首脳会談をする、それにつきましてのお尋ねでございますが、私は、アメリカという国は、わが国から見ますると、これは本当に特殊な立場の国であります。その国の首脳と年に一回くらいは会って、そして世界の諸問題あるいは両国間の問題について意見の交換をしておく、そして相互理解を深

福田赳夫

1978-04-13 第84回国会 衆議院 本会議 第22号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  五十一年度に政府がとった政策と違った政策をとっておれば、今日の経済情勢というものはもっと変わってきておるのじゃないか、そういうようなお尋ねでございますが、後になってみれば、ああ、あのときああすればよかった、こうすればよかった、それはあります。ありますが、大筋におきまして、私は、政府がとった政策というものに間違いはなかった、このように確信をいたしております

福田赳夫

1978-04-13 第84回国会 衆議院 本会議 第22号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  いま、この深刻な経済状態から脱却をする、その方策といたしましては減税のような一時的な措置でなくて、もっと長期的な立場に立ってこの問題に対処しなければならないじゃないかという御所見であり、御質問でございますが、私は、その御所見に全く同感でございます。  今日のわが国経済というものは、単なる景気循環現象じゃございません。これは、世界資源無限時代

福田赳夫

1978-04-12 第84回国会 参議院 本会議 第15号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  税は負担能力のあるところから徴収せよ、そういう政策優先順位を明確にする必要があるが、どういうふうに思うかと、このような御質問でありますが、税負担の公平ということは税制の最も重要な基本原則であります。それは制度ばかりじゃなくて、その制度を実行する上におきましても、公平の原則というものは非常に貴重な原則であると、そのように考えておるわけでありまして、従来

福田赳夫

1978-04-12 第84回国会 参議院 本会議 第15号

国務大臣福田赳夫君) 矢田部さんから、インフレの危険があるが、どういうふうに考えるか、どういうふうに対処するかというお話でございましたが、警告しておくんだと、こういうことでありますので、先ほどお答え申し上げませんでしたが、それに関連いたしましてお答えを申し上げます。  インフレにつきましては、私はしばしば申し上げておるわけでありますが、これは政治の敵である、社会の敵である、最も政治インフレに対

福田赳夫

1978-04-12 第84回国会 参議院 本会議 第15号

国務大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  いま、経済情勢が非常に深刻である、その情勢をもたらしたゆえんのものは、これは自民党内閣失政である、福田、おまえは責任をどうとるか、このようなお話でございます。私は、くどいようでございますが、この五年間、つまり石油ショック以後の経済運営、それにつきましては、私はとにかく責任のある地位にずうっとあったわけでありますが、その間、私がしたこと、もとより時

福田赳夫

1978-04-11 第84回国会 衆議院 本会議 第21号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  エネルギー事情が非常に窮屈になってきておる、そういう中で政府エネルギー政策は余り有効に機能しておらぬ、そういうような御指摘でございますが、私は、かねて、数年前から、世界情勢が非常に変わってきた、つまり資源エネルギー有限時代に入ってきたということを強調をいたしておるわけであります。内閣を組織いたしてからも、この考え方に立ちまして、従来のようないわゆる

福田赳夫

1978-04-10 第84回国会 参議院 本会議 第14号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  先ほどお答えしたわけでありますが、五十年前後の経済政策、これについて責任をどういうふうに考えておるかということでございますが、あのころの私どものかじのとり方がどうもぐあい悪かったんじゃないかというような御意見でございまするけれども、これは、今日ずっと私は振り返ってみましても、決して間違っておらぬ、このように考えておるわけであります。国内におりますとそれがはっきりしませんけれども

福田赳夫

1978-04-10 第84回国会 参議院 本会議 第14号

国務大臣福田赳夫君) お答えを申し上げます。  まず第一に、五十年度、五十一年度、その時期における政府のとった経済政策は、これは日本経済全体をオーバーキルという状態に追い込んで、それが今日そのような困難を醸し出しておるんじゃないか、それについての意見を求められましたが、そういう意見をなす人が一部にあります。ありますが、私は、五十年、五十一年のあの時点において日本政府がとったあの総需要抑制政策

福田赳夫

1978-04-10 第84回国会 参議院 本会議 第14号

国務大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  今日の状態を、雇用不安、また円高が非常に深刻な状態である、そういう御指摘のもとに、それはすべて私の失政のいたすところじゃないかというような御所見でございますが、確かに、御指摘がありましたように、私は田中内閣の末期は大蔵大臣、次いで三木内閣の副総理経済企画庁長官と、約五年近く歴任をして今日に至っております。その五年間を回顧してみると、まあ案納さんはそういうふうにおっしゃいまするけれども

福田赳夫

1978-04-07 第84回国会 衆議院 本会議 第20号

内閣総理大臣福田赳夫君) お答え申し上げます。  青山さんは、石油代替エネルギーが大変開発がおくれておる、それを心配されておるわけでございますが、ついては、今後のエネルギー確保の見通しはどうか、こういう御質問でございます。  昭和五十年代をとらえてみましても、この問題は非常に重要です。雇用確保というようなことを考えましても、どうしても六%成長は必要だというふうに見ておるのです。それを実現可能ならしめる

福田赳夫

1978-04-07 第84回国会 衆議院 本会議 第20号

内閣総理大臣福田赳夫君) 核に対する国民感情をどういうふうに受けとめておるか、このような御質問でございまするが、わが国は、核につきまして、世界でただ一つの犠牲となったわけであります。そういうことで、核に対する国民感情は、わが国におきましては世界でも格別なものがある、こういうふうに理解をいたしております。  しかしながら、核はこれを平和的に利用をしなきゃならぬという世界の大勢である。石油中心の時代

福田赳夫