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1599件の議事録が該当しました。

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1947-08-29 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第17号

政府委員福田赳夫君) これは一定の比率というものは決めてないのであります。當初は百對四十、その次が百五十對六十というようなわけでありますが、必ずしもこれは何も比率があつてやるというわけではないのであります。それから只今お尋ねでありまするが、ちよつと私のお答えが間違つておりましたから訂正いたしまするが、債券發行は未拂込資本金の額によるということに相成るわけでありまして、この未拂込資本金の額が殘らない

福田赳夫

1947-08-29 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第17号

政府委員福田赳夫君) これは六十億は只今財政上の都合からいいますると、出資困難な状況なのであります。追つてもう少しこの收入支出の状況等を見た上、これを實行いたしたいと、かような考え方をしておるのであります。債券を發行いたしまして、成るべくこれを市中によつて消化いたしまして、そういうふうな調達を圖るという、その考え方をいたしておるのであります。それから假りに萬一さような出資國庫状況の上からできるといたしましても

福田赳夫

1947-08-29 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第17号

政府委員福田赳夫君) 本金庫資本金拂込との關係を申上げますると、只今のところでは、當初本金庫ができる際に資本金が百億圓で、拂込が四十億圓であつてのであります。それをこの春の議會におきまして、更に増資した額が百五十億円で、即ち資本金は二百五十億円になつておる。そうしてその際新たに政府出資する額が六十億、六十億でありますから、政府出資は合計して百億圓になつてのであります。左樣状況で、只今

福田赳夫

1947-08-28 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第16号

政府委員福田赳夫君) 「主務大臣の定める日」の大體の見當は、これは協榮生命保險會社にありましては、經理の見當は大體付いておるのであります。ということは、承繼せられるところの資産負債の見透しというものは、これは現在において大體の構想を持つておるのでありまして、只今私共が考えておりまするのは、權利義務が承繼できれば、その承繼の後において成るべく速かな機會にやるというふうな段取に相なつております。それから

福田赳夫

1947-08-28 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第16号

政府委員福田赳夫君) 只今三點につきまして御質問でありまするが、第一條の第二項におきまして「主務大臣の定める日」とありますのは、これは承繼を受けました兩會社におきまして、この兩會社清算が一應終了いたした日といたしたいというふうに考えております。それから第九條に「生命保險中央會及び損害保險中央會は、主務大臣の指定する日において、解散する。」というふうにありまするが、この指定する日はこれは恐らく閉鎖機關

福田赳夫

1947-08-27 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第15号

政府委員福田赳夫君) 産業資金の規正と申しまするか、これにつきましては、産業資金を供給する機關といたしましては特に復興金融金庫というものがあるのであります。それからその外に一般の市中金融機關、この二つの仕組があるわけであります。で市中金融機關は自己の責任において融資する關係上事業の採算その他の關係から、どうもこれは償還能力が怪しいというようなものについては融資いたしません關係上、非常に重要なものであつて

福田赳夫

1947-08-27 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第15号

福田政府委員 預金部資金運用につきましては、古くから預金法という法律があるのであります。これは御承知通りであります。これを根據といたしまして大藏大臣はこれが運用にあたつておる。その運用にあたりましては有利確實なる人にのみ運用すべきことが、法律に明定せられておるのであります。それからなお運用するにあたりましては、預金部資金運用委員會というものに諮りましてやるというふうな規定になつておるのでありますが

福田赳夫

1947-08-27 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第15号

福田政府委員 ただいま政府が企圖しておるところの農業協組合法案によりますると、從來農業會は解散いたしまして、そうして新たに農業協同組合設立せられるのであります。設立はこれは任意自由でありますが、その際におきましては既存の農業會債權債務を、適宜な方法によつて農業協同組合引繼ぐことにいたしまして、このために金融上の摩擦困難が起きるというようなことは、極力なきように最善の注意を拂つてまいりたいと

福田赳夫

1947-08-26 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第14号

政府委員福田赳夫君) この三百億増資ということはどういう根據からかというお尋ねと存ずるのでありまするが、大體本年度即ち昭和二十二年度におきまする資金所要量は、第一囘半期におきまして、これはすでに決定を見たのでありまするが七十九億、第二四半期におきましては、これ亦閣議においては決定を見ておるのでありまするが二百億、第三四半期におきまして百六十億、第四四半期におきましては百三十八億、合計五百七十九億

福田赳夫

1947-08-26 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第14号

政府委員福田赳夫君) 只今政務次官から申しました通り、大口のものにつきましては復興金融委員會、これは經濟各省大臣と、それから産業界金融界の代表的な方々委員になつております。その方々が十分審査せられる。それから五千萬圓以下のものにつきましては、關係各省財務擔當者から成るところの融資懇談會というものを作つて、これを復興金融金庫産業金體の計畫を見る觀點からのブレーン・トラストとしておるということになります

福田赳夫

1947-08-26 第1回国会 衆議院 水産委員会 第14号

福田政府委員 ただいまのお話の點でありますが、今度の三百億圓増資、その中に率的にどのくらい水産にいくかということは、先ほど申し上げました通り申し上げかねます。さような精細な資料によつてつておる状況ではないのであります。殊に水産の今期の六億圓の内容を見ましても、小資金があるとかあるいは大きな會社資金があるとかいうようなこともありまして、小さい船の金融が今後どうなるかということは、なかなか測定がむつかしい

福田赳夫

1947-08-26 第1回国会 衆議院 水産委員会 第14号

福田政府委員 ただいま危險な方面には出しにくいというようなお言葉でございますが、そういうふうには申し上げません。先の見透し等によりまして不安がある。しかしながら國家としましてどうしても援助いたしたい。かようなものに復興金融金庫融資をするのだということで、ただいまおつしやら勸れたと同じことを私は申し上げたつもりでおります。もしお聽き違いでしたらさように御了承を願います。

福田赳夫

1947-08-26 第1回国会 衆議院 水産委員会 第14号

福田政府委員 水産金融が御要望の通りにいかなかつたという點につきましては、あるいはそうであつたかもしれないと思うのであります。何分にも非常にすべての方面に御窮屈を相かけておるような次第でございます。それから大漁船または大會社資金を優先せしめるために、小さい船または小さい會社の船というものが制約を受けるという點でありますが、この點についてはできる限りの配慮はいたしておるのであります。復興金融金庫

福田赳夫

1947-08-23 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第13号

福田政府委員 本年度當初において、月百億圓の目標というものをつくつたのであります。この目標が達成できますれば、大體においてこの通貨増發はなかろうという計畫であつたのであります。ということは、百億圓で産業資金も賄いますし、また財政資金も賄うということでありまするか、結果におきましては實は百億圓の配分において、非常な齟齬を來したのであります。ということは、百億圓のうち、ただいま私が二十億圓は封鎖預金

福田赳夫

1947-08-23 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第13号

福田政府委員 お答えいたします。昭和二十二年度といたしましては、四半期別の計畫は、當初は立てておらなかつたのでありまして、全年度にわたる計畫を立てておるのであります。その計畫は非常に荒い計畫でありまして、月に百億圓の貯蓄が集まる。すなわち年額千二百億圓の貯蓄をもとといたしまして、これが配分を考えたのであります。月百億圓として申し上げますと、百億圓のうち五十億圓は金融機關が自由に貸出す金であります。

福田赳夫

1947-08-23 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第13号

福田政府委員 前囘の委員會におきまして、金融機關再建整備法の一部を改正する法律案中で、囘答を留保した點がありますので、答辯いたしたいと思います。金融機關再建整備法の一部を改正する法律案中、第二十六條の二第二一項でありまするが、「第一項の金融機關が第五十七條第一項に規定する金融機關である場合において、當該金融機關の會員又は組合員が、第二十四條の規定により、その出資の全額に相當する確定損を負擔して當該金融機關

福田赳夫

1947-08-21 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第13号

政府委員福田赳夫君) 金融機關再建整備は、その第一著手の段階資産負債評價をすることであります。評價につきましては評價基準というものが必要なのでありまするが、金融機關につきましては暫定評價基準確定評價基準とその二つと考えております。暫定評價基準というものはどういうものでありまするかというと、金融機關の極く大體の資産負債の見當を付けまして、そうして成るべく早い機會に第二封鎖預金の解放をしようというのが

福田赳夫

1947-08-21 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第13号

政府委員福田赳夫君) 正金銀行種種複雜經過を經て解散となる。それから新たに本年一月一日に正金銀行資産負債の中、見合うところのものにして、資産においては確實なる資産、これを基本といたしまして、それを東京銀行讓渡する、東京銀行はそれの讓渡を受けまして、そうして全く國内法による普通銀行として再出發する、こういうようなことになつております。

福田赳夫

1947-08-21 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第13号

政府委員福田赳夫君) それは正金銀行閉鎖になりまして、そうして東京銀行設立なつたという經過に關する説明でありまするが、非常に詳しくその沿革を書いたものがありますので、先程川上さんに御覧に入れましたところ、これを讀めば宜しいというお話でありますので、そのように御了承を願いたいと思います。

福田赳夫

1947-08-20 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第12号

福田政府委員 兩中央會事業を讓り受けるところの兩會社におきましては、再建整備法適用がもちろんあるのでありまして、この兩會社の新勘定において、中央會から事業を繼承するということに相なるのであります。從いましてこの兩會社の承繼をうけたところの資産に關する最終的處理というものは、再建整備法規定によりまして、最終的な處理を行うことと相なる、かようなことになると思います。

福田赳夫

1947-08-20 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第12号

福田政府委員 ただいまお尋ねの點はまことにごもつともな點でありまして、一旦中央會事業が他に承繼されます場合において、これが再建整備法規定適用外におかれるというようなことになりますると、再建整備の精神に反することに相なることになるのであります。從いまして、たとえ他の會社に業務が移讓なつたという際においても、この再建整備の線は貫きたい。かような趣旨をこの法律に具現しているのであります。すなわち

福田赳夫

1947-08-14 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第11号

政府委員福田赳夫君) 不動産評價簿價主義に相成つております。これは政府といたしましては、簿價主義ではいろいろ不都合がありますること、御説の通りでありまして、これを少くとも財産税評價でやりたいという氣持であつたのであります。そのような立案をいたしたのでありますが、關係方面との話合いの結果、政府は原案を撤囘いたしまして、簿價主義というふうに相御つておるのであります。  それから第二封鎖預金が、

福田赳夫

1947-08-14 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第11号

政府委員福田赳夫君) 私から金融機關再建整備の大體の進行状況竝びに今囘提出いたしておりまするところの法案との關係等について御説明申上げます。  御承知通り金融機關再建整備は、金融機關が、戰時中に蒙りました損失を適正に處理いたしまして、今後日本經濟再建と共に、この金融機關を、資産負債相見合う堅實なる基礎に再スタートさせる。かような趣旨によりまして、昨年夏の議會におきまして成立いたしました金融機關經理應急措置法

福田赳夫

1947-08-07 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第9号

政府委員福田赳夫君) 自轉車のことにつきましては、これが最も有效に貯蓄と結び付くように注意いたしたいと考えております。差當りその内相當の部分は、福徳定期の賞品といたしまして活用したい。その他まだ案はできておりませんが、只今政務次官からお話のありましたような筋におきまして活用いたしたいと、かように考えております。

福田赳夫

1947-08-06 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第9号

福田政府委員 先般の委員會におきまして留保した質問に對する囘答をいただきたいと思います。先般塚田委員から生命損害兩中央會資本金はいくらであつて整理についてはどういうふうになるかというお話でありますが、生命保險資本金が一千五百萬圓でありまして、そのうち政府出資額は千四百五十萬圓であります。政府出資を含めた千四百五十萬圓資本金全部が整理さるべき勘定に殘ります。これは協榮生命保險會社移讓せられないのであります

福田赳夫

1947-08-06 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第9号

福田政府委員 民間生命保險を中心といたしまして、將來廣汎なる國民相互扶助の計畫を立てるべきではないかという御議論に對しましては、これは一應さような考え方が成立ち得ると思うのであります。他の諸政策との調子を合わせるという問題もありますが、さようなことも考えつつ、今後十分研究してみたい、かように考えております。  それから簡易生命保險を獨立せしめてはどうかというお話でありますが、これはきわめて低額なものでありまして

福田赳夫

1947-08-06 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第9号

福田政府委員 生命保險會社整理統合すべき絶好の機會であるという御説でありますが、その點につきましてはまつたく同感であります。ただそれをいかなる方法でやるかという方法論の問題ではないかと考えるのであります。大藏省といたしましてただいま考えておりますのは、昨年の夏の議會に成立いたしました金融機關再建整備法の線に沿いまして、保險會社強化健全化をはかつていることでありまして、ただいま整理進行中であります

福田赳夫

1947-08-05 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号

政府委員福田赳夫君) お話誠に御尤もなことでありまして、非常に事はむずかしいのであります。むずかしいのでありますが、これをむずかしいからといつて、手放しになりまして、もう貯蓄をせいとも言わない、言えないというようなことになりましたならば、これは極めて重大な段階に突入するのじやないかというふうな感じがするのであります。現在としては、拔本的な對策といたしましては、財政健全化と、それから日本銀行貸出政策

福田赳夫

1947-08-05 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号

政府委員福田赳夫君) お話誠に御尤もな次第であります。只今貯蓄ということが非常に大事な段階ではありまするが、客觀情勢から見ましてなかなか至難なことで、これは理想的なことではないのであります。この際の方策といたしましては、利を以て貯蓄ということを勸誘するというような方策も合せ採らなければならんというふうに考えておるのであります。お話のような點、今後貯蓄必要額というものが數字的に多額に要求されますので

福田赳夫

1947-08-05 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号

政府委員福田赳夫君) それでは貯蓄運動を開始してからの状況について御説明申上げます。御承知通り、昨年の三月三日に金融緊急措置という非常の措置をとりました。あの措置通貨の信任という問題から論じますと、極めて重大な問題であつたわけであります。大藏當局といたしましては、最後までああいう措置をとるということにつきまして、非常な逡巡をしておつたわけでありますが、諸般の情勢上ああいう措置をとつたわけであります

福田赳夫

1947-07-30 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第6号

福田政府委員 生命保險中央會協榮生命保險會社に承繼せしめる資産負債は六月二十日現在の調べがあるのでありますが、資産では現金及び預金が四百二十七萬五千圓、有價證券が二千二百六十萬五千圓、貸付金が二百二十五萬八千圓、不動産及び動産が三十六萬圓、その他八十二萬六千圓、合計いたしまして三千三十二萬四千圓と相なります。それから負債といたしましては、保險契約準備金が二千九百九十七萬九千圓、その他三十四萬五千圓

福田赳夫

1947-07-12 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第5号

福田政府委員 現行のままでありますと、農業會市街地信用組合などの預金が、そのまま貯蓄組合預金とみなされまして當然免税と相なるのであります。そういうことは他の免税の方との權衡上どうもおもしろくない。それで私どもといたしましては、早くこの問題に手を打ちまして、逆にこれを、貯蓄組合としての看板を掲げるという際におきましては、從來通りの取扱をいたそう。むしろ整理される面に對しまして、先んじてこの預金

福田赳夫

1947-07-12 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第5号

福田政府委員 農業會市街地信用組合預金が、そのまま貯蓄組合とみなされまして免税取扱いを受けるということになりますと、權衡上非常に他に影響するところが多くなつてくるのであります。そこで、實體はさして變りないのでありますが、一應農業會を單位といたしまして貯蓄組合をつくる、あるいは市街地信用組合が同時に貯蓄組合を形成するというような際におきましては、貯蓄組合という考え方において免税取扱いをいたそう

福田赳夫

1947-07-12 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第5号

福田政府委員 農業會市街地信用組合等預金は、國民貯蓄組合ではありませんけれども、國民貯蓄組合と同樣、一萬圓以下の預金につきましては免税する。國民貯蓄組合と同樣の扱いをいたしまして、免税扱いをするというのがこの四條の二の現在の趣旨であります。ところが、過般來、御承知通り税制改正をいたしまして、免税團體というものを極力整理してきたのであります。その權衡上から申しますると、現在の状況におきましては

福田赳夫

1947-07-11 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第4号

政府委員福田赳夫君) 法文の逐條につきましては、極めて簡單なものでありまして、只今政務次官から御説明申上げたことに加える余地もなかろうかと思うのでありまするが、この國民貯蓄組合が、どの程度の活動をしておりまするかということを申上げて見たいと思うのであります。  ところが、戰爭の影響によりまして、國民貯蓄組合に関する資料等が非常に散逸いたしまして、最近の計数は分らないのでありますが、昭和十九年の九月現在

福田赳夫

1947-07-11 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第4号

福田政府委員 ただいま貯蓄総額といたしましては、月百億円の目標によりまして増強運動というものをやつております。しかしながらこの百億円もなかなかむづかしいのでありまして、この線に到達するというのもかつかつの現在の情勢であります。まあ何とかしてわらでもつかむというような態度で、いろいろなことを活用したいと思つておりますが、その一つの方法といたしまして貯蓄組合も活用していきたい、こういうのであります。今直

福田赳夫

1947-07-11 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第4号

福田政府委員 從來貯蓄組合は、多分に官製的な色彩をもつてつたのであります。すなわちこの結成につきまして政府設立の命令をすることができるということになつておりました関係上、地域組合にありましては、たとえば市町村長というものが指導者になるという場合が多かつたと存ずるのあります。しかしながら今回この法案改正するゆえんの第一の理由でありまするところの組合を民主的に結成する。民主的に運営いたす。かような

福田赳夫

1947-07-11 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第4号

福田政府委員 ただいまの御質問でありますが、この貯蓄組合は何も市町村、特別区、特別市の行政区という、その地域基礎にした組合に限つたことではないのであります。その他おつしやる通りいろいろこれは機動的に考えて、適時適切につくつていく必要があろうかと思つているのであります。ただ一番直ちに具体的に考えられる規定といたしまして、この法律の第一條第一号といたしまして、地域的なものを掲げた。第二号といたしまして

福田赳夫

1947-07-09 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第3号

福田政府委員 第三点は、市町村農業会等預金に対する課税上の特別の取扱いを取りやめるためのものであります。現行法では市町村農業会市街地信用組合等預金は、國民貯蓄組合の斡旋によるものとみなして非課税となつておるのでありまするが、過般の税制改正によりまして、各種の非課税團体整理されました結果、市町村農業会等預金についてのみ、課税上特別な取扱いをなすことは不適正と認められますので、今回これを廃止しようとするものであります

福田赳夫