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1242件の議事録が該当しました。

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1964-01-29 第46回国会 衆議院 予算委員会 第2号

池田国務大臣 憲法は国の基本法でございますから、これを十分尊重しなければなりません。しかし、敗戦後につくられた憲法につきましては、いろいろな説もあります。考え方もございます。私は、こういう考え方につきまして、もう一度深く学識経験者等に御研究を願って、憲法の指向するところ、また現在の日本から言ってこの憲法に改正の要ありやいなやということにつきまして十分検討を願い、その検討の結果を国民十分国民立場

池田勇人

1964-01-29 第46回国会 衆議院 予算委員会 第2号

池田国務大臣 政治におきまして、内政におきましても外交におきましても、主義主張というものははっきりしておるのであります。それを通す方法として、やはり相手のあることでございますから、相手意見を十分聞く、そうして聞くべきものは取り入れて実行していく、これが私が申すいわゆる寛容と忍耐でございます。で、私とラスク長官との話ではございません。今回お見えになったアメリカの各長官並びにその代理の方々に、およそ

池田勇人

1964-01-29 第46回国会 衆議院 予算委員会 第2号

池田国務大臣 戦後日本の歩んでまいりましたそのあとを顧み、将来日本がどうあるべきか、またどういうことを考え世界の平和と繁栄に貢献しなければならぬかという気持ちを私は施政方針演説で申し上げたのでございます。いろいろ表現のしかたはございましょうが、私は自分考えておることを率直に施政演説に申したのでございます。いま愛知委員お話のとおりの気持ちで進んでいく決意でございます。

池田勇人

1964-01-24 第46回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) 豊かで平和な生活をしていただくのが政治目標でございます。従来は、経済政策としては主としていわゆる生産増強のほうに力を入れておりましたが、お話のとおりに、最近の状況では消費者行政が非常な重要さを加えてまいりましたので、企画庁国民生活局を設けまして、そしてむだを排除するとか、あるいはよりよく消費行政に力を入れていこうといたしているのであります。今お話がございました物価上昇

池田勇人

1964-01-24 第46回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) 御質問の第一点の外交問題でございますが、国連のいまの実情から申しまして、戦争を断じて起こさせないためには、私は常に言っておりますように、自由国家群信頼を深め、共産圏からの畏敬を受ける外交行政よりほかにないと確信いたしております。  なお、中共問題につきましては、私は米国の政策に追随しておるというのでございません。わが国の置かれた立場からいって、しかも中華民国と親交の関係にあるわが

池田勇人

1964-01-24 第46回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  施政方針演説で申し上げましたごとく、政治目標は、国民一人一人が、働く意思とすぐれた創造力を遺憾なく発揮いたしまして、豊かで平和な生活を営み得る国家をつくることが目標であるのであります。私は、これがために、生産増強所得倍増計画を立てていっているのであります。この所得増加が達成せられまして、初めて国民生活水準が向上し、また格差も解消し、そうして社会保障制度

池田勇人

1964-01-24 第46回国会 衆議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) 御質問の第一点の国会正常化の問題でございますが、お話のとおり、民主政治を完全に、りっぱにやっていくのには、まず第一、国会が正常化しなければなりません。私は、組閣以来、国会運営につきまして論議を尽くし、そうして最後は民主主義原則である多数決による、この考えでいっております。最近におきまして、すなわち、前の特別国会、また今国会におきましても非常に効果があらわれつつあることを

池田勇人

1964-01-24 第46回国会 衆議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) 私への御質問は、中小企業根本的解決の提案として八つの項目をおあげになったようでございます。それにつきまして重要な点をお答えいたします。  まず、中小企業省を設けてはどうかということでございます。私は、行政官庁はやはり業種別縦割り行政を行なうべきだと思います。通商産業行政のうちで、企業規模の大小によって行政官庁を変えるということは、私は、その産業のために、大であろうが、

池田勇人

1964-01-24 第46回国会 衆議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) 御質問の第一点の、租税二重構造、あるいは金融二重構造につきましてお答え申し上げます。  およそ、租税原則には、公平平等の原則あるいは社会政策的原則、あるいはまた、経済原則徴収簡易原則等財政法上いろいろ原則がございます。したがいまして、公平の原則はもちろん守らなければなりませんが、その上に立って、日本のごとく経済高度成長の場合におきましては、産業基盤強化のために、経済的原則

池田勇人

1964-01-23 第46回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) 御質問は、経済高度成長農業問題を中心としてのことでございます。私は、所得倍増計画を打ち出すにあたりまして、やはりあなたと同じように、農業問題が非常に重要なことを国民に訴えたのであります。とにかく、十年で所得倍増実現せられた暁には農家人口は半分近く減るだろうと言ったら、非常な驚きでございましたが、いまでは国民におわかりいただいたと思います。そういうことでございまして、私

池田勇人

1964-01-23 第46回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) お答え申し上げます。  民主政治根本議会政治にあることは申すまでもございません。したがいまして、われわれは、この議会におきまして十分論議を尽くす、まず十分論議を尽くして、そうして多数決原則によるべきだと私は考えておるものであります。今後もその方向によりまして、従来にも増して十分論議をまず尽くすという方向に努力いたしたいと考えておるのであります。  なお、治安立法につきましてのお

池田勇人

1964-01-23 第46回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  日韓会談につきましては、施政方針で述べたとおり、隣合った両国が一日も早く国交正常化をすることは両国民大多数の願望であります。また、私は選挙におきましても、この日韓会談早期妥結政策として国民に訴え、その同意を得ておると私は考えております。  また、日本防衛につきましては、第二次防衛計画によってわれわれは進んでおるので、他からとやこう言われる筋合いのものではございません

池田勇人

1964-01-23 第46回国会 衆議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) お答え申し上げます。  御質問の第一点の国会正常化、まことに同感でございまして、私は論議を十分尽くし、そうして多数決原則によることは年来の主張でございます。  なお、世界社会主義国家におきまする経済政策についての御批判は、全く同感でございます。(拍手)  次に、中立主義についてのお考えも、私の申し上げております、中立主義は非現実的な幻想であるということは組閣以来たびたび

池田勇人

1964-01-23 第46回国会 衆議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) 御質問相当の部分は、さき所信表明で申し上げたところでおわかりいただく点も多々あると思いますが、ここにふえんしながらお答え申し上げたいと思います。  御質問の第一点は、原子力潜水艦入港の問題でございます。たびたびお答えしておりまするがごとく、安保条約地位協定第五条によりまして、日本防衛のためにアメリカの海軍の一部隊が港に出入することは、安保条約上当然のことであるのであります

池田勇人

1964-01-21 第46回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣池田勇人君) 国民の一人一人が働く意思とすぐれた創造力を自由に避憾なく発揮し、豊かで平和な生活を営み得る社会をつくることば政治究極目標であります。  このためには、疾病失業老齢原因とする貧困と不幸に対し、社会保障が確立され、この基礎の上に、民族的創造力が躍動し、不断に遊歩と成長が約束される国の実現が必要であります。  ここでは、個人尊厳と自由が守られつつも、社会連帯の意識、

池田勇人

1964-01-21 第46回国会 衆議院 本会議 第3号

国務大臣池田勇人君) 国民の一人一人が働く意思とすぐれた創造力を自由に遺憾なく発揮し、豊かで平和な生活を営み得る社会をつくることは、政治究極目標であります。(拍手)  このためには、疾病失業老齢原因とする貧困と不幸に対し、社会保障が確立され、この基礎の上に、民族的創造力が躍動し、不断進歩成長が約束される国の実現が必要であります。  ここでは、個人尊厳と自由が守られつつも、社会連帯

池田勇人

1963-12-17 第45回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣池田勇人君) 転換期がきているといいますけれども、それはおくれたことばです。転換期は、もう昭和三十七年度予算のときからきております。三十七年からきておる。それはなぜかといったら、三十四年、五年、六年と、非常に行き過ぎたから、三十七年から転換期としてやっておる。そうしていまも、三十は年も相当三十五、六、七年と違った経済政策をとっております。ですから、いま転換期にきておると言うことは、一年半

池田勇人

1963-12-17 第45回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣池田勇人君) 程度問題でございますが、当初から農業、あるいは中小企業には特別の施策をしなきゃいかぬと私は考えておったのであります。私が十年後においては農民は三分の一ぐらい減るだろうということを当初から予定しておりました。しこうして、だんだんその施策を続けていっておりまして、予定以上にいきました関係上、普通の予定どおりにいった分との差が起きてまいりました。それを直そうと、中小企業農業社会資本

池田勇人

1963-12-17 第45回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣池田勇人君) 十年以内所得倍増計画は、私の大体の方向としては予想どおりにいっております。ただ、初めの三年間九%というのが相当予想以上にいきました。したがいまして、その次には少し手控えるというかっこうでいっておるのであります。第二ラウンドとかアフターケアということは、いまの、初めに行き過ぎたのを少しためるということ、そうして予定どおりには行っておるけれども、行き過ぎたほうとの差を今度縮めていこう

池田勇人

1963-12-16 第45回国会 参議院 予算委員会 第2号

国務大臣池田勇人君) 私から先にお答えするよりも、財政金融の衝に当たっております大蔵大臣答えるのが順序だと思います。したがって、詳しくは大蔵大臣よりお答えすることにいたします。  基本的の考え方としては、やはり日本国内経済をもっと力強いものにする、いわゆる成長もほどほどにいたしたい。それは私の念願の、お約束であります十年所得倍増というものがだんだんその効果をあらわしまして、この分でいけば大体十年以内

池田勇人

1963-12-14 第45回国会 衆議院 予算委員会 第4号

池田国務大臣 最近の科学技術進歩、ことに輸送力関係等から見まして、アメリカにおきましては、各地における米軍縮小について、以前から研究いたしておったようでございます。ことにドル防衛関係から、海外の基地を縮小、あるいは軍人軍属引き揚げ等考えておる、この点は今年の初めごろ、ギルパトリックが日本に来られたときにもそういう考え方を——確定的ではございません、考え方を述べておられます。われわれも早晩

池田勇人

1963-12-12 第45回国会 衆議院 予算委員会 第2号

池田国務大臣 議会運営につきましては、多数党がその運営責任立場にありますので、私は、この点はあなたとは意見を異にいたしております。わが党で議長、副議長あるいは委員長をとることが適当であるという考えでございます。ただ問題は、ほんとう議会が正常化し、ほんとうに真剣に議事運営をよくやっていこうという気持ちで、そしてそれが議事運営にもあらわれてくる場合におきましては、これはまた話し合いでいろいろのことも

池田勇人

1963-12-12 第45回国会 衆議院 予算委員会 第2号

池田国務大臣 各政党の得票数につきましての計算の根拠をまだ見ておりませんが、御承知のとおり前回の選挙におきましては、わが党は三百九十名程度の公認をいたしたのであります。今回は公認をよほどしぼりまして、そうして大体四十人近い公認が減っております。こういう関係から、無所属のうちで、われわれがもし公認をしておったならばわが党に入るものが、公認せなかったということでわが党の票に入れないと、あなたの言うような

池田勇人

1963-12-12 第45回国会 衆議院 予算委員会 第2号

池田国務大臣 さき選挙につきまして、お互いに同志が応援し合うということは、これはあり得ることでございます。お話派閥選挙ということが当たるかどうか、私は必ずしもそうは言えない。ただその根本におきまして、わが党にいわゆる派閥があるということは、これは私も認めております。したがいまして、党の近代化のために組織調査会を設けまして、いわゆる派閥というものを自分はなくそうといたしておるのであります。選挙直前

池田勇人

1963-12-11 第45回国会 衆議院 本会議 第7号

国務大臣池田勇人君) 鉱山保安監督行政につきましては、こういう災害が起こりますと、常に論議される問題でございます。何ぶんにもやはり生産保安というものは一体であるべきだというので、いままで通産省に置いておったのであります。この問題につきましては、今後も十分検討してみたいと考えております。  なお、石炭の姿をどうするか、これは多賀谷さんも御存じのとおり、お話しの有沢調査団でいわゆる学識経験者実地調査

池田勇人

1963-12-11 第45回国会 衆議院 本会議 第7号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  まず第一、国際収支の問題でございます。御承知のとおり、昭和三十八年度日本経済成長は、この前の国会で、あるいは今年の一月ごろお示しいたしましたように、名目成長率が八・一先で、実質が六%と経済見通しを立てて進んでおったのでございます。この名目の八%というのは、今年の五月ごろには鉱工業生産は、大体前年に比べて五%ぐらいでございました。私は、秋を待たずして

池田勇人

1963-12-11 第45回国会 衆議院 本会議 第7号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  まず第一の来年度予算規模でございますが、ただいませっかく検討中でございます。ただ、予算の性質としては、あくまで健全均衡予算であることを申しておきます。具体的な数字はいずれ御審議願うことになりましょう。  次に、物価問題でございますが、わが国卸売り物価が外国のそれに比べまして非常に安定的傾向を持っておるということは、わが国には欧米のごとく独占的価格

池田勇人

1963-12-11 第45回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) 私に対する御質問は、国際収支公務員給与引き上げの実施時期でございます。企画庁長官の分も、かわって答えることになっておりますから、わかって答えます。  国際収支は、お話のとおり、当初輸出は五十二億、輸入は五十億、また貿易外収支は三億八千万の赤字、資本収支がこれを補って一億の黒字という見通しでございましたが、これは誤りであったかと申しますと、これは答えようがない。これは一応の

池田勇人

1963-12-11 第45回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  所得倍増計画根本的に手直しするというお話のようでございますが、私はそう考えておりません。所得倍増計画は、私の予定以上に進んでおります。ただ、計画より違うことは、あまり大企業のほうが早過ぎた。それで農業自体もよくなっておるんです。おるんですが、ほかがあまり早過ぎたので、農業の進み方との差ができた。農業自体も非常によくなっておるのであります。その点は誤解

池田勇人

1963-12-11 第45回国会 参議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  御質問の第一点は、ケネディ大統領逝去によりまして、今後の日米外交に変化があるか。これは、本会議で申し上げましたごとく、何ら変更はございません。われわれは、ますます緊密の度を加え、世界の平和と繁栄に貢献することをジョンソン新大統領と話し合っているのであります。  第二の、家計の問題でございますが、内閣で発表しておりまする家計調査の数字は、一番下のほうほど

池田勇人

1963-12-10 第45回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣池田勇人君) このたびの総選挙において、与党たる自由民主党は、国民大多数の根強い支持を得て、私は、三たび内閣首班重責をになうこととなりました。政策論議に終始した選挙国民の厳粛な審判を通じ、私は、われわれの政策国民各位信任を得たことを喜ぶとともに、今後とも国民の声に耳を傾けつつ、勇気をもって国政に当たる決心であります。  総選挙において公約した重要政策は、明年度予算の編成を中核として

池田勇人

1963-12-10 第45回国会 衆議院 本会議 第6号

国務大臣池田勇人君) お答え申し上げます。  ケネディ大統領の暗殺によりまして非常なショックを全世界に与えたことは、先ほど申し上げたとおりでございます。しこうして、ケネディ大統領逝去によりまして世界外交関係がどうなるかということにつきましても触れておりましたが、私は、ケネディ大統領が理想としておりました平和への新しい天地をつくり上げるという気持ちは、東西間に非常に強く植えつけられたと考えます

池田勇人

1963-12-10 第45回国会 衆議院 本会議 第6号

国務大臣池田勇人君) このたびの総選挙において、与党たる自由民主党は、国民大多数の根強い支持を得て、私は、三たび内閣首班重責をになうこととなりました。(拍手政策論議に終始した選挙国民の厳粛な審判を通じ、私は、われわれの政策国民各位信任を得たことを喜ぶとともに、今後とも国民の声に耳を傾けつつ、勇気をもって国政に当たる決心であります。(拍手)  総選挙において公約した重要政策は、明年度予算

池田勇人

1963-10-23 第44回国会 参議院 本会議 第6号

国務大臣池田勇人君) 選挙違反についての御質問答えが抜けておりましたので、お答え申し上げます。  選挙違反につきましては、先般来、内閣におきましても、事前運動の取り締まりに万全を期するよう指令いたしました。選挙の適正でないと思われるいわゆる事前運動につきましては、相当の警告をいたしておるのであります。なお、また、選挙になりましたならば、公明選挙運動等、あらゆる方法を尽くしまして違反の防止につとめ

池田勇人

1963-10-23 第44回国会 参議院 本会議 第6号

国務大臣池田勇人君) お答え申し上げます。  解散の問題につきましては、先ほど来申し上げておるとおり、第一の野党である社会党も今国会解散に追い込むと言っておる。世論も大体そういうふうなようでございます。私は、このいま問題になっております私どもの掲げる所得倍増あるいは外交政策等々、先般の所信表明で、国民批判に訴えると私は申しておるのであります。私は、この機会、いわゆる清新な気持ちをもって今後の

池田勇人

1963-10-23 第44回国会 参議院 本会議 第6号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  国会審議の場でございます。ただいませっかく熱心に審議が行なわれております。しこうして、御質問解散の件につきましては、常に言っておりますように、憲法の規定に従いまして、内閣助言と承認によって行なうことで、これはいつでも内閣責任でやり得るのでございます。これは、過去の歴史を見ておわかりになると思います。ただいまはせっかく熱心に審議が行なわれておるということを

池田勇人

1963-10-23 第44回国会 衆議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  御質問の第一点は解散問題でございます。  私は、先般来申し上げましたごとく、各党と熱心に衆参両院政策論議をいたしております。しこうして、この政策論議解散問題は関連のある問題であり、しかもまた、この解散問題−は将来に向かっての国民考え方を聞かなければなりません。そういう点から、いろいろ理由はございましょうが、まだ解散になっておりませんので、その理由

池田勇人

1963-10-23 第44回国会 衆議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  御質問の第一点の沖繩返還でございます。これは日本国民全体の悲願でございます。私はもう常にこれを申し上げております。また最近に至っては、総務長官をたびたび出張させまして、この日本への沖繩返還実現が一日も早からんことを望んでおるのであります。  なお、消費者物価上昇の問題につきましていろいろお話がございました。先ほど申し上げましたごとく、われわれは統制経済

池田勇人

1963-10-23 第44回国会 衆議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  だいぶ長い時間の御弁論でございましたが、私に対する質疑はあまりないようでございます。質疑とせられた問題につきまして、まずお答えいたします。  所得倍増ということは、政治家かけ声なんかでできるものではないのであります。所得倍増政治家かけ声でできるものではございません。(拍手)勝間田君も長い議会政治を経てこられました。昭和二十四年からわが党内閣日本

池田勇人

1963-10-22 第44回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  世界情勢、ことに平和と繁栄中心とした点で世界情勢についての意見を求められました。私は所信表明で申し上げましたごとく、核実験停止協定ができたことは平和への第一歩でございまするが、これはあくまで軍事力均衡からもたらされたものでございます。したがって、私はこの平和への第一歩を今後ますます進めていく上におきまして、世界の今の現状、自由国家群の結束をこの

池田勇人

1963-10-22 第44回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) 一応私がお答え申し上げましたあとは、所管大臣から、ことに税金は非常に大切な問題で、大蔵大臣が取り組んでおりますから、大蔵大臣がお答えしたほうがいいと思っておったのでございますが、たっての御要求でございますから申し上げます。  ただいま大蔵大臣が申しましたごとく、過去十三年ばかり、昭和二十四年の暮れから一兆一千五百億円の減税を平年度にいたしております。しこうしてその内訳は所得税

池田勇人

1963-10-22 第44回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣池田勇人君) お答えをいたします。  御質問の第一点の国会解散問題でございますが、昨日衆議院でお答え申し上げたとおり、国会審議状況によりまして、内閣責任において、適当な時期に解散いたしたいと思います。  次に、私の内閣に対する国民支持の問題でございます。いろいろ統計はございましょうが、いずれはわかることでございましょう。それが答えになると思います。  また経済政策で、長い目で見てくれと

池田勇人

1963-10-21 第44回国会 衆議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) 三木君のお話、しごく同感の点が多いので、特にお答えしなくてもいいものは省きます。大体お話のとおりに私は考えております。  第一の、健全な議会政治はどうやったらできるか。お話のとおりに、国の大事な外交防衛、教育の問題が、われわれと社会党とはまさに百八十度違っております。非常に日本国民としては不幸なことでございます。(拍手)もしそれ、われわれが万一政権を失って、いまのような非現実的

池田勇人

1963-10-21 第44回国会 衆議院 本会議 第4号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  御質問の第一点は、国会解散問題でございます。社会党は、解散に追い込むと以前から言っておられました。世論も大体そういうふうになってきつつあります。しかし、いつ解散するかということは、私の助言によって、憲法七条でやるのでございます。したがって、どういう場合にやるかといったら、やはり国会において論議を尽くしつつ、審議状況によって私が決断いたします。(拍手

池田勇人

1963-10-18 第44回国会 参議院 本会議 第3号

国務大臣池田勇人君) 私は、過ぐる九月二十三日から約二週間、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ニュー・ジーランドの諸国を訪問して、今月六日、帰国いたしました。  今回の旅行を通じ、私は、これらの諸国で、いずれも深い信頼と強い期待を寄せられました。かつて私が、占領下において、初めてアメリカに使いした当時を思い起こすとき、まさに隔世の感があり、まことに感慨を禁じ得ないものがあります。  ある

池田勇人