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1242件の議事録が該当しました。

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1964-03-26 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第13号

池田国務大臣 農地買収者に対しまする調査会答申は、先年受けまして、一応補償の問題は片づいておると思います。しかし、その後、農地買収者生活状況あるいは希望、またいろんな世間のこれに対する考え方等調査を必要といたしますので、目下実情、世論の調査を今月末までに完了しようとしておるのでございます。調査の完了を待ちまして、被買収者に対する補償でなしに、報償という考え方でどういう措置をとるかは、調査

池田勇人

1964-03-25 第46回国会 参議院 本会議 第12号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  御質問の第一点は、社会情勢が非常に変化しておるから、暴力行為等処罰に関する法律も根本的に変えたらどうか、こういうお話でございますが、われわれは、できるだけ必要最少限度改正を試みておる次第でございまして、根本的の改正は、いまのところその必要はないんではないか、必要な程度だけを改めていこう、こういう態度で進んでおるのであります。  また、運用面におきましては

池田勇人

1964-03-25 第46回国会 参議院 本会議 第12号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  今回の不幸な事件に対しての責任は、政府全般痛感しておるのでございます。したがって、これに対しましての具体的措置につきましては、先ほど申し上げましたごとく、まだ何ら申し上げる段階に至っておりません。だれがどうした、彼がこうしたということは、いま申し上げる段階でないと思います。また、姿勢を正す意味におきまして、元法務大臣とかなんとかが花輪を出したとかなんとか

池田勇人

1964-03-25 第46回国会 参議院 本会議 第12号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  昨日のライシャワー大使に対しまする傷害事件は、お話のとおり、まことに残念かつ不幸なことでございました。したがいまして、先ほど外務大臣より御報告申し上げましたごとく、アメリカ政府並びに国民、またライシャワー大使に対しまして、できるだけの措置をとって遺憾の意を表した次第であります。また、アメリカにおきましても、われわれの措置に対しまして、ただいま申し上げたごとく

池田勇人

1964-03-24 第46回国会 衆議院 本会議 第16号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  政府は、さきに沿岸漁業振興法を制定いたしまして、沿岸漁業振興に資しておるのでございますが、今回漁業災害補償法を提案いたしまして、漁業の再生産確保、また漁業企業の安定、これをはかろうとしておるのであります。しこうして、御質問は、農業災害補償とこれとは一致しない、こういうお話でございますが、すでに御承知のごとく、農業災害漁業災害とはその対象が非常に違っております

池田勇人

1964-03-24 第46回国会 衆議院 本会議 第16号

国務大臣池田勇人君) 白浜君の御質問お答え申し上げます。  わが国漁業は、お話のとおり、その漁獲高において、また魚の種類において世界第一でございます。しかも、全世界の海洋に活躍いたしまして非常な成績をあげ、われわれ国民栄養源であるたん白質の補給または外貨の獲得に非常な貢献をしておるのであります。したがいまして、政府といたしましては、漁業につきましてはお話のとおり、従来にも増して積極的な方策

池田勇人

1964-03-24 第46回国会 衆議院 本会議 第16号

国務大臣池田勇人君) 先般、日本銀行の公定歩合二厘引き上げに伴いましての御質問でございますが、この引き上げの是非は御質問にならないようでございました。しかし、この問題は、いまわが国生産の急激な上昇、輸入増加等から考えまして、昨年の十二月に預金準備率引き上げ、一月に日銀の窓口規制をしておったのでございますが、生産の増強、輸入増加は必ずしもやみません。したがいまして、八条国移行に伴いまして、

池田勇人

1964-03-19 第46回国会 衆議院 本会議 第15号

国務大臣池田勇人君) 麻生議員の御質問に対しましてお答え申し上げます。  わが国産業における中小企業の重大さは、お説のとおりでございます。したがいまして、私は、先般の選挙におきましても、今回の予算措置におきましても、革新的な中小企業対策を進めるべく第一歩を切ったと考えておるのであります。お話のとおり、最大多数の最大の幸福ということは、政治目的でございます。私は、かるがゆえに、国家統制のもとにおきまして

池田勇人

1964-03-19 第46回国会 衆議院 本会議 第15号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  中小企業わが国産業に占める地位は非常に重大でございますので、私は、この中小企業振興につきまして抜本的な措置をいたすべく、一般予算上、あるいは金融政策上、あるいは税制上いろいろの措置をとったのであります。  なお、お話の、資本主義経済のもとでは中小企業は常に困難な場に立つとおっしゃいますが、資本主義のもとにおいてこそ中小企業農業発展していくのであります

池田勇人

1964-03-19 第46回国会 衆議院 本会議 第15号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  韓国は、一九四八年の国連の決議によりまして、朝鮮における唯一の合法的政権であると認められておるのであります。しこうして、また、北朝鮮に対しまして支配権が及んでいないことも万人の認める事実であります。したがいまして、われわれはこの二つの事実を念頭に置きまして、日韓会談が妥結いたしました暁には、正常化をいかなる形式で表現するかにつきまして、大筋の合意を得たいと

池田勇人

1964-03-18 第46回国会 参議院 本会議 第11号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  ほとんどの問題で池田総理大臣並びに何々大臣と、こういうことで、なかなかこまかい問題もあるようでございます。もし答弁漏れがございましたら、関係閣僚から答弁いたします。  社会保障制度拡充というのは、高度福祉国家建設を目ざすわれわれといたしまして、最も重要な点でございます。で、今年におきましても、生活保護基準は二三%上げました。池田内閣ができまして三十六年

池田勇人

1964-03-18 第46回国会 参議院 本会議 第11号

国務大臣池田勇人君) 近藤議員の御質問は、まことに建設的で、われわれの考えておるところを十分御存じの上、その考え方をもっと推進しろというお考えのもとでの適切な質問だと考えます。ほんとうに私は、国民経済の均衡ある発展をしていきます場合におきましては、たびたび申し上げておりますごとく、農業中小企業発展重点を置くことであるのであります。社会主義経済統制経済のもとで、農業をコルホーズにしたりあるいは

池田勇人

1964-03-18 第46回国会 参議院 決算委員会 第7号

国務大臣池田勇人君) 本決算委員会で毎年のようにおしかりを受けて、ほんとうに恐縮に存じます。予算執行に対しまして、不正不当な事件あとを断たない。ことに最近はある程度上向いているというおしかり、まことに遺憾に存ずるのであります。これはやはり予算規模増加、法令の複雑化等がございますけれども、しかし、それによって言いわけにはならないことは十分知っております。したがいまして、私は、やはり何と申しましても

池田勇人

1964-03-18 第46回国会 参議院 決算委員会 第7号

国務大臣池田勇人君) 毎年おしかりを受けるのでございますが、従来お答えいたしましたとおり、決算は、予算執行の結果、また、行政効果等を判定するものでございまして、非常に重要なことであることは、たびたび申しておるとおりであります。こういう意味におきまして、政府としてもできるだけ出てまいりまして、皆さん方のお考えを承り、今後の行政予算の編成につきまして、十分留意していきたいと思います。

池田勇人

1964-03-17 第46回国会 参議院 大蔵委員会 第16号

国務大臣池田勇人君) この自由化に向かった体制として、農業基本法あるいは中小企業、いろいろな方法を講ずることも、これは物価対策もうらはらでございます。で、私は、所得倍増計画、そうしてまた開放経済にしていこうというときに、いち早くぼくは、農民は半分ぐらいになりますよということを言った。しかし、皆さんこれをおわかりにならなかった。野党のみならず、与党の中にもわからない人が多かった。あの分はやめてくれということをこの

池田勇人

1964-03-17 第46回国会 参議院 大蔵委員会 第16号

国務大臣池田勇人君) どうもやはり立って言わぬと、答弁が……。(笑声)そこで、いまのお話のように、この前も御答弁申し上げたと思うのですが、とにかく戦後国内は、昭和二十四年から自由体制に持っていって、だんだん国内統制をはずして、自由な姿にする日が残っておるだけである。しかし、これだけでは日本人のほんとうのエネルギーは出ない。そうして世界的にどうしても発展していかない。分業体制を整えていかなければならない

池田勇人

1964-03-17 第46回国会 参議院 大蔵委員会 第16号

国務大臣池田勇人君) 御質問の点がはっきりわからないのですが、とにかくいままでは外国為替あるいは外国貿易を制限しておりましたね。その制限をはずしますと、自由な姿ですね、自由な姿になっていく、こういうことなんです。自由な姿の状態態勢というのですが、これはこれからの問題というか、いまの問題というか、私はいまの問題だと思います。態勢、そういうかっこうになっていく、そういう態様になってくるということです

池田勇人

1964-03-13 第46回国会 参議院 本会議 第10号

国務大臣池田勇人君) お答え申し上げます。  給与所得者に対する課税の問題でございますが、先ほど申し上げましたごとく、大蔵省で調べました基準生計費というものを標準にして考えておるのでございます。その基準生計費最低生計費とお考えになると、全般に非常な影響を及ぼす。やっぱり生活保護費は五人家族で二十万円以下でございます。先ほど申し上げたとおりいろいろな点を考えてやらなきゃならぬと思います。  また

池田勇人

1964-03-13 第46回国会 参議院 本会議 第10号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。今回の減税公約に違反しているというお話でございます。私は、公約違反していない、あるいは当初の公約以上に減税していると考えております。御承知のとおり、前の臨時国会では千七、八百億円、まあ二千億近い減税と言ったのでございます。その後、選挙中に二千億円、そして結果は二千億円をこえる平年度の減税でございますから、公約よりも、もっと多いと言っても支障ないくらいの減税

池田勇人

1964-03-13 第46回国会 参議院 本会議 第10号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  日本韓国とは、地理的に、歴史的に、民族的に、文化的に、最も親しく交わらなければならない国柄であるのであります。しこうして、両国民とも、その大多数が、できるだけ早く国交正常化しようと熱望しておるのであります。私は、この両国民の熱望を達成すべく、できるだけ早い機会にその実をあげたいと努力いたしておるのであります。決してあせってはおりません。将来永久に両国民

池田勇人

1964-03-13 第46回国会 衆議院 本会議 第14号

国務大臣池田勇人君) 先ほど答えたように、労働運動やその他一般大衆運動を弾圧するものではございません。正当な権利、行動をじゃまする者を私は排除しようとしておるのであります。  なお、浅沼君の事件を申されましたが、ああいう暴力行為をやめさすためにこの法案が必要であるのであります。(拍手)    〔国務大臣賀屋興宣君登壇〕

池田勇人

1964-03-13 第46回国会 衆議院 本会議 第14号

国務大臣池田勇人君) お答えにいたします。  暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、ただいま提案の理由を説明したとおりでございまして、最近の世相にかんがみまして、銃砲刀剣類を使用する傷害罪あるいは常習的暴力的行為及び傷害罪に対しまして重科しようとするものでございます。あくまで暴力犯罪に適用するものでございまして、労働運動やその他の大衆運動を弾圧するものでは決してないのでございます

池田勇人

1964-03-10 第46回国会 参議院 予算委員会 第11号

国務大臣池田勇人君) 日韓間におきまするあらゆる案件を一括して妥結しようといませっかく努力中であるのであります。したがいまして、それがいつ妥結するかわかりません。国会に出す出さぬはそれによってきまるわけです。いませっかく折衝中でございます。相手のあることでございますから、私は早いにこしたことはございませんが、決してあせってはおりません。将来長く両国が円満な国交関係に入ることを目途として努力をいたしておるのであります

池田勇人

1964-03-09 第46回国会 参議院 予算委員会 第10号

国務大臣池田勇人君) お話のとおり、いまだに同和問題が論議されるということはまことに遺憾なことでございます。問題は、やはり経済的また社会的環境の整備、こういうことが必要でありますので、われわれは精神的に差別をしないと同時に、社会的、経済的の差のなくなるように、いろんな施策を今後ともやっていきたいと考えております。     ―――――――――――――

池田勇人

1964-03-09 第46回国会 参議院 予算委員会 第10号

国務大臣池田勇人君) 沖繩における米軍行動に対しまして、沖繩住民生命財産を害するようなことがあってはなりませんので、そういう事態が起こりますつど、政府としてはアメリカ注意を喚起し、再びそういうことを起こさないよう、十分の注意を、あるいは努力をなさるよう、こちらは申し入れておるのであります。この問題を国際連合でどうこうということよりも、私はやはり日米間においてこういう問題につきまして処理することが

池田勇人

1964-03-07 第46回国会 参議院 予算委員会 第9号

国務大臣池田勇人君) これは、両方に重点を置いていかなければなりません。日本経済全体の問題から申しますと、やはり中小企業あるいは農業構造改善近代化合理化ということは、これはどうしてもやらなければならない。これはもう所得格差の問題から言っても、物価の問題から言っても、国の繁栄の問題から言っても、どこの点から言ってもこれは力を入れていかなければならない。片一方のほうでは、私は賃金の上がることに

池田勇人

1964-03-07 第46回国会 参議院 予算委員会 第9号

国務大臣池田勇人君) 私がお答えしなくても、もうあなたは十分おわかりになっておるような御質問のように受け取れるのでございます。総需要供給を上回るということもございます。毎年個人消費が前年に比べて一割五分も二年も三年も続いていくということは、これはもう異例な、歴史にあまりないことであります。そういう点もございましょう。また、ある一面では、非常に供給が多くて、そうして需要を満たし得る場合もあります

池田勇人

1964-03-07 第46回国会 参議院 予算委員会 第9号

国務大臣池田勇人君) ただいまの杉原委員極東並び太平洋政策に対しましての御見識、全く同感でございます。私は、先般西太平洋諸国を回りましたときに、やはり西太平洋国々が、これ以上の政治経済、文化の親密をはかりつつ、また、お示しのアメリカ、カナダ、豪州ニュージーランド等は、先進国のそれとしてのまた別の機構も考え得る状況に相なってきておるという認識を持っておるのであります。そのお話全く同感でございますので

池田勇人

1964-03-06 第46回国会 参議院 予算委員会 第8号

国務大臣池田勇人君) お話の点も考えられます。民主社会党の方々のお考えと、われわれとは、社会党さんほど違っているとは思えません。しかしいま、この際、われわれと民社党だけでやりますということになると、そこに意見の相違に感情まで加わってくるようになりましても、これはまた、元も子もなくなることでございます。やはり超党派外交のたてまえだとすれば、全部が一緒になるということに向かっていったほうが、目的が早

池田勇人

1964-03-06 第46回国会 参議院 予算委員会 第8号

国務大臣池田勇人君) 外国の例を引用されましてのお話は、まことにそのとおりでございます。われわれとしては実にうらやましい限りでございます。したがいまして、お話超党派外交につきましては、先ほど申し上げましたように、お互いの信頼を深め、そして超党派外交のできるよう努力いたしたいと考えます。戦前においては大体話し合いが相当ついたようでございます。いわゆる外交問題につきまして、党首の会談等々が行なわれた

池田勇人

1964-03-06 第46回国会 参議院 予算委員会 第8号

国務大臣池田勇人君) 外務大臣から詳しく申し上げたとおりでございます。私自身といたしましても、外交は水ぎわまででありたいという気持ちを持っております。私が組閣いたしましたときにも、外交問題懇談会というものを設けまして、民間、学界の有識者をお集まりいただいて、一年余り語り合ったのでございますが、その点におきましても、なかなか意見の初めから違っておる方はお入りにならないという状況です。また、組閣当初

池田勇人

1964-03-05 第46回国会 参議院 予算委員会 第7号

国務大臣池田勇人君) 外交をする上において、やはりわが国関係している国々の意向も十分聞かなければならないことは当然のことであります。当然ひとりよがりはいけません。しこうして、私は、中共平和愛好国で、世界繁栄に協力すると自他ともに認められるような状態になって入ったということを前提にしております。だから、あなた方はあとの分だけを読んでみて、自分らの都合のいい意見に合うところだけをとってこれでいいのだ

池田勇人

1964-03-04 第46回国会 参議院 予算委員会 第6号

国務大臣池田勇人君) それは理想でございましょう。そういう考え方の人もおります。しかし、国連に入る資格の問題もあります。世界の平和を念願し、そうして、いたずらに紛争を起こさないりっぱな平和愛好国だとみんなが認める状態にあるかないかという問題だと思います。したがいまして、アメリカはそういうことを言っておるようでございます。好戦国だからだめだとか、そうして共産主義の宣伝でいろいろなトラブルを起こす国

池田勇人

1964-03-04 第46回国会 参議院 予算委員会 第6号

国務大臣池田勇人君) マレーシア問題につきましてイギリスが相当の関係を持っておる。したがいまして、西太平洋におきまするオーストラリア、ニュージーランドもマレーシア問題については相当の関心を持っておりますことはお説のとおりでございます。しかも、またこの問題が熱い戦いになるならば、アメリカだって、やはりSEATO関係その他のいわゆる関係豪州アメリカ関係、いろいろ複雑しておるのであります。ことに

池田勇人

1964-03-04 第46回国会 参議院 予算委員会 第6号

国務大臣池田勇人君) これは見方でございますが、私はいわゆる備えあれば憂いなしという気持ちで言っておるのであります。安保体制にありましてわが国の安全を確保しておりまするから、その脅かすような環境が生まれてこなかったとも言えると思います。だから、それは見方であると思いますが、私はとにかく備えあれば憂いなし、そういうことで言ったのであります。しかし、あなたのようなお考えで、日本の安全を脅かすような客観情勢

池田勇人

1964-03-03 第46回国会 参議院 予算委員会 第5号

国務大臣池田勇人君) 私は自分立場について自分希望を言ったことはございません。長期政権と言ったこともございませんし、自分は日々これ新たに全力を尽くして国政に当たるということでございます。これは自分の意思がどうであろうとも、国民支持されるわが党員のきめることであります。私がとやかく言う筋のものではございません。私は国のためになるように、日々これ好日になるように、日々これ新たな決意でやっているのが

池田勇人

1964-03-03 第46回国会 参議院 予算委員会 第5号

国務大臣池田勇人君) 御質問に対して適切な御答弁になるかどうか、私はこの問題につきましては、先般の施政演説で申し上げたとおりでございます。あれをお読みくださればおわかりいただけると思います。しかし、しいてのあれでございますから、ここで簡単に申し上げますと、昨年の総選挙におきまして、わが党は三百名近い議席を占め、国民大多数の支持を受けておるのであります。私はその支持のもとに、施政方針演説で示しましたごとく

池田勇人

1964-03-02 第46回国会 衆議院 予算委員会 第18号

池田国務大臣 先ほど来お話がございましたごとく、地方財政計画は、御審議願っております予算案法律案とは異なりまして、一応の見積もり額でございます。したがいまして、ある程度その後の法律あるいは予算措置等によりまして財政計画は変わるのでございます。補正予算その他を組んだときにももちろん財政計画は変えておりません。そしてまた、地方財政というものは地方からずっと来たものを寄せ集めたものでございまして、計画

池田勇人

1964-03-02 第46回国会 衆議院 予算委員会 第18号

池田国務大臣 国鉄の事情は、国鉄総裁あるいは大蔵大臣が申し上げたとおりでございます。何と申しましても、過密ダイヤ原因東京大阪における人口の非常に急速な増加によるのでございます。したがいまして、施設の改良拡充をはかることはもちろんでございますが、私はそれと同時に、東京大阪人口がこのままでいいかという問題につきまして今後検討して、そうして直接に国鉄の設備を拡充することと同時に、間接には過密ダイヤ

池田勇人

1964-03-02 第46回国会 衆議院 予算委員会 第18号

池田国務大臣 最近炭鉱あるいは鉄道あるいは飛行磯事故の発生したことはまことに遺憾でございます。政府といたしましては、炭鉱につきましても、また鉄道、飛行機につきましてもその原因を究明いたしまして、そうして再び起こらないよういろいろ措置をいたしておるのであります。たとえば炭鉱におきましては、災害防止のためのいわゆる労務関係保安関係等につきまして、各炭鉱ごと保安の仕事の重大性を認識し、またその保安

池田勇人

1964-02-29 第46回国会 衆議院 予算委員会 第17号

池田国務大臣 私はラスク長官アジアから手を引けとは言っておりません。アメリカアジアのことを考える場合においてアジア人気持ちアジア人の伝統、これを十分味わって、寛容と忍耐の気持ちお互い立場を尊重しながらいくべきだ、ことに日本という国はアジアに対しましてアメリカ以上の関係を持っておる、アジア問題については十分話し合っていこう、こういうことを言っておるのであります。しこうして、その前におきまして

池田勇人

1964-02-29 第46回国会 衆議院 予算委員会 第17号

池田国務大臣 たびたび申し上げておりますごとく、アメリカに追随する外交は一切とっておりません。われわれは、自主的に、何を日本国のためにやるべきか、また、それがアジア世界の平和に役立つか、これを考えておるのであります。たまたま、考え方利害関係が相類似するところが多い関係上、結果が一緒になることがあるということだけでございまして、これは決して自立外交を害するものではございません。たとえばイギリス外交

池田勇人

1964-02-29 第46回国会 衆議院 予算委員会 第17号

池田国務大臣 私はどこの国の外交上における地位の低下とかいう問題を考えたことはございません。それは、従来えてして米国とソ連の二大勢力としての状態が、多元的になり流動的になったということであるのであります。どこの地位が低下した——たとえば国際共産主義のもとに立っておったソ連中共のあの問題のごとく、また自由国家群におけるドゴール大統領態度のごとく、これは、どこの地位が弱くなったということでなしに、

池田勇人

1964-02-28 第46回国会 衆議院 商工委員会 第14号

池田国務大臣 七分で御質問でございますから、三分でお答えをいたします。  まず第一の中小企業に対します金融的措置でございますが、これは画期的と申しますほどやっております。また予算上におきましても四割ということは、いまだかつてない増加でございまして、私は相当通産当局努力大蔵省のこれに対する態度を感謝しておる次第でございます。この金融の問題はいつの時代に完成するかということは、やはり制度をつくり、

池田勇人

1964-02-28 第46回国会 衆議院 商工委員会 第14号

池田国務大臣 所得倍増計画計画でございますが、たびたび説明しておりますごとく、こういう姿が望ましいということなんでございます。私は計画経済をやっておるのじゃございませんよ。こういう姿が望ましいというので、一応望ましい姿を想定してやっておるわけでございます。だから、こういうふうにしなければいかぬのだというのじゃない。したがって、望ましい姿よりも行き過ぎましたから、いまそれを行き過ぎないような状態にしておるのが

池田勇人

1964-02-28 第46回国会 衆議院 商工委員会 第14号

池田国務大臣 この問題は重要な問題でございまして、あなたが三点にわたって御質問になった問題が対策の中心でございます。御質問のうちに、私は、大体もうあなた自身対策が見つかっているのじゃないかという気がするのでございます。私は根本的の問題について申し上げますと、とにかく経済成長進歩の過程におきましては、こういうことが起こるのでございます。起こるのは当然なことでございます。四、五年前には農村の次男坊

池田勇人

1964-02-27 第46回国会 衆議院 本会議 第11号

国務大臣池田勇人君) 地方自治の伸長をはかりまして地方団体自主性を強化することは、われわれのつとに努力しておるところでございます。したがいまして、先ほども申し上げましたごとく、国と地方事務の適正な配分、また地方財政の自主的かつ健全な運営をはかるため、地方制度調査会、あるいは補助金等の合理化に関する審議会、あるいは税制調査会、臨時行政調査会、各種の調査機関に、地方自治伸長のための行政事務の配分、

池田勇人

1964-02-27 第46回国会 衆議院 本会議 第11号

国務大臣池田勇人君) お答えいたします。  私に対しまする第一の質問は、産炭地に対しまする交付税あるいは特別交付税の問題でございます。私は、産炭地市町村の現状にかんがみまして、普通交付税並びに特別交付税につきましても十分配意いたしまして、実情に沿うよう努力いたしておるのであります。  第二の、地方行政事務につきましての問題でございます。いわゆる国と地方との行政事務につきましては、最近における経済

池田勇人