2013-02-27 第183回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第2号
○水落敏栄君 自由民主党の水落と申します。 今日は三人の先生方、貴重なお話ありがとうございました。 実は昨年の二月に、ODAの派遣でアフリカのザンビアに参りました。首都ルサカ市の未計画居住区、スラム街ですけれども、この居住区の環境あるいは衛生改善のために安定した水量、水質を提供する、こうした目的で我が国が行った給水事業のプロジェクト、これを視察したわけです。 ちょっとそれますけれども、これ、二
○水落敏栄君 自由民主党の水落と申します。 今日は三人の先生方、貴重なお話ありがとうございました。 実は昨年の二月に、ODAの派遣でアフリカのザンビアに参りました。首都ルサカ市の未計画居住区、スラム街ですけれども、この居住区の環境あるいは衛生改善のために安定した水量、水質を提供する、こうした目的で我が国が行った給水事業のプロジェクト、これを視察したわけです。 ちょっとそれますけれども、これ、二
○理事(水落敏栄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(水落敏栄君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。 委員長が欠員となっておりますので、私が委員長の職務を行います。 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、従来どおり教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか
○水落敏栄君 いつまでたってもこれ結論が出ないと思いますので、どうかひとつ教育については株式会社参入はやらないということでお願いをしたいと思います。 次に、再質問ですけれども、これも財源の確保について副総理にお伺いをしたいと思います。 前回、新制度に必要な一兆円のうち消費税で賄う七千億円を除いた残り三千億円の財源についてどのように確保するのかということで、総理にお伺いをしました。その際の総理の御答弁
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本委員会の審議も相当深まってきたと思いますけれども、本日は主に教育の観点から、新制度を含む子ども・子育て政策について質問をしたいと思います。 まず、前回の質疑の際に政府側から明確な答弁がなかった事項について改めて質問をいたします。 前回、幼児教育に対する株式会社の参入を取りやめた理由について、自民党の提案者である
○水落敏栄君 ありがとうございました。 幼児教育の質の向上、本当に大事なことであります。これからは幼児教育の質の向上に関する具体的な課題についてちょっと取り上げてまいりたいと思います。 現在、多くの小学校に小一プロブレムと呼ばれる問題が生じております。これは、授業中に勝手に教室の中を立ち歩いたり、教室の外に出ていったり、あるいは担任の指示どおりに行動しない、それから児童同士のけんかやトラブルが日常的
○水落敏栄君 ただいまの文部科学大臣の答弁でも、教育基本法に明確に規定されている幼児期の教育の重要性は明らかだと、こういうことであります。しかしながら、民主党政権はマニフェスト関連政策である高校授業料無償化を幼児教育の充実よりも優先をいたしました。四千億円もの財源を投入する高校授業料の無償化は、あくまで何らかの教育上の目的を達成するための手段であるはずですけれども、その目的たる高校教育が果たすべき理念
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。よろしくお願いいたします。 私は、子ども・子育て三法案に関連をいたしまして、主に幼児教育の質の向上について質問をさせていただきます。 自公政権下で平成十八年に約六十年ぶりに改正された教育基本法では、第一条に、教育の目的として、人格の完成や国家、社会の形成者として心身共に健康な国民の育成を規定をいたしております。そして、この教育の目的を実現するために
○水落敏栄君 後でまた関連の質問を行いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 この度の著作権法の一部改正につきましては、衆議院において熱心な議論がなされて、その上で、法案の修正をやっていただくなど大変な御苦労があったということもお聞きをいたしております。 そこで、これからは修正案に対する質問をさせていただきますけれども、私の持ち時間が四十二分間でございますので、通告させていただいた項目全
○水落敏栄君 続いて質問をいたします。 フェアユースに対する考え方ですね。これも文部科学省にまずお聞きしますけれども、アメリカの著作権法には日本のように私的使用のための複製という制限規定はないわけであります。他人の著作物でも公正な利用ならば著作権侵害ではないというフェアユースと呼ばれる規定があります。今回の著作権法改正の大本は、内閣の知的財産戦略本部が平成二十年、二〇〇八年に策定した知的財産推進計画
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 注目されている大切な大切な法案でありますので、これから早速質問に、いろんなことを申し上げたいので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、写り込み規定のガイドラインについて、文部科学省にお伺いをいたします。 今回の改正案では、いわゆる写り込み、これは付随対象著作物としての利用等にかかわる規定が整備されております
○水落敏栄君 東洋の星小学校でありますけれども、これ二〇〇一年度に約十億円のお金を掛けて小学校五校を新設して、二校建て替え、ほかに中学校二校を造ったわけですけれども、このことによって、やはり今まで一時間半も掛けて通っていた子供たちがすぐ近くの学校に通えるということで、非常に就学率も増えたり、またそうしたことで通学しやすくなって、非常にもう喜んでおりました。 私、感じましたのは、特にモザンビーク、経済成長率七
○水落敏栄君 御質問の民間企業のことについてでありますけれども、一例を挙げますと、南アフリカにおきまして、現地日本企業関係者との意見交換を行いました。そうした中で、やはり企業関係者がおっしゃるには、まず一つとしては大使館のサポートがこれは必要なんだと、まず第一にそのことをおっしゃっておりました。やはり相手国政府の対応については、官民連携といってもやはり大使館の情報が必要であって、それが一番不可欠だということがまず
○水落敏栄君 ODA調査第一班について御報告をいたします。 第一班は、本年一月二十八日から二月六日までの十日間、南部アフリカのモザンビーク共和国、南アフリカ共和国及びザンビア共和国を訪問しました。派遣議員は、団長の友近聡朗議員、吉川沙織議員、そして私、水落敏栄の三名でございます。 以下、調査の概要及び調査を通じまして得た所見について報告をさせていただきます。なお、東日本大震災に際し、各国からお見舞
○水落敏栄君 スパコンの開発、今後も激しい競争が続くと思います。 事業仕分で、費用対効果ばかりを議論して科学技術政策が揺らぐようでは、世界に足下を見られてしまうし、研究者や技術ノウハウの海外流出を招いてしまうおそれがあるわけです。 先ほど申し上げました三月七日から運転が開始されたSACLAも同様だと思います。しかしながら、国民にはその意義が理解されておりません。我が国の科学技術において、SACLA
○水落敏栄君 大臣のお考えを述べていただきました。 資源のない我が国でありますから、国際社会の中で競争したり、あるいは先進国と肩を並べていく、さらに国際社会をリードしていくためにも、この科学技術の振興をしっかりやっていただきたいと、このように思います。 そして、大臣も述べておられましたが、昨年の三月十一日、あの大震災からの復興のためには、イノベーションや新産業の創出はもちろんのことですけれども、
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 今日は、平成二十四年度予算の委嘱審査でございますから、私は主に科学技術関連の質問をさせていただきたい、このように思います。 二年前ですけれども、二〇一〇年ですが、根岸英一パデュー大学の特待教授、そして鈴木章北海道大学名誉教授のお二人がノーベル化学賞を受賞されて、我が国の研究水準の高さを世界に示すとともに、お二人の受賞は国民にとりまして誇りと励みになったと
○水落敏栄君 ありがとうございます。先生方、今日は本当に勉強になりました。 自由民主党の水落敏栄でございます。 青山先生のお話の中で、中国の六四%の都市の水が重度の汚染をされている、あるいは三分の二の都市が水が欠けている、欠水しているというふうなお話も承りました。そうした中で、中国の六百六十の都市が水ビジネスの対象になると。しかしながら、それらの自治体は財政が非常に低下しているんだと。そうした自治体
○水落敏栄君 今日は先生方、ありがとうございました。貴重な御意見いただきまして、参考になりました。 実は素朴な疑問がありまして、実はつい二週間ちょっと前に、ODAの調査で、今はいなくなりましたが、友近議員、団長に、アフリカのモザンビークという国を訪ねてまいりました。そして、ザンビアと南アフリカと三国行ったんですが、実はそのザンビアの首都ルサカ市というのがありまして、百八十万人ぐらいの都市なんですね
○水落敏栄君 ちょっと、ただそれだけ。 どういう対応をするのかはまだ全然考えていないんですか、その値上がり、物価の高騰、そうした食料品の高騰等については。
○水落敏栄君 自由民主党の水落です。藤末先生が大変高尚な今お話をしまして、私はごく簡単に申し上げたいと思っているんですが。 バンコクはちょくちょく洪水があるんですけれども、こんな大洪水は初めてで、大変な被害が出ていますが、水没したホンダの車がようやく見えてきたというふうなことで、大変な被害なんですが、そうした中で、資料によりますと、水田が一四%近くも被害が受けていると、タイの水田の全体の一四%。したがって
○水落敏栄君 戦争で父を亡くした私自身の体験を思い返しても、人生の節目節目において父を思うことがございます。還暦を過ぎた現在でもその気持ちは心の底にあります。そうしたことを踏まえても、今回、親、兄弟、まして両親を失った子供たちの心を思うと胸が締め付けられる思いがいたします。 震災から四か月間を経て、教科書や学用品など物的支援がある程度行き渡ったといたしましても、地震を、あるいは津波を体験した恐怖や
○水落敏栄君 大変な多くの方々が孤児になったりあるいは片親を亡くしているわけですけれども、この震災孤児たちへの支援が最も早急に手を差し伸べなきゃならない支援であると思っております。 支援については、あしなが育英会や、建築家の安藤忠雄さん、それからノーベル賞科学者の小柴先生が発起人となった桃・柿育英会東日本大震災遺児育英資金など、民間の支援が先行しておりまして、政府の対応は遅いと言わざるを得ない。
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 この度の国難というべき災害で、具体的に申し上げれば、七月十四日現在までに一万五千六百四十二人もの方々がお亡くなりになって、五千一人の方々が行方不明、避難者は九万一千五百五十二人に上り、いまだ不自由な避難所生活を余儀なくされております。まさに国難であります。 そうした中で、この度の震災で孤児になった子供さんや児童生徒のことを大変心配しております。さきの
○水落敏栄君 ありがとうございました。 なお一点、技術協力した場合のそのフォローをどうしているか、それもお答えいただきたいと思います。
○水落敏栄君 実際に、我が国がそうしたインフラ整備でも病院でも造った場合に、そこの国の下請企業をちゃんと使ってその国の人たちを雇用しているかということをまず第一にお聞きしたかったということ。
○水落敏栄君 自民党の水落敏栄でございます。 かつてアフリカを訪問する機会がございまして、南アと、それからアンゴラ、ナミビア、タンザニア、マダガスカルの五か国でございましたけれども、そこに参りました。各国でお聞きしたことなんですけれども、日本の、我が国のODAは本当に有り難いと、しかしながら、もう少し援助を拡大して拡充してもらえないかと、そうした国々が口々に言っておりました。 他方、さっきも中国
○水落敏栄君 ありがとうございます。自由民主党の水落でございます。 両先生、ありがとうございました。 星先生にお聞きしたいと思います。 冒頭、お答えにくいことを承知の上で質問させていただきますが、原発の放射能汚染で強制的に退避させられた浪江、双葉、大熊あるいは楢葉、富岡、こういうところに住んでおられた方々、いつふるさとに帰れるのか自宅に帰れるのか、先の見えない不安な気持ちで毎日過ごしているわけでありますけれども
○水落敏栄君 本法案の一番の目的が、独立行政法人たる日本学術振興会に科学研究費補助金に係る基金を創設することによって、特に未来を担う若手の研究費について、予算の単年度主義の弊害を乗り越えて、年度の区切りにとらわれず必要な研究資金を交付することを可能とすることであることであるというふうにただいま確認をさせていただきました。 この法案の目的自体は、申し上げたように、従来の我が党の方針にも即したものでありまして
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 この度の東日本大震災、我が国の経済社会あるいは国民生活に大きな影響を、しかも長期にわたって及ぼすことが予測されるわけであります。そして、この国難ともいうべき大災害から復興を遂げる重要な決め手が科学技術にあることは間違いない、こう思います。 我が国の科学技術を推進していく上で最も重要な支援制度が科学研究費補助金であります。現在審議されている日本学術振興会法
○水落敏栄君 小学校の場合、九三%ですか、三十五人以下。そういたしますと、僅か七%が三十五人以上ということになるわけですけれども、そして学級編制、平均は二十七・八人、こういうことですね。 局長、もう一回、学年別のやつをもう一回ちょっと言ってください。
○水落敏栄君 ありがとうございました。 昭和三十三年に制定された標準法でありますけれども、学級編制は一学級の上限が五十人からスタートして、現行の四十人学級は昭和五十五年からでありますから、もう既に三十一年が経過していると、こういうことでありますが、一方、平成になりましてから少子化がどんどん進んでおります。したがって、大きな都市以外では、子供が少ないものですから学校の統廃合も行われている現状であります
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、私も、去る三月十一日に発生した巨大地震、巨大津波によって亡くなられた方々、被災された多くの皆様に心から御冥福をお祈りし、またお見舞いを申し上げたいと思います。 そして、家族を失い、家を失った十四万人余の人々が震災一か月を経た現在も、お互いが励まし合い、助け合って不自由な避難生活を余儀なくされております。災害から
○水落敏栄君 申請書の確認とか、審議会でしっかりと審査していくと、こういうことだと思います。できるだけ多くの展覧会を支援することは大事なことなんですけれども、今お答えいただけたような審査をしっかりとしていただいて、さすがは国が補償する展覧会だと、こう国内外でも評価され安心していただけるように展覧会の水準を維持してもらいたい、このように思います。 さて、美術品政府補償制度は、借り受けた美術品に万が一大
○水落敏栄君 ありがとうございました。 法案の趣旨は、ただいまお答えいただきましたように、非常にすばらしいものがあると思っております。しかし、大切なことは、その制度がしっかりと運用されて、そして法案の目的を確実に達成することだと、こう思っています。そのために、美術品政府補償制度の運用について、幾つかこれから質問させていただきます。 第一に、すばらしい展覧会、国が支援するふさわしい展覧会の質を担保
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 この度、政府から提出されている展覧会における美術品損害の補償に関する法律案について、まず質問いたします。 大臣の提案理由説明でもお話がありましたように、国民が優れた芸術作品を鑑賞し、文化芸術に親しむことは、国民の日々の生活に潤いを与えるだけではなくて、子供たちの感性や創造性を育み、我が国の将来を担う人材の育成、経済社会の創造的発展にもつながります
○水落敏栄君 どうしてもじゃないけれども。 確認の意味でちょっと吉村先生にお聞きしたいと思いますけれども、昨日でありますけれども、藤原委員長と一緒にODAの視察で名古屋の中部JICAに参りました。そこで、中部経済界の代表の方々とお会いして懇談したんでありますけれども、本日、本調査会で勉強している水の問題、特に水ビジネス事業を中部経済界が産学官一体となってこれから展開していくんだと、こういうお話でした
○水落敏栄君 ありがとうございました。 やはり、私は道徳教育、言い換えれば社会規範を取り戻すことが大事だなと思っています。私たちは、子供のころ、いや二十年ぐらい前までは、いたずらをする子供には他人でも注意をしたものですけれども、そうしたことが今なくなってしまいました。社会常識をしっかりと教えていかなければならないと思っています。 そこで私、気になるのが、北海道における道徳教育がきちんと行われているかどうかということであります
○水落敏栄君 ありがとうございました。大臣の教育に取り組むお考え、お聞きして安心をいたしました。 そこで、教育基本法、六十年ぶりに平成十八年に改正したわけですけれども、これに基づきまして教育振興基本計画が策定されて、それには子供たちの豊かな情操や規範意識、あるいは公共の精神をはぐくむ、こうした点から道徳教育の充実とその促進がうたわれているわけであります。やはり、道徳教育は履き違えた個人主義を正していく
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 一昨日もごあいさつをさせていただきましたけれども、一年間、本委員会の委員長を務めさせていただきました。おかげさまで、委員各位の御協力をいただき、公正中立に委員会を運営をさせていただきました。そして、先生方のすばらしい質問をお聞きして、常々感心をいたしておりました。一年間ということでございますから、一年ぶりの質問でございまして、何とぞよろしくお願い申
○水落敏栄君 前委員長として一言ごあいさつを申し上げます。 昨年十月に委員長に選任されて以来、委員長の職責を大過なく全うすることができましたのは、ひとえに委員各位の御指導、御協力のたまものであると深く感謝申し上げる次第でございます。 なお、今後は理事として、二之湯委員長の下で引き続き本委員会の運営に力を尽くしてまいりたいと存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました
○委員長(水落敏栄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文化庁次長吉田大輔君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(水落敏栄君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、藤谷光信君及び横峯良郎君が委員を辞任され、その補欠として轟木利治君及び石井一君が選任されました。 ─────────────