1960-05-17 第34回国会 衆議院 商工委員会 第42号
○櫻井委員 そこで次の通常国会あたりには出したいという御意向であるかどうか。審議会がいつまでも結論が出ないで長くなるというようなことは、実際この法に不備があっていろいろな事態が生じておるわけでありますから、大体のめどとしては、次の通常国会あたりにかけられる御意思があるのかどうか、そこをもう一度念を押しておきたいと思います。
○櫻井委員 そこで次の通常国会あたりには出したいという御意向であるかどうか。審議会がいつまでも結論が出ないで長くなるというようなことは、実際この法に不備があっていろいろな事態が生じておるわけでありますから、大体のめどとしては、次の通常国会あたりにかけられる御意思があるのかどうか、そこをもう一度念を押しておきたいと思います。
○櫻井委員 それからもう一点は、実は今日の鉱業法、それから鉱山保安法、この二つの法律は鉱業の基本の法律でございますけれども、これはやはり石炭を対象に考えられた法律であり、今日油あるいはガス、こういういわゆる流体鉱物というものがあまり考えられていない。この点は昨年の九月、私が本会議場で質問いたしました場合に、林法制局長官もはっきりとこれを認めておられるわけであります。なおまた通産大臣もしばしばこの鉱業法
○櫻井委員 石油及び可燃性ガス資源開発法の一部を改正する法律案の内容について、二点ばかり質問をいたしたいと思います。 この法律は、第一条に書いてある通り、「石油及び可燃性天然ガス資源を合理的に開発する」こういう目的があるわけです。そこで、いろいろ合理的な開発がどういうふうになさるべきかということが、各条に書いてあるわけでございますが、特に私がお伺いいたしたいことは、第五条、第六条。第五条は坑井の間隔
○櫻井委員 そうするとこの土地が低くなるとか高くなる、そういうのを測量なさるのが地理調の非常に高度な技術であるわけでございますが、今日新潟地区で起きておる異常な沈下の原因は、やはり多量の水を地下からくみ上げておるということが大きな原因になっておるのではなかろうか、こういう考えを持っておられるのかどうか。
○櫻井委員 石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部改正法案の質疑に入りますが、この法律案は、今まで可燃性天然ガスの中の水溶性天然ガスに国の補助金を出していたのを、今後さらにそれを拡大して、いわゆる構造性のフリー・ガスと申しますか、そういう方の開発、探鉱、そういうものにも補助金を交付していこう、こういうのがこの法律案の改正の主要点であろうと思うのであります。そこで私は、今日世界各国のガスの開発状況を見
○櫻井委員 私は質問を始める前に委員長に注文をいたしますが、質問者を含めて、こんな出席者の少ない委員会なんてあるはずがない。こういう委員会でやられるのですか。もう少し委員を呼び寄せられるようにお願いいたします。
○櫻井奎夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました地盤沈下対策の促進に関する決議案につきまして、賛成の討論をいたさんとするものであります。(拍手) 案文にもありますごとく、最近、新潟、尼崎、東京、大阪地区における地盤沈下の様相は日を追うて顕著の度を加え、今や、これが基本的防除対策は一刻の猶予も許さざる実情にあるのであります。しこうして、この沈下の主要原因は、最近におけるわが国産業
○櫻井委員 そこで先ほどおっしゃったように、これは無用の摩擦を避けるために勧告という形を出されたのであろうと私は思うので、やはりこの二十四条が根幹になっておるのです。あなたの勧告の背景というものは、これがなければ勧告ができない。そこでとにかく今二十万立方メートルを規制された結果、この前の委員会で私が申し上げましたように、データはもう時間がありませんから、もう一度繰り返すことはいたしませんが、十二月までの
○櫻井委員 大臣もお認めのように、今日の鉱業法あるいは鉱山保安法というものは、ガスを縛ることはできないわけであります。おそらくこの大臣の勧告というのは、鉱山保安法二十四条を背景にして、こういうものをうしろに置いて勧告されたと思う。通産大臣は鉱山保安法二十四条によってそういう規制をすることができるわけです。しかしこの法律を発動すると、あまりにもかどか立つから、まず勧告という形でなされたのだろう、従って
○櫻井委員 引き続いて新潟の地盤沈下について大臣に御質問を申し上げます。 先般の商工委員会でも実は最近の状況について御質問を申し上げておるわけでありますが、そこで今高橋議員の質疑に対しての大臣の答弁について私少し納得のいかない点がある。そのことは天然ガスの問題が、これは新潟県の非常に重要な産業であって、これが消長ということは新潟県の産業の消長にかかわる、こういう大臣のお話でございまするが、しかしこれは
○櫻井議員 ただいま議題となりました地盤沈下対策特別措置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 近年来、地盤沈下による直接、間接の災害が続出しており、まことに憂うべき事態にあります。大阪、尼崎地方においても、ジェーン台風を契機として建設された高潮堤等、地盤沈下対策事業が、その後の沈下によってその機能が著しく低下し、再び高潮の恐怖にさらされているのであります。東京の江東地区
○衆議院議員(櫻井奎夫君) ただいま議題となりました地盤沈下対策特別措置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 近年来、地盤沈下による直接、間接の災害が続出しており、まことに憂うべき事態にあります。 大阪、尼崎地方においても、ジェーン台風を契機として建設された、高潮堤等、地盤沈下対策事業が、その後の沈下によってその機能が著しく低下し、再び高潮の恐怖にさらされているのであります
○櫻井委員 調査の結果は、今私が申し述べました数字によって明瞭に出ておるわけであります。観測の期間が云々ということを言っておられますけれども、この観測の期間中に、すでに、先ほど申しました〇・八八七というものが、今日においては〇・二八七というふうに、おそるべき速度をもって沈下の速度は鈍っておる。こういう事実が出ておるにもかかわらず、まだこれをさらに究明していかないと原因が出ない、こういうふうに考えておられるのかどうか
○櫻井委員 私は新潟地区の地盤沈下の問題につきまして、六月二十四日に科学技術庁の調査会による発表がありまして、その発表に基づいて通産省が新潟市の市街地区の一部におけるガスの規制をなさった。その規制の事実に基づいて大臣に質問をいたしたいと思います。 通産省のガスの規制は、ただいま保安局長からお話がありましたように、昨年の十一月中にはコスモス計画というものをやられた。その後、ことしの二月、三月において
○櫻井委員 それでは保安局長にお尋ねいたしたいのでありますが、新潟地区のガスの採取について通産省で規制をされ、最後の規制が十一月に行なわれたわけでありますが、この十一月中の収縮量のデータは出ておりますか。十一月一日から後の報告が参っておりますか。
○櫻井委員 文部省に要求いたしたいわけでございます。 ただいま三十五年度予算の各省の要求がなされておると思うのでありますが、文部省はどのような要求をして、どのような折衝段階にあるかということを調査するため、一つ資料を次の委員会に提出をいたされるように準備をお願いしたい。以上であります。
○櫻井委員 私は、ただいま説明されました法案についての討論を行ないます。 最近におきまして、学校の生徒、児童の学校の管理下におけるところの災害が頻発をいたしまして、それに対しまして何らかの救済の道を講ずべきであるという全国的世論が巻き起こりまして、わが党といたしましては、いち早く児童、生徒の災害法、いわゆる罹災法といわれる法律案を昭和三十年の七月二十七日、第二十二回の国会に提案をいたしました。その
○櫻井委員 人事管理について非常に貴重な資料を得られたと言われる。こういう点についてはもう少し私は突っ込んで質問をしたいのですが、大臣に聞いても、これは今のような答弁では、これはまた大臣もおわかりにならぬと思いますから——それでは、今日日本の政府がとっておる勤務評定という方式が果して多数の支持を得ておるかどうか。大体世界的常識から見て、この日本の勤務評定様式というものが、一体どういう評価を得ておるのかということ
○櫻井委員 大臣のこの間の日教組に対する言明のあの気持というものは、今のお言葉でわかったわけですが、それではこの勤評の本質というものについてのあなたの認識というものがないのです。ただ、勤評というものは何もむずかしいものではないではないか、この形式から、書き込もうと思えば書き込めるし、そんな、なかなかめんどうくさいようなこともない。やろうと思えばやれるのだ、そういうのをやらないで反対々々と言ってすわり
○櫻井委員 大臣が午後何か所用があるということで、大臣の質問を午前中に集中してくれ、こういう申し出がありますし、先ほどの理事会でも一応そういう線を了承いたしましたので、私の質問は大臣についての質問だけをいたしまして、その次の質問者もまた大臣に対する質問があるそうでありますから、そこに一応譲りまして、だから私の質問は一応打ち切りということで、途中でやめて、午後の部にまた質問をいたしますから、それを御了承
○櫻井委員 そうすると、早い機会に規制をされる。この規制は、通産省の規則でなさるわけですか、鉱山保安法によって規制をされる、こういう形をとりますか。
○櫻井委員 この七万五千立米、これは通産省がなさったのではなく、業者が自発的にこれはもう昨年の暮れからやっておる。問題は、その後の差引十三万立米くらいの量になりますか、これを一体いつ規制なさるのか、これが問題であろうと思うのです。今のようにあなた方の方は早急にやる、こういう御答弁でありますが、一向具体化していない。もし具体的な状況というものがあったら、局長の方から、この前の委員会後において、あなた方
○櫻井委員 私は、新潟県の地盤沈下に伴うガスの規制の問題について、大臣にお伺いをしたいのであります。 この前の当委員会においても、私はこの問題について質問をいたしましたわけですが、六月二十四日の科学技術庁の発表によりまして、沈下の主要な原因がガスの採取にある、沈下水の、深層部における多量かつ急激なる揚水にあるという結論が一応出たわけであります。そこで、この前の商工委員会で、大臣に、そのような報告の
○櫻井委員 私は先般本会議で緊急質問をいたしたわけでありますが、その各大臣の答弁につきまして、特に通産大臣の答弁につきまして、詳細の点について御質問を申し上げたい。大きな点につきましては先ほど大臣自身からお伺いしたわけでありますが、特に鉱山局長に私は質問をいたします。 この新潟の地盤沈下は先ごろ科学技術庁から発表になりましたように、地下水の急激にして多量な揚水に原因の大半がある、こういうような、これは
○櫻井委員 もう一つお急ぎのようですから簡単に、重点的に申し上げますか、これを規制するということになるとやはり大きな、千メートル、千二百メートル下からたくさんの地下水をくみ上げておる、こういうところを規制することになるわけでございましょうが、そうするとそれは今そういうガスの採取によって御承知の通りあそこに、新しい化学工業が起きておるわけです。こういういわゆるガス化学産業というものが致命的な打撃を受けるというここが
○櫻井委員 実は、一日の本会議の私の緊急質問についての大臣の答弁につきまして、もう少し確かめておきたいと思うので、今御質問申し上げるわけですが、例の地盤沈下の問題です。大臣も時間がないようでございますので、法律の解釈についてはあとで鉱山局長、保安局長を呼んでおりますので、そこで十分追及したいと思いますが、あなたの答弁の中の最後の方に、「新潟市の相当広い場面について、いかなる規制をしていこうかということを
○櫻井奎夫君 私は、日本社会党を代表して、新潟地区における地盤沈下に関する諸問題について緊急の質問を行わんとするものであります。(拍手) 今日、近代産業の発達はますます著しく、その国民に及ぼす恩恵もまた甚大であることは言を待たないところでありますが、反面、地域住民に及ぼす公害の影響もまた次第に顕著になりつつある事実を認めぬわけには参らないのであります。すなわち、工場の煤煙による空気の汚染、排水による
○櫻井委員 次回の委員会のおおよそのめどを御決定いただくと都合がよいかと思います。今の委員長の急に招集する場合もあるということを含めて、六月のいつごろにするかという、上旬か中旬かおおよそのめどをここで決定していただくと皆さん都合がよいと思います。
○櫻井委員 議事進行。社会教育法の問題につきましては、私ども質疑の通告は今の段階ではしていないかもしれませんが、質疑があるということはしばしば言明をいたしております。しかもそのために、ただいま木村理事とも打ち合せして休憩を求め、そこで今後の運営をいかにするかという話し合いをしよう、こういうことで、社会教育法は重要法案であるがゆえにわれわれは全員質疑をいたします。その点は明確にそういう答弁をいたしておきます
○櫻井委員 議事進行。委員の出席を見ますと、委員会が始まるときだけは、政府与党の方は辛うじてわれわれと同数の委員をそろえていたが、審議が始まると、今はたった一人しかいない。このような状態では審議を続けるわけにいかない。われわれは休憩を要求する。
○衆議院議員(櫻井奎夫君) ただいま議題となりました地盤沈下対策特別措置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 近年来、地盤沈下による直接、間接の災害が続出しておりまことに憂うべき実情にあります。たとえば新潟市においてはここ十数年間に一メートル数十センチをこえる沈下が記録され、海湾施設等の一部はすでに水中に没し、また市街地におきましてもその直接の災害が現われているのであります
○櫻井奎夫君 ただいま議題となりました地盤沈下対策特別措置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 近年来地盤沈下による直接、間接の災害が続出しており、まことに憂うべき実情にあります。たとえば新潟市においてはここ十数年間に一メートル数十センチをこえる沈下が記録され、港湾施設等の一部は、すでに水中に没し、また市街地においても、その直接の災害が現われているのであります。しかも
○櫻井委員 仰せの通りであると思うのでありますが、実は経済企画庁設置法の一部を改正する法律案といたしまして、経済企画庁に地盤沈下対策審議会を、同時に九州地方開発審議会を置く、こういう法律案が今日これは衆議院を通過いたしまして、参議院の方に送付されております。この経済企画庁に審議会を置くということは、これは今回に始まったことではなく、すでにもろもろの審議会が置かれておるのであります。たとえば離島振興対策審議会
○櫻井委員 助役五十嵐参考人の御意図はわかりました。そういう意味の発言でございますならば、私も了承をいたす次第でございます。 次に北村参考人にお伺いいたしますが、これはやはり県としても市といたしましても、しばしばあなた方か陳情しておられる通り、これだけの膨大な工事量になりますれば、当然地元の負担が大きくなりまして、この負担に耐えない、これはおっしゃること、もっともだと思うのであります。しかし、この
○櫻井委員 新潟地区の地盤沈下の問題につきまして、参考人の皆さん方に御質疑を申し上げたいと思います。 実は、当商工委員会におきましても、昨年地元の方々の非常な御要望によりまして、十二月初旬であったと思うのでありますが、委員を派遣されて、つぶさに現状を御視察願ったわけでございます。そのとき私も御同道申し上げたわけでございますが、その後実は去る十四日新潟市におきまして国民年金の問題についての公聴会がございまして
○櫻井委員 この問題は、もっと詳細にわたってわが党の中村高一君から質疑をなさるはずでありましたが、中村君は本日北海道に出張のために、私はこの前の予算委員会において残しておいた問題点にだけ触れ、この問題についてはさらに追及を続けるということをここに申し上げておきます。まず、次官も大体全貌は御承知であろうと思うのでありますが、二億七千万円の募金のうちに一千数百万円にわたるところの金が不正に不当に、受取証
○櫻井委員 それでは質問いたしますが、実はオリンピック後援会の不祥事件、この件について私は予算委員会において直接大臣に御質問を申し上げました。しかし時間の関係上なお二、三の問題点も残しておりますので、それをさらに続けて本委員会で御質問を申し上げたいと思います。次官では御答弁ができないと思うのですが、御答弁できますか。