1971-05-24 第65回国会 参議院 内閣委員会 第22号
○国務大臣(橋本登美三郎君) 数としてはそう大きな数ではございませんので、経済上の問題は別の問題でありますが、その就職関係の経緯からかんがみまして、はたしてそれまで救済することが妥当かどうかという問題、しかし、いまおっしゃったような当時の就職状況のこともあるようであります。その点につきましてはお気の毒でもありますからして、十分従来も努力してまいりましたが、その点今後とも関係省ともよく打ち合わせて努力
○国務大臣(橋本登美三郎君) 数としてはそう大きな数ではございませんので、経済上の問題は別の問題でありますが、その就職関係の経緯からかんがみまして、はたしてそれまで救済することが妥当かどうかという問題、しかし、いまおっしゃったような当時の就職状況のこともあるようであります。その点につきましてはお気の毒でもありますからして、十分従来も努力してまいりましたが、その点今後とも関係省ともよく打ち合わせて努力
○国務大臣(橋本登美三郎君) お気の毒でありますので、その点につきましてもいろいろ検討いたしましたが、他の関係各省との関係もありまして、なお検討中であります。
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。 この法律案は、公共企業体の共済組合が支給しております旧国家公務員共済組合法及び公共企業体職員等共済組合法に基づく既裁定年金の額につきまして、このたび、別途国会に提案されました恩給法等
○橋本国務大臣 いま自動車局長の答弁で尽きておるようでありますが、とりあえず自動車整備振興会ですか、これをひとつ大いに活用したい。研修センターというものをつくるということは、国がつくるならば予算的な措置も必要でありますから急にはできませんが、振興会がそれにかわるような臨時的な措置でもいいですから、年に何回かやはりそうした関係者のいわゆる研修というものをやることが、これはその意思さえあれば可能だろうと
○橋本国務大臣 いろいろ理論的なことを申し上げると、お互いに議論も尽きないほどあるわけでありますが、私もその考えを持っております。ただ、やっぱり根本問題は、要するに運転手さんのほうからいえば、簡単にいえば、親子三人で十万くらいの収入があるようなことを考えてくれ、親子三人で、こういう重労働であって神経を使うのだから、普通の会社員とは違う、だからせめて十万くらいの収入があるようにしてくれ、根本はこれだと
○橋本国務大臣 船員局長からいろいろ説明があったと思いますけれども、御承知のように、日本の港は世界の船がたくさん入ってまいります。もちろん日本の船も相当の量があるわけでありますけれども、これは最近いわゆる大きなタンカー等がありますので、ことに日本はいま輸入国でもありますから、大きな船が入ってくる。それに従ってやはりパイロットの必要性がある。ただ、当時ああいうような閣議決定になりましたのは、一つは外国
○橋本国務大臣 ただいまのいわゆる日本航空と国内航空との清算問題ですが、これはもちろん新会社もその債務負担行為については了承いたしております。かつまた、今回の合併までに決定はできませんでしたが、十月という期間を切りまして、運輸省が推薦する第三者を含めてそこでこの問題を決定をいたしますので、少なくとも国の税金等に対して、日本航空に不必要な損害を与えることはないという確信のもとに今後の清算事務を進めてまいりたいと
○橋本国務大臣 お話しのように、最近飛行機を利用するお客さんが激増してまいりまして、大体昭和六十年度を目標として考えますと、国内旅客飛行機利用者は一億二千万人になるであろう、現在に比べまして、大体において十二倍ぐらいの増加になるのではないだろうか。こういう大きな長期見通しに立って考えますと、従来の五カ年計画ではとうていこれは達成できないということがまず一つと、第二の問題は、御承知のように、ただいまお
○橋本国務大臣 決算の大要を御説明申し上げる前に、今回の国鉄並びに私鉄ストにつきまして、関係の皆さん、国会の皆さんにたいへんな御心配をかけたことにつきまして、心からおわびを申し上げます。いずれこの問題は御質問がありましょうからして、あとで国鉄あるいは私のほうからお答えする機会があろうと思います。 昭和四十四年度の運輸省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして、その大要を御説明申し上げます。 まず
○橋本国務大臣 輸送機関の安全性の確保は、輸送行政においてきわめて重要な問題であります。自動車の事故防止対策についても、従来から諸施策を講じてきておりまするが、ただいまの決議の内容につきましては、その趣旨を十分尊重し、誠意をもって実施に当たる所存であります。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 考え方としてはおっしゃるとおりでありますけれども、ただ、これは政府並びに国鉄当局にももちろん責任がありますけれども、何といっても組合といいますか、従業員——これは車を動かすのでありますから、したがって、一生懸命に政府あるいは国鉄が説得をし、かつまた努力をし、あるいは運転確保を努力いたしましても、きょうあたりの状況では三〇%に満たないという状況でありまして、一部の組合の諸君
○国務大臣(橋本登美三郎君) これは経済的な影響、精神的な損害を与えたことは事実であります。しかし、それに対する救済規定といいますか、そういうものが法律においても規定されておりませんだけではなく、実際上の問題として、国鉄あるいは国の財政事情から見まして、精神的な損害をどうすべきか、経済的な損害をどうすべきかという問題については、どうも不敏の身でありますが、これはなかなか結論としてはお答え申し上げる力
○国務大臣(橋本登美三郎君) 法律を無視して本日ストライキが行なわれたことはまことに遺憾千万であると同時に、これを利用なさる国民の各位の方々に不便を与えましたことに対しては、まことに申しわけないと思っております。 御承知のように、いわゆる公務員に関して、あるいは国鉄等に関しては、ストをしてはいけない、そのストをしてはいけないというかわりに、調停機関あるいは裁定機関というような法律上定めました方法によってお
○橋本国務大臣 ただいま附帯決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って十分検討いたしたいと存じます。
○国務大臣(橋本登美三郎君) お答え申し上げます。 沿岸海難事故が相当の数にのぼっておることは、まことに残念であります。またお話しの北洋海域を中心としました海難事故を調べてみますと、過去三年間で千百十六件にのぼっております。これに伴う人身事故は三百八十二名でありまして、まことに遺憾でありまして、この点大いに反省をし、全体の措置をとっておるわけであります。これは御承知のように、藤原さんも北海道御出身
○橋本国務大臣 お話は、原則として許認可事項に関する事務の停滞の問題だろうと思います。 お話しのように、許認可事項というものはあまり複雑多岐、あるいは時間を要するような問題でありますと、いわゆる一般国民から、運輸行政その他一般行政等も同様でありますが、不審を抱かれる。これはまことに遺憾なことでありますので、ものによっては、昨年来から許認可事項の整理をやってまいっております。あるいは各種行政につきましてもできるだけ
○橋本国務大臣 お話しのように、自重計を取りつける義務が一部の車に対してはあるわけでありますから、せっかくの法律によって交通安全を期しよう、こう考えておるのでありますから、お話しのように、自重計の開発は非常に重要でありますから、積極的に通産省とも連絡をとって、あるいは民間の研究グループがあればそれらとも十分連絡をとって、御期待に沿うように努力したいと思います。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 昭和四十四年度日本国有鉄道決算書を国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。 昭和四十四年度における日本国有鉄道の運輸成績は、旅客輸送人員で対前年度五%減、輸送人キロで二%減、貨物輸送トン数は対前年度横ばい及び貨物輸送トンキロは二%増にとどまりましたが、収入においては、旅客収入において、昭和四十四年五月十日に実施した運賃改定の影響もあって対前年度一八%
○橋本国務大臣 お話しのように総合交通体系、これは非常に大事な問題でありまして、ことに大都市及びその周辺における通勤関係の交通体系、これはたいへんに重要な問題でありまして、目下運輸省でもこれが素案をつくるための検討を続けてまいっております。 いまの御質問、二つあると思いますが、一つは、やむを得ず通勤用にマイカーの諸君が使っておる、好きこのんで自動車を持つわけじゃないのだというお話で、こういう者に対
○橋本国務大臣 いま松木さんからお話がありましたように、ボーナスをもらったときに頭金で買いますから、車検が六月とか十二月には相当多くなると思います。しかし第二年度からは一カ月前——現行の規定では一カ月前から車検をすることができますから。しかし一カ月でも、だんだん車は多くなってまいりましたからたいへんだろうと思いまして、省令改正をやりまして、四十五日ぐらいの事前の余裕を置きたい、そうしてできるだけ車検
○国務大臣(橋本登美三郎君) まあ営団及び私鉄にはストライキ権がありますので、これを押えつけるという、力ずくで押えつけるというわけには実際上できません。しかしながら、大衆の足といいますか、皆さんが非常に困る、こういり場合において、そのストライキの全体に影響はしないと、が、しかしながら、乗客には、その部分をはずしてもらえるならば、これはまあおそらく良識ある行動として地下鉄、営団の労働組合も一般の称賛を
○国務大臣(橋本登美三郎君) 実はこの問題を中心にして、数日前に長時間にわたって関係者を集めまして、とことんまで検討してみたのであります。私は一応乗客の立場から、当局に対して反論の立場に立ってこまかい点——この点だけでなく、東京都内にも数カ所問題があります。こういう問題になっているわけじゃないが、いわゆる検討すべき対象はある。関西にもあるわけでありますが、結局、現行の運賃制度のもとにおいては、どうも
○国務大臣(橋本登美三郎君) いま瀬谷さんから政治的な判断とのお話、これは政治的な判断じゃなくて、運賃法という法律に従って現行処理しておりますから、運賃法の上でできるかできないかという問題だと思うのです。したがって、これは私が答えるよりも鉄監局長が答えたほうがよろしいと思いますが、ただ、我孫子から日暮里まで西日暮里を経由して行く場合の通算のしかた、これは国鉄がありますから別ですが、その場合には、これは
○橋本国務大臣 問題は、ストライキは会社側に不利益をもたらすと同時に、やはり一般の社会問題として取り扱うという目的でしょうから、したがって、綾瀬と北千住がただ契約がどうのというだけてなくて——契約の問題もありますが、そういうことじゃなくて、所有権が営団にある。したがって、それが単に契約でもって片がつくならば、地下鉄の乗り入れているところを全部契約でやってしまえば、これは問題はないわけです。だがそれができないのじゃないですか
○橋本国務大臣 どうも私、こまかい点はよく承知していないので……。ただ単なる契約だけの問題じゃないと思います。綾瀬から北千住は営団の建設費によってつくられたものであります。したがって、いまそれを国鉄が買収してしまうということになれば、これは別問題だと思うのですが、それが、いまの場合においてこれをやれば、一種のスト破りになる心配もあります。 〔発言する者あり〕
○橋本国務大臣 常磐線の問題、皆さんにたいへん御心配をかけて、まことに恐縮に存ずる次第であります。 私も陳情を承っておりますからして、関係通勤者の不満の点はよく承知をいたしております。この問題につきまして、私も一市民のつもりで、通勤者のつもりで、この事件が起きましたあとで、関係者を集めまして数時間にわたっていろいろと忌憚ない意見の交換をいたしました。私はやるときには、単にああせい、こうせいというだけじゃなく
○国務大臣(橋本登美三郎君) 基本的にはやはり貨物総量とにらみ合わして、どれぐらいの船を確保すべきかという点の具体的調査検討が必要と思います。その上に立って、現在のいわゆる古い船というものはどこまで整理されるべきかということによって必要トン数が出てまいりましょうから、その必要トン数をどういう形でもってこれを確保するか、もちろんこれは開銀の資金なり等を十分に考えていかなければならぬと思います。はたして
○国務大臣(橋本登美三郎君) 総合交通体系については、秋までには大体のところをきめなくちゃならないと思いますが、いま内航海運が苦境におちいっております最大の原因は、この十年間におけるやっぱり陸上交通網の発達、特に道路交通網の発達、トラックの発達によって、かなり荷物が陸上によって輸送がまかなわれてきたわけであります。これが大きな最大の原因である。しかし、昭和六十年といいますか、の時点で考えますというと
○国務大臣(橋本登美三郎君) お話のとおりでありまして、従来、海国日本とか、われら海の子というようなことばが、われわれ一般の国民にもよく使われたものでありますが、最近はあまりわれら海の子ということばは使われなくなってしまって、海国日本のほうはまあ一応使われておりますけれども、その点、いわゆる国民総運動としての海に親しむ運動あるいは海を愛する、こういう空気が昔と違ってだいぶ下火になっておるのではないか
○橋本国務大臣 海運企業にいたしましても、これは国策ではありますけれども、あくまで自主的な努力によって自立体制ができることが望ましいわけであります。したがって、四十六年度におきましても、この内容につきましては、御承知のように多少改定をしてまいりましたが、四十九年度の時点でどうなるかということは、残念ながらいま、確定的にやめるとかやめないとかいうことを申し上げる段階ではございませんが、今日のいわゆる海運業界
○橋本国務大臣 今回の事故につきましては、まず死者の方々に対して心から御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々に対しまして謹んで哀悼の意を表する次第であります。 〔宇田委員長代理退席、委員長着席〕 また負傷者の方々に対しましても、一日も早く回復されんことを祈念してやみません。 労働災害問題は、もちろん一般的にいえば労働省の所管でございますが、船舶行政を扱うわれわれといたしましては、造船関係事業場
○橋本国務大臣 お話しのように、確かに中小造船業者及び内航海運業者は、船の建造については苦労をしておるようであります。これはかつては、いわゆる中小企業業者もよかったのでありますが、この十年この方、一つは道路等陸上交通が非常によくなった。したがって、トラックの非常な激増を来たしてお客さんを取られたために、なかなか自力で、いわゆる代替建造とか整備をするということは非常にむずかしくなりました。 それで、
○国務大臣(橋本登美三郎君) もちろん、こういう場合を将来ともに予測して運輸省はかってな立場からこれを処理するということは、これは避けるべきだと思います。したがって、今後の処理につきましては多少の時間をかけましても——これもだいぶ時間をかけたのですが、なお両者の説得と申しましょうか理解を求めて、そうして一本の答申案を得て処理をしていく、こういう方針は堅持してまいりたいと思います。
○国務大臣(橋本登美三郎君) まあ審議会、それぞれの性質によって違いますけれども、この種の審議会は——まあ私、私見で申すなれば、利害が対立するような状態で構成されるということは必ずしも妥当でないんじゃなかろうか。そうでなくて、やっぱり学術経験者といいますか、もちろんそれは通信士の経験のある人も入っていなくちゃなりませんけれども、そういう利害を離れた人によって構成されておれば、まあ大体は一本の答申案ができるんじゃないか
○国務大臣(橋本登美三郎君) これは甲種——まあ甲種、乙種を問わず船舶通信士の問題ですが、理論から言いますと、私は、船舶通信士はいわゆる大型であろうと小型であろうと、船自身が大きい小さいにかかわらず、技術の進歩に従って相当のレベルのものでなければならぬと、そういう意味において実は船舶通信士を甲種、乙種と分けることがほんとうに正しいのかどうか、機械が変わってくるんですから。たとえば航海士といいましょうか
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま御採決いただきまして、ありがとうございました。 なお、委員会において質疑いただきました条項につきましては、十分今後とも政府としては善処して、御意思に沿いたいと存じます。 —————————————
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま議題となりました船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 近年、わが国海運業及び水産業の発展は目ざましいものがあり、船腹量は著しく増加しますとともに、船型の大型化、近代化機器の導入等船舶における技術革新が大きく進み、また、わが国及び外国の沿岸の航行援助施設も相当整備拡充されてきております。 しかるに、現行の船舶職員制度におきましては
○国務大臣(橋本登美三郎君) お話しの具体的な事実については、私も現場を承知いたしませんので、ちょっと具体的な回答はむずかしいのですが、ただ、おそらく私の知識でもってすれば、当然駅前タクシーの必要があれば、その申請がなされなければならぬと思います。その駅前タクシーの申請があったにもかかわらず、運輸省がこれを許可しないということであれば、これは運輸省の責任であります。あるいはまた駅前タクシーを許可する
○国務大臣(橋本登美三郎君) 私もタクシーに乗る機会が非常に多く、一日一回の割りで乗っております。自家用車を持っておりませんので、ことに個人的な私用の場合にはタクシーを利用しておりますから、一日一、二回はタクシーに乗っております。私は、タクシー問題は非常に重要な問題でありますから、就任以来、タクシー研究班を運輸省内につくらせまして、そこでこの問題の検討を進めてまいったわけでありますが、先ほど自動車局長
○国務大臣(橋本登美三郎君) いま御質問の趣旨につきましては、ただいま自動車局長からお答え申し上げたように、業界としては、大会でいわゆる大幅な運賃改定の申請をすると、こういう決定でありましょうし、もちろんその内容についてもおそらく大会の決議においては、たとえば推定でありますが、労働賃金の高騰及びガソリンの値上げ等、まあいろいろの問題を理由として多分決議がされたと思いますが、ただ運輸省当局に対して正式
○国務大臣(橋本登美三郎君) だんだんのお話を聞いておりまして、最初に監督の立場にある運輸省、その責任者である私としては、まことに相済まぬ事情であると考えまして心からおわびを申し上げます。お話しのように、このような事態に対して従来運輸省もあるいは各企業も十分な対策を考えておらなかったと思います。もちろんこれにはいろいろの事情がありますけれども、一つには、いまの企業体のあり方が、御承知のように、国際航空
○橋本国務大臣 お話でありますが、どうも政策以前の問題のようでありますね。現在の定額制度の法律があっても、なおかついまおっしゃったような事実がありとすれば、これは別の問題として考えなければならぬ問題で、いわゆる交通総合体系の上からいえば、中長距離は鉄道で持っていかなければならぬ。そして中短距離はトラック輸送でやる、これが原則だと思うのですね。しかし現実の問題としては、いわゆる荷主の強力なる力がありましょうが
○橋本国務大臣 必ずしも大出さんのおっしゃるように、運賃の値引きをやらせようという目的でこの改正が行なわれたわけではありませんで、先ほど来業務部長からも話がありましたように、一つは輸送形態が変わってきたということ、そういう変わってきた状態に対して、従来の定額制度では運賃の定めようがないということが一つの理由であります。 この条文にもありますように、第二十条の二項の中で「運輸大臣は、前項の認可をしようとするときは
○橋本国務大臣 お話のように、許認可の整理は、ある部分においては運輸政策の基本にも関連する点は含んでおります。ただ、今回の許認可の整理については、これはかねてから行管から指摘がありましたように、国民の負担の軽減及び行政機関の繁雑な問題を現状の立場においてできるだけ解決するものは解決していくようにという指示もあり、事実また、従来相当の期間放置されたままのものもございますので、そういう時勢に伴っての改正
○橋本国務大臣 船舶職員法の一部を改正する法律案につきまして、慎重に御審議の上ただいま御採決をいただきましたこと、まことにありがとうございます。 本法の施行にあたりましては、当委員会の審議の経過にかんがみ、また当委員会において修正案成立の経過に照らしまして、御趣旨を体し万全を期してまいる所存でございます。
○橋本国務大臣 いろいろと貴重なる御意見を拝聴いたしましたが、お話しのように、これからの船の内容等も近代化されてまいりますので、これは無線通信士に限らず、全体的に教育の内容は積極的に向上させなければならぬと考えております。それらの点につきましては、最善の措置を将来ともに講じてまいりたい、かように考えます。
○橋本国務大臣 お話しのように、われわれも甲乙丙というつけ方を子供のときにやられたわけでありますが、近ごろは点数、五点とか四点とか三点とかに変わってまいりまして、お話しのように、あまりいい名前ではありません。これは古い一つの呼称の言い方でありましょうけれども、直ちに法改正の中でこれを変えていくかということになりますと、いろいろの問題がありましょうが、しかし、お考え方はもっともでありますし、私もあまりこの