1971-04-16 第65回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
○橋本国務大臣 帯広は御承知のように陸運事務所でございますから、あるいはタクシーの許認可の問題については、局長が申しましたように、十分なお答えができなかったと思います。同時にまた本省といたしましても、当時私が命令しましてから検討しておりまして、十一月の中ごろやっと方針がきまったものですから、十分下のほうにも徹底していなかったと思います。しかし国政調査でいらっしゃるときに、これはおそらく本省のほうにも
○橋本国務大臣 帯広は御承知のように陸運事務所でございますから、あるいはタクシーの許認可の問題については、局長が申しましたように、十分なお答えができなかったと思います。同時にまた本省といたしましても、当時私が命令しましてから検討しておりまして、十一月の中ごろやっと方針がきまったものですから、十分下のほうにも徹底していなかったと思います。しかし国政調査でいらっしゃるときに、これはおそらく本省のほうにも
○橋本国務大臣 それはいつごろの話ですか、おいでになったのは。
○橋本国務大臣 前の国会で申し上げました方針は、いまなおその方針を堅持してまいっております。したがって、当時私の考え方を申し述べましたが、その原則に従って、その後審査の簡素化等につきましては、十分に自動車局をして、これを制度として考えさせまして、役所のことでありますから私が言ったことが右左になかなかすぐ実現はできませんけれども、昨年の十一月過ぎと思いますが、簡素化の方針を決定いたしまして、そして今日
○橋本国務大臣 これは技術的の問題でありますので、実際の運用上種々の問題があろうと思います。ただ、たとえば飛行機のパイロットの場合も、いわゆるジェットエンジンを動かす操縦士、そういう場合におきまして、国際的な、といっても遠距離国際ですね、それを動かす操縦士も、それから幹線、といいますれば札幌から福岡まで、これは国内幹線航空路といっていますが、その操縦士も、同じような資格の人ではあるわけですが、ただ、
○橋本国務大臣 いまちょうど和田さんがコンピューター関係に触れましたので、実は先ほどちょっとそれに関係してお答えしようと思ったのですが、甲種、乙種という内容ですが、私も詳しいことはわかりませんけれども、甲種、乙種の違いは、たとえば五百ワットの機械を扱う点においては、甲種であろうと乙種であろうとその技能においては差異はない、こう理解していいわけですね。ただ、それ以上の大型を扱う場合においては、これはやはり
○橋本国務大臣 法改正の目的についての考え方、多少私、事務当局とはニュアンスが違うかもしれませんけれども、需給関係、もちろんこれは局長も、需給関係を原因にしておるんじゃないと、こう言っておるようでありますから、あるいは違っておらないかもしれませんが、ただ通信士、機関士の場合も、こういう技術関係の者は同様でありますが、いわゆる技術の開発が進められてきて、それ自体が高度のものに進んでいく場合、これを取り
○国務大臣(橋本登美三郎君) ごもっともでありますから、これははっきりと省議等で方針をきめまして、事前協議をするということを前提にして、そうしてそのあとで意見を尊重しながら許可する、こういうことにしたいと思います。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 具体的な問題のお話が先でありますが、一つの基本的なものの考え方としましてはですね、日本は御承知のように陸上、陸地が非常に狭いわけです。ただ幸いなことに、非常に海岸線を、これはアメリカ合衆国よりも長い海岸線を持っておるんですね。そういう意味において、総合交通というものを計画する場合においては、非常に日本は地理的条件はよろしい。ただしかし、国自身が十分なる消費を必要としなければこれは
○国務大臣(橋本登美三郎君) 瀬谷さんの御意見ごもっともでありまして、大体私たちのほうで昭和六十年の時点で考えておりますものというと、先ほど港湾局長から説明がありましたように、少なく見積もっても貨物の総量が十億トンぐらい、東京湾を中心にして扱い量がなるのじゃないだろうか。人によっては、十一億トンとか、それ以上言っている人もありますが、少なくとも十億トンぐらいあるだろう。現在は四億トン程度扱っているわけですが
○橋本国務大臣 久保さんのお話、わからぬことはありませんけれども、この法律の改正の趣旨は、ただ人の需給関係だけに重点を置いて法律改正を出したわけではありませんでして、先ほど来関係局長が答弁いたしておりますように、最近における技術革新といいますか、これは私も現在つくっておる大型船等を見ましたけれども、御承知のようにモータリゼーション、省力化によって、かえって人間の不確実な知識にたよるよりも、かなり高度
○橋本国務大臣 海技審議会の答申が、反対意見を含めて二つの意見の答申が行なわれたわけでありますけれども、前にもそういう例があるようであります。 そこで問題は、こういう技術的な問題でありますからして、この技術に対する信頼度の問題も、これは立場を異にすることもあろうと思いますが、政府としては、その反対意見として盛られたものにつきましても、これは他の方法でいろいろ救済する余地も考えられる。同時にまた、最近世界
○橋本国務大臣 ただいま議題となりました外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 経済協力開発機構の造船作業部会におきましては、かねてから、各国造船業間の競争条件を均等化して国際的な造船業の秩序ある発展をはかるべく話し合いが進められてまいりました。その結果、その第一歩として、一昨年、まず輸出船信用条件に関し船主負担の頭金、延べ払い金利等の統一
○国務大臣(橋本登美三郎君) 全く赤字対策とは考えておりません。したがって、料金の決定につきましても各方面の公正な意見を聴取した上で、その上で運輸省がこれを決定すると、もし実際にやることになりますれば、そういうことによってやりますので、いわゆる赤字のために収入を得るという目的でやるものではないことはもう明確であります。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 具体的な計画は国鉄でありますので、私から内容等については具体的な説明ができませんが、国鉄当局の説明によりますと、現在レールで運んでおる運賃よりも二割ないし三割引き下げることができると、こう言っております。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 先ほど竹田さんから縄張り争いじゃないかというお話でありますが、まあ特に縄張り争いというわけでもありませんで、いわゆる新しいことが出てまいりますれば、いずれともきめがたい問題が出てくるわけであります。たとえば今度のパイプライン輸送のごときは、輸送事業か供給事業かということで、まあこれは閣僚としてもお互いに意見の交換をすることは当然でありますから、ただ一回だけの会議ではまとまらなかったというだけの
○橋本国務大臣 たいへん貴重な御意見を拝聴しまして、参考になりましたので、五カ年計画の中で十分、改善すべきものは改善していきたい。ただむやみに地方空港をふやすのはどうかと私は考えております。ある意味においては、実際上整備できないものは多少は整理してもいいと考えておるわけであります。というのは、何といっても、お話のように非常に危険な仕事でもあり、航空安全というものは非常に大事な問題ですから、いわゆる薄
○橋本国務大臣 大体航空局長からお答えいたしましたが、この航空料金の値上げにつきましては慎重な態度で処理したいと存じます。ただ、ただいま説明がありましたように、たとえば国鉄のようなものになりますと、従来ほとんど国の出資がなくて受益者負担であれだけの事業をやっております。航空事業は当初開発の時期でありましたから、かなり国が飛行場の整備については金を出す、あるいは地方団体の金で対処してきたのでありますが
○橋本国務大臣 成田空港の建設につきましては、御承知のとおりに昭和四十年度に決定をして、それ以来工事進捗の日取り並びに保安関係等も十分吟味し、あるいは百里との関係のエリアの問題につきましても、当時十分な話し合いの上において成田に決定をする、こういう万全の措置を考えてやってまいったことでございますから、おっしゃるように、必ずしも飛行機の増勢に対して十分とはいえないかもしれませんが、しかし人命を守りかつまた
○国務大臣(橋本登美三郎君) まあ国鉄再建基本方針は四十四年の九月に閣議決定をみているわけであります。これは抽象論でありますからどうにでもとれるような方針ではありますけれども、基本方針は決定しておるわけです。おそらく三木さんの御質問は、四十六年度の予算では抜本策と言えぬじゃないか、こういう御質問が中心だろうと思いますが、いうなれば、まさしくそのとおり抜本の予算案ではない、大蔵大臣も予算委員会で答弁しておりますように
○国務大臣(橋本登美三郎君) まあ原則は、やる場合はそうなんですが、高松飛行場の場合ですね、二千メートルの滑走路をつくる必要があるかどうかということが、これ、大きな問題で私は出したわけなんです。で、しかもいま新幹線をつくる場合も、この線まで工事計画をする、整備計画をするときには、五年後には大体ぺイするという原則をもってやるわけなんですね。ですから、飛行場も同様なんです。これが何十年たってもペイしないような
○国務大臣(橋本登美三郎君) もちろんこれは地元へ、飛行場をつくる場合には地元の意見を十分に聞き、またトラブルのないようにしてできるだけ検討しなければならないということは当然である。ただ、それに幾ら金をかけて、そうしてやるかどうかという問題になると、私はもちろんこれは国費もだいぶ空港建設には使っておるわけでありますけれども、やっぱり建設費の効率ということも考えなければならぬだろうし、あるいはまた使用都市
○橋本国務大臣 御承知のように新幹線計画につきましては、東北線が盛岡まで、上越は新潟、また成田新幹線、この三つが二月五日鉄道建設審議会の答申をいただいたわけであります。御質問の趣旨は、その始発駅の問題がどうなっておるだろうかということのようでありますが、何せまだ整備計画をこれから決定する段階でありまして、工事計画ができるのはおそらく九月ごろになるだろうと思います。その時点までいろいろ検討を加えなければなりませんが
○橋本国務大臣 いま航空局長が答えましたよううに、一九七〇年代といいますか、これから数年後あるいはもっとたつかもしれませんが、アジア近辺といいますか、極東地域の民間航空というものはかなり広く設定されるであろうと思います。そうなりますと、沖繩が国際飛行場としての役割りを持たなければならぬと考えておりますので、できれば何といっても運輸省の民間航空基地として使うということのほうが適切だと思います。 第二
○橋本国務大臣 原則として伊藤さんのおっしゃることはごもっともだと思います。ただ、自衛隊であれ運輸省であれ、国の機関であると同時に日本の将来を考えたそれぞれの政府機関でありますから、したがって一方的な主張も実際上の問題としてはむずかしい問題があろうと思います。のみならず、先ほど航空局長が答弁しましたように、三〇%をこえる需要が最近ずっとふえておるわけですけれども、総合交通体系という点から考えて飛行機
○国務大臣(橋本登美三郎君) たいへんごもっともな御意見であります。従来もこの参考人としては呼んでお聞きしておるんですが、まあそれだけでなく、正式の委員とかなんとかいうことは別にしまして、何か相当の時間そういう関係者に集まってもらっていろいろ相談して、そうしてこれは協力を仰がないと、国の費用だけでこれをやっていくということは実際上できませんので、どうしても従来からある既設の整備事業者の力を活用するというためには
○国務大臣(橋本登美三郎君) ごもっともな話でありまして、従来まあ運輸省は六人以上というところに目標を置いてまいったのですが、中小企業庁といろいろ交渉を進めてまいりまして、せんだっても衆議院の委員会に中小企業庁から関係者が出まして、運輸省からはどうしても六人以上にしてもらいたいという交渉を受けておると、それについて、まあ通産省としては、しっかりした整備事業であればやっぱりある程度の人が要るのじゃないかというような
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま法案の御採決をいただきまして、ありがとうございました。 —————————————
○橋本国務大臣 全く同情にたえませんので、私は前から取り次ぎしておったのですが、十分な手配ができておらぬようでありますから、積極的に関係業者と運輸省、さらに労働省にも協力してもらいまして、積極的に——ただ今月中に片がつくかどうか、なるべく早い機会に皆さんがある程度安心して仕事ができるような措置をしていきたいと思います。
○橋本国務大臣 いろいろお話を聞いておりまして、港湾労務者が一カ月に二回ほどしか仕事がないということは、これはべらぼうな話だろうと思います。もちろんこれは全組合の人をフルに使うだけの仕事があるかどうかは問題でありましょうけれども、それにいたしましても一カ月のうちに二日ということはこれはたいへんな問題でございますので、この点は十分責任を持って考えなくちゃいかぬと思います。ただ、そのとき私は石井さんともいろいろお
○橋本国務大臣 石井さんが昨年の暮れに参りまして、一時間ほどいろいろ説明を聞きました。私もその方面はふなれでありますので、港湾局長も同席しまして、そうしてとくと石井さんの説明等についてお聞きしたのですが、石井さんもなかなかむずかしい問題であるということをおっしゃっていました。やはりやみ手配師の問題及び、まあいろいろ政府が行政指導をして、そうして一つのきまった組織を進めていくという努力をしておるようだけれども
○国務大臣(橋本登美三郎君) 御質問の件でありますが、この調査費五百万円は、四十六年度の予算が通過いたしますと使えることになるわけでありますが、ただいまのお話のように、この調査は日本弁護士連合会がやるわけであります。四十六年度中に自動車事故の被害者の実態調査ということでやりますが、その内容は、まあ弁護士でありますからして、したがって損害賠償の解決に関連していろいろ問題があるわけでありましょう。そうして
○国務大臣(橋本登美三郎君) 合意書の問題等につきましては、十分調査した上で、係のほうから御説明をいたすようにいたします。なお、御注意のありました点は、今後運営上十分気をつけ、かつまた改善すべきところは徹底的に改善をして、善処いたしたいと思います。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 法的根拠ということになりますと、さあどうですか。私は法律家でありませんので見当はつきませんが、ただ行政措置として行なうのでありますから、おそらく関係者との間に合意が成り立った上で、その上で閣議決定というところに持ってきているのだと、まあ当時のことを私は存じませんけれども、おそらく関係者の間はこういう事情であると。したがって、本来の水先案内人の平均水準をきめるということ、
○国務大臣(橋本登美三郎君) 御意見ごもっともでありますが、また一つ、パイロットの料金問題、これは私が申し上げるよりは、あるいは黒柳さんが詳しくお調べのようでありますが、実はパイロットというのは国際的な仕事でありまして、日本の船が向こうに行きますればやはり向こうの水先案内人に料金が取られるわけであります。そこで、この閣議決定の際に行ないました料金改定で、当時は大体二対一の割合で、日本のほうが外国の水先案内
○国務大臣(橋本登美三郎君) そういうことで、対策につきましては再三にわたって検討しましたけれども、郵便法、郵政省の範囲ではむずかしいという結論を得た。あとはそうしますというと残すところのものは、厚生省がそういうものを、いわゆる含めての将来の対策というものを考える余地があるかどうかということを考えましたが、やはり具体的に幾ら補助するとかなんとかということまで至らないうちに私の官房長官の任期が切れてしまったと
○国務大臣(橋本登美三郎君) ちょうど私が官房長官の時代でしたが、総理大臣の代理で心身障害児大会というのが久保講堂で開かれまして、そのときに口のきけない人、足の動かない人を背負っておかあさんたちが参りまして、それを拝見しまして、私は役所でつくりました総理大臣の祝辞を述べるようななまやさしい気持ちじゃなかった。そこで私の所感を申し述べてまいったのですが、その後御承知のように、身体障害者に対する政府の施策
○橋本国務大臣 ただいまは御採決をいただきまして、心から御礼申し上げます。 委員会において質疑されました条項につきましては、十分これを尊重して、万遺憾なきを期したいと存じます。心から今回の採決に対して御礼を申し上げます。 ありがとうございました。 —————————————
○橋本国務大臣 旅行あつ旋業法の一部改正については、皆さんから熱心な御注意、かつまた、各条に関しての御検討がありまして、心から御礼を申し上げます。 ただいま御質問の点でありますが、モデル約款等については、役所といたしましても、役所だけの独断専行は避けまして、旅行者あるいは旅行業者、関係団体等の意見を広く徴してきめたいと存じます。 また、第二の旅行業の責任範囲を約款にという点ですが、ただいま御審議
○国務大臣(橋本登美三郎君) 踏切事故と限らないわけでありますが、要するに交通上における、その交通機関の中におけるお客さんが、いわゆる死傷を起こした場合、こういうことだろうと思います。これは、飛行機の場合は航空会社が一括して一つの、どういう形か知りませんが、団体保険に入っているわけですね、その中で支払われると。鉄道、電車等についてはその制度がないということで、事故の起きました原因によって、たとえば自動車等
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま議題となりました道路運送車両法及び自動車検査登録特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 最近における自動車数の激増に伴い、自動車の検査業務は、増加の一途をたどっておりますが、これに対処して、自動車の検査における行政サービスの向上をはかるため、電子情報処理組織の導入、自動検査機械の導入等、国の検査事務の能率化を推進する一方
○国務大臣(橋本登美三郎君) これは御質問の趣旨は、そういう地震が起きた場合に、どういう影響があるかというお話でしょうが、問題は地震の度合いにもよると思いますが、大体いまの地下鉄、私のほうでいえば新幹線、いわゆる高架鉄道及び地下鉄、あるいは飛行場の滑走路、こういうものは私どもの関係の交通機関であります。その地下鉄のトンネル部分といいますか、構造物については、設計時において従来の最高の地震があった場合
○国務大臣(橋本登美三郎君) 御承知のように、このシーバースの問題があります。このシーバースがどこに着けることが海上交通あるいは港湾の機能発揮の上で能力的かということで検討を進めております。まだ正式にどこにシーバースをつくるかということの決定には至っておりませんけれども、当然これは早い機会にこれをきめざるを得ないと思いますが、事務的にはある程度話し合いが進んでいると思いますけれども、まだ最終的決定には
○国務大臣(橋本登美三郎君) お答え申し上げますが、御承知のように、本四連絡橋の備讃ルートですが、宇野−高松間のこの橋は、鉄道と道路の併用橋になっております。したがって、一般の旅客貨物等を運ぶことになりますからして、お話しのような危険な状態は、もしあるとすればもちろんこれは十分に調整をしなければなりませんが、ただ、四十五年、去年の十二月の三日付で調査の指示をやったわけでありますけれども、まだ具体的にどこに
○国務大臣(橋本登美三郎君) 利子補給制度をいつまで続けるかというお話ですが、これは新海運政策の中でも明らかにしておりますように、最近造船界もたいへん状態がよくなってきておるわけであります。もう十何年という間世界の第一位を占めてまいっておるわけでありますが、しかし、現在の世界情勢で見ますというと、ことにイギリスあたりは非常に国家助成策というものを強くやっておりまして、これは日本以上の金を出しておるわけですね
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま議題となりました港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 港湾は、経済活動の重要な基盤でありまして、外国貿易を拡大し、生産の増強につとめ、地域格差を是正し、もって、国民経済の健全な発展に寄与するためには、港湾の緊急かつ計画的な整備を推進する必要があることは申すまでもないところであります。このような見地から、政府は、昭和四十三年度
○国務大臣(橋本登美三郎君) ただいま議題となりました踏切道改良促進法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 交通事故の防止及び交通の円滑化をはかるため、政府といたしましては、従来から踏切道の立体交差化あるいは保安設備の整備等その改良につきまして極力努力をいたしてまいったところであります。 特に、昭和三十六年に制定されました踏切道改良促進法に基づきまして、立体交差化、構造改良
○橋本国務大臣 ただいま議題となりました船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 近年、わが国海運業及び水産業の発展は目ざましいものがあり、船腹量は著しく増加しますとともに、船型の大型化、近代化機器の導入等船舶における技術革新が大きく進み、また、わが国及び外国の沿岸の航行援助施設も相当整備拡充されてきております。 しかるに、現行の船舶職員制度におきましては、海技従事者
○国務大臣(橋本登美三郎君) 具体的な詳しいことを申し上げる必要もないようでありますが、おっしゃるように、サービス精神といいますか、特にキリスト教精神、愛の精神でこのようなサービス事業には全面的にやってもらいたいということで、国鉄その他の交通機関に対しましても行政指導をやってまいっております。先ほど磯崎総裁からお話がありましたように、あのようなやり方は私鉄にもこれを応用いたしまして、法律はありませんけれども