○議長(松岡駒吉君) 日程第一、議員芦田均君、同北浦圭太郎君、同川橋豊治郎君の逮捕について許諾を求める件を議題といたします。委員長の報告を求めます。議院運営委員長山口喜久一郎君。 ————————————— 議員芦田均君、同北浦圭太郎君、同 川橋豊治郎君の逮捕について許諾を 求める件に関する報告書 〔都合により最終号の附録に掲載〕 〔山口喜久一郎君登壇〕
○議長(松岡駒吉君) これより会議を開きます。 —————・————— 第一 議員芦田均君、同北浦圭太 郎君、同川橋豊治郎君の逮捕に ついて許諾を求める件
○議長(松岡駒吉君) 内閣総理大臣より施政の方針に関し、また泉山國務大臣より経済に関して発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣吉田茂君。 〔國務大臣吉田茂君登壇〕
○松岡議長 それはあたりまえだということを向うに承服させれば問題はないが、事態はしかく簡單ではなく、石田君も指摘されたように、新しい法律が制定される場合に、往々にしてこれが未遂に終つたそうでありますけれども、そういう試みが行われるほどでありますから、参議院がどうしても同意できないということをがん張ることになつたら、結局國会代表は指名ができぬことになるおそれがあるのであります。
○松岡議長 ごもつとも千万なことでして、私は決して参議院にお讓りすることを皆さんにお願いしているわけでもないのですが、たとえば両院議長の協議ができなければ任命ができないのでありまして、選挙の終るまではとにかく欠員になることは明らかであります。從いまして將來のことは將來のこととして、一應向うの顔をたてるということも一つの態度かもしれませんが、いかがでしよう。
○松岡議長 先ほど中座いたしました際に、松平参議院議長がお見えになりまして、事務総長並びに地方行政常任委員長を帯同されて來られまして、皆様も御記憶であろうと思いますが、昨年のたしか暮であつたと覚えております。地方財政委員会の委員を両院議長が協議して、一人選定しなければならなくなりました際、衆議院の方からは大臣が出て、他に議員である人で地方財政委員会の委員長をやる人があるわけだから、参議院からこれを出
○松岡議長 昨日の運営委員会で、熱心に論議されました強い意向に基きまして、総理と官房長官に交渉いたしました。何とか御希望に沿うように、一生懸命努力してみましようということでございました。なお熱心な御希望のあつたことを傳えました上で、ただ努力してみるということのみではちよつと困るから、希望通り三日におやりになることが困難であるとするならば、せめて四日には確実にやれるという、何とか的確な御返事をいただけるように
○松岡議長 どうも昨日まではいろいろおせわ、ごめんどうをかけました。これでまた新しい第四國会に入つたわけでありますが、第四國会もどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(松岡駒吉君) お諮りいたします。本会期においても、前会期同様、不当財産取引調査に関する特別委員会を設けることにいたし、その委員会の構成、性質、権限等は、昭和二十二年十二月十一日本院で決議した通りといたし、委員会の費用については、第五回國会召集の日まで、月平均百万円を超えない範囲で支出し得ることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松岡駒吉君) 衆議院規則第十四條によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいまご着席の通りに指定いたします。 ————◇—————
○議長(松岡駒吉君) 諸君、第四回國会は本日をもつて召集せられました。 これより会議を開きます。 ————◇————— 第一 議席の指定
○議長(松岡駒吉君) この際大藏大臣より発言を求められております。これを許します。大藏大臣泉山三六君。 〔國務大臣泉山三六君登壇〕
○松岡議長 非合法的だと断定されることは、私は承服できないのでありますが、ただ後半のあまりに切迫したああいうやり方をやつてもらいたくないという御意見は、ごもつともしごくと私も同感であります。なるべくああいうことにならないようにいたしたいものでありますが、余す時間も少いので、十分御相談を願つた上でいたしたいのでありますが、要は今日本会議を開き得るようにしなければならない事態にかんがみまして余儀なくその
○松岡議長 そんなことはない。さらに「議長は、特に緊急の必要があると認めたときは、会議の日時だけを議員に通知して会議を開くことができる。」これは國会法の第六章会議、第五十五條の第二項に載つております。こういう点等から先に言いました通り、必ずしもいい先例とは思つていませんが、今日の事態においてはやむを得ざる緊急の必要ありと認めてやつたわけです。どうかその点はひとつ御了承を願いたいと思います。
○松岡議長 その点については必ずしも何でもかでも前例があるからやればいいということではないでしようが、前例のあることでもあり、かつ今日の事態はそうするのほかない状態にありまして、事情を聽取されて、衆議院の議事の進行状態を報告しているうちに、すでに時間は余すところ一時間半しかないような状態になつて、まごまごしていると、かりに今晩のうちに委員会であがつて來ましようとも、それを何ともしがたいようなことになつてしまう
○議長(松岡駒吉君) これより開議を開きます。 明三十日午前零時五分より本会議を開きます。本日はこれにて散会したいます。 午後十一時五十八分散会
○松岡議長 先ほど來向うでどういうことか知りたいということで、報告に参りましたが、時間がきわめて切迫しておりますし、今晩中にやるということは困難な情勢にあるが、少くとも二十九日ということをきめた根本精神は、参議院の審議期間という意味が含まつておることは言うまでもないので、例としてははなはだいい例ではないにしても、この際前に行つたことのあるように、明日午前二時ごろから開き得るというような状態にしておいて
○議長(松岡駒吉君) 御異議なしと認めます。 日程第一、平和会議促進懇請に関する決議案を議題といたします。提出者の趣旨弁明を許します。片山哲君。(拍手) 〔片山哲君登壇)
○議長(松岡駒吉君) 日程第一は、提出者より委員会の審査省略の申出があります。右申出の通り決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松岡駒吉君) これより会議を開きます。 ————◇————— 第一 平和会議促進懇請に関する決議案(廣川弘禪君外四名提出)(委員会審査省略要求事件)
○松岡議長 午後二時七分に受付けたのでありますが、一應簡單な点だけ私が読みまして、あとは説明していただきます。 内閣閣甲第四五五号 昭和二十三年十一月二十八日 内閣総理大臣 吉田 茂 衆議院議長松岡駒吉殿 衆議院議員芦田均君、北浦圭太郎君 及び川橋豊治郎君の逮捕につき、別 紙寫のとおり、東京地方裁判所裁判 官から要求があつたので、憲法第五 十條、國会法第三十三條及び第三十
○議長(松岡駒吉君) これより会議を開きます。 昨日の池谷君の発言中、不穏当と思われる点がありますから、議長において適当に処理いたすことといたします。 ————◇————— 第一 皇室会議の予備議員の互選
○松岡議長 ただいま参議院議長から会いたいということで会つたのですが、これは正式の参議院の申入れのようなきゆうくつなものでなく、お聞きを願いたい。それは参議院内の緑風会の方で、今まで重要法案なんかについて、往々にして審議時間のないようなときに、参議院に議案が送付されることがしばしばあつて、中にはそれがために審議未了に終つたものもあり、ときには時計の針をとめてまで議案を通過したこともあつたりしたが、これではまことに
○松岡議長 先ほど官房長官がお見えになりましてはなはだおもしろくない申入れだけれども、どうぞ聞いてくださいという前置きをして、二十七日までに何とか公務員法の衆議院の方の審議を済ましていただくように心がけてもらいたい、正式に申し込むということでありました。理由は、参議院においても相当に審議をしていただく時間を要するからということでありました。ちようどついでだつたものですから、運営委員長からお聞きになることになつているけれども
○議長(松岡駒吉君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。 寒冷地における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議案を議題といたします。提出者の趣旨弁明を許します。館俊三君。 ————————————— 寒冷における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議案 寒冷地における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議 北海道居住の官公職員に対し煖房用石炭購入資金の
○議長(松岡駒吉君) これより会議を開きます。 ————◇————— 寒冷地における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議案(小川原政信君外三十五名提出)(委員会審査省略要求事件)
○議長(松岡駒吉君) 全國選挙管理委員会の委員のうち二名の欠員を生じております。よつてこれを補充しなければなりません。この際全國選挙管理委員会の委員の指名を行います。 —————————————
○議長(松岡駒吉君) これより会議を開きます。 この際暫時休憩いたします。 午後三時三十八分休憩 ————◇————— 午後四時四十七分開議
○松岡議長 私自身の物の考え方が間違つておれば、これは運営委員会で御協議を願いまして、一般的な方針を御指示願うということも結構だと思いますが、私の考えによれば、今まで懲罰に付すほどの言論は大体なかつたと認めます。ただ議場空氣で懲罰々々ということが、むしろ簡單に言い出されることを、私ははなはだ遺憾とする。だから前段に指摘されました成瀬君の、いたずらに相手方を刺激する言辞はなるべく避けていただきたい。委員長
○松岡議長 そうではありません。すでに議長は不穏当な点があれば、速記録を見て適当に処理いたしますということを申し上げておいたわけです。何分忙しくて全体を整理することができないので、著しいところを削除しておいたところ、石田君が見て指摘されたわけです。そうこうしておるうちに御本人から申出がありましたので、そういう点を削除したわけです。
○松岡議長 昨日あらかじめ不穏当と思う点を消しておきましたが、なお氣のつかなかつた点について石田君が指摘された点もありました。そうしておるうちにそういう事情を傳え聞かれまして、民主党の北村徳太郎君から自発的に自分の方で取消しを申し出られました。速記録から極右反動という言葉を削除いたしました。そうなればおのずから問題は解消するのでないかと思いますので、そう願えれば結構と思います。
○議長(松岡駒吉君) 日程第一、馬匹去勢法を廃止する法律案を議題といたします。委員長の報告を求めます。農林委員長坂本實君。 ————————————— 〔坂本實君登壇〕