1985-03-25 第102回国会 衆議院 建設委員会 第6号
○木部国務大臣 先生御指摘になりましたとおり、我が国の場合には社会資本が御承知のとおり大変立ちおくれておるわけでありますけれども、この公共事業の財源を確保するということは、基本的にはやはり特定財源というものを確保するということが一番大事だろうと思うのです。同時にまた、一般財源の公共事業への充当ということももちろん必要でございます。また、お話がございましたように、建設国債の増発というようなものも有力な
○木部国務大臣 先生御指摘になりましたとおり、我が国の場合には社会資本が御承知のとおり大変立ちおくれておるわけでありますけれども、この公共事業の財源を確保するということは、基本的にはやはり特定財源というものを確保するということが一番大事だろうと思うのです。同時にまた、一般財源の公共事業への充当ということももちろん必要でございます。また、お話がございましたように、建設国債の増発というようなものも有力な
○木部国務大臣 山中先生の非常に貴重な御指摘でございまして、また同時に大変難しい問題もございますが、建設省の方でも真剣に検討してまいりたい、こういうふうに考えます。
○木部国務大臣 いわゆる線引きの問題につきましては、今山中先生御承知のとおり十数年を経て五年ごとに見直しということで今日に及んでおるわけでございますが、急速な人口の都市への集中化とか産業の集中化とかというふうなものに対して無秩序な開発はしないという意味の市街化の防止に大きく貢献をしているのじゃないかな、私はそういう感じを持っておるわけでございます。 後段につきましては局長から答弁いたさせます。
○国務大臣(木部佳昭君) 先ほどから総理もお答えになりましたように、私ども、基本的な民間活力の導入の理念というものは、何といっても良好な町づくりをするということ、それから、国民のニーズにこたえていくということ、それから、国民が二十一世紀になりますと都市に七〇%ぐらい集中するだろうと、そういうふうな再開発を中心にして産官学のそういう英知を結集した方向で都市の再開発に臨んでまいりたいと、そういうふうに思
○国務大臣(木部佳昭君) 今、後藤田長官から御答弁がありましたように、道路管理者が計画的に実施計画というものを上げてもらうと。今までは今申し上げましたように一件ごとの審査でありますけれども、そうでなくて交付金を一括して我々も交付することにより、また同時に計画を実施する方の市町村側が一括してこれを計画を立てるということになっておりますから、私は、今、後藤田長官からもお話がありましたように、行革の精神に
○国務大臣(木部佳昭君) 道路整備緊急措置法及び道路整備特別会計の一部改正を国会にお願いいたしておるわけでございますが、この法案は、まず道路整備の緊急性、措置法の一部を改正し、第九次の道路の五カ年計画を計画あるバランスのとれたものに推進するために、地方公共団体に対して昭和六十年から三カ年間、県道並びに市町村道というものに対して三年間に地方の道路を整備していただく、そういう意味で、揮発油税の収入の一部
○国務大臣(木部佳昭君) 私ども建設省といたしましては、大都市地域における良好な住宅や宅地をいかにして供給するか、そういうところに住宅・都市整備公団の使命があるわけであります。したがって、前からこの保有する資産の一部を売却したらどうかというような御指摘もなくもないわけであります。しかし、今賃貸住宅の需要動向というものは非常に逆に強くなりつつあるわけでございまして、そういう中にあって円滑な運営というものをどうして
○木部国務大臣 不動産適正取引推進機構の御質問でございますが、先生も御承知のとおり、昭和五十五年に宅地建物の取引業法の改正がありましたが、その際に国会の附帯決議があるわけでございます。 今、先生、三万件とおっしゃいましたが、各都道府県に大体一年間に二万件ぐらいの紛争とか苦情とかそういうようなものがあるわけでございまして、私どもはいかにして国民の立場に立ってそういう紛争の解決や苦情の処理というものをしなければならないか
○木部国務大臣 おくれております社会資本を整備充実するためにも、また同時に内需の景気の振興を図るというためにも公共事業の財源というものは非常に大事でございまして、御指摘のとおり、この財源の基本は、何といっても特定財源を確保するということと、それからもう一つは一般財源の公共事業への充当の努力をするということ、また御指摘のように建設国債も一つの方策であるわけであります。 GNPを増大させ、また税の増収
○木部国務大臣 今官房長からもお答え申し上げましたとおり、各種五カ年計画が大変はかばかしくない状況でございます。しかし、やはり政策というものには何といっても、永続性とか計画性とかそういうようなものが、ずっと今、国民のニーズにこたえるとか、また、社会の発展とかそういうようなものが進んでいる、それにいかにしてこたえるかということでございますから、今お話しのように、厳しい中ではございますが、永続性を持たせながら
○木部国務大臣 ただいまの一万キロの三全総の中に含まれている道路整備につきましては、よく調査しまして――実は大変各地域で要望が多くて、七千六百キロは三全総には含まれておりますが、一万キロ余となっていますから、全国的にいろいろ私ども建設省などに陳情がありますのをあれしますと、六千キロぐらいあるのですね。ですから、そういう中でございますから、慎重に調査を進めて、それぞれの地域の要望にこたえるように努力はさせていただきます
○木部国務大臣 いろいろ辻先生から重大なコンクリート問題、アルカリ反応の問題について御指導いただきまして感謝を申し上げたいと思います。 先ほど来技術審議官の方から詳細につきましてはお答え申し上げたとおりでございまして、土木研究所とか建築研究所とか、これは日本の技術陣の粋を集めてこの問題と真剣に取り組まなければならない。同時にまた、今御指摘になりましたように、これは社会資本を充実するためにも、耐用年数
○国務大臣(木部佳昭君) 建設行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べたいと存じます。 御承知のとおり、最近の我が国経済の課題は、物価の安定を維持しつつ、国内需要を中心とした景気の着実な拡大を図り、もって持続的な安定成長を達成し、雇用の安定を確保する一方、行財政改革を着実に推進するとともに、我が国経済社会の中長期的な発展基盤の整備を図ることにあります。 こうした情勢のもとで、政府
○木部国務大臣 私、実は千葉県のディズニーランドは見たことがありません。まだ伺ってもいないわけでありますが、経済企画庁の政務次官をやらせていただいたときに、これから余暇活動というのは大変大事な問題であるということで、ちょうどアメリカヘ行く機会がありましたから、アメリカのディズニーランドは一度入ったことがあります。 あれだけ大きな問題としてディズニーランドも前々から宣伝もされておりましたから、これからとも
○木部国務大臣 私も、あの辺の自然環境や、また、東京都民等の保養とかそれから健康の増進とか、歴史的経緯を振り返ってみても、そういう面で欠かすことができない条件下にあることはよく承知をいたしております。したがいまして、今までの経緯を踏まえましてこれからも検討してまいりたい、そういうふうに考えております。
○木部国務大臣 建設省関係の昭和六十年度予算について、その概要を御説明いたします。 建設省所管の一般会計予算は、歳入百四十八億五千万円余、歳出三兆八千七百十三億七千八百万円余、国庫債務負担行為五千八十六億二千四百万円余でありますが、建設省に移しかえを予定されている総理府所管予算を合わせた建設省関係の一般会計予算では、歳出四兆四千二百二十三億六千四百万円余、国庫債務負担行為五千三百九十五億九千七百万円余
○木部国務大臣 先ほど私申し上げましたように、財政再建というような大きな問題もあるわけでございますが、今お話のございましたように、建設国債の増発も一つの方法であることも事実であります。しかし、いろいろ困難な中にも、私、先ほども申し上げましたように、残された各種五カ年計画がほぼ達成できるような最善の努力をこれからも続けてまいりたい、こう考えております。
○木部国務大臣 今、先生御指摘のとおり、建設省所管事業の各種五カ年計画は、財政が非常に抑制されて公共事業が抑制されておりますので、甚だ芳ばしくないことは事実でございます。しかし、何といっても活力のある社会を建設するということ、また同時に社会資本の充実ということが一番大事な問題でございますから、今御指摘のような点も、困難な問題もございますが、我々としても、残された期間を最善の努力を尽くしてまいりたい、
○木部国務大臣 今御指摘のいわゆるオーバーフローの解消の問題でありますが、私も水野前大臣と大蔵大臣と取り交わされたものにつきましては、そのとおりだ、これからも我々も継続していかなければならない、当然のことでございます。六十年度は御承知のとおり解消したわけでございますが、五十七年度から五十九年度、その分についても速やかに解消してもらうために努力をしてまいりたい、こう考えております。
○木部国務大臣 臨調の答申で一応凍結をされておることは先生も御承知のとおりなんです。しかし、凍結されているからといって全く関心を持っていないわけではありませんで、いろいろな技術的な問題その他についてできる限りの研究は建設省の方でもいたしておるわけでございます。で、特に六月の大体半ばぐらいまでには大鳴門の方が開通すると言われておるわけであります。でありますから、地元のいろいろな明石架橋についての要望とかそういうのが
○木部国務大臣 今松浦先生から占用料の御提言だろうと思うのです。先ほど来いろいろ御指摘がございましたように、大体ごとしあたりの治水、河川の関係では一兆三千億ぐらいの予算を計上させていただいているわけです。そのうちで地方の自治体というのは約四千億ぐらいの負担をいただいているわけですが、今先生が御指摘のように、占用料の三百億というものをいろいろ私ども聞いてみますと大体地方の河川の改修に使われておるというようなのが
○木部国務大臣 交通安全対策に関する諸施策につきまして御審議をお願いするに当たり、一言所信を申し述べたいと存じます。 御承知のとおり、我が国の経済、社会の発展に伴い、道路交通需要はますます増大かつ多様化いたしており、これに対処するため、政府といたしましては、昭和五十八年度を初年度とする第九次道路整備五カ年計画に基づき、道路事業の積極的な推進を図っているところであります。 申すまでもなく、道路交通需要
○木部国務大臣 御承知のとおり、高率の補助をカットされたわけでございます。一律カットでありますが、この問題につきましては私ども一年限りというようなことで受けとめておるわけでございます。そこで、地方にもしわ寄せが参るわけでございますから、地方債であるとかまたは交付税であるとかというような問題で地方には余り迷惑をかけない、そういう方向で私ども予算編成をする際にも大蔵大臣との申し合わせ署名もいたしておるわけでございます
○木部国務大臣 今井上議員から大変高邁な格調の高い御示唆がございました。私ども政治家でございますから、国民の皆さん方の感情や時代の変化、ニーズというものに対してどういうふうにこたえていくか、そういうふうな大きな使命と責任を負っておるわけであります。そういう意味で、言葉が足らないところもございましたが、私どもは何といっても政策には整合性や永続性がなければならぬわけですから、そういう点も踏まえなければもちろんなりません
○木部国務大臣 御承知のとおり昭和二十九年に第一次道路整備計画ができましてから今九次を進行中であります。そういう点を考えてまいりますと、道路整備というものはいかに国民生活やまた産業の発展や、また地方の道路なんかにいたしましても生活圏を形成する意味で非常に大事であるということはもう御承知のとおりであります。しかし、現状は御指摘のとおりなかなか厳しいものがございまして、全国各地からいろいろな非常に強い要望
○木部国務大臣 昭和五十七年から三カ年ぐらいの間、事業費が先生御指摘のように減少いたしておるわけであります。そういうことで、この五カ年計画の達成率は七〇に行かないんじゃないか、六八から九ぐらいの線だろう、そういうふうに思っております。
○木部国務大臣 中小都市の線引きの問題につきましては、従来からこの適切な運用を図っておるわけでありますけれども、非常に利害が、いろいろ問題があったりなんかしますので、実態に即して弾力的に運用されるように指導してまいりたい、こう考えております。
○木部国務大臣 建設行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べたいと存じます。 御承知のとおり、最近の我が国経済の課題は、物価の安定を維持しつつ、国内需要を中心とした景気の着実な拡大を図り、もって持続的な安定成長を達成し、雇用の安定を確保する一方、行財政改革を着実に推進するとともに、我が国経済社会の中長期的な発展基盤の整備を図ることにあります。 こうした情勢のもとで、政府としては
○国務大臣(木部佳昭君) 上野議員にお答えいたします。 昭和五十九年度までに三年間にわたり自動車重量税を含むいわゆる道路特定財源の一部が道路整備費以外に充てられておりましたが、これは厳しい財政事情等によるやむを得ない措置でございます。この分については、建設省といたしましては、速やかに国の道路整備費に充てたいと考えておるわけであります。なお、昭和六十年度については、地方道路整備臨時交付金を設けること
○国務大臣(木部佳昭君) 公共事業、大変厳しい財政の中にありまして非常に努力はいたしておりますけれども、その中にありましても、私の希望的観測を申し上げれば、社会資本というものは内需の振興その他にも影響がございますので、許される範囲で進めていきたい、そういうふうには考えております。しかし、先ほど来仮定計算の話ですから、私どもこの仮定計算というものが予算編成にずっと拘束を受けるものじゃない、そういうふうに
○国務大臣(木部佳昭君) 建設省といたしましては補正予算で約十一億の節約、減額をいたしたわけであります。その主な理由は公営住宅の家賃の補助率が減少した、こういうことでございます。
○国務大臣(木部佳昭君) 今、青木先生御指摘の自動車重量税につきましては、これからも我々は道路の特定財源として原則に従って運用しなきゃならない、その基本的態度は変わっておりません。私、先般申し上げましたように、水野前大臣と竹下大蔵大臣との覚書、このことにつきましては、今申し上げるような精神で可及的速やかに道路整備費として充当してもらうような、そういう必要性を痛感しておるわけでございます。
○国務大臣(木部佳昭君) 青木先生御指摘のように地方自治体もなかなか大変でございますが、できる限りその辺を配慮して努力させていただきます。
○国務大臣(木部佳昭君) ただいま議題となりました昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 今国会に提出されました補正予算におきましては、景気の持続的拡大に資するため、約二百六十九億円の道路整備事業費の追加が計上されておりますが、この財源につきましては、現下の厳しい財政事情等にかんがみ、揮発油税等のいわゆる道路の特定財源
○木部国務大臣 住宅金融公庫といたしましては、良質な木造住宅を建設するために融資制度の改善を図るための努力はいたしております。したがって、昭和六十年度も一律十万円の融資のかさ上げをいたしました。特に、木造地域の非常に多い内地域なんかは一律三十万円に融資制度を上げるというようなことを今お願いをいたしておるわけでございます。 償還期間の問題でございますが、これは財産の保全上の問題とか、それから今御指摘
○木部国務大臣 今新井先生から御指摘のように、やはり飛行機から始まりましてカーフェリーもあるでしょうし、またモノレールもあるでしょうし、また我々が担っております道路というようなものもあるわけでございます。したがって、総合交通体系ということを十分考える必要がもちろんございます。特に今御指摘のように、道路というものは体系的に整備していかなければならぬ。これが基本だと私どもは考えておるわけでございまして、
○木部国務大臣 今先生の御指摘のとおり、我々は内需の振興を図っていくということが大変大事な経済政策全般の大きな意義を持っているわけであります。したがって今先生から御指摘のように、やはり工事がすぐできる、そういうふうなところを重点にしていかなければ効果がないと私は思います。 同時にまた、御承知のとおり日本の経済構造、産業構造というものが大きく変化をいたしておりまして、例えて言えば沖縄であるとか東北六県
○木部国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 今国会に提出された補正予算におきましては、景気の持続的拡大に資するため、約二百六十九億円の道路整備事業費の追加が計上されておりますが、この財源につきましては、現下の厳しい財政事情等にかんがみ、揮発油税等のいわゆる道路の特定財源を充てることが
○木部国務大臣 正木先生御指摘のとおり、関西空港の建設の促進に当たりまして、公共投資の整備ということが大変大きな問題であることはよく承知をいたしております。そういう意味で、御承知のとおり財政が大変厳しい中でありますけれども、私どもは、そうした基盤整備やアクセスの問題につきましては最善の努力を尽くしてまいりたい。 特に一番大きな問題になりますのは、近畿自動車道の和歌山線のアクセスにつきましても、これはもう