1976-05-20 第77回国会 参議院 外務委員会 第7号
○木内四郎君 ありがとうございました。私はもう持ち時間がありませんからやめますけれども、いま非常に困難な問題であることはもちろんですけれども、この条約が不平等であり不公平であり、また、いろいろなことを言われておるんですね。だからこれは、やっぱりいつの日かこれを払拭しなくちゃいけないと思うんです。そのためには、ひとつ外務御当局の格別の御努力を切にお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
○木内四郎君 ありがとうございました。私はもう持ち時間がありませんからやめますけれども、いま非常に困難な問題であることはもちろんですけれども、この条約が不平等であり不公平であり、また、いろいろなことを言われておるんですね。だからこれは、やっぱりいつの日かこれを払拭しなくちゃいけないと思うんです。そのためには、ひとつ外務御当局の格別の御努力を切にお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
○木内四郎君 ありがとうございました。 大体お話はわかりましたし、われわれは拡散防止、まあ核の広がることを防ぐのをこの条約の大きな一つのねらいにしているんですから、どうかこれが根底から崩れたりしり抜けにならないようなふうに、ぜひひとつ当局においても御配慮願いたいと思います。 それから、この前、この条約を署名するときに三つばかりわが国の立場を述べておるんですけれども、ほかのことはとにかくとして、第一
○木内四郎君 先日来、同僚諸君がきわめて詳細に質問されましたし、また、外務大臣も大変御親切、御丁寧に御答弁願いましたので、私はなるべく重複を避けます。 ただ私は、たまたまこの条約の調印当時に責任の地位にあって責任を分担していたようなたてまえから、その当時のことを反省しまして、いま一度ちょっと見直してみたい点があるものですから、二、三の点について御質問いたしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします
○木内四郎君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に中西一郎君を指名いたします。 ————————————— 〔中西一郎君委員長席に着く〕
○木内四郎君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行ないます。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○木内四郎君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に橘直治君を指名いたします。 ————————————— 〔橘直治君委員長席に着く〕
○木内四郎君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条によりまして、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行ないます。 選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(木内四郎君) それでは、これから国際情勢等に関する調査を議題といたします。 これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○理事(木内四郎君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る十九日増原恵吉君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君が選任されました。 また、去る二十六日大鷹淑子君が委員を辞任されまして、その補欠として増原恵吉君が選任されました。 —————————————
○理事(木内四郎君) それでは、国際情勢等に関する調査を議題といたします。 これより質疑を行ないますが、質疑のある方は順次御発言をお願いします。
○理事(木内四郎君) それでは、ただいまから外務委員会を開会いたします。 外務大臣から発言を求められておりますので、これを許可いたします。外務大臣。
○木内四郎君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に橘直治君を指名いたします。(拍手) ————————————— 〔橘直治君委員長席に着く〕
○木内四郎君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条によりまして、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰することにいたします。 これより委員長の選任を行ないます。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○木内国務大臣 まことにごもっともな御注意でございまして、私どももさっきから申し上げているように、そういう点について今日まで努力してきたつもりでありますが、今後におきましても一そうこまかに気をつけて間違いのないようにしてまいりたい、かように思っております。
○木内国務大臣 きわめてごもっともな御意見でございまして、私はもう繰り返し繰り返し申し上げておるように、これからは原子力の平和利用というものは非常に進んでいくだろう。それについてはどうしても安全第一、環境保全というところに力を入れていかなければならない、かように考えまして、あらゆる方法を講じて全力を尽くしてこの問題と取り組んでまいりたい、かように思っておるわけです。 ところで、こんなことを言うとあるいはしかられるかもしれませんけれども
○木内国務大臣 お答えいたします。 関電の美浜の炉に故障が起きた、この点について非常に御心配を願いまして、また、将来こういうことのないようにという堂森委員からの御注意、まことにありがたく拝聴いたしました。 私どもは、いま申し上げるまでもなく、原子炉、これは安全第一、これは絶対のこととして私は考えております。そこで、そのためにはあらゆる方策を講ずるように、モニターなどもあらゆるところにつけまして、
○国務大臣(木内四郎君) いま外務大臣の申し上げたことに尽きていると思うのです。原子力基本法によりましても、平和利用以外にはやらないということになっています。
○木内国務大臣 ただいまの御質問はごもっともであります。きのう私が御参考に申し上げたのは、科学技術庁のほうにあります資源調査会が、資源調査会というのは、土地の問題その他日本のあらゆる資源について調査しているのですが、今回科学技術庁の長官に対して勧告をしてまいりました。高密度地域におけるところの下層ですね、きのう申し上げましたように千五百メートルから上は上層といっておりますが、その下の下層地域における
○木内国務大臣 ただいまのお考えも一つのお考えであると思うのですけれども、科学的根拠がないのに、その科学的の研究を基礎にしないで、当てずっぽうと言っちゃあれですが、政治的考慮によって被害とかその他の関係などを取り扱うということは、科学技術庁としてはどうも賛成いたしかねるのでありまして、それはまた諸般の政治的考慮から生ずる問題はいろいろあると思うのですが、その点はちょっと賛成いたしかねるのであります。
○木内国務大臣 ただいまの御質問、まことにごもっともな御質問であります。諸般の研究費につきましては、各省庁によりまして、あるいは厚生省、あるいは環境庁、いろいろなところで必要な経費を予算に盛っておるわけですけれども、しかし急に研究を要するものが出てまいりました際に、各省庁の予算がないという場合におきましては、科学技術庁の特別研究促進調整費からその年は出す。それでその年で研究が終わらなければ、次の年は
○木内国務大臣 先ほど来申し上げておりまするように光化学スモッグの発生のメカニズム、これさえも実はまだよく明らかになっておらないのですよ。そこがまあ非常に残念なんですけれども、もちろんこれは人命尊重のために原因はわからなくても病状によって臨床的な措置は当然とらなければなりませんので、東京都、神奈川県にまかせておくわけにはいきません。国におきましても厚生省を中心に環境庁も協力いたしまして、この問題は当然積極的
○木内国務大臣 ただいま政府の対策がなまぬるいじゃないかというおしかりを受けたのですが、政府におきましては、先ほども申しましたようにすでに四十五年に光化学スモッグの発生のメカニズムの研究と、それからこれの分析、測定の技術の解明につきまして科学技術庁の研究促進調整費を出しまして、通産省あるいは厚生省あるいは労働省がみな協力してこれを始めておったのですが、そこへ今度は環境庁ができてきた。そこで環境庁は、
○木内国務大臣 お答えいたしますが、実は私はきょうは環境庁長官の代理として伺っているようなわけでありまして——がしかし、科学技術庁長官であることは間違いありませんが、きょうは環境庁としてお呼び出し願いましたものですから、私のほうの政府委員を連れてきておりません。ですから私のお答えが十分であるかどうか疑問でありまするけれども、一応お答えいたしたいと思います。 きょうは諸先生方からいろいろなお話を伺って
○木内国務大臣 このガンの対策の重要性につきましては、各委員の方々非常に心配になっております。したがいまして、本日もこの問題を特に科学技術のほうの委員会でお取り上げ願ったのだと思います。また、これについては先ほど来いろいろ御意見を伺っておりますが、参考人の方々も非常な御心配をしていただいておるのであります。厚生省もこの問題は熱心にかつ積極的に取り組んでおると私は了解しておるのですけれども、今後政府におきましても
○木内国務大臣 ガンの対策、いま委員各位も非常に御心配になっておりますし、きょうおいでの先生方も非常な努力をしていただいておるのですが、いまお話しの研究調整費というものは各官庁において緊急に研究を必要とする問題が起こってきた場合にそこから出すのでありまして、いま調整局長の申し上げましたように、過去においてガン対策の経費というものは各省に盛られておらなかったときに研究する項目が出てくるとそのたびに出しておったのですが
○国務大臣(木内四郎君) 宮崎さんにお答えいたします。 漁業白書によりますというと、昭和四十五年度の水質汚濁等による突発的な水産被害を、発生原因別に見ますというと、工場、事業場の排水及び廃油によるものは三一%を占めておる。この大きな割合を占めておることはお話しのとおりであります。このため、環境庁といたしましては、今後このような被害が発生しないように、水質汚濁防止法を厳正に運用いたしまして、水産資源
○国務大臣(木内四郎君) 辻さんからいろいろ御質問がありましたけれども、たとえば温排水の問題、原子力発電所の温排水の問題あるいは温排水は一体どこが所管するか、こういうような問題に対する御質問がありましたが、総理から詳細お答え願いましたので、私はあえて蛇足をつけ加えることを差し控えたいと思います。 ところで、私がいかにも、環境庁の長官が、温排水の問題を自分のほうで処理しようとブレーキをかけているというようなことばがありましたが
○国務大臣(木内四郎君) そういうことは最近間々言われております。私もまた、そうであってほしいし、そうあるべきだ、そのために科学は努力をする、これが私どもの覚悟です。
○国務大臣(木内四郎君) ただいまいろいろ御意見があったようでありますが、私は、やはり経済の成長あるいは国民生活の向上というものは今後大いにやっぱり進んでいくだろうと思うのです。また、進んでいかなければならぬものだと思うのです。そこで、今回、そういうことをいろいろ考慮されて、企画庁においても、またあるいは通産省におきましても、電力の需要というものをそれに見合って考えていく。私どもは、それに対しては、
○国務大臣(木内四郎君) 日豪、日仏両原子力平和利用協力協定に関して御説明申し上げます。 政府は、オーストラリア連邦政府及びフランス共和国政府との間に、原子力の平和的利用に関する協力のための協定を締結するため、かねてより交渉を行なってまいりました結果、原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とオーストラリア連邦政府との間の協定につきましては、昭和四十七年二月二十一日に、また、原子力の平和的利用
○木内国務大臣 いま申し上げた点は私のかねがねの主張でありますので、そういう点については努力をしていきたいと思いますし、また、立法権者であるところの皆さん方においてもひとつ格別の御協力、御支援をお願いしたいと思います。
○木内国務大臣 いま各省間の連絡が非常に不十分だというお話でありました。あるいはそういう点もあるかと思うのです。これまではそういう点もあったかと思うのですが、今後におきましては、その連絡を口先だけでなく、自分の頭の中だけでなく、十分に連絡をとってまいるようにしたい、かように思っております。皆さん方のほうからひとつこの問題について特に御鞭撻をお願いいたしてまいりたいと思っております。 それから、いまお
○木内国務大臣 石川委員からたいへん貴重な御意見を伺ってありがたく思っておるのですが、いまお話がありましたように、原子力の発電、平和利用というものは今後大いに進めていかなければならぬ。これは石川委員も御了解願っていただいて私はたいへんうれしく思っておるのですが、それに伴って安全管理と環境保全、これも非常に力を入れていかなければならぬ問題であるということは、いまお説のとおりであります。 そこで、私どもといたしましては
○木内国務大臣 非常に大事な問題をきょうは石川委員からるる伺ってたいへん感謝しておるのでありますが、実はこれはやはり政府の決意あるいは努力次第で相当問題を解決することができると思うのです。 私はかつて、私の人生の経験ですけれども、五十数年前にイギリスに参りました当時は、あのイギリスの家屋の上の煙突というものはことごとく石炭の煙を吐いておった。今度三十五年ぶりに行ってみましたところが、もう石炭の煙というものは
○木内国務大臣 ただいまの御意見まことにごもっともでありまして、まあ私も役人を長くやっておりましたが、従来こういう勧告とか報告とかいうのが出ましても、ややもすればこれは形式的に処理されてしまうというような風が多かったのでありますが、こういう大事な問題につきましては、私はやはりそれであってはいかぬ。いま石川委員からもお話がありましたように、これを実行に移していくようにしなければならぬ、こう私も考えておるのです
○木内国務大臣 ただいま石川委員から、今回の資源調査会の勧告に関連して、人類の遠い将来を見渡して人類の運命、こういうことについて貴重な御意見を拝聴してまことに感謝にたえないのであります。 御案内のように、最近は環境と人間あるいは自然と人間というようなことで、環境問題が非常にやかましくなってきております。人によっては、二十一世紀になればさっきのお話のように日本の人口が三千八百万人ということになるようになる
○国務大臣(木内四郎君) 塩出議員からお話のありました休廃止の鉱山から出ますところの排水による土壌汚染、こういうものはどうしても防止しなくちゃならぬ。これは非常に重要なことでありますので、環境庁におきましては、四十七年度の予算によりまして、全国の主要な休廃止鉱山の周辺の地区の水質、あるいは土壌の状態、あるいはまた農作物に対する影響、こういうものをあわせまして総合的な調査を進めることになっておりますので
○国務大臣(木内四郎君) 先ほどの御質問のうちで、土壌が汚染しておるが、環境庁はどうしておるかというような御質問でございました。 御案内のように、有害物によりまして、たとえばカドミウムとかあるいは銅、こういうものによるところの土壌の汚染が、最近非常に顕在化してまいりました。そして、その結果として、そのために人体、人の健康に害のあるような農畜産物が生産されている、あるいはまた、農作物の育成を阻害する
○国務大臣(木内四郎君) 環境庁の所管でありまするけれども、互いに緊密な連絡をとっておりまするので、対立の問題は、私は心配する必要はないと、かように考えております。
○国務大臣(木内四郎君) 先般の委員会におきまして、公聴会の問題について、私から考えを述べるようにという御発言がありましたので、この機会に述べさしていただきたいと思います。 今後、原子力発電所の審査にあたりましては、原子炉の大型化、集中化等、必要と認められる場合におきましては、地元関係者の意見を聴取するため、公聴会の開催について前向きに検討いたしてまいりたいと考えておる次第でございます。 公聴会
○木内国務大臣 御意見とちょっと私、違うところがあるのですが、いまの原爆の被爆者の症状の問題、これは私は医学的の問題でありまして、厚生省のほうで主として所管しておられる問題だと思うのでありまして、私のほうとしては、こういう機関があってその状態を調べておられるという事実は知っておりますけれども、原子力基本法あるいは私のほうの原子力委員会その他直接の関係は、私どもの行政上の問題としてはないように私は思っておりますが
○木内国務大臣 いまの問題、占領当時からのいろいろのいきさつがあるようで、たいへん複雑な問題らしいのですが、私は実はこの点について、いまお話しになったのとちょっと違った考え方を持っているのです。原爆の被爆者の状態の調査というものについては、原子力基本法というものがそのまま適用されるかどうかという点は、私は疑問があると思うのです。 そこで、これはことに先ほど来の説明でもおわかり願うように、一切秘密はない
○木内国務大臣 お説もまことにごもっともでありますが、現に民間に出回っておるもの、そういうものにつきましては、これはなるべくすみやかに回収して焼却する、その他適当な処分方法を考えなければなりせんが、新しくできてきた場合において、毒性があるとかいうような場合におきましては、もちろん製造禁止してしまうというのも一つの方法でありますし、毒性はあるが、毒性がほんとうに毒として人体に影響のない方法で使うという
○木内国務大臣 まことにごもっともな御意見でありまして、私どもも、ただいまの御意見のような趣旨に沿ってものごとを運んでいかなければならぬと思うのであります。 ところで、たいへんこれは言いわけのようで申しわけない言い方かとも思うのですが、事実をちょっと御参考までに申し上げておきたいと思うのですが、このPCBというものは最近一両年に用い始めたものではないのですね。世界各国ともにこれをみな用いておったのですけれども
○木内国務大臣 ただいまのPCBの問題、まだ、それに関連して今後における科学技術開発のあり方、その態度についてきわめて適切な御質問であり、御意見を伺いましてまことに感謝にたえないのであります。 私どもは今後の科学技術庁行政のあり方として、御案内のように科学技術会議から七〇年代の科学技術のあり方ということについての答申があるのであります。それはいまお説のとおりでして、これからは人間尊重の立場に立ってこの
○木内国務大臣 いまの問題は非常に大事な問題でありまして、私も、原子力は非常に貴重なエネルギーであるが、同時に危険も伴う、しかし、この危険を防止するために、安全性を確保するために最善の努力をしなければならぬ。 そこで、私どものほうにおきましては、原子炉の規制法その他の法律、制度は形の上では十分整っておるのですが、そのほかに安全審査の専門部会を原子力委員会の中につくりましてやっております。こういうこともありますし
○木内国務大臣 私は、実はたびたびここで繰り返して申し上げておって、あるときは、もうそのことは三年前から耳にたこのできるほど聞いておるというようなことを言われたこともあるのですが、私は、原子力の平和利用、発電につきましては、何としても科学的に安全を第一にしなければならぬ。それだけでなく、さらに社会的にそれが地域住民その他によく理解されるようにしなければならぬ。これは昔からというか前から考えておったのですが