○徳田委員 あなたは田園調布にお住いでございますか。
○徳田委員 覚えておられるのはこれだけですね。
○徳田委員 一体何もなしに処理して損するとか損しないとか、それから予算の処置をするとか、そんなことが一体どうしてわかるのですか。
○徳田委員 最初に、この兵器処理をするにあたりましては、兵器がどれだけあるかという存在、処理すべき物がどれだけあるかということがわかつていなければなりませんが、そういう物に対する品種別のリストをあなたの方は持つておられましたか。
○徳田委員 そうすると、内務大臣がこれを事務的に処理することに対しまして、法律的根拠はどこにありましようか。その点は内閣はちつとも、論議もせず、法律的根拠も何も定めずしてただやつたのでしようか。國有財産である以上は、國有財産の処理に対してはやはり國有財産処理に関する法律があるのでありまするから、これらの法律の根拠をおいて行うべきものである。單に内閣大臣の仕事であるから、事務であるから何でもいい、ばらばらにやつてしまえというわけにいかぬと
○徳田委員 この問題は非常に重大でありまして、戰時中に貯えていた全軍需品に対しての処分でありますから、内閣がこれを決定し、そしてその法律的処置をしなければならないと考えるのであります。それゆえに内閣がこれを全然知らずして、單なる事務的処理だということになりますると、これは非常に重大なことであります。そうするとこの事務的処理に対する法律的根拠、政治的責任は一体だれが負うかということが、こういうやり方では
○徳田委員 どうも内容がわからぬし、懲罰するなら、やはり懲罰する人間はだれだと言わなければ、ぼやつとしたことでは、だれがどういうことを言つてどうしたのだか、それだけではどうもわけがわからない。石田君がそれを明確にして、だれがどんなことを言つてどうしたと言うならば、それは審議することができると思いますけれども、今の石田君の動議のようでは、どうも審議をするわけにいかぬと思います。
○徳田委員 ありませんか。
○徳田委員 証人に質問いたします。昭和二十二年一月十二日の日附をもちまして、政党資金に関する届出をきめておる政令によりまして、あなたの名義で進歩党の主幹者として届出をしております。今内閣にその書類が存しておりますけれども、そういう事実はありますか。
○徳田委員 ところでこれによりますと今三十二隻ほどあなたの方で解体せられておると言われておるのですが、それは相違ありませんね。
○徳田委員 それはわかつておりますが、この收支実績によりますと各船種、各船名毎に賣却代と作業費の間に不足を出しておる。マイナスを出しておる。そうするとここに全然賣却を書いてないのがありますが、まだ賣却しておらぬというわけですか。
○徳田委員 ここにあなたの方から出されている書類がありますが、これは艦船を解体いたしまして收支決算をした四月三十日現在の收支実績であります。これによりますと作業費が六千万円ちよつとあります。その中に賣却價格が三千二百何十万円とあります。そうしてあとに二千八百六十三万円という不足が出ておりますが、これは各船ごとに全部を終了したものだけがこの賣却價格を書いてあるわけですか。
○徳田委員 証人にお尋ね申します。先ほどあなたの御供述によりますと、現在二千万円くらいの資本金のうち、三百万円は労働組合が出資しておると言われておりますが、これは労働組合ですか、労働者の各個人でありますか、伺いたいと思います。
○徳田委員 その管理局の監査はやはり地方に出張所があつて、その出張所が監査することになつているのですか。本省だけですか。それとも方々で財務局に出張所があつて、その出張所が終始監査をしておるということになつておりますか。
○徳田委員 議事進行について——今の証人の発言はずつと原稿を読んでおられるようでありますが、それではあらかじめこつちが質問の要旨を與えて、これに應じて原稿を書いてくるというのでは、証人の性質上信憑力がないと思います。だから原稿なしにこちらの質問要項でずつとやつてもらわなければならぬと思います。
○徳田球一君 共産党がこの西尾君の弾劾に対して賛成することは、ただに西尾君の今掲げられているこの不当取引の問題のみではない。彼のあらゆる生涯における、労働組合における勤労者を裏切つたこの点において、かつまた官公廳労働組合の本年初期からの大闘争における彼の独占資本を代表しての態度において、実に勤労者大衆の最もにくむ敵であることは明らかである。われわれは、常に彼をこの政界から追払うことに対しては、あちゆる
○徳田委員 本日はもうすでに八時を過ぎておりますから、ただちに採決をして散会していただきたい。
○徳田委員 もうみな聽いたようで、——後ほどまたいろいろ聽くことがあつても、本日はすでに七時も過ぎておりますから、質疑はこれで終つて、証人に出ていただきまして、その後に動議を出すとか何とかいうことをしたいと思います。
○徳田委員 本日の委員会で、新しく見られる委員がありますが、先月來委員の更迭に際しましては、嚴格なる処置をとることになつておるのでありまして、こういう場合には、委員長が特にこれに承認を與える場合に、一應これは理事会なり、委員会なりに諮つて、しかる上に決定をすることになつておるのであります。われわれがここで見ておりました荊木委員もいなくなつておりますし、また宇都宮委員もいなくなつておる。本日発言をなさいました
○徳田委員 この委員会のことにつきまして、今厚生大臣は專門的と申されましたけれども、どうも專門的ばかりではないように思われるのであります。むろん專門のこともやらなければいかぬが、たとえば藥剤師の國家試驗を執行し、新医藥品その他藥事に関し厚生大臣に建議することを目的とすると、こうなつております。これは第七條であります。なるほど藥剤師の試驗だとか、あるいは新医藥品その他藥事等に関しては、專門的な部分も相当
○徳田委員 大分いい御答弁をくださいまして、安心には至らぬけれども、今後の御努力に待つことにお願いいたしますが、この藥事法につきまして、もつとわれわれはこまかく質問していかなければならないと思いますので、各條項にわたりましてやりたいのですが、しかしこまかいものは全部抜きまして、最も大きいのばかりひとつやつていきたいと思います。 第一は藥事委員会のことでありますが、藥事委員会というのは、この法令によりますと
○徳田委員 厚生大臣に対しまして藥事法案に関する質疑をいたします。第一、この藥事法案に盛られておりますいろいろの事項を総合いたしますると、現在のような経済状態では、とうてい行われないものだと考える次第であります。第一にこの法案を実施いたしますれば、どうしてもこれは医師と藥剤師との分業をまず大体においてやらなければならない。それで医師といえどもみずからこれを調剤しなければならないが、みずから調剤するということは
○徳田委員 われわれの知るところとは大分違いますので、この点は実は特殊物件の処理問題につきましても、不当財産取引委員会でも相当問題にしなければならないものがあるのである、事実これらの病院及びその他療養所におきましては、たくさんの戰時中の貯藏品がある。この貯藏品の行方に対しては、以前にもこの厚生委員会で問題になつたのでありますが、相当莫大なものが不当に処分されておることは明らかである。大体推察がつくのである
○徳田委員 しからばこの事件の起つた原因は一体何です。原因はどこなのです。原因はここにはちつとも報告されておらぬ。單なる現象を捉えて、これがああのこうのと言つておるだけである。患者と莊長との間に、こういう大騒動が起る原因は一体何であるか。これに一体何を要求しておるのか。それからあなたの報告によりますと、村の人々のいわくでは、ここがやみの巣屈になつているというようなことを言われましたが、一体これはどういうことを
○徳田委員 この問題の報告にあたりまして、こうした問題の起つた根本的な原因、また当時における想像だとか何とかいろいろ言いますけれども、これはそうじやなくて、その間における一種の爭議的行為であつて、この爭議的行為の発生した近因につきましても、これからそれらが何を要求したか、この要求に対して当事者は、相手方である莊側は一体どういうことをしたかということは少しも述べられておりませんので、事の眞相はちつともわからないと
○徳田委員 御判断ではありません。それはあなたとしても、政党の領袖であり、なおまた文部大臣である以上、社会的な一つの観念に対して自分が都合のいいように便利な考え方をすることは罪惡であると思う。そういうのではなくて、社会的な一つの観念としてここに論ずべきであると考えるのである。いかなる党においても幹部なしにまた政務調査会長抜きでここに何か残りますか、社会党は幹部抜きで社会党がありますか。そういうものを
○徳田委員 森戸証人に御質問いたします。第一に社会党の幹部並びに政務調査会長としての個人に存在するのですかしないのでか。
○徳田委員 なければ届け出てないのですか。
○徳田委員 通知がなければ届け出ない……
○徳田委員 政調会のことでありますが、政調会の一切の費用は、寄附しているものは寄附として、届け出る、また使つたものは使つたものとして届け出るはずですね。届け出なければ政令違反だから……。どうですか。
○徳田委員 社会党の候補に出しておる以上、社会党の行為なんだ。社会党の行為をなしつつ届出てないということ、この関係をわれわれは調べる。調べればこれは社会党の金であるかどうか、西尾氏個人の金であるかどうか、はつきりする。そうすれば届出るべきか否やがはつきりする。そこに問題が伏在しているから、だれに渡したか調べるのだ。そういうばかなことがあるか。社会党の行為としてなしておるものを届出ぬことがあるか……。
○徳田委員 本問題はこれが社会党として受取つて、社会党の帳簿にちやんと載つて、資金として社会党の大会計の中で使うならばこれの一々のことを聽く必要はない、またそれをやると言つても無意味の話であります。どんな金がどこへ行くかわけがわからぬ。全体として計算するのだからわけがわからぬ。しかしながらこれが社会党の帳簿に載つていない。今のところでいきますと西尾君は社会党の帳簿に載せておらぬし、またこれはちやんと