1951-05-23 第10回国会 参議院 内閣委員会 第27号
○政府委員(山村新治郎君) 政府といたしましては、労働教育その他をないがしろにするというわけではないのであります。労働教育につきましては、十分お説のごとくに労使双方につきましてそれを徹底して行きたいと存ずる次第であります。併し審議会というような形式を経ずしても、労働教育の実地の見通しもつきましたので、一応閣議の方針等もございますので、この審議会を廃止せんとする方針をとつた次第であります。
○政府委員(山村新治郎君) 政府といたしましては、労働教育その他をないがしろにするというわけではないのであります。労働教育につきましては、十分お説のごとくに労使双方につきましてそれを徹底して行きたいと存ずる次第であります。併し審議会というような形式を経ずしても、労働教育の実地の見通しもつきましたので、一応閣議の方針等もございますので、この審議会を廃止せんとする方針をとつた次第であります。
○政府委員(山村新治郎君) お説のごとくこの審議会は相当効果を収めて参つておるのでありますが、現段階におきましては先ほど御説明申上げましたごとくに、いわゆる審議会というような形式を経ずしても、十分労働組合側並びに使用者側の御意見を徴し得る態勢が整いまして、従つて審議会という形式は必要がないという考えを持つた次第でございます。
○政府委員(山村新治郎君) この審議会の廃止のことにつきましては、勿論根本的には閣議の審議会等を廃止するということに関係しておるのでございますが、併し丁度この審議会の成立ちを考えて見ますと、最初関係方面の示唆によりましてでき上つたのでありまして、当時非常に労働関係等も混迷を極めておりまして、組合系統にもいろいろな系統があつたのでございます。従つて労働省といたしましてもこの労働教育の方針を御相談申上げる
○政府委員(山村新治郎君) 審議会等の整理のための労働省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をいたします。 今般各省附属の各種審議会等をできる限り整理し行政効率の向上を図ることになり、労働省といたしましてもこの方針に即応しまして、現在労働省に附属する審議会等のうち労働、教育審議会を廃止することにいたしたのであります。このことは申すまでもなく労働教育そのものの意義を軽視するものではございませんので
○山村政府委員 ただいま議題となりました審議会等の整理のための労働省設置法の一部を改正する法律案の審議をせられるにあたり、提案の理由を御説明いたします。 政府といたしましては、かねてから行政機構の簡素化に力をいたしておるのでありますが、今般各省附属の各種審議会等をできる限り整理し、行政効率の向上をはかることとなり、労働省といたしましてもこの方針に即応し、現在労働省に附属する審議会等のうち、労働教育審議会
○政府委員(山村新治郎君) 了承しました。地方財政委員会案と大蔵省案との食い違いの問題でございますが、この問題は実質のやはり失業対策事業というのは大体総経費の五五%ぐらいが政府からの補助額になつておる次第でございますので、一応地方財政委員会の勧告案が実現されますならば、この失業対策事業の運用がうまく参ると考えております。
○政府委員(山村新治郎君) お答え申上げます。地財委並びに政府案につきましての食い違いの問題につきましては、政府案の額は七十七億五千万円に対する地方の義務負担額分を計上いたしておる次第でございますけれども、実際は失業対策事業は最初のうちは或いは溝さらい、その他清掃的な、環境衛生的なものが行われておりましたが、最近は非常に建設的な、建設的と申しましようか、経済効果のある事業が行われておるような傾向になりましたるがために
○山村政府委員 特別調達庁の方の問題につきましては、これは多分法律はなく、規定でもつて処理いたしておると心得ております。
○山村政府委員 事業主が当然なすべきこの安全設備について怠つているという問題につきましては、これはまことに労働者の方々の安全のために憂うべきことでございますが、今回のメリツト制の点につきましても、要はやはり事業主がこの災害を防止するということに熱意を持つてもらいたいという一点に、そのねらいがあるのでございます。従いまして今回の法案の御可決を得まして、おそらくこの問題も解決いたす大きな力になることと存
○山村政府委員 お答え申し上げます。災害を受けられた労働者の方に対して、保險金の支拂いが遅れているということは、まことに御同情にたえない点でございますが、この点は、確かに御指摘の点がなくはないのであります。その問題につきましては、あるいは一部には事業主等において立てかえ拂いをしておるやに聞いている点もございますが、いずれにいたしましても、なるべくこれを早く拂うごとにつきましては、極力努力をいたしまして
○山村政府委員 お答え申し上げます。労働省といたしましては、報告されます災害の数字その他を参考にいたしまして、通産省関係に嚴重に、かかる災害がその後において発生しないように、連絡をいたしておる次第でございます。
○山村政府委員 御指摘の点につきましては、今後は單に安定行政ばかりではございませんが、労働者関係一般の行政事務におきまして、あくまでも信償必罰の態度をもつて臨みたいと思います。
○山村政府委員 基準法につきまして、御指摘のようなことは往々耳にいたす点もあるのでございますが、今回の研修の予算計上の目的も、もちろん法の尊嚴を守りまするために、この法の活用と同時に、日本の生産向上の目的に資したいために、この研修はあくまでも監督官の素質向上の面を念願といたしまして進めて参りたいと存じます。
○山村政府委員 大臣が病気でございますので、私かわつて御説明申し上げます。 労働省所管の会計は、一般会計のほかに労働者災害補償保險特別会計及び失業保險特別会計の二特別会計がござい申す。まず第一に、昭和二十六年度労働省所管一般会計歳入掲出予算でありますが、本会計は歳入におきまして総額二億一千三百十一万四千円でありまして、ほかに郵政省所管郵政事業特別会計歳入に労働省関係分が五千三万一千円計上されておりますので
○政府委員(山村新治郎君) 先ほど御説明申上げました地方の平衡交付金の問題でございますが、この点は確かに県によりましては、これが本省として希望しております労働行政の方面へ使われない虞れも多分にあるのではございますが、併し最近の労働行政に対する各自治団体の協力によつて恐らく本省の希望のようにその分配方を按配してくれると考えている次第であります。
○政府委員(山村新治郎君) お説のごとくに、平衡交付金につきまして本省からの強制権はございません。従いまして只今御説明申上げました数字は平衡交付金の算定のための基礎数字といたしまして、参考に申上げました次第であります。
○政府委員(山村新治郎君) 労働関係の御審議の前に、今回の昭和二十六年度一般会計並びに特別会計の予算につきましてその御説明を申上げたいと思います。 今回提案されました昭和二十六年度一般会計及び特別会計予算中、労働省所管の歳出予算につきまして大体御説明申上げます。労働省所管の会計は一般会計のほかに、労働省災害補償保險特別会計及び失業保險特別会計の二特別会計がございます。先ず一般会計歳出予算総額は百七十二億六千六百万円
○山村政府委員 本請願につきましては、その趣旨ごもつともと存じますが、一応本年度の予算的関係から言いまして、本年度の実現は不可能でございますが、明年度以降におきまして、なるべく早く実現いたしたいと考えておる次第でございます。
○政府委員(山村新治郎君) 只今の請願につきましては、請願の趣旨はすでに本会議場におけるところの御決議、或いは又当委員会におけるところの各委員諸君の御質疑とほぼ相通ずるものがあると存ずるのでありますが、ただ具体的な数字、例えば九十億なり、或いは又二億五千万円等の問題につきましての御請願があるようでございますが、これにつきましては十分又検討いたしたいと存じますが、御趣旨は大体政府といたしまして了承いたしておる
○政府委員(山村新治郎君) 只今の請願の御趣旨につきましては、御要望御尤もと存じますが、大体本年度につきましては、ちよつと困難かも知れませんが、明年度におきましてはせいぜい努力いたしまして実現いたしたいと思います。
○政府委員(山村新治郎君) 補正予算につきましては、昨日の参議院の本会議の決議並びに一昨日の衆議院の方の院議も尊重いたしまして、成るべくその線に副つて努力いたしたいと考えております。
○政府委員(山村新治郎君) お説御尤もでありまするが、何とかいたしまして、沢山の方に働いて頂くようにするためには、どうしても例の失業の対策費の繰上げ支出とか、或いは又新しく補正予算を要求するということによつて初めて可能であると思います。この意味から先役の閣議におきまして、いわゆる十二月までの引上げ支出を決定いたした次第であります。
○政府委員(山村新治郎君) 初めて御挨拶を申上げます。私労働政務次官の山村新治郎でございます。どうぞよろしく。只今の受給要件の日数の問題でございまするが、全国平均のこの就業の日数は、十六・三日のように相成つております。従いまして二十八日といたしましても、このために、この統計から行きますというと、一応妥当な数字だと考えまして立案したような次第でございます。 尚細かい点は局長から説明いたします。
○山村政府委員 ただいまの土橋委員の御質疑にお答えいたしますが、要は待期日数をなくするようにすればいいじやないかという御趣旨のように拜聴いたすのでありますが、なるほどその点は私どもといたしましても望むところでありますが、一応保險経済の運営上から、最低のところをただいまのところ出したわけでございます。 なお先ほど来食えるか食えないかという御質疑がございましたが、これは非常にむずかしい問題でございまして
○山村政府委員 ただいまの柳澤委員の後段の問題につきましては、まことに御説のごとく、現下の失業問題は、わが国の現状といたしまして最も重要な問題でございまして、何といたしましてもこれが解決に万全を期さなければならないのでございます。今回のこの保險法の改正も、その一翼を担うのでございますが、同時に確かにこの失業保險のみをもつていたしましては、失業問題の根本的な解決は、とうていこれを期することが不可能でございます
○政府委員(山村新治郎君) 只今の御決議につきましては、政府といたしましては、決議の趣旨に副いまして、一段と努力をいたす考えでございます。(「本当か」と呼ぶ者あり) —————・—————
○山村委員長代理 前会に引続きまして、農林水産業施設災害復旧事業費国電補助の暫定措置に関する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。山口君。
○山村委員長代理 御異議なしと認めます。それでは従前通り中垣國男君を公共事業小委員に指名いたします。 この際井上委員より発言を求められております。これを許します。
○山村委員長代理 これより会議を開きます。 本日は私が委員長の職務を行います。 議事に入る前に小委員の補欠選任を行います。去る二十八日公共事業小委員でありました中垣國男君が委員を観任せられ、昨日また中垣園男君が議長において委員に指命せられました。つきましては、この小委員の補欠選任を行わなければなりませんが、これは先例によつて委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼
○山村委員長代理 お静かに願います。
○山村委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。 それでは自作農創設特別措置法の一部を改正する等の法律案の質疑を継続いたします。山口君。
○山村委員長代理 それでは本日はこの程度にとどめまして、これをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。 午後零時一分散会
○山村委員長代理 本日はこの程度にとどめまして次会は明二十日午前十時よりすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時八分散会