1980-04-09 第91回国会 参議院 決算委員会 第8号
○政府委員(山地進君) まず第一の点でございますが、地下鉄の現在の補助制度、いま御指摘になりましたように、われわれの方で言う七〇%、それからこれをいろいろ計算しますと、建設費で言うと五九%ぐらいの助成金を出しているわけでございます。この助成金につきましては、かつて五十二年でございますか、地方公営企業経営研究会というようなところでいろいろ御検討いただきまして、長期的採算のもとでどういう助成制度がいいだろうかということで
○政府委員(山地進君) まず第一の点でございますが、地下鉄の現在の補助制度、いま御指摘になりましたように、われわれの方で言う七〇%、それからこれをいろいろ計算しますと、建設費で言うと五九%ぐらいの助成金を出しているわけでございます。この助成金につきましては、かつて五十二年でございますか、地方公営企業経営研究会というようなところでいろいろ御検討いただきまして、長期的採算のもとでどういう助成制度がいいだろうかということで
○政府委員(山地進君) モノレールについて、各都市あるいは各企業においていろいろ研究が、開発が進められているのは御指摘のとおりでございますが、まずこの採算性という点において、いろいろとまだ定着をしていないということで、運輸省といたしましては、やはり公共機関としてそういうものが定着するためには採算の見通しがどうだろうかという点についてはかなり慎重にこの問題に対処しております。計画とか、あるいは技術的な
○政府委員(山地進君) 鉄建公団の不正問題に関連いたしましては、いま御指摘のございましたように公団内部におきまして総裁以下七名の役職員がその責任をとって辞任し、それから三百五十人の職員につきまして減給を含む処分を行ったわけでございますが、不正経理の金額のものにつきましては、不正の約三億九千五百万円以上のものがあったわけでございますが、その使途について業務との関連性を公団においてチェックいたしまして、
○政府委員(山地進君) 鉄道監督局長でございますので、自動車局のことをあるいは間違えて御報告をするかもしれませんが、鉄道の立場から申し上げれば、あのときのようなことはぜひ鉄道の利用の方に向けてやるべきだと思います。 ただ、貨物輸送一般について言いますと、どうしても末端輸送というのはトラックによらなければいけない。真ん中のきせるの竹の部分だけを鉄道がやるということでございますので、貨物輸送の鉄道誘導
○政府委員(山地進君) 青函トンネルの現在の状況でございますけれども、五十五年三月一日時点で海底部の先進導坑があと四キロというようなところまで行きまして、本坑の方は八〇%が完成しております。先進導坑の方は比較的土質のいいといいますか、そういうところでございますから、五十六年中には貫通するんじゃないかなと思うんでございますけれども、全体の完成時期につきましては、海底トンネルでございますのでいろいろと困難
○政府委員(山地進君) いま御指摘になりました一撃の地方交通線部分についての考え方というのは、鉄道特性がないところについては、鉄道特性がないというのは、輸送需要が少なくてむしろバスの方が有効な交通機関であると認められるようなところでございますが、鉄道特性のないものについてはバス等に転換を図るというのが一つの基本的な考え方であるわけでございますが、それをAB線に引き直してみますと、やはりいま建設途上にある
○山地政府委員 四十七年といいますとオイルショックの直前でございますので、情勢においてはいろいろと変動しているかと思いますが、大都市、特に東京の計画でございますので、その六十年の目標に向かいまして現在十五号答申をベースにいたしまして整備をしている。まさに先生のおっしゃるように生きた計画でございます。
○山地政府委員 四十七年にできて以来現在まで、その十五号答申に沿いまして施設の整備というものを行っているのが現状でございます。
○山地政府委員 法律上の話といたしましてはいつでも申請できるということで、先生の御指摘は日本の法律の運営上、申請をする前にいろいろと調整をし、申請を持ってくるというのが慣行的である、こういう御指摘だろうと思うのでございますが、わが鉄道監督局におきましてもそういうのが通例でございます。
○政府委員(山地進君) いま私申し上げましたとおり駅が狭いということ、先生の御指摘のとおり狭いと。それからもう一つ駅を拡張するという、いま貨物を扱っているところがございまして、その貨物の方があいたらそちらの方へ駅を拡張して、その際に改良工事を全部やりたいというふうに私聞いております。 それから費用負担の点でございますけれども、先生のお言葉からすれば補助金というような感じがするわけでございますけれども
○政府委員(山地進君) いま御指摘のありました小川駅のエレベーターの設置につきましては、小平市長から西武鉄道に対してこれを設置するように前から要望がございまして、西武鉄道としても、あそこは橋上駅でございまして、それから駅が狭いので前々からそういういろいろ御希望があるのを幾つか改良工事の際にひとつやりたいと。それだけをつくりますと、橋上駅のところになかなか構造上設置がむずかしいというような問題もございまして
○政府委員(山地進君) 新幹線につきましては、現在主要な「ひかり」の停車駅にはこういった施設を拡充しておりますが、東北新幹線等の駅につきましても、従来の例にならって身体障害者用の施設を逐次整備していきたいと、かように考えておるわけでございます。 それから現在の新幹線でございますが、「ひかり」の九十九両でございますが、これに全部車いすを持って乗り込めるというようなこと、それから身体障害者用のトイレというのもついてございます
○政府委員(山地進君) 国鉄にいろいろ設備投資が多いわけでございまして、これはみんな借入金で賄うものでございますので、効率的な資金の運用ということについてかねがね国鉄の方によく指示しております。それから資金の全体的なまとめをしております予算の作成に当たりましても、その資金が効率的に使われますようによく国鉄の方に話しておりますし、個々の計画に当たりましても慎重に対処するようによく指示しておりますところでございます
○山地政府委員 値上げの問題、非常に各方面に御迷惑をかげながらやっているわけでございますが、私どもの運輸産業いろいろございますけれども、その中で国鉄は助成がなければ一兆五千億も常に赤字があるというところが一番ほかの産業と違いがあるのではないだろうかと思います。ほかの私鉄にいたしましてもバスにいたしましても、それは一応原価、利潤を償うような運賃ということを原則として、もちろん経営努力ということを前提にするわけでございますけれども
○山地政府委員 四党の話し合いの結果につきましては、いま高木総裁からお話しございましたように、私ども、国会の中でそういう事実があるということは了知しておるわけでございますが、行政府としてこれをどういうふうに受けとめるかということにつきましては、まだ政府全体の問題がございますので、私どもとしてこれをどういうふうに実行していったらいいかということまで詰めていないということでございます。 それから、千百六十億
○山地政府委員 公共負担の問題につきまして、先生先ほどおっしゃられたとおり、五十三年六月に国鉄運賃の各種割引制度に関する関係閣僚会議というのが開催されて以来、そういった閣僚会議というのは現在に至るまで開催しておりません。ただし、その間、これも御指摘のありましたように、五十三年の八月と昨年の八月、予算の概算要求に対して国鉄総裁から文部大臣並びに厚生大臣に、公共負担の軽減方についてお願いをしてきているわけでございます
○山地政府委員 いま先生の御指摘のとおり、赤字のうちの七〇%が幹線系でございますが、私どもの考えとしては、収支係数が幹線の方は一二五でございます。一三五ということは、三五を収入の増加あるいは経費の削減によって到達可能であるということでございまして、いま総裁の申し上げたとおり、今回の国鉄再建についてという閣議了解で国鉄の再建、経営改善の方向というのが出ているわけでございますが、その中で、幹線について非常
○山地政府委員 国鉄の収支が悪化いたしましたのは、昭和三十九年に償却後で赤になり、昭和四十六年に償却前で赤になったわけでございます。国鉄再建はその後、先生のおっしゃるように四回にわたり再建の計画がなされたわけでございますが、その中に、御指摘になったように、二年間で収支とんとんにするというような非常にドラスチックな案もあったわけでございます。ところが、ことごとくがその達成を見る間もなく、一年もすればそれが
○山地政府委員 身障者の点につきましてまずお答えをいたします。福祉の問題というのは社会の各層において相協力しなければできないという精神は私どもも存じておりますけれども、国鉄の現在の財政状況から考えまして国鉄の再建の点からどう考えたらいいかということにつきましては、昨年末の閣議了解におきまして、公共負担一般について、今後国鉄の公共負担をどう考えたらいいかということについて各省間で協議をする、十分検討をいたしましてこの
○山地政府委員 西武池袋線につきましては非常に乗客が多うございまして、現在一日で八十万人を輸送しておるために非常に込んでおります。最混雑区間の椎名町と池袋間では、準急の十両それから普通の八両編成を二分ヘッドで運転している状況でございますが、それにもかかわりませず混雑率は二三二になりまして、東武あるいは京王電車あたりが二〇〇%前後でございますのに比較して非常に混雑率が高いというのが現状でございます。
○山地政府委員 いま先生の御指摘の都市交通審議会の答申十五号、これ全体につきましては約五百キロぐらいのものを六十年までに建設するということでございますが、現在、二百六十キロばかりを開業ないしは工事をしているわけでございます。八号線につきましては、現在、湾岸の方に行く工事——先生の方は西武の方でございますね、大変失礼いたしました。八号線につきましては、向原から先の方に延びる予定でございますが、西武の方
○山地政府委員 自転車の問題につきまして先生御指摘のとおり、われわれの生活の周辺におきましても、いつの間にああいうふうなことになったのかと思うほど非常なる問題を提起しておるわけでございますが、これも先生御承知のとおり、昭和五十三年の一月に交通対策本部の決定というのがございまして、この中に実施要領というのがあります。これは駅前が非常に多いものでございますから、駅前の自転車置き場につきましては、鉄道事業者
○山地政府委員 含まれております。
○山地政府委員 鉄建公団の方でいろいろ調査をいたしまして、そのうち七千八百万円を、管理職以上の職員が全額を拠出いたしまして、返す手続をいま進行中でございます。
○山地政府委員 鉄道の場合に災害というのは、国鉄も私鉄も含めまして原則的にその企業が持つというのがたてまえでございます。ただし、先生の御指摘のように第三セクターができた場合、こういった第三セクターがどういうような形でできるか、どういうふうな育ち方をするかということで私はいろいろと変わってくるだろうと思うのです。まだ新しい分野でございますので確定的なことを予見できないわけでございますが、ただ一つ言えることは
○山地政府委員 在来線をバスに転換するとかあるいは第三セクターに転換する場合に、一キロ当たり三千万円の転換補償金を出す。この転換補償金のうち、第三セクターに残る場合は車両の購入、あるいはバスに転換する場合はバスの購入、こういう固定施設的なものもございますし、それから定期の差額補助というようなことでいく場合もございます。それからそのほかの関連道路のバスストップとかそういうものもございますので、単純に私
○山地政府委員 ただいま法案におきましては、どういうものを地方交通線にするか、どういうものを廃止する地方交通線にするかということは政令で定めることになっております。 かねがね私どもが内部で検討しておりましたのは、一日当たり一キロ当たり四千人以下のものにつきましては転換路線と考える、ただし、六十年度までに二千人未満のものを転換するということを閣議了解で決めております。そういうことで、二千人ということが
○山地政府委員 地方交通線と幹線と比べまして収支係数というのを調べますと、助成前で幹線の方は収支係数が一三五、つまり収入に対して経費が一三五でございます。それに対しまして地方交通線の方は四四五、百円の収入を上げるのに四四五かかるということでございます。国鉄の再建を考える場合に、収入の方で上げるのと経費を節減して上げるのとこの二つあるわけでございますが、幹線の方の一三五ということは、収入を上げあるいは
○山地政府委員 九千億の赤字のうち、二千五百億円が地方交通線でございますので、それを引きますと、約六千五百億円ぐらいが幹線部門、特に貨物部門から多く赤字が出ております。
○山地政府委員 地方交通線全体で二千五百億ぐらいでございますが、特定地方交通線の部分につきましては千億ぐらいでございます。
○山地政府委員 AB線のうち、四百人以上の需要が見込まれる路線というのがございます。これにつきましては在来線の方も国鉄に残すということでございますから、AB線としても建設することには矛盾がない、かように考えております。それから地方交通線の方も第三セクターでやるものは依然として鉄道として残すということでございますから、AB線も第三セクターあるいは民間でやる場合というものについては建設は継続するというのが
○山地政府委員 一つ、法案の方でAB線の建設につきましてもいま規定を検討しているということと、それからもう一つ、百五十億ことしつきました予算につきましては、在来線の地方交通線の整備と矛盾しないように、つまり地方交通線の方は第三セクターである場合は鉄道として残すということもございますので、そういった点も踏まえまして百五十億というものを計上してございます。
○政府委員(山地進君) これらの利子負担は、先生の御存じのように、一つは設備投資から来るものと、それからもう一つは、赤字が出る、赤字の借りかえというようなものから赤字が赤字を生むという形のものが混在しているわけでございます。 まず、利子負担、いわゆる建設利子の負担でございますが、これらにつきましては、国鉄の社会的要請により建設しなければいけないものにつきましては、工事費補助等の利子補給をしております
○政府委員(山地進君) 昭和五十四年度の予算に計上されております損益勘定における経費総額は三兆八千五百八十九億でございますが、そのうち利子負担は五千五百七十億、約一四%になっております。
○山地政府委員 主な開業線の収支状況から申し上げますと、盛線、これは盛−吉浜間二十一キロでございまして、収支状況は三千六百万円の収入に対して一億三千八百万円の経費でございまして、約一億の赤でございます。それから予土線というのがございますが、これは七十六キロで北宇和島と若井の間でございますが、約十億の赤字を出しております。それから久慈線というところでも一億七千万円の赤字等でございまして、黒字を……(横路委員
○山地政府委員 先ほど御説明いたしましたように、協議会を組織するメンバーというものは国の関係行政機関、これは運輸省、建設省あるいは警察というような地方の出先があるかと思いますが、そういったもの、それにできれば地方公共団体もそのメンバーに入っていただきたいわけでございますが、まずそういうもので協議会というものを組織いたしまして、協議会に会議というものが別途設けられるわけでございます。その会議におきましては
○山地政府委員 事務的な問題でございますので、私から答えさせていただきます。 第一番の協議会の内容でございますけれども、関係の政府機関とそれから関係の地方公共団体並びに日本国有鉄道というもので組織するということをもとといたしまして、まず協議会というものを設置いたしまして、それからその会議に学識経験者あるいは関係のバス事業とか鉄道事業というものの方々を入れまして、その廃止をする路線、あるいは第三セクター
○山地政府委員 成田新高速というのが、成田の別のアクセスとしまして、成田のニュータウンを通ってつくる線というのがいま考えられているわけでございます。それで、成田の新幹線というものが成田線という国鉄の線を乗り越えて空港の方へ入ってくるわけでございますから、その成田線とそれから新幹線の交差点までをいま工事しておりまして、その線は、いま言いました成田新高速鉄道というのが考えられているわけでございますが、そちらの
○政府委員(山地進君) 大蔵省もおられるのですが、私どもが要求しておりますので、この段階では要求の御説明が適切だと思います、私から。 過去債務につきましては、五十一年のたな上げをした累積赤字の分について、これと現在たまっております三兆四千億円の分とを一緒にいたしまして、現在五十一年のたな上げの分の残高が二兆二千億ございます。それから現在の三兆四千億というもののうち、資本積立金の取り崩し分を除きますと
○政府委員(山地進君) 基本方針並びに基本構想を貫いて助成のルールといいますのは、国鉄が負担し得ない、通常の状態であればとても負担できないようなものがあるという認識がまずあるわけでございます。 それをまあ非常に常識的に言いますと、構造的欠損という形で表現されておるわけでございますが、その構造的欠損というのは何かということについては、この二年間われわれなりに勉強してまいりましたわけでございますが、過去債務
○政府委員(山地進君) 先生御承知のとおり、五十二年の基本方針というのは五十二年、五十四年にわたりまして、いろいろ国鉄並びに国の方で検討して国鉄の再建方針を出せと、こういうことでございまして、やはりその問題の裏には大量の退職時代ということが国鉄にあると、この機会を逸しては再建というのはできないという認識が裏にあったと思うんでございます。そこで今回の、政府の方といたしましては国鉄に、国鉄の再建の基本構想
○山地政府委員 いまの検査院の計画に私どもといたしましても十分御協力しながら結論をうまく得ていきたい、かように考えております。
○山地政府委員 刑訴法の二百三十九条でございますが、その文章に「官吏は」と書いてございます。これは会計検査院の方の御答弁を承っておると、検査院の方の御見解といたしまして、「官吏は」というのとそれから検査院みたいに組織として検査をされている方の立場というのは若干違いがあるのじゃないか。と申しますのは、検査院の方が検査に行かれて、帳簿を見て、確かに空出張があったと知ったのは、官吏が知ったわけですね。そこで
○山地政府委員 こういった公務に関連する違法な行為でございますが、これが実際刑法上の問題になるかどうかということにつきましては、刑事当局の御判断にまちたいと考えております。
○山地政府委員 地元の方で意見をおまとめになれば、私どもとしても、答申も出ていることでございますので十分前向きに検討してまいりたい、かように考えております。
○山地政府委員 先生おっしゃるように地元のいろいろの交通問題というのは、私どもといたしましてもニーズに合ったような交通体系というものを迅速につくっていきたい、かように考えているものでございますが、いまおっしゃったようないろいろな関係者がある場合に、これをどうやって進めていくかという手順の問題、御関係の向きからもいろいろ御相談があるわけでございますけれども、こういったものをどうやってまとめていくか、地元
○山地政府委員 大阪市営地下鉄二号線の延伸問題でございます。これは先生の方がよく御承知なんで、細かいことを御答弁するのはいかがかと思いますが、大阪市の市域外で地下鉄の建設を行うためには、地元の守口市とかあるいは寝屋川市との協議が調うのが前提でございます。その他に大阪市の財政状況とかあるいは他の整備路線との優先の問題とか、いろいろな問題がございまして、この問題については詰めて言えば地元関係者間において
○政府委員(山地進君) いまの仮定の問題が一つございますのは、環境影響評価が完了した後ということが一つ入っております。それからもう一つ、いまの文書の中に並行在来線と合わせた採算から見て国鉄の財政を圧迫しないというような文句も入っているかと思いますが、それらのことを全部考えまして工事実施計画の認可ということになろうかと思います。 したがいまして、環境影響評価が終了した後、ですから、環境影響評価報告書案
○政府委員(山地進君) いまのお尋ねの環境影響評価でございますが、この環境影響評価のお尋ねの一番の問題点は、ルートが先なのかあるいは環境影響評価が先なのかという卵と鶏の議論のようなものでございますが、いずれにいたしましても、ルートを選定するに必要なその環境影響評価ということを十分いままで進めておりまして、たとえば航空写真測量とか弾性波探査とかボーリングあるいは文化財の調査というようなものを従来は進めておりまして
○政府委員(山地進君) 地方交通線の対策というのは、先生の御指摘のように、運輸政策審議会の小委員会で運輸大臣に御報告をいただいてございますが、それに基づきまして、その線に沿いまして対策を目下検討中でございます。ことしの予算の成立時までには地方交通線対策というものを確立いたしまして、その中で、在来線のローカル線をどういう位置に持っていくのか、あるいはAB線をそれと矛盾しないような形でどうやって持ってったらいいだろうかということを