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108件の議事録が該当しました。

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1977-04-12 第80回国会 参議院 文教委員会 第9号

○小巻敏雄君 特殊の性格を持っておるというその意味づけの中で、ナショナルプロジェクトであってこれだけは何が何でもやらなければならぬという点をいま言われたわけですが、四十八年以降につくられた医科、歯科、新構想、これと、それ以前からある既設学問研究を行う機関と比べて、ナショナルプロジェクトとしての価値の大小が、差別があるわけではない。既設医科大学新設医科大学も同じ仕事をするわけでありますし、それから

小巻敏雄

1977-04-12 第80回国会 参議院 文教委員会 第9号

○小巻敏雄君 いまの答弁では、一つは、総定員法を法としてつくったときに、これだけの事業伸びと、需要の伸びと、増員というのは予想できなかったというのが一つですけれども、もう一つは、やっぱり内容が特殊だということが挙げられておるわけですね。新構想大学、医学、学問研究、教官の定員なんかは、いままでの措置でも、削減の措置からたな上げ除外をして取り扱われた。こういうようなことも知っておりますし、その限りで特殊

小巻敏雄

1977-04-12 第80回国会 参議院 文教委員会 第9号

○小巻敏雄君 国立学校設置法の一部改正というこういう法律審議の中でかなり質の違う問題を三つ一遍に審議をするというのは非常に骨の折れることであり、私としてみれば、妥当性を欠くというふうに考えられる内容が一緒に出されてきておるわけで、一つは、昭和四十八年度以降に設置された国立大学、これについて医学部の問題あるいはいわゆる新構想大学については総定員法の枠から外す、こういうわけですが、もともとこの定員に関

小巻敏雄

1977-04-07 第80回国会 参議院 予算委員会 第15号

○小巻敏雄君 文部大臣並びに大蔵大臣教育行政についての若干の御質問を申し上げます。  ことしは、日本国憲法教育基本法のもとで新しい教育制度が発足をしてからちょうど三十年目に当たるわけでございます。この中で義務教育修了者の九〇%を超える者が後期中等教育高校へ進学をするというような大きな発展もございますけれども、その陰に、学習が定着をしないでついていけない子供落ちこぼれの問題というのが広く国民

小巻敏雄

1977-04-05 第80回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 企業は生き残るために人を採るんだから自由にやらしてくれというような話も出ておるやに聞きますし、武道館を借りなければならぬとか、まあいろいろありますけれども、やっぱりそれじゃ、省庁なり公社なり国家企業というのはまた巨大企業ですよ、これも。これは親方日の丸だからと言われるのかもしれませんが、これみんな別に指定校制というのはしかずにやって、結局のところは学歴社会をつくり上げているわけですから

小巻敏雄

1977-04-05 第80回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 確かにいま新憲法と新しい教育で育っているんですから、松崎さんのおっしゃるようにりっぱにやっておると、こうありたいですよ。まあ、ぼくは学校畑を歩いてきたわけですからそう言いたいです。それからまた、本田さんの方ではまあ、親の思想的な立ちおくれというんですかな、これを克服して子供伸び伸び伸ばせと、こう言われているわけなんですが、実際には昔なかったことがたくさん起こっていまして、小学生が自殺

小巻敏雄

1977-04-05 第80回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 最初企業サイドの方にお尋ねを申し上げたいと思います。  いま日本じゅうを巻き込んでいる学歴社会、それから子供のときからの過当競争ですね、これで教育自身が本来の目的から離れて去っていくというようなことで、教育関係者一般国民の中にも憂慮の声がかなり広範にあると思うわけですね。そういう場合には大体企業サイド加害者の側として描かれてくるわけなんですね。教育ママというのは、時にはママゴン

小巻敏雄

1977-03-15 第80回国会 参議院 文教委員会 第6号

○小巻敏雄君 確かに学校子供が教わるのは学校先生から教わるのであって、文部大臣から教わるのではないわけですね。その限りでは学校の中に足りないところがあるからこうやって代償を外部に求めるのだという、これはもう歴然たる事実である。予習復習が自力でやれない、こういうところまで来ておるようなことは教えてくれる内容がむずかし過ぎるということを物語っておりますし、これらの問題は、学校先生が教えることの内容

小巻敏雄

1977-03-15 第80回国会 参議院 文教委員会 第6号

○小巻敏雄君 こういう段階になって、一番原点と申しますか、根本問題であるいわば出発点ともいうべき「知・徳・体の基礎と基本を確実に身につけ」そして「人間性豊かな国民育成を図る」と、こういうことが改めて新しく問われなければならぬところに今日の教育の状態があるんだ。確かに学校設置者である市町村当局もよくやってきたし、父母も本当に、時には飯を食わぬでも子供学校にやるぐらいにして、未亡人なぞは子供学校

小巻敏雄

1977-03-15 第80回国会 参議院 文教委員会 第6号

○小巻敏雄君 共産党を代表いたしまして海部文部大臣に御質問を申し上げます。  大臣は今度新たに就任をされて、そうして日本教育、戦後三十年でございますが、特に曲がり角と言われるこの教育上の重要な時期に文教行政を担当されるわけでございますから、まずその基本的な認識等についてお伺いをしたいと思うわけであります。まあ、たびたびテレビ等ではお目にかかっておるわけでございますけれども、あれは一方通行で、こっちの

小巻敏雄

1977-03-14 第80回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号

○小巻敏雄君 中間報告は、前稻葉法相時代の第一次の中間報告に比べても今度の中間報告というのははなはだ見劣りするものである。国民的に見ても失望を禁じ得ないというのが、これが大方の受けとめ方である。これは天下そうなっておると思うわけであります。  P3C問題につきましては、れっきとした児玉契約書というようなものもあり、昭和四十八年の七年二十七日に膨大な報酬内容としてこれが天下の前に存在をしておる。また

小巻敏雄

1977-03-14 第80回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号

○小巻敏雄君 いまの安原刑事局長答弁では、やはり現時点ではおおよそ捜査に一段落しておるという観点に立っての御答弁ように思いますので、もしあればということに立って、主体的に捜査当局から、さらに児玉小佐野病状が回復すれば何をやるのだというようなことが明らかになっていないと思うわけですね。やはり処分で一決着つけて、まあ他力を待っておるというよう答弁になっておると思います。一面で十七億の使途を相当解明

小巻敏雄

1977-03-14 第80回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号

○小巻敏雄君 福田法務大臣中間報告関連をしてお伺いをします。  これまでの捜査の結果、児玉ルートはおおよそ解明されたと、一部を残すだけであると、こういう考え方に立っておられるのか。それとも、なお不十分な点はあるけれども、いまの段階でこの処分に踏み切ったと、こういうことであるのか、いずれであるのかをはっきりとお伺いをしておきたいと思うんです。なお、児玉小佐野病状が回復をすれば、さらに必要な措置

小巻敏雄

1977-03-11 第80回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○小巻敏雄君 円満な解決ができるかどうか、いずれにしても原研当局と当事者の間の話し合いの推移を見たいというふうに言われておるようであります。  ここで私は、参考人としてここに来ていただきました宗像英二原研理事長に御質問をするわけであります。  すでにこの問題は衆議院の科学の委員会でも若干の党から取り上げられておるというような経緯もあり、今日の日本原子力行政の問題で大きな焦点になっておる「むつ」の

小巻敏雄

1977-03-11 第80回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○小巻敏雄君 円満な話し合い、当然解決期待するということであろうかと思うわけですが、これについて、事柄はいまも進んでおるわけでありますから、その円満な話し合い解決については、一定の見通し、こういうものも持っておられるわけですか、ただ期待をすると、それで終わりですか。その点も確認しておきたい。

小巻敏雄

1977-03-11 第80回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○小巻敏雄君 私は宇野長官にひとつこの「むつ」の佐世保修理に絡んで起こっておる一つ事件と申しますか、問題点——東京新聞が大きく報じるところでありましたが、安全研究委員会のメンバーの一人である中島篤之助さんに対する原研当局のとった処置について長官見解をお聞きをしたいと思うわけであります。新聞の報じるところでは、「波立つ「むつチグハグ原子力行政」というふうにこれを原子力行政一つの体質の問題として

小巻敏雄

1976-11-02 第78回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 自治体としては何が何でもこれだけはやらなければならぬというので、泣きながらでも、まあ、わりあい新設増設をやっておるわけですね。プレハブも全くひとつやむを得ざる状況の表現だと。いま言われた、この待つという状況以外に第一の理由は、やっぱり増改築をやろうとするときに、国の補助が、いろいろな規格とか条件を要求しておって、緊急でプレハブを建てておるときにその条件に合致しないから補助金が受けられない

小巻敏雄

1976-11-02 第78回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 その原因としていま二つばかり挙げられたわけですね。具体的に現地に当たってみれば、確かに申請した分だけ千七百九十一教室全部補助したと、こういうことですけれども、申請しようにも条件が整わなくて申請できないというよう状況設置者が置かれておると、ここに最大の深刻な原因があるわけですね。そして、その結果として、一定の解消は行うけれども、具体的には積み残しが毎年出てきて、さらにその上に新年度の

小巻敏雄

1976-11-02 第78回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 先の質問者から送別会ような御質問があったわけですけれども、私の方はもう少し生臭いと申しますか、具体的な御質問をしたいと思うわけであります。  せっかくあの教育課程のああいう「まとめ」もあり、これに対しては国民一定期待があると思うわけですね。前文部大臣の諮問をされた内容範囲内をかなり超えた範囲でも「まとめ」が出ております。先ほどのまた質問の中で、大臣はこの点ではリップサービスに終

小巻敏雄

1976-10-29 第78回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

○小巻敏雄君 一面ではこういう問題が次々に出てきておる。米政府がこういう問題について委託をするということ自身が、この一つの生体に及ぼす放射線の影響というのが非常に今日現実の問題になって、許容線量の見直し問題とかかわって何年か続くアメリカの中心的な課題になっておるということだと思うんですけれども、日本の場合にはセカンドランナーというのか、これについて一向PRをされる場合にもこういう情報の提供には非常に

小巻敏雄

1976-10-29 第78回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

○小巻敏雄君 十月の二十六日には、これは原子力記念日というわけで、科技庁では新聞に大きなPR仮を出されておるわけですね。「私も二〇歳 原子力も二〇歳」と、こういうことで、発電用原子炉は幾重にも安全装置をつけさせて、建設から運転管理まで、検査の場合も、監督の場合も十分にやってあると、「より一層の安全をめざして」法令の面でも、監督の面でもやっておるというようPR版があるわけであります。確かに日本

小巻敏雄

1976-10-28 第78回国会 参議院 文教委員会 第6号

○小巻敏雄君 ゆとりのある学校生活を保障する、そういうためにも学校創意を生かして、創意ある子供をつくるのには創意のない学校からではうまくいかないと思うわけですけれども、そういう教育活動を助成するというふうにも述べられているわけですけれども、こういう状況になれば特に学校側、とりわけ教育は人が行うわけですから、教師の自主性あるいは創造性というようなものが保障され、学校の中で具体的に展開をしていくということがなければ

小巻敏雄

1976-10-28 第78回国会 参議院 文教委員会 第6号

○小巻敏雄君 知育偏重というようなことは一面ではかなりの人から言われておるけれども、むしろいま先生の御自身からも、お口からも出ておりますように、実際には詰め込みという形で行われておるものについては、一部の子供がそれを消化してそれなりの成績を上げたにしても、かなり子供の中で未消化に終わり、知育自身の点でもかなり範囲子供の中に、これを消化できない、俗に、ついていけないという子供の問題がございますけれども

小巻敏雄

1976-10-28 第78回国会 参議院 文教委員会 第6号

○小巻敏雄君 高村先生にお伺いをいたします。  今度の教育課程改善のねらいというところで三つの柱が立てられてあります。この点では、現実の方からながめれば、この三つの問題について少なくとも今日集中的な問題点があり、このねらいで改善しなければならないというふうに読むわけでありますし、先生の一番初めの御発言の中でも象徴的に、ウィークデーの午後、町で子供の遊び戯れる声を聞くことがなくなったというような点から

小巻敏雄

1976-10-27 第78回国会 参議院 運輸委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号

○小巻敏雄君 まあ貧乏だからできぬというふうに一言言えば、それはそれでしまいになるというものではないと思うんですね。貧乏な時代にもやってなかったことを今日だからやらなければならぬというような多くの問題があって、たとえばローカル線赤字について不十分ながらも最近になって予算を計上しようというような問題とか、あるいは身障者割引の問題はどんなに苦しくてもつけていかなければならぬ。こういうものに並ぶ基幹産業育成

小巻敏雄

1976-10-27 第78回国会 参議院 運輸委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号

○小巻敏雄君 その数字を見たって、弱い立場にあって直接傷んでくる、こういう農民の負担率に比べれば一〇七%というのは、比較して引き上げ率は低い数字になっておるのです。私の方の調べではもっと低い倍率が出ておるのですけれども、これは数字に当たってもう少し調べてみなければならぬと思います。大体二倍になっていないというふうに概数を私どもは押さえておるわけです。こういう状況をながめますと、前回、前々回の引き上げ

小巻敏雄

1976-10-27 第78回国会 参議院 運輸委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号

○小巻敏雄君 今回の貨物運賃五八・六%という引き上げ農林漁業生産者に対して負担増を強いるものであるという問題は、前質問者もこの問題を強く取り上げておるのですが、私も具体的な問題を通じて大臣並びに農林省関係当局に問題の性質をただしたいと思います。  まず、北海道バレイショの具体的な問題をながめてみますと、農林省の資料によって五十年度の生産費が百キロ当たり千五百十九円、これが今日の状況だ。ところが、

小巻敏雄

1976-10-22 第78回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○小巻敏雄君 戦わずして敗れておるということになっては困ると思うんです。この点をきっちり見ていくということ。  それから首都圏特定地域の問題は、何度も何度も繰り返して一つ計画の中で補強をし意見が出されておるわけです。実際にはこの首都という地域全国レベルよりも調査ができない、「人口密集等理由により測量は未だ十分とはいえず、」「観測業務を急ぐ必要がある。」と、こう言っておるわけですが、これは特にあなたの

小巻敏雄

1976-10-22 第78回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○小巻敏雄君 私は、いまの答弁は、新たに大臣の地位につかれたその最初意見としては若干心細さを免れないところがあるんですね。すでに第一次、第二次、第三次と、研究者専門家からの意見具体性を持ってずっと諸領域にわたって展開をされており、それなりに消化してきた点もあるわけですね。この問題は各省庁にまたがることですから、もちろん、これの連携が強く行われなければならぬ。まあ長官は、その点は、これらが具体的

小巻敏雄

1976-10-22 第78回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○小巻敏雄君 共産党の小巻敏雄です。  前田長官にまずお伺いをしたいと思います。私は、きょうは地震予知の第三次計画の問題についてお伺いします。  昭和四十九年から昭和五十三年まで第三次計画進行中であって、いますでに半ばを過ぎて、あと二年余りが残っておるという状況、こういう状況であります。午前中からも、松永委員からこの問題について御質問もあったわけです。国民の関心も非常に高いわけであります。何といっても

小巻敏雄

1976-10-19 第78回国会 参議院 文教委員会 第3号

○小巻敏雄君 いまお答えのあった分で、三百五十一学級というのは、これは今度の補助のやり方が四十億円という枠の中で三年整備ということで、千五十二学級ですか、これを今年度分として三百一学級に対して補助を行う。それだから対象になる学級数は千五十二学級ですか、こういう意味ですね。それで、これの補助率は答えてないけれども、三分の一ですね。

小巻敏雄

1976-10-14 第78回国会 参議院 文教委員会 第2号

○小巻敏雄君 いま文部大臣お答えは、聞かなかった部分にも触れて、平の先生といいますか、ベテランの先生一等級あたりの問題なんかも出ているのだが、しかし、一等級にわたるということと、特殊勤務手当としての主任手当がつくということは、全く別途の問題であって、それをこういうふうに学校の中の問題を話すれば、並行してこう出てくるようなところに実際上は問題がある。やっぱり主任にならないというような人は一等級に、

小巻敏雄

1976-10-14 第78回国会 参議院 文教委員会 第2号

○小巻敏雄君 文部省としては、その省令で制度化したものについてのみ手当をつけるようにというよう考え方でいまおられると聞くわけですが、そのとおりであるのか。それからそういう段になると、手当のつく主任と、つかない主任とが具体的には各学校の中で出てくるわけだと思うんです。まあ出ないところもあるかもしれませんけれども、一般的に出てくる。そういう場合に、その主任相互位置関係は一体どういうものであるのか。それは

小巻敏雄

1976-10-14 第78回国会 参議院 文教委員会 第2号

○小巻敏雄君 時間もかなり遅くなっていますので、二点ばかりにしぼって質問します。簡潔にお答えを願いたいと思います。  まず文部大臣にお伺いをするんですが、昨年の暮れから春にかけて全国的に一つ教育上の重要な問題になったいわゆる主任制度の問題に関連をしてお伺いをするわけです。この国会の中では、この文教委員会に直接審議をするというたてまえにありませんけれども、内閣委員会の方には教職員の給与の改善に関する

小巻敏雄

1976-08-11 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第22号

○小巻敏雄君 少なくとも通産省の責任にもかかわるような問題が疑惑の人の口からすでに衆議院予算委員会で語られておるわけですね。古いことを調べなければこの問題は明らかにならぬでしょう。こういう答弁を聞いておると、全体としてこれらの疑惑の中から問題を解明してきれいにしていこうという意欲があるとはとうてい思われない答弁であります。しかしながら、事実は存在するわけであります。たとえば大森実小佐野対談というようなものをこの

小巻敏雄

1976-08-11 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第22号

○小巻敏雄君 具体的な児玉契約書、この問題をながめても、これがどういう道筋で、そうしてどんな具体的な成り行きの中で目的を達しようとするか、これは容易に想像のつく問題であります。小佐野賢治氏は大韓航空、KAL筆頭株主であり、同時に、KAL社長趙重勲、この人は小佐野賢治氏と何とも言えない深い中であるということは、小佐野氏みずからが二月十六日のこの衆議院予算委員会証言をしたところであります。あの口がかたい

小巻敏雄

1976-08-11 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第22号

○小巻敏雄君 まず、法務大臣にお伺いをしたいと思うわけであります。一説には、ロッキード疑獄も山を越したというふうな言い方をする人があるわけでありますが、数々の疑惑に対して、確かに丸紅ルート全日空ルート田中逮捕解明の光が当てられているということは言えるわけでありますが、しかし数々の疑惑がいまもなおやみの中に眠っている、目に見えておるように思っても手が届かない、こういうもどかしさがあるわけであります

小巻敏雄

1976-07-14 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第15号

○小巻敏雄君 この書簡の中で「久保次官記者会見における誤認に関する釈明文」というふうに銘打って、その文章の中を見ますと、「後藤田さんからも直接抗議をおうけするとともに当時の事情について御説明を頂いた次第であります。その際克明な日記に基いての御話を承りました。」というふうに書かれてある。こういう文章があるわけですが、――初めの方にあるでしょう。中ごろかな。いま読み上げた文はあなたが書かれた文書の中にありますか

小巻敏雄

1976-07-14 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第15号

○小巻敏雄君 ロッキード社賄賂商法に応じて働き、また不正な金を受領したのは一体だれか。本委員会解明努力を続けておるPXL問題は国民の注目の的であり、田中前総理、相澤氏と並んで後藤田正晴氏は疑惑集中点であると言うことができると思います。私はまず坂田防衛庁長官に対して後藤田氏に関する質問を行います。  坂田長官、ここに後藤田正晴氏の後援会会報五号なる刊行物があります。この刊行物にあなたから後藤田

小巻敏雄

1976-06-09 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第4号

○小巻敏雄君 パロー氏が契約に基づいてそれだけ支払ったとすると、いよいよ契約自身円建てで行われたのでなければ合理的な説明がつかないわけであります。さきの質問者が取り上げました契約書の第四条による修正契約書でもあれば問題は明らかになるのですが、この場に出ておりません。そこで私の方から問題を申し上げるのですが、二千万円が七万五千ドルに換算をされたのだと考えると、すべてが自然に説明をされるわけであります

小巻敏雄

1976-06-09 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第4号

○小巻敏雄君 ドル建てで七万五千ドルの契約をすれば、七万五千ドルをロッキード社が払い出し、あなたが七万五千ドルを受け取るのが、これが契約の当然というものであります。あなたは三千ドル近い目減りの分について、バローの説明では米ドルからスイスフランへ、そして香港ドル、さらに米ドルに還元する間に銀行チャージと為替の差損で減ったんだというふうに説明をされておりますけれども、その中の明細が説明をされていないし、

小巻敏雄

1976-05-24 第77回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号

○小巻敏雄君 十四項目のうちで二項目だけの検査を終わって十二項目はやり残したということですね。そういうことであれば、つまり単体として合格するかどうか、これを合格と認めることはできないし、当然炉全体としての安全性確認は再度の検査を行わなければならない、こういうことになるわけですか。

小巻敏雄

1976-05-24 第77回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号

○小巻敏雄君 一般試験であれば試運転を行う前にそれぞれの機関に関しては単体検査をやって、最後にこれを組み立て終わってから試運転と第一回定期検査、そこで全体としての結論を得て、そして船に対して証明書を交付する、安全確認をするという段取りだと思うわけですけれども、その点では予定されたものはおおむね検査をすることができた、こう言われているわけですか。

小巻敏雄

1976-05-24 第77回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号

○小巻敏雄君 前回委員会に引き続きまして「むつ」の原子炉について、とりわけ最近行われました冷却水検査等の問題についてお伺いをしたいわけでございますが、それに先立って一、二運輸省の方にただしておきたいと思うわけであります。   〔理事中尾辰義君退席、委員長着席〕  一昨年の八月、「むつ」の海上試運転の際に原子炉施設について試験を行われたわけですね。運輸省において行われた検査試験、これはどういう項目

小巻敏雄

1976-05-21 第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号

○小巻敏雄君 私は日本共産党を代表して、振動規制法案に対する私たち修正案提案理由とその説明を行います。  振動による公害は、高度成長日本列島改造など、政府産業優先政策のもとで、工場、建設工事の大規模化、モータリゼーションの進行鉄道輸送高速化などに伴って広範かつ深刻化し、振動に対する苦情は環境庁の昭和四十九年の調査によっても全国で四千九十五件に上り、公害等調整委員会及び都道府県における公害紛争事件数

小巻敏雄

1976-05-18 第77回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 高専につきましては、昭和三十七年に設立される以前に設置について各界の議論の中からかなり問題指摘がされておったところであります。すでにそのときから、これだけ十数年間歩く前から、一般教養無視詰め込み学校になるのではないかということはっとに指摘されたところでありますし、この路線が袋小路として日本教育体系の中で異質なものとなるというよう指摘と、ここから出てくるこの学校教育技能者養成

小巻敏雄

1976-05-18 第77回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 かなりの数が三年次に入ることができなくて二年次編入をしておる。なぜそういう状況になっているのか、この点について私は国立高専協会の中間報告というようなのを見てみますと、高専の教育内容において、「第一に、拘束時間が多く、学生の自ら学ぶ努力が欠如し易く、新しい問題に取り組む積極性の育成がなされていない。」とか「第二に、単独完結型の多数科目必修修得のため学生は教授された知識の詰め込みに陥り、木

小巻敏雄

1976-05-18 第77回国会 参議院 文教委員会 第7号

○小巻敏雄君 国立学校設置法の一部を改正する法律案の中で、特に技術科学大学に関連して若干の質問をいたします。  技術科学大学は、高等専門学校の卒業者を主たる対象にする、そしてあわせて工業高校の卒業生を受け入れていくというふうな考え方で進めていくということでございますが、現在の高専ですね、これがいまからの科学技術大学の主力になっていくということでございますから、現状における高専の卒業生の進路について一

小巻敏雄