1979-02-27 第87回国会 参議院 文教委員会 第4号
○小巻敏雄君 強化、変更の必要は考えていないという答弁としてお伺いをするわけです。 前文相砂田さんにもお伺いをしたわけですが、砂田前文相は、憲法、教育基本法からして、教育は中立たるべきものであって、高度の政治行為である有事研究というようなことは教育にはなじまない、取り上げる必要はないというふうに答弁をされたわけであります。同趣旨と伺っていいですか。
○小巻敏雄君 強化、変更の必要は考えていないという答弁としてお伺いをするわけです。 前文相砂田さんにもお伺いをしたわけですが、砂田前文相は、憲法、教育基本法からして、教育は中立たるべきものであって、高度の政治行為である有事研究というようなことは教育にはなじまない、取り上げる必要はないというふうに答弁をされたわけであります。同趣旨と伺っていいですか。
○小巻敏雄君 重ねて伺いますが、いまの大臣の答弁は、現状では不十分だから、何がしかの変更を加える必要があるというような考えに立って言われておるわけですか。
○小巻敏雄君 内藤文部大臣に質問いたします。 政府の中には、学校教育の分野において国防上の配慮を加えると。これについて平素から検討を加える必要があるというような論があるようですね。いわば学校教育における有事研究体制と申しますか、これらの問題について就任後大臣は閣議その他で触れておられますか、またこれについてどのような意見を持っておられますか。まずお伺いをしたいと思います。
○小巻敏雄君 国庫補助金の支出に当たっては、受け取る側で補助金を定めた趣旨が生かされて、そうして使用されていくということが必要だと、異例ではありましたけれども、文部省、いまの大学局長佐野さんになってから、昨年でありましたか、医科大学関係で、入試等に不正があったときは補助金をとめるのだというような通達も出されてきたわけであります。正当な状況が保持されなくて、不正常だという状況の場合には、支出というものは
○小巻敏雄君 国士舘大学に対して、毎年国庫補助金が支出をされておると思うわけです。昭和五十二年度には、私学の研究助成に対する国の補助金、あるいは私学振興助成法に基づく経常費補助、これらはどのように支出をされたのでありますか。それが五十三年度ではどういうふうになっておりますか、その点をお伺いしたいと思います。
○小巻敏雄君 文部大臣にお伺いをいたします。 国士舘大学についてこの夏以来この本委員会でも取り上げられてきたわけであります。文部大臣、この国士舘の問題について文部省では八項目の正常化の要項を示して、指導助言をなされ、正常化が図られてきたのでありますが、今日なおめどがつかないと申しますか、私どもとしてはそういうふうに考えておるわけですが、文部大臣、今日の状況をどうお考えになっておるのか。また、これは
○小巻敏雄君 補正のときに考慮されるから当初から組まなくても大体同様な措置になると、こういうふうに聞いてよろしいわけですか。
○小巻敏雄君 すでに知事も記者会見を行われて、洗炭業者の認可等については国、県の責任が重大なのだが、現在の登録制ではチェックする仕組みが弱い、法改正も考えなければならぬというようなことを言っておられるわけであります。よく御検討を願いたいと思います。絶対に再発を防止をしてもらいたいということであります。 で、この桜島の問題につきましてはすでに次々に質問が行われてきたわけですが、連日連夜降灰、噴石、火山
○小巻敏雄君 さきの質問者にもございましたので一言お伺いしておきたいと思います。 これは、福岡県豊前炭鉱洗炭用ため池決壊の問題であります。すでに昨年とことしと引き続いておるわけですが、この復旧作業は速やかに進捗しておるのか。床上浸水が非常に多いわけですから、これは緊急に急がれる問題。バキュームの出動とか作業員はうまく配置されておるのか。終わりの見込みはいつか。それから衣食住の問題についてでありますが
○小巻敏雄君 大臣にお伺いしておきたいわけですが、私は、一般的に言えば子供の教育が学校教育を離れて、本当の成長発達を保障することは現在至難であろうと思うわけです。しかし、特別な例としては、たとえばヘレン・ケラーというような方が、特別恵まれた環境の中で、学校教育ではとうてい機械的判別など行えば成長発達を助けることができないというような状況をはるかに越えて、発達をされておるような例もあります。その恵まれた
○小巻敏雄君 再三生命にかかわりあるような場合と、特別な場合を除けば免除措置は大体なくなると、猶予の点については本人の状況とあわせて、これはだれしも必要と認めるところでしょうし、その点は、おおよそはわかるんですが、こういう話をしているんですね。従来の不十分な状況下で、どうしても学校へ入れてもらえなかったと、施設の中にいた、十五歳になってしまったというわけですね、義務就学の年限が終わってしまった、いまからではもう
○小巻敏雄君 今般十月六日付をもって文部省から心身障害のある子供の教育措置について通達を出されたわけでありますが、このことについてお伺いをまずいたしたいと思うわけです。いずれこの問題については、いまから三月まで非常に重要な時期に当たっておりますですね。現に学級に通っておる子供が、新たに養護学校に行く先を変えなくちゃならぬかというようなことで、手紙が私のところにもやってくるとか、現在就学している家庭でも
○小巻敏雄君 前海部文部大臣のときには、三原防衛庁長官が、ひとつ君が代は国歌にするようにしてもらうというようなことも放言をされまして、海部文部大臣に聞いたら相談は受けなかったと言われたのでありますけれども、従来から君が代ということで学習指導要領に記載されてあったものが、国歌君が代というふうに直されておる。大臣に答弁を聞くと、従来と処置は一つも変わりませんと言われるようなこともあったわけであります。話
○小巻敏雄君 文部大臣に相談をせずに、教育問題をだれに相談をしてやっておるのか、ゆゆしい問題だと思います。この件については、ひとつこういう各省庁の意見取りまとめ、教育に関して国防における配慮をするというようなことが、連絡済みのものとしてこの雑誌等にも出されてくる、「国防」に書かれてくる、首相答弁も関連して受け取られるということではゆゆしい問題でありますから、その点については、今後に問題を留保しておきたいと
○小巻敏雄君 まず、文部大臣に御質問申し上げます。 本国会は、有事に関する立法制度の問題が非常に大きく問題になったわけであります。衆議院の予算委員会で福田首相は、有事の研究については単に防衛庁だけではなくて、政府全体として取り組むというふうに答弁をされたわけであります。また、本年度の防衛白書を見ますと、その中に、緊急事態に際しては、有事立法だけではなくて、運輸、通信などとあわせて教育関係に至るまで
○小巻敏雄君 建設省にお伺いをするわけですが、先ほどの質問の中で緑ヶ丘に住めるようにするために砂防や地すべり対策工事をしてほしいという要望には積極的にこたえていくような御答弁だったと思うんです。 この点に加えてもう一つお伺いをしておきたいと思うんですが、宅地の安全対策の一環として仙台市でボーリング調査をやっておるわけですね。これは一メートルについて四万円かかる、一個所二十メートルはやりますから一本八十万円
○小巻敏雄君 来年度予算の中で防災集団移転事業について都市型というようなパターンを設けて単価改定をされるというような点は前進をした取り扱いになろうかと思うんですが、それにしても二月当たりの補助限度額が改定されたにしても実際の時価なり新しい購入とは見合わないような実態があろうかと思いますし、一層工夫をこらしていただきたいというに思うわけです。 跡地買い上げの問題についても、現地では仙台市長など非常に
○小巻敏雄君 国土庁と建設省に宮城地震について簡単に御質問をしたいと思うのです。 大蔵省の方はお願いしておりましたけれども、遠藤委員からの質問もあって答えられておりますから、お帰りいただいて結構です。 個人災害救済という観点からこの宮城地震に関して防災集団移転事業の問題が当初から大きく言われてきたわけですけれども、実際上これの法の適用というのは農村向きのものであって、仙台のような都市災害の場合になかなか
○小巻敏雄君 教育勅語の問題については、すでに憲法が制定される国会の中においても、るる国会審議の中でも取り上げられたところであり、私はここでそれを繰り返そうとは思いませんけれども、しばしば現在の福田総理にしても、前田中総理にしても、教育勅語によいところがあったというふうに問題を取り上げられるわけです。その中身について言えば、よいところというのは、いわばこれは俗に言うこの「兄弟に女ニ夫婦相和シ」と。たとえば
○小巻敏雄君 悪いところというのは一体それではどういう部分なのかという点にも触れていただきたいと思います。
○小巻敏雄君 大臣にお伺いをします。 ほかの議員からも先立って質問もあったわけですが、大臣か二十八日、日本記者クラブで行われた講演に関して一、二お伺いをするわけであります。 一つは、教育勅語に関する御発言内容でありますが、新聞記事の内容、あるいは先ほどからの答弁をお伺いしておった限りでは、教育勅語を今日の時点で、全部にしろ、一部にしろ、現実の教育行政に再び生かそう、復活しようという考えでないということはお
○小巻敏雄君 この点につきまして、先ほど久保委員の方からも質問があって、一定の答弁があったわけですが、総長の単独記者会見における見解といいますか、答弁といいますか、これはかなり驚くべきものだと私は思っております。特に、特別に単位認定をして卒業させた学生は、組合からにらまれた学生であって、留年をしてはかわいそうだから、何とかかんとかして押し出してやりたかったと。そうしたら押し出すことができたわけであります
○小巻敏雄君 本日の十二時半ごろ国士舘大学のキャンパスで、学生諸君と思われますが、新聞にも記載されておったような人たちかもしれません、有志の名義によって「学生諸君へ」という訴えが出されておるわけです、八項目からなっておるわけですが、これが二、三十人の学生の手で配布されたというふうに聞いておりますが、そこへ直ちに、何というんですかな、ナチスの服みたいな、あるいは警察の機動隊の服のような黒い服を着た諸君
○小巻敏雄君 時間も短時間ですから、なるべく端的にお答えをいただきたいと思うんですが、昨日文部省の方で安高理事と接触をされて、国士舘大学の内部の事情をいろいろ聴取をされたというふうに聞いておるわけですが、ここで具体的に項目を挙げて言えば、どういう項目について内部の事情と今後の見通しについて、何をお聞きになったのか、簡潔にお答え願いたいと思います。
○小巻敏雄君 やっぱり二つあったわけですね。 一つは、内容が問題があるということと、しかも、それが強制的に単位取得の中に繰り入れられて、学則の中にもないようなところで合否が決められて、やらなければ卒業できなくなる。さらに、これを取り扱っておるのが、プロフェッサーではなくて、学監というようなところで内容を取り扱っておったと。それらの問題が問題になった。もう読み上げることはいたしませんけれども、私も改
○小巻敏雄君 これはなぜ、学長が訓話をするということは何かよいことのように思う人もあろうかと思うんですが、なぜ学長の訓話というのはやめられる必要があったのか、その点はいかがですか。
○小巻敏雄君 国士舘大学の問題について、午前中来、粕谷委員からの質問もあったわけですが、続いて若干の質問をいたしたいと思います。 この大学に関する問題は今回が初めてのことではなくて、すでに昭和四十八年段階でも、七十一国会でありますが、六月十五日には衆議院文教委員会で、さらに六月二十一日には参議院の文教委員会で、大学の方から参考人の出頭を求めて調査、審議を行ったところでありました。さらにさかのぼれば
○小巻敏雄君 引き続いて、有事においてあるいは今度の災害出動においてこれが治安訓練強化になり、そして治安対策が進められる、こういったふうなことが何が悪いかという姿勢をとり続けられるのでありますが、この防衛庁の研究対象にもなっておる一九二三年のあの関東大震災、この時点では日本陸軍のもとに戒厳令がしかれた。あの経験は私たちに何を教えておるのか。治安維持の名のもとに社会主義者、無政府主義者らが殺害をされ、
○小巻敏雄君 いま津川質問に対する答弁に比してやや慎重な御答弁である点は結構だと思うのでありますが、総理はかつて有事立法の研究に賛成であると、こういうふうに述べられたのでありますが、現にその有事立法は準備され、そうして自衛隊の出動訓練強化策、こういったふうなものが防衛庁によって現に進行させられておるのであります。この場にも列席の防衛庁竹岡官房長は、昨年の十一月、参議院の内閣委員会におきましてわが党の
○小巻敏雄君 総理大臣、あなたは去る四月二十五日、衆議院の災害対策特別委員会におきまして、副次的なものと言いながらではありますが、自衛隊の防災出動が治安出動の訓練になるのが何が悪いか、国費の効率的使用として好ましいという趣旨のまことにショッキングな発言をされたのであります。そのあなたの要請によって地震がまだ発生していない時点で自衛隊が出動をする、こういう道が本法成立によって開かれることになります。総理
○小巻敏雄君 私は、検討してまいりたいという言葉は、やるというよりはやらない方向のウエートが強いように、いままでの経過から受け取らざるを得ないのでありますが、現在、こういういわば国から見放されたような状況で、私学が自分の責任で一生懸命になってやっておるわけですが、ここにどのぐらいの学生が在籍をし、そうしてどのくらいの卒業生をつくってきたのか、その点についての把握をお答え願いたいと思います。
○小巻敏雄君 答弁としてはきれいに整理をしてそのように言われるわけでありますけれども、いままでにすでに自主的な努力が存在をし、外国の例を見ても、通信教育の一環としてイギリスで実施をされるなど、積み上げも見られるわけであります。日本の場合にはしばしばこれら自主的に、多様に前進をしようとしておるときに、国家のプロジェクトとして、一つのものをぐっと押し出すことによって、大体従来からの自主的な努力が衰弱をして
○小巻敏雄君 教員の現職のままで研修を行う点を今度の新大学で強化をしていくと、このことによって、教員の資質向上を図るというふうに言われるなら、この現職教員の資質向上というのは、これは現場教職員も国民も望むところであります。あわせて勤労青年や、社会人に対して、高等教育の機会を付与するために、放送大学を構想すると言われているのでありますが、勤労青年、社会人に対して高等教育の機会を付与すること自身は、今日
○小巻敏雄君 まあ既設の教育大学と、今度設置しようとされる教員大学との一つの違いは、管理運営上の副学長設置と、そうして参与構想のところにあることは事実であり、筑波大学の際の参与会の問題ですね、そうして、医科単科大学を設置する場合の参与の問題のときも、非常にこの点は問題の焦点になってきたわけであります。こういう重要問題が明文の中にあらわれてこずに、実際設置したら出現をするというような仕組みになっておるのだとすると
○小巻敏雄君 国大協の特別委員長の須田先生のいわゆるメモですね、これでこの問題についてながめてみますと、国大協特別委員会報告というのが四十九年に持たれまして、管理運営上の特別な措置は、教育上の新構想というよりは政治的色合いが強いと言って、非常にこの問題を国大協としては懸念をして、ポイントとしてながめてみたわけですが、須田メモの中にその問題が出てこないわけですね。少なくとも口頭で話したというふうに言われましても
○小巻敏雄君 まず、管理運営についてお尋ねをしたいわけであります。 国会に提出された文部省の資料の中で、構想の概要についてというものがありまして、そこでは副学長を置き、運営について学外の教育関係者等有識者の意見を求めるなどの工夫ということが挙げられておるのですが、国大協に対していろいろ説明をされた中には、副学長制を設けるほか、現行の法令に従って、教育研究が円滑、適切に行われるように検討するというふうになっている
○小巻敏雄君 直接源泉のすぐそばで、温泉熱等が直接に作用して従来起こったような姿で起こった災害でない。直接の引き金が非常に直接的に作用したというふうにいま見るだけでは解釈がつかぬということを言われておるのかと聞いておるわけでありますが、いずれにしましても、これについてはここの地質とそして急勾配、それに対して大量の雪解けの水がこれが働いてそうして崩壊、土石流をもたらしたと、こういう点では一つの山の継続
○小巻敏雄君 林野庁の方にお尋ねをいたします。 先ほどから今回の災害は、たとえば前回四十六年災害が温泉地すべりであったのと趣を異にして、今度は崩落、土砂崩壊、性質の違った災害だと言われるわけであります。常識的には県の要望書を見ても、これは地すべり災害というふうに呼んでおりますし、市町村の方でも地すべり災害というふうに呼び、また現地新潟大学の調査団等もこれを地すべり災害というふうに呼んでおります。地
○小巻敏雄君 「この度の妙高高原町で発生した地すべりは、多数の人命と財産を失」った、こういうふうに新潟県の要望書は筆を起こしておられるわけであります。そして本文に入りますと、まず第一に災害の発生源は、国有林地内にあり、林野庁の所管となっているところ、関係機関による調査を早急に、そして再災害を防止するための工事が緊急に実施されるように強く訴えておられます。 私は大臣にお伺いするわけであります。林野庁
○小巻敏雄君 初めて大学院が設置される際には、昭和四十一年の三月十一日、教員養成大学に設置される大学院に関する審査方針というのが出されて、ここで大学院の目的、性格なり、それの基準なりをお定めになったわけですけれども、これについて見直しをやろうということなんですか。
○小巻敏雄君 まあ慎重な御答弁であったかと思うわけですが、私はここで局長の方にお伺いをするわけです。 すでに前質問者、あるいは衆議院でも繰り返し出されている課題でありますけれども、現在、教育学の発展とも見合いながら、既設の各大学で長期にわたって大学院設置を望まれるという動きが続いてきておったわけですね。戦後の新学制以降二十年たって、ようやく東京、大阪と大学院が修士課程として設置をされ、今度既設大学
○小巻敏雄君 最初に、文部大臣に一つお伺いをしたいわけであります。 前回の委員会では参考人を招致をいたしまして、そしてるる御意見を聞いたわけであります。この中で私は、長尾先生が特に生い立ちとしては、教員養成系の学校を経過しながら、そして教育大の教鞭もとり、その上で今日教育学者として歩んでこられる上で、教育学というものは、その生い立ちからしても技術学の性格を持つものだと、こういうことを言っておられるわけですね
○小巻敏雄君 いまちょっと話にも出されました江東防災整備計画というのは、昭和四十五年のあの消防審議会の方で問題提起された後で、十年計画を設けて、都市防災の最低の必要であるところの避難路、そして避難のためのオープンスペースを確保するために十年計画を決めて、おおよそ十年に近づいておる今日、ようやく六カ所の計画のうちで一つをつくり上げて、あとの一つは宙に浮いているというのが現状ではないのですか。どうですか
○小巻敏雄君 太平洋プレート説が斬新な学説としてあらわれてから後、この六十九年周期説とか、ああいうものはえらい古びた感じのような姿に取り扱われるわけですけれども、決して現実の被害を見ていく上で六十九年説が否定をされたわけでもなければ、この危険というものは何らかの新しい学説によって色がうせたわけでもないというふうに私は考えるわけですね。もちろんこの立法だけでこのすべてを賄うものでなくて、他の諸施策とあわせて
○小巻敏雄君 まず、大臣にお伺いをしたいと思うわけであります。 今回、大規模地震対策特別措置法案を提案されるに当たって、提案理由として、わが国は世界有数の地震国として幾多の大地震に見舞われて多くのとうとい人命と財産が失われたと、これに対して、今般特別措置の立法をして備えようということでございます。この点は国民がひとしく望んでおるところであって、わが党としても五年前から、特に大地震に対する災害に備えて
○小巻敏雄君 最初に飯島先生並びに長尾先生にお伺いをしたいわけでございます。特に飯島先生は、今日国大協が何回かにわたって意見を発表してきたその全期間にわたって直接手がけてこられたわけであります。ここで国大協の方で指摘をされました三つの問題点というのは、広く有識者が憂慮深く見守っておる問題の中心をなしていると思うわけでありますが、確かにその露骨な上下関係が、既設大学と新しい大学との上で直ちに発生するかどうかというような
○小巻敏雄君 特に児玉先生にお伺いしたいわけでございますが、すでに衆議院の中でも若干の審議を行った上で、どうしても尽くされたとは思いませんけれども、いまセンターの問題を含めて、参議院で審議をしておるわけですが、この設置基準についてはどういう基準が設けられるかというのは、これは非常に大きな問題だと思うんです。文部側のいままでに表明された見解では、これは別枠のようなものを設けて、基準の枠外大学というようなことにはしないで
○小巻敏雄君 共産党の小巻でございます。 先生方にお伺いするわけでございますが、まあ私どもの党といたしましても、このいま言われている目的にもうたわれているわけですけれども、勤学青年、社会人に高等教育、これの機会を付与をするということは非常に今日段階で重要なことだというふうに考えておりまして、一昨年、五十一年にも教育提言などをいたします中では、夜間大学というものはもっと発展させなければならない、こういう
○小巻敏雄君 教員のいやしくも資質能力に対して、現行のままでは十分でないという指摘になっておるわけでありますから、裏返して言えば、現行の大学における教員養成の中身について。それからもう一つは、大学を出て学校現場に配置されてから後の研修と申しますか、資質向上の現状に照らして不十分だという認識に立って、社会的要請があるというふうに当然読み取るわけですけれども、端的に言えば、これは教員の専門的力量の強化拡充
○小巻敏雄君 まずその趣旨において「教員大学は、教員の資質能力の向上」、そして「初等教育教員の養成・確保という社会的要請に対処するため」と、こういうふうにうたわれておるわけですけれども、私もこの中教審、教養審、鯵坂調査委員会の中で指摘されておる問題点というのは、一応目を通しておるわけですが、ここに言われる「社会的要請」というものはどういうものであるのか、改めて簡潔にお答えいただきたいと思います。
○小巻敏雄君 共産党を代表して質問をいたします。 教員大学の概要について、その趣旨を初めとして若干の内容について説明書をいただいておるわけですが、もともとよく知られた一九七一年の中教審答申、七二年の教養審の建議、そして七四年の鯵坂調査会、これら一連の事前の積み上げがあって、その上に新構想大学院、これを中心にしなから出発をせんとする今日の大学設置であるというふうに理解をしておるわけでありますが、大筋
○小巻敏雄君 どこですか。
○小巻敏雄君 まず大学局長にお伺いをします。 三月十八日の予算委員会で、私大の補欠合格者に対する寄付金問題について、何校かについては調査をするというような答弁をいただいておるわけですが、その後調査をされた結果、またこれらの問題の寄附金の返却等について、具体的なあらわれ等があればお聞かせ願いたいと思います。
○小巻敏雄君 まず、労働省にお伺いをするわけであります。 昨年の十一月三十九日に、中央労働基準審議会において「労働時間対策の進め方について」という建議が出されておるわけでありますが、この中で、今日ちょうど当委員会で審議をしておる週休二日制とずばりかかわる問題を取り扱っておると思うわけですね。週休二日制といえば、これはやっぱり労働時間短縮の問題である。この建議の前文の中あるいは労働時間の現状分析の中
○小巻敏雄君 参考人どうも御苦労さんでございます。 一層ひとつ努力をしていただきまして、それらの面が前進をすれば、国民のコンセンサスの前進にも大きく裨益することは間違いないところであります。どうもありがとうございました。
○小巻敏雄君 共産党を代表して質問をいたします。 参考人、大変御苦労さんでございます。お急ぎのようですので、簡潔にひとつ御質問をまず最初に申し上げておきたいと思います。 銀行という経営企業は、ほかの多くの経営企業に比べましても、今日段階で、いま問題になっておる週休二日制等については主体的な条件は最も成熟をしているだろう、また、こういった一つの社会進歩の問題についてこの中で役割りを大きく果たしていかれるような
○小巻敏雄君 事件について。
○小巻敏雄君 日本共産党を代表して質問をいたします。 わが党としては昨年の本法改正案が提出されたときにも、基本的には銃器にかかわる問題であるにしても、人権としてのスポーツ、趣味にわたってはこれは尊重されなければならず、基本的には所持制限を強化する等は、非常に慎重に行われる必要があるという立場で御質問を申し上げたのでありますが、また同時に、銃器というのが本来的に人間に対する殺傷力を持っておるものであり