1975-03-28 第75回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
○小巻敏雄君 すでに中間報告の中で技術的にかなりの問題は表に出ておると。ことしの段階では、先ほども長官が、修理をしてもう一遍走るようにして使うんだというたてまえだと言われておるんですけれども、ここのところで修理をするということになれば、一定の予算、六千万円か、この事業団予算で組まれていますね。これは一体どういう輪郭をほぼ予想しておるのか。特に原因究明とも深くかかわってくるのですけれども、初め言われておったように
○小巻敏雄君 すでに中間報告の中で技術的にかなりの問題は表に出ておると。ことしの段階では、先ほども長官が、修理をしてもう一遍走るようにして使うんだというたてまえだと言われておるんですけれども、ここのところで修理をするということになれば、一定の予算、六千万円か、この事業団予算で組まれていますね。これは一体どういう輪郭をほぼ予想しておるのか。特に原因究明とも深くかかわってくるのですけれども、初め言われておったように
○小巻敏雄君 修理をするためには、その事故の原因が明らかになり、その事故を引き起こした責任が明らかになり、その上で恐らくは新たに設計が加えられて、炉についてですね、新しい設計のもとに修理を行う、さらに遮蔽実験も行わなければならぬと思うわけでありますけれども、そういうふうな問題に関しては、大山さんの調査委員会が発足をしておる、これの結論と無関係にこういうことが進むものでなかろうと思うのでありますけれども
○小巻敏雄君 昨年の夏、日本の原子力船「むつ」が船でなくて漂流物ということになって海を漂ったというときから半年たつわけであります。あの問題はその他の多くの開発公害などとともに日本の成長政策、開発政策、こういうふうなものの持っておる欠陥を照らし出したと思いますし、そしてとりわけ原子力開発、原子力行政についての幾つかの問題点を国民の前に明らかにするものであったというふうに押えております。いま新しい年度が
○小巻敏雄君 午前中から参考人の御意見をお伺いしておったんですが、今日の病的なひとつの競争状況についての改善策として、大学入試を資格試験にするというような問題、これはそれだけではいきませんので、卒業というような考え方をやめてしまうこととか、いろいろあったわけですね。中にはそうならなくても、履歴書に書かなければ、ないと同じではないかという意見もあったんですけれども、そういうこと、人を採用するなり、結婚
○小巻敏雄君 営外も一緒に答えてもらいますよ。
○小巻敏雄君 自衛隊の中にある日本国民の数と申しましょうか、有権者の数は大体何名ぐらいあるのか。そのうちで営内居住の自衛隊員の数は何名あるのか、お伺いします。
○小巻敏雄君 日本共産党を代表して質問をいたします。 まず、防衛庁長官にお伺いをしたい。自衛隊員の選挙の自由、そして候補者の選択の自由にかかわる問題であります。議会制民主主義を守り、そして政党政治にとって軸になる各党派の主張を、自衛隊員によく行き渡るようにするというようなことを保障をして、そしてやっておられるのかどうか、基本的な姿勢をお聞きをしたいと思います。
○小巻敏雄君 説明でいいですな。
○小巻敏雄君 村越さんに質問をいたします。 いま寺田さんの方から、ある政党の批判では云々の話の上で御質問があったのですが、いま地方自治体の財政破壊の中で、同和事業対策の問題が大きな原因になっているというのは、特に大阪府では広い範囲にわたって天下周知の事実でありますが、村越さんのお話では、まだまだ市の持ち出しが足りるどころか、不十分なようなことも言われている。大阪市大の部落解放研究所の事務局長をやられておって
○小巻敏雄君 こういう状況の中で、むしろ私は闘争形態においてはトップグループの一つではあるけれども、そんな特異な形態を福岡県教組が持っておるわけではない。ただ、処分においては全国ただ一つというふうにぬきんでているのが実態だと思う。全員処分であり、その不利益は年々累積をしており、賃金上の不利益は耐えがたいものになっている。これに対して多くの県がまた生涯ついて回らないように是正措置を数年後とっておるというような
○小巻敏雄君 続いて、しきりに福岡県教組が特に大量、大規模、累年の闘いをする点において全国に例を見ないというのが言われておるのですけれども、これはやっぱり十指に屈するぐらいの各県が大体同規模の闘いに入っておるというふうに私は承知をしておるんですが、それでよろしいですか。
○小巻敏雄君 先ほどからいろいろお伺いをしておったのですが、まず教組の委員長の大穂さんにお伺いをするのですが、昭和四十二年以来六回、十四万人という処分が教委側から言われておるのですが、闘争は昭和四十一年にも行われたのではないか、そのときは一〇・二一闘争にも確かに福岡県教組は参加されたのではなかったか。そのときは処分がなかったというふうに理解をしてよろしいですね。
○小巻敏雄君 そうすると政府は道理を曲げて無理をのんだのだと、ここで言われたものと承知してよろしいな。 〔理事辻一彦君退席、委員長着席〕
○小巻敏雄君 それじゃ関連してお伺いをしますが、あの時点で政府がむつを母港として放棄をする、すでに施設もつけて二十五億円ぐらいが投下されたと聞いておりますけれども、こういう状況。それから九月からテストを終わって前進するはずであった「むつ」は、もうこれは修理をして使うのかそれとも使わないのか今後の検討にまたなければわからないと。これは予定からすれば大きな停滞であって国費の大きな損失であって、これは政府
○小巻敏雄君 私は、今度の中間報告書、特に調査委員会が別途設けられるということになれば、中間と言い条この委員会としては私は最終的な報告ということになるんじゃないかと思いますので、これについてお伺いしたいというのが趣旨でございますが、長官、ただいまの答弁聞いておりまして、前回の委員会の状況などとかね合わせて懸念も感じますので、一、二長官にただした上で入りたいと思うわけです。 前回、十月十六日のこの委員会
○小巻敏雄君 まあその前提で若干内容に具体的にわたってお伺いをしたいと思うわけです。このことは実行され終わったときに証明をされる問題でありますが、同時に実行の、この協定の中身が必然的に行動を規制してくると申しますかね、そういう問題が幾つもありますから、それについてお伺いをするわけであります。この六カ月以内に母港を移転をするということですね。むしろこの問題は六カ月というこういう期限は現地の側から切り出
○小巻敏雄君 鈴木総務会長は政府を代表して公約したのでありますから、政府が国民に厳粛に約束をしたこと、それはまあ当然のことだと思うわけですが、したがって科学技術庁は、森山さんいませんけれども、これはこの中で科学技術庁の持ち分に応じて誠実にこのことの実行をはかる、こういうことになるわけですね。
○小巻敏雄君 きょう大臣がいないというのはたいへん残念ですけれども、中村政務次官は閣僚懇談会にも出席をされておるわけでありまして、とにかく現時点で長期に漂流をした「むつ」が港に帰っておるという状況下でございますから、そして鈴木総務会長による現地の三者との合意協定書も新聞紙等ではすでに発表されて、衆議院でも、まあ一回ですけれども、これについての審議も行なわれたということですから、私はここでこの問題を抜
○小巻敏雄君 それ、ちょっと答えがすれ違ってますよ。到達目標に対して及ばない子供を引き上げるための措置をとることについての考えを尋ねておるんですが、いまのお答えは、その「欠くことができる」という点を野放図に欠くのでなくて基本的目標を達成するように用心深くやっておるというような答弁なんですからね。それにもかかわらず、やっぱり到達目標の公定相場の中に部分的にはできない子供についてはいわば猶予、免除をしてやるというような
○小巻敏雄君 いま大臣の話では、一般的にやっぱりすりかえられていると思いますね。やっぱり一たん緩急あった場合に力が発揮できたことを成果としてあげているのですからね。いま例が悪かかったと言われるが、それを中心にして述べられたことばですからね。やっぱりこういう戦争の美化につながる考えは改められるべきであり、少なくとも、文部大臣が言われたところは、さような首相の考えとは立場を異にして発言をしておられるというふうにでも
○小巻敏雄君 私、今度ここで政治の場に立つまでは戦後学制改革の時期は京都府で、そうして五十年代に入ってからは大阪で、教育の道を歩んできたわけです。 ここで一言質問に先立って前口上を言うのをお許しを願いたいと思うのですが、つくづくこのサイレントマジョリティと申しますか、教育について常々あまり発言しない人たち、われわれが実際には現実に子供に譲るたった一つの財産が教育だという姿になって、教育に異存しているということをこの