1952-06-19 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第47号
○大澤委員 今の御答弁は、あまり声が小さいので、また議場があまりやかましいので、私には聞き取れませんでしたが、いずれにいたしましても、そういう点から改善する必要があるのではないか、かように考えるわけであります。なお今度国鉄の人員の配置の点、あるいは機構の改善の点等に対しては、何らかの改善をするということは、総裁は常に考えておられるようでありますが、こういう機会に十分そういう点を織り込んで改善するなり
○大澤委員 今の御答弁は、あまり声が小さいので、また議場があまりやかましいので、私には聞き取れませんでしたが、いずれにいたしましても、そういう点から改善する必要があるのではないか、かように考えるわけであります。なお今度国鉄の人員の配置の点、あるいは機構の改善の点等に対しては、何らかの改善をするということは、総裁は常に考えておられるようでありますが、こういう機会に十分そういう点を織り込んで改善するなり
○大澤委員 先ほど代議士会や本会議があつたので、私こちらの委員会へ参るのが非常に遅れて申し訳ありませんが、実はこのたびの日暮里の駅の事件について、総裁も大分お忙しいようでありますが、ひとつお伺いしておきたいと思います。 先ほど来いろいろ総裁の答要り説明なりを伺つておりますと、どうもまだ要領を得ない。われわれが国民に対して、こういうわけだという真相をほんとうに話す程度になつていないようであります。これも
○大澤委員 この金融の面が、いかなる産業にしてもある程度まで円滑でなければ、事業の発展は期し得ないということは御承知の通りでありますが、従来自動車運送事業法は、収入の面が他の事業とは異なつて、ある程度まで現金収入が多いために、月賦販売とかなんとかいう販売会社の一つのえじきのようなものになつて、高い金利でいろいろな購買をして、それを日々の収入によつてなしくずしてその元金を償還し、また金利を拂つて行くというようなやり
○大澤委員 先ほど提案者からの御答弁によりますと、戰争中あるいは戰後の自動車業者の営業成績といいますか、業者の経済的な信用の程度が非常に落ちておつた、そして自動車財団に対しての金融の面が少かつたが、それが現在は自動車関係の事業が発達したので、この法案を提案したというお話でありますが、自動車事業というものは、国家がある程度までこれを育成目し、あるいは行政面においてはこれが助長政策をとられない限り、断じて
○大澤委員 それでは道路交通事業抵当法案につきまして一言お伺いをいたします。戰争中に自動車財団法が実施されておりまして、当時その自動車財団法による金融の措置といいますか、あるいはこの自動車財団法による金融の実際の面がどのくらい活用されておつたか、その点をお伺いをいたします。
○大澤委員 ただいまの御説明によりますと、航空機は他のものと比較してガソリンの消費が非常に多いから、ガソリン税をかけると負担が過重になる、そういう意味からガソリン税を免除したというお話でありますが、あなたのお話によりますと、税の体系から言つて担税力あるいは負担の公平という面からすれば、船舶、汽車等に対しては通行税を負担せしめ、航空機に対してだけ税を免除することは公平でないという御答弁でありましたが、
○大澤委員 ただいま坪内委員から発言されました航空機の通行税に対する点について、大蔵省の税の面から御答弁されましたが、承りますと通行税は船舶、汽車等、他との比例もあるので、航空機に対してだけ減免するとかいうようなことは、税の体系から行つて適当でないというような御説明でありますが、先ほどの大蔵省の政府委員からの説明によりますと、航空機用のガソリンに対しては特に免除しておる、すなわち陸運の自動車その他に
○大澤委員 しからば東京都内において、銀座のまん中を都電が通つておるとか、あるいは新宿でも私鉄の電車が道路のまん中を通つておるというような現状を見ましたときに、提案者の考え方が、こういうものは電車だから車両ではないというようなお考えでありますならば、こういうものは最も道路のまん中を大幅に使用しており、そのために自動車以上の重量もあるでありましようから、本法案の趣旨が何らか公平を欠いておるのではないか
○大澤委員 お話を承りますと、日本の産業開発並びに経済、文化の発展のため自動車交通に大きな関心を持つて改正したということは了承できるのでありますが、自動車の発達並びに将来の発展を目途として本法律の改正がされるといたしますならば、何らかの方法でこれを助長し、あるいは自動車の便益をはかり、しかもこれが発展でき得る処置をこの法案に織り込まなければならない。しかるにこの法案を見ますならば、自動車交通のためには
○大澤委員 このたびの道路法案につきまして、私まだこまかく条文を検討いたしておりませんが、大体私の考えで気のついた点をお伺いいたしたいと思います。 今回道路法を改正するということは、三十年来現行道路法が何ら改正を加えられてないので、このたび新しく新日本の建設という意味から道路法の改正を行うというような建前になつておるようであります。すなわち道路法の改正にあたりまして、何のために道路法を改正するかといいますならば
○大澤委員 昨日も局長に御質問申し上げたわけでありますが、わが国の憲法下において、われわれ国民が少くとも自由であり、あるいは文化生活を行うことは憲法の命ずるところでありますし、なお民法の享受権から考えましても、自動車を所有することはわれわれ国民の自由であり、かつてであることは御承知の通りであります。従いまして自分の実力によつて自動車を購入して持つておるものを、政府の都合によつてこれを検査する。しかも
○大澤委員 ただいまの説明は、助長行政を担当する自動車局長として、まことに望ましい御意見であり、考え方であると思います。そういたしますれば、このたびの道路運送車両法六十一條による車両検査の点でありますが、交通上の危險が一応ないものと断定でき得るような場合があれば、一日たりとも一刻たりとも目的の業務に挺身させることが、最も自動車事業に対する進歩であり、発展であり、目的に到達するのではないかと考えるわけであります
○大澤委員 私はただいま提案になつております道路運送車両法について昨日自動車局長に対して御意見をただしたのでありますが、少々納得の行かない点がありますので、三、三局長に対してこの際質疑を続けてみたいと思います。 本法案においてはこのたび車両検査に対しまして、有料によつてこの検査を行うというのでありますが、助長行政を担当しております自動車局長の立場から、わが国の自動車事業、すなわち交通産業等に対しての
○大澤委員 一応御説明を承りますれば、まことに苦しい立場であることはよくわかるのでありますが、私たちといたしますれば、これがわが国の交通、産業あるいは国民の経済、国家の文化の発達等を考えますのに、何と申しましてもわが国のごとく国土の狭い国といたしますれば、航空機の発達はもちろん必要ではありますが、なかなかさように国家的の財政あるいは国民経済の面から見ても、とうてい簡単に期し得られない。何と申しましても
○大澤委員 ただいまの説明によりますと、自動車の検査を受ける場合は、自動車を所有しておる者にとつて利益になる、すなわち受益者負担という理念のもとに、検査手数料を国が徴収するというようなお話であり、しかもこの自動車検査登録関係の経費という資料を見ますると、人件費は一億八千四百四十七万五千円、こういうふうになつておりますが、自動車を検査するための人員の経費が、全国を通じても一億八千万である、しかるにこの
○大澤委員 道路運送車両法の改正法律案に対しまして、政府のお考えを承りたいと思いますが、今度の改正法案で見ますと、自動車の検査をするのに、この検査費用を徴収するということになつておりますが、どういう理由で、今まで検査費用もとることなく、しかも自動車行政を助長している運輸省自動車局といたしまして、こういう考え方になつたか、この点をひとつ承つておきたいと思います。
○大澤委員 そうしますと現在講和発効前であつて、一応占領下の立場であるが、刑法上の問題にいたしましても、あるいは民事上の問題にいたしましても、民事上の問題は一応日本の民法でやるということは明らかであるが、刑事上の問題等に対しても、占領下であつても、なくなつたからやむを得ないとしても、万一生きていた場合には、日本の法律によつて解決することができるというように了承してさしつかえないでありましようか。
○大澤委員 講和発効後は当然日本の法律によつて、損害の賠償にしましても、あるいは刑事上の問題にしましても、日本の法律で国鉄の事故と同じよ うに扱うとするならば、このたびの場合は、日本の法律によつて何らのさばきができないということになりますと、講和発効はしていないといたしましても、このたび犠牲になつた人たちは、死んでも死に切れないというようなことを、遺族の方々は考えると思います。決して事故を起した人
○大澤委員 私は大分時間もおそいようでありますから、簡單にお尋ねしたいと思いますが、先ほどノースウエスト会社と日航との間に、このたびの事故の責任がどこにあるかということを、大分皆さんが質問されたようでありますが、現在では私の一応考えますところでは、特に講和條約も発効していないししますから、航空機を日本が所有するとか、あるいは日本のパイロットがこれを操縦するということは許されていないので、当然この点は
○大澤委員 東北本線の電化は、たびたび当局の説明も伺うのでおりますが、一応新潟県の小千谷の発電所が完成して、電力が何とか間に合うようになれば、これを実現したいというような説明を伺うのでありますが、すでに新潟県の小千谷の国鉄の発電所も完成して、現在電力も過剰しておる。あるいは配電会社等に電力を売つておるというふうな実情であることを伺つておるのでありますが、いまだこれが実際の面に何らの処置に出ておらぬということは
○大澤委員 次に大宮、白河間電化促進の請願でございますが、本請願の要旨は東北本線はわが国を縦貫する一大幹線として、北関東及び東北の開発に偉大な貢献をなして来たのであるが、最近本線の持つ実質的価直が閑却され、勾配と曲線路が少いという一時的財政理由で他線の電化が優先実施されると聞くが、これが実施されれば重要資源の合理的開発はそれだけ遅延し、また本県が計画中の県総合開発計画も総合性を失い、同じ開発効果を上
○大澤委員 大宮、仙台間電化促進の請願でございますが、 〔委員長退席、山崎(岩)委員長代理着席〕 本請願の要旨は、東北本線大宮、仙台間延長三百二十二キロの区間を電化することは、従来の消費し切つた石炭消費量を大量に削減し、北関東、東北にわたる広大な一庫を開発して、国内経済交流の円滑化をはかり、もつて経済自立体制の確立に大なる貢献をなすものでありまして、該区間の電化をすみやかに実現されたいというので
○大澤委員 御承知の通りわが国の自動車行政は運輸省で扱つておるのであつて、この生産行政は戦前戦後を通じまして通産省で扱つているがために、現在日本で生産されるところの自動車を見ますと、海外のアメリカあるいはヨーロッパ等でできる自動車と比較いたしました際には、価格の点におきましても、アメリカの自動車の倍あるいは三倍もしておつて、しかもその性能がとうてい追いつかないというような点は、輸送行政を扱つている運輸省
○大澤委員 関連してお伺いいたします。關谷委員あるいは尾崎委員から申されたごとく、航空機の重要性、すなわち航空機に対しての輸送行政がまことに重要であるということはもちろん当然でありますが、航空機にいたしましても、あるいは陸上の交通機関にいたしましても、人命の点に対しては大差はないと思います。航空機の生産の場合は、航空機に対する行政の面を扱うと同時に、生産行政の面も運輸省で一貫して扱うということが、輸送行政
○大澤委員 そういう説明を伺いましても、国鉄は予算もないので、人間も少いということを言われておるのに、これは一つの例でありますが、いろいろな技術的の面にいたしましても、そういう手数をかけてまで少い資金をそこへ使うということよりも、今申し上げましたように、国家的見地から見れば、それをはずせばすぐにも他の方に使えるというようなところも、電化をするにしてもまだ十分あると思います。そういう手数をかけて複雑な
○大澤委員 総裁の御説明によりますれば、一応少い資金で最高の能率を上げるという意味で、この案をつくつたのだというお話であります。しからば東海道線にいたしましても、すでに電化の必要であることは私が申し上げるまでもないのでありますが、多額の金を出して電化をして、そのために機関車等の余つたものをローカル線へ振り向けることが簡單にできるものかどうか、技術的の面であるとは思いますが、一応この点をお尋ねしておきたい
○大澤委員 私はこのたび国有鉄道の予算の審議にあたりまして、一言総裁に所信をただしておきたいと思つているのであります。現在日本の国有鉄道が新線建設あるいは電化設備、電源設備等に対しての予算を見ましても、まことに苦しい予算を組んでいることはよくわかるのであります。現在の財政等の見地からいたしまして、新線建設にあたりましても、電化あるいは電源開発等に対しましても、あるいは車両等の改善に対しましても、非常
○大澤委員長代理 この際お諮りいたします。第十三回国会まで閉会の期間がありましたならば、閉会中委員会を開会できますよう、閉会中継続審議を議長まで申し出たいと存じますが、この案件につきましては委員長に御一任願いたいと存じます。この取扱いに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大澤委員長代理 次に日程第一九一及び第一九四、名洗港を避難港に指定の請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。仲内憲治君。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 これより請願の審査に入ります。日程第二〇四、尻屋港修築工事施行の請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。山崎岩男君。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 これより請願の審査に入りますが、審査方法については、前会通りこれを行いますから御了承願います。 日程第一ないし第四三、第九一、第九三及び第九四は、鉄道敷設関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。
○大澤委員長代理 この際国鉄総裁より、愛媛県下の国鉄バス事故につき発言を求められておりますので、これを許します。長崎国鉄総裁。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 第十回国会閉会中の委員派遣報告を、御承知の通り第十一回国会の開会が特殊の国会でありましたため、今日まで聴取する機会がなかつたので、当委員会の国政調査の資に供するために、本日これを聴取いたします。 まず第一に岡村委員より願います。
○大澤委員長代理 私語を禁じます。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続けます。江崎君。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 先般来当委員会は、鉄道運賃値上げを行おうとする本案に対しまして、連日にわたりまして愼重なる審査をいたして参つたのでありますが、本日は参考人の方々においでを願つて、運賃値上げの問題に関しまして、われわれの審査に各階層の人々の意見を聽取いたしまして、十分に国民の声を反映いたしたいと思うのであります。この
○大澤委員長代理 本日はこれにて質疑を終ります。 明日は午後一時より国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対して、参考人より意見を聽取いたすことになつております。参考人は委員長及び理事に御一任になつておりましたが、きまりましたので参考人の氏名を申し上げます。天日光一君、上田光春君、松宮あや君、高橋秀雄君、福良俊之君、菊川忠雄君、大和与一君、以上であります。 本日はこれにて散会し、明日午後一時より
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたし、資疑を続けます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡村君。
○大澤委員 ただいま政務次官並びに国有鉄道総裁から、私の質問に対しての御答弁を承りましたが、総裁の気持あるいは政府の気持はよくわかるのです。しかし実際において総裁の気持そのままが何ら行われておらぬという点が、私たちはまことに承服できないのであります。例をあげて申し上げますならば、一つのガソリン・カーの駅をつくるにいたしましても、鉄道管理局長のところへ陳情し、あるいは二十里も三十里も離れた営業事務所長
○大澤委員 先ほど原委員から、国鉄運賃の値上げについて御質問をされたのでありますが、この国鉄運賃の値上げということは、申すまでもなく国民生活に対して、まことに重大なる関連を持ちますので、産業に対しましても、あるいは日々の国民の生活そのものに直接重大なる影響を及ぼす問題でありまして、この点十分国鉄当局はもちろん、政府においても考えを新たにしていただかなければならないと思うのであります。税金その他の問題
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。昨日に引続き質疑を続けます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田君。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。片岡君。