2005-08-03 第162回国会 衆議院 外務委員会 第15号
○増子委員 協議をしているとも、あるいは打診があったとも明確な答えはございませんでしたが、いずれにしても、我が国は決断が迫られる時期がやってくるんだと思います。 そのときに、多国籍軍駐留の根拠というものが当然出てくるわけでありますから、安保理で新たな決議を採択するという場合、あるいは多国籍軍に参加している各国とイラク政府が二国間で話をし、地位協定を個別に結ぶというような方法も考えられるということがありますが
○増子委員 協議をしているとも、あるいは打診があったとも明確な答えはございませんでしたが、いずれにしても、我が国は決断が迫られる時期がやってくるんだと思います。 そのときに、多国籍軍駐留の根拠というものが当然出てくるわけでありますから、安保理で新たな決議を採択するという場合、あるいは多国籍軍に参加している各国とイラク政府が二国間で話をし、地位協定を個別に結ぶというような方法も考えられるということがありますが
○増子委員 ただいま外務大臣からいろいろお話がございました。戦後六十年、まさに我が国を取り巻く環境は大変大きな転換期にあるのかなというふうに私も認識をいたしております。そういう中で、やはり外交の重要さというのは、今まで以上に大きなものがあると思います。 今大臣が述べられたとおり、この国には本当に多くの課題が山積いたしております。もちろん、日米関係、私もこれが基軸であるという考え方には全く同じ考えであります
○増子委員 おはようございます。民主党の増子輝彦でございます。 きょうは、本通常国会最後の委員会になるかなと思っております。この通常国会、百五十日間の会期に加えて五十五日の延長になりました。郵政民営化という、国民が本当に望んでいるかどうかわかりませんけれども、小泉首相の改革の本丸だという狂気にも似たような執念の中で、今、国会は揺れ動いているわけであります。 そういう中で、今国会で、当委員会はきょうで
○増子委員 この社会保障問題、先ほど私が、今回の協定の目的、趣旨等についてはお話を申し上げました。できるだけ速やかに、やはりこれらの国々とも交渉を活発に進めながら、我が国の企業あるいは個人が安心してそれぞれの国で活動ができるような体制をとるべきだと思っております。 それに加えて、もう一つお伺いしたいのは、イタリアという国があることはもう御存じのとおりであります。ここには約五千七百人の在留邦人がおられます
○増子委員 今、カナダ、オーストラリア、オランダ等がございましたけれども、それぞれ交渉に入っているということでありますけれども、この見通しはどういう状況になっておりますか。
○増子委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの増子輝彦でございます。 きょうは当委員会における条約関連の最後の質疑ということになっておりますので、私は、少し時間をかけて、この社会保障に関する日本国とベルギー王国との間の協定、あわせて社会保障に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定について質問をさせていただきたいと思っております。 ともすれば、条約はもう大丈夫だということで、質問
○増子委員 四月のことのようです。今日までこれが明らかにならなかったということ、これは一体どういうことだったのか。我が国でも、もちろん外務省でこの事実を把握していなかったのかどうか、ここは、大臣、どうなんでしょうか。
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうは、一般質疑ということで、質問させていただきたいと思います。 日本の外交、大変今厳しい状況に置かれているのかなと心配をいたしております。きつい表現で言えば、八方ふさがりの状況なのかな。日中関係、日韓関係、あるいは常任理事国の問題、さらにアメリカとの関係も、BSEを中心として大変今厳しい状況にあるのかな。そして、靖国問題においては、場合によってはこれによって
○増子委員 この関連の中で、さらに大きな問題になっているのは、人身売買取引をされた多くの女性の方々、あるいは不法入国あるいは不法滞在という形の中で日本におられる方々が、まさに風俗営業の中にぶち込まれて、先ほど来申し上げておるとおり暴力団の資金源にもなっているということは、否定できない事実であることはもう当局がよく御承知のとおりだと思います。 日本は極めて法的に、風俗営業法等について、厳しいというふうに
○増子委員 今お話しになりました数字、私は少ないんだろうなと思っているんです、実態はもっともっとあるんだろうと。ただ、これがなかなか表面に出てこない。そして、警察もやはり人員をもっともっとふやして取り締まりを徹底しなければ、どうしても隠された部分が暴き出せないという問題が私はあるんだろうと思っております。 実態はもっともっと根深く、そして幅広く、多いものがあろうというふうに思っているわけであります
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 先ほど大臣が、海外に行かれると、大変国会で長く縛られて、審議時間をこれほどやっている外務大臣はいないというような話をされましたけれども、私はあえて申し上げると、やはり国会のあり方そのものを見直すべきではないかなと常々委員会あるいは理事会等でも申し上げております。 外務大臣が十の委員会に実はかかわっている、そのスケジュール調整に大変苦慮しているということを
○増子委員 そういう町村外務大臣のお考えにある意味で私は反して、小泉外交というものについての危うさを実は大変感じているわけです。 小泉首相は、いつもテレビのぶら下がりで、友好的にやる、率直に話し合えばわかるということをお話しするだけであって、それ以外は何も実は話をされない。毎日毎日、冷静に対処すべきだ、友好関係が重要だ、そういう発言だけを実はされているわけでありますけれども、それに対して、では具体的
○増子委員 大臣の発言から、例えば中川経済産業大臣のように怖い国だとか、そういう発言は当然できないということは私は承知をいたしておりますので、そういうイメージといいますか考え方というのを求めるつもりはございません。 ただ、率直に申し上げて、長い歴史の中で、先ほど大臣がおっしゃったとおり、二千年の歴史の中で、この中国との関係というものは、まさに日本にとってはやはり欠かすことのできない国家であることは
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 町村外務大臣、大変お疲れのところ、御苦労さまでございました。 大変厳しい日中関係の中にあって、外務大臣としてはやはり町村外交の腕の見せどころではないのかなと。我が国のしっかりとした外交方針を進めていかなければならない。そういう意味では、災いを転じて福となすという言葉もございますが、日中関係の長い歴史の中で、今回の反日行動につきましては、これを一つの教訓
○増子委員 しかしながら、この問題が改めてぶり返されてきたという背景があるんだと思うのです。 今回の、先ほど大臣もおっしゃいましたように、三・一の記念式典における大統領発言、あるいは三月十七日の先ほど申し上げました対日政策声明の発表という中で、この問題が大きくまたクローズアップされているわけですが、日本は済んだということであるにもかかわらず、韓国側が改めてこの問題についてこのような、いわば強硬と言
○増子委員 日韓基本条約の公式文書が公表されたということで、特に大事な点は、日韓間の請求権問題というものが大きな問題としてクローズアップされてきたんだろうと思います。外務大臣も、これは完全かつ最終的に解決されたというふうに御認識でしょうか。
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。きょうの質問をさせていただきたいと思います。 午前中の質疑の中でも、日韓関係あるいは常任理事国入りの問題等々いろいろ出てまいりましたけれども、私自身も日韓関係について、それに加えて、若干時間がありましたら日中及び日米関係等について少し質問をさせていただきたいと思います。 まず、日韓関係でございますけれども、ことしは日韓国交正常化四十周年という大変意義深い
○増子分科員 今、大臣の方から予防という観点についての考え方が示されました。 実は、私は、昨年、この予防ということについても質問をさせていただきました。その際に、極めて重要な予防の一つとして筋力向上トレーニングがあるということを申し上げました。実は、それはパワーリハビリにもなっていくわけでありますけれども、今回の、大臣が今おっしゃいました介護予防というサービスの点についてお尋ねを申し上げたいと思うんですが
○増子分科員 大臣のおっしゃること、よく私も承知をいたしております。 と同時に、やはり日本医療全体を考えますと、毎年毎年医療費も高騰しておりますし、これが国家財政の破綻につながるということの心配もあるわけであります。先ほど申し上げましたとおり、臓器の提供を待っている方々という問題点、あるいは諸費用の問題点等々考えていくと、やはり臓器移植というのは、私自身は積極的にできるだけ早く進めていくべきものではないのかなというふうに
○増子分科員 民主党の増子輝彦でございます。 尾辻大臣、そして衛藤副大臣、御苦労さまでございます。もう少しですから、頑張っていただきたいと思います。 本日、私は二点についてお話を伺いたいと思っております。 昨年も同じように御質問申し上げたんですが、臓器移植法についての点が一つ。それから、介護保険法の改正に伴う諸問題について幾つかの質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと
○増子委員 先ほど、逢沢副大臣の方から予算の概要説明がございました。その中に、平成十七年度予算においては、国民を守る外交を初め、四つの大きな重点事項が掲げられている。答弁は要りませんから。 大臣、まずその第一番目に「国民を守る日本外交に関する予算」ということが挙げられているんです。さらに、この細かい内訳の中で、「第三に、海外邦人の安全の確保のための予算を計上しています。この中には、在外邦人にとって
○増子委員 大臣、ぜひ抽象的な形ではなくて、やはり、外務大臣は前回の私の質問に対して、我が国の国益を実現するような、そういう外交を邁進していきたいということの答弁をされているわけであります。 では、町村外交というのは、国の平和あるいは安全あるいは諸外国との関係をよりよいものに構築していく、この国の国民の生命と財産を守りながらとか、そのためにはどういうことをしていくんだということをそろそろはっきりと
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうは当外務委員会の初の委員会でございますので、それぞれの委員の皆さんから基本的なことを含めていろいろ話がございました。私からも幾つかの点について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、町村外務大臣、御就任以来五カ月が経過をいたしました。この間、外務大臣は大変東奔西走、諸外国を訪問しながらも、日本の外交を展開されております。やはり外務大臣というのは
○増子委員 私も実は大臣と同じような考えを持っているわけであります。 先ほど赤羽委員の方からも、対中国との関係、経済問題を含めてございました。もちろん、日米関係は基軸であります。と同時に、世界の中で日本が果たす役割は非常に大きいわけでありますが、やはり中国というものを私たちはこれからもしっかりと意識しながら、またこの関係を構築していかなければならないと思っておるんです。そういう意味では、今の日中関係
○増子委員 まさに、私がこれからお聞きしたいと思ったことは、安倍外交の件もあわせてございます。かつて私も安倍先生の御指導をいただき、また町村外務大臣の御指導もいただいてまいりました。今は立場は違いますが、基本的な政治に対する志は共有するものがあると思っております。 安倍外交は、すなわち創造的外交ということを安倍先生はおっしゃられておりました。その創造的外交の中に幾つかの大きな問題があったわけであります
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうは質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 町村外務大臣、御就任まことにおめでとうございます。就任以来、なかなか直接お祝いを申し上げることができませんでした。この委員会でも三度ほど会っておりますが、なかなか直接お目にかかれませんでしたので、改めてお祝いを申し上げたいと思います。 日本を取り巻く諸問題が山積をいたしております。そういう意味
○増子委員 今、具体的な変更というものを大臣おっしゃられました。結果的には、人はかわっていないわけですから、名称が変わった、あるいは看板のかけかえに終わったというようなことになってはいけないと私は思っているんですね。やはり、同じ人たちがそれぞれの組織・機構改革の中で同じ活動をしていくわけですから、よほど外務省の職員がしっかりとした意識を持っていかないと、これはなかなか変わらないと思っているんです。
○増子委員 そうしますと、今度の機構改革によって、日本外交を進めるに当たり、今回の外務省改革が現実的に行われるのかどうかということを私は非常に心配をいたしているわけであります。一連の不祥事を受けて、今回、この機構改革につながったと思いますが、ある意味では、局レベルの改革は十一年ぶりの機構改革だとも言われておるわけでありますけれども、そのような大臣の基本姿勢をしっかりと持って日本の外交を進めていくために
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうは、外務省の機構改革について、そして国連改革と安保理について、中心に質問させていただきたいと思います。時間が限られておりますので、どうぞ簡略にお答えをお願い申し上げたいと思います。 まず初めに、外務大臣も今回の機構改革については並々ならぬ決意を持って臨んでいる、いつものように決意のときの赤い洋服を着られて看板のかけかえをやられたという報道を伺っております
○増子委員 まさにショッキングな事件であります。児童たちの心の傷というようなものは私たちが想像する以上に大変大きなものがあるんだと思うんです。子供たちが深く負ったその傷、中には登校ができなくなった子供もいるというふうにも聞いております。先生の中にも一部そういう先生がおられるというふうにもお聞きをいたしております。 こういった心の傷を、今局長がおっしゃったような形だけの中で本当にいやすことができるのか
○増子委員 事実確認、当然必要なことではございますが、またそれ以上に、こういった事件がやはり再び起きないようにすることも、より重要だと私は思っているわけであります。 過去にも、中学生、小学生児童による殺傷事件が多々起きているわけであります。平成九年から数えますと、今回を含めて十二件と私は認識をいたしておるわけでありますけれども、文科省としても、その都度、ただいまのような局長の答弁があるんだと思うんです
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうは、同僚議員の御好意によりまして再度質問の機会をちょうだいしたことに、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 まず初めに、先日、大変不幸な出来事が起きてしまいました。長崎県佐世保における小学校六年生の女子児童による同級生の女子児童殺害という、本当に痛ましい不幸な事件でございました。私どもに与えたそのショックというものも非常に大きいものがございます
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうまでのこの憲法調査会、中山会長の御努力に敬意を表したいと思います。 私も、この憲法調査会、初めて参加をさせていただきましたけれども、きょうはまとめということでございますので、総論的なことを申し上げたいと思います。 一つには、さまざまな論点が出てまいったわけであります。その論点の中でも十分それぞれが調整可能なものと、どうしても相譲れないものというものがあるように
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 一院制か二院制かの件について、私の考えを申し上げたいと思います。 結論から申し上げますと、私は二院制度であるべきだというふうに考えております。先ほど来、二院制に対する弊害あるいは国民の批判等も出ているということでございますけれども、私は、この二院制についていろいろな問題、弊害が出ているという指摘があるとすれば、それは政党の党利党略の問題や、あるいは議員
○増子小委員 我々は、真剣に家族会の皆さんを支えていかなきゃいけない責任があると思うのです。 このような日本の国内状況は北朝鮮に当然もう伝わっているのですね。まさに北朝鮮の思うつぼだと思います。国内が二分されている、日本はこういう国内事情だぞ、やり方によってはもっともっと、米でも、いろいろなものを引き出すことができるぞということがあると思います。そういう意味では、我々はしっかりここをしていかなきゃいけないと
○増子小委員 と同時に、小泉総理は大変罪な方だなと私は実は思っているんです。なぜならば、今回五人の方がお帰りになったこと、先ほど申し上げたとおり、大変よかったんですね。もちろん、曽我さんについては、これからどこかでジェンキンスさん初め御家族の方とお会いになって、その帰国のためのことをいろいろお話をされていくんでしょう。それはそれでよろしいと思うんです。 しかし、もっと大変なことは、横田さん御夫妻初
○増子小委員 民主党の増子輝彦でございます。きょうは、お二人の参考人の方に心から御礼を申し上げたいと思います。 まず、荒木参考人にお聞きをいたしたいと思います。 今回の小泉再訪朝の結果、五人の方は帰ってこられたということで、私も、一定の成果はあったというふうに評価はいたしております。しかし、今回の訪朝の最大の目的は、この五人プラス曽我さんの御家族の帰国よりも、むしろ、横田めぐみさん初め十人の安否不明者
○増子委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のためおくれますので、出席されるまで、委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣川口順子君。
○増子委員 しかし、その割には、今回の結果というのは非常に不満なんですね。これから先、十名の皆さんや百名を超える方々が本当に明らかになっていくかというと、私は、ほぼ絶望的な思いを実は持っているんです。 そこで、外務省に幾つかの点をお尋ねいたします。簡単で結構でございますから、お答えを願いたいと思います。 まず最初に、外務省は、小泉再訪朝、今回の再訪朝はいつ知らされたんでしょうか。
○増子委員 世論というのは私たち政治家とはちょっと違うのかなというのは、今回の小泉訪朝の結果の世論調査を見ても、ちょっと違うんですね。私は、今回の小泉再訪朝の最大の目的は一体何だったんだろうか、改めてこれは検証していかなければならないと思っているんです。 小泉首相は、出発前の記者会見では、拉致家族被害者の全員の帰国だと実は話しておりました。結果的には全員ということにはなりませんでした。五人でした。
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 小泉総理の北朝鮮への再訪問について幾つかの質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。時間が余りございませんので、私の質問にも端的にお答えをいただきたいと思います。 今度の小泉再訪朝についての結果、何かすっきりしない重々しい気持ちと残念だなという気持ちと、本当に複雑な心境であります。確かに、五人の御家族の皆さんが日本に戻ってきたということについては
○増子小委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうの参考人のお話を伺いながら、まさにこの国のあり方の大事な要点は統治機構のあり方だなということを改めて認識したわけでございます。 現在あるいは将来にわたる地方分権という形を考えましても、参考人の方からも話がありましたとおり、私は、やはり現在も将来も、政令、省令のあり方というものが極めて重要な問題ではないだろうかというふうに常に認識をいたしているわけでございます
○増子分科員 十分周知徹底がなされていないとおっしゃいますけれども、これは、十二年度、十三、十四、十五とずっと来ているんですね。これで周知徹底がされないということであれば、何かやはり問題があるんじゃないでしょうか。せっかくこれだけの予算化をしても、わずか一〇%強しか利用されていないということであれば、これはいかがなものか。しかし、難病の関係の皆さんは、やはりもっともっと活用したいという要望が強いんです
○増子分科員 これから日本の財政はますます厳しくなってくるわけでありますから、今大臣が御答弁の中で、ほぼ全国にこういう形でいくのではないかということでありますが、大臣の御答弁の中にもありましたとおり、この運営をどういうふうにしっかりとしていくか。やはり国の助成あるいは県の助成という中での財政的なものが厳しくなってまいりますので、これが最初に計画したよりもどんどんどんどん縮小されてしまって、さらに、思
○増子分科員 大臣、きょうは朝から長時間、お疲れさまでございます。厚生労働省関係について私が最後でございますので、もうしばらくの間、御辛抱いただきたいと思います。 大臣、人間、本当に健康ということが何よりも一番幸せなことなんだろうなと、私もつくづく最近感じることが多いものでございます。そういう意味で、厚生労働委員会でも、年金問題初め幅広く、健康あるいは雇用、多くの問題についていろいろと日本のために
○増子委員 まさに社会保障全体の中でこの年金制度のあり方も考えていかなければならないということは当然のことであると思います。 きょうのこの限られた時間ですから、細かいことについては質問はさせていただかない予定でおります。全体的に、年金制度のあり方や今回の政府提出の年金制度改革案について、幾つかの点をこれから質問させていただきたいと思っております。 せっかく、給付率を五〇・二%に維持するという前提
○増子委員 まさに政治家が今問われているんだと私は思うんです。自己責任という言葉が、イラクの人質になった三人プラス二人の五人の方々にも実はいろいろな形で浴びせかけられました。私は、むしろ政治家そのものがこの自己責任というものをどのように果たすかということが、国民に対する政治の信頼を取り戻すことも含めて、極めて重要なことだと認識をいたしております。 そういう観点からすれば、小泉内閣の七人の大臣の方々
○増子委員 質問の時間をちょうだいしまして、ありがとうございました。 しかし、何かちょっと気が抜けたような感じで、十二月の三十一日にクリスマスケーキをもらったような感じでございまして、いま一つぴりっとしないというのが本音でございます。 しかし、議員年金を含め、日本の年金制度のあり方につきましては、まさに今国民の中では大変な不信感が渦巻いているわけでありますし、国会が果たすべき役割というものも当然
○増子委員 大臣、これを聞いていかがでしょうか。高等教育のあり方あるいは私学のあり方という観点からすれば、こんな大学が存在していいんでしょうか。これだけの文部省が先週来調査をした結果、とんでもない数字が出てまいりましたよね。これをごらんになって、大臣、どういうふうにお感じになるか。簡単で結構でございますが、所見のほどをお願いします。
○増子委員 まさに大臣の御答弁のとおり、建学の精神に基づいて健全な教育機関としてあるべきことが、私は特に私学に求められている。これだけの血税が入るわけでありますから、非常に重要です。 大臣は、一部ではもっと税金を投入しろという声もあるということでありますから、なおのこと、不正とか疑惑とかあるいは偽装とか、そういうことがあってはならないということは当然のことだと思うんです。 そういう意味で、実は、
○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。 きょうは、私は、大学のあり方あるいは教育のあり方ということにつきまして、大臣初め関係の皆さんに御質問させていただきたいと思います。 先週、我が党の安住淳議員が、仙台にあります東北文化学園大学等についての質疑をさせていただきました。また、この件につきましては、三月一日の予算委員会の分科会で、私も、薬学のあり方あるいは教育のあり方、そして国民の血税が私学助成