1980-05-13 第91回国会 参議院 内閣委員会 第13号
○国務大臣(地崎宇三郎君) 大蔵大臣の御答弁と同様でございますが、さらに遺族の問題については検討してまいりたいと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 大蔵大臣の御答弁と同様でございますが、さらに遺族の問題については検討してまいりたいと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 この法律案は、公共企業体の共済組合が支給しております退職年金等につきまして、別途、本国会で成立いたしました恩給法等の一部を改正する法律による恩給の
○地崎国務大臣 再三申し上げておりますように、危機的財政であります国鉄を再建するためには、何と申しましても地方交通線対策が大きな課題になってきておるわけでございます。いずれにしましても国家的な見地からいっても、現在の地方交通線をより効果的な輸送の体制をとるということが国家の要請だとも考えておりますので、地方交通線対策に、いろいろ問題点はございましょうが、積極的に取り組み、またいろいろ御意見を承りながら
○地崎国務大臣 地方交通線はモータリゼーションの発達、道路の整備、マイカーの増加、こういうことで鉄道の特性の発揮のできないところを対象として考えていかなければならないわけであります。現在の地方交通線を維持することが赤字の累増につながっていく、こういうことでありますから、地元住民の方々の御理解を得ながら、バスにかえられるものはかえていくという、代替輸送を確保していく、こういう考え方で国鉄の赤字の累増をできるだけ
○地崎国務大臣 ただいま附帯決議のありました事項につきましては、政府といたしまして、御趣旨を体し、十分検討いたしたいと思います。 ありがとうございました。 —————————————
○地崎国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 この法律案は、公共企業体の共済組合が支給しております退職年金等につきまして、別途、本国会で成立いたしました恩給法等の一部を改正する法律による恩給の額の改定措置
○地崎国務大臣 整備五新幹線の進め方につきましては、五十三年に具体的実施計画が決定しており、五十五年度については工事着工のための所要の調査を行うこととしております。なお、整備新幹線については、採算上の問題が多いので、財源措置等の見通しを得ることが前提となっておるのであります。これについて、当面検討委員会の設置等によって検討を進め、速やかに決定されるように努力しているところであります。なお、財源措置等
○地崎国務大臣 政令で決めるということに対して、法律という御主張でございますが、この法案の審議の過程において、ただいま鉄監局長が御説明申し上げたような内容において処理していくと いう考え方でおるわけでございますので、その基準については、政令にぜひお任せを願いたいと存じます。
○地崎国務大臣 政令で基準を決めまして、現在の鉄道の特性の発揮できないものを代替のバス路線等に切りかえていくという方針で基準を決めるわけでございますから、地域によっての基準の変更というようなことは、現在のところは考えておりません。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 徳山丸事件等の内容を調査をいたしました結果、海洋関係の従事者の方々のモラルの向上がまず第一でございます。また、スラッジ等を投棄する場合の請負契約等の孫講、下請までの間の経過によって、焼き払った方が得だ、焼き払ってしまえというような考え方等も出てくるのではないだろうかというようなことで、いろいろモラルも向上しなければなりませんし、海をきれいにするということに対しての取り締まりを
○国務大臣(地崎宇三郎君) 今回の徳山丸の事件が起きましてから、運輸省内部におきまして、海運局あるいは港湾局、あるいは海上保安庁、連携をいたしまして、そして港湾の焼却施設の運用の内容とか、あるいは請負の金額の内容の調査だとか、いろんな面について、お互いに各省連絡して、出先官庁とも連絡いたしまして、十分取り締まりをするというようなこととあわせまして、日本船主協会あるいは日本タンカー協会、また日本内海海運組合
○国務大臣(地崎宇三郎君) ただいま議題となりました船舶のトン数の測度に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 船舶のトン数は、安全規制の適用基準として、また、港湾への入港に当たっての課税、手数料の徴収基準として用いられるなど、海事に関する制度の全般にわたりその運営の基準として広く使用されておりますが、トン数の測度に関しては、従来国際的に統一された基準がなく、海事諸法令の適用に当たって
○地崎国務大臣 もとより成田空港が地元に溶け込んで地元とともに共存することが好ましいことでございます。そのためには地元の農業振興対策、すなわち用水問題とか、このような問題を解決し、あるいは騒音に対する対策に万全を期していくということも必要でございますが、先生おっしゃるように、地元の方々が就労する場所をつくるということもある意味においての大きな空港公団あるいは空港との共存対策になると思いますので、関係
○地崎国務大臣 先般成田のパイプラインを視察してまいりました。先ほど来総裁が御答弁申し上げておりますように非常に難工事でございます。特に千葉市内の花見川の地下三十メーター以下のシールド工法の工事に至っては全くかつて見たことのないパイプ敷設工事の内容でございます。私は大変この空港の油の輸送の工事というものを重要視しておりますので、それぞれの現場あるいは成田の公団事務所に参りまして業者の方々にお集まり願
○地崎国務大臣 ただいま議題となりました道路運送車両法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 近年わが国の自動車の保有台数は著しく増加し、また、輸送活動に占める自動車の役割りは、その活動の全国的な展開及び輸送数量のウエートの高まりから見ましても非常に重要なものとなっております。これに伴い、自動車行政の事務処理体制の整備を図ることが必要となっております。 現在、地方における
○国務大臣(地崎宇三郎君) 昭和五十二年度日本国有鉄道決算書を国会に提出いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十二年度における日本国有鉄道の運輸成績は、対前年度比、旅客輸送人員は約二%減、旅客輸送人キロは約六%減、貨物輸送トン数は約七%減、貨物輸送トンキロは約一一%減となり、収入においては、旅客収入において約一九%、貨物収入において約一〇%おのおの増加いたしました。 以下、収入支出
○国務大臣(地崎宇三郎君) ただいま御決議のありました国鉄の設備投資の問題につきましては、国鉄経営の現状にかんがみ、経営改善のために効率的に行われるよう、御趣旨に沿って今後も厳しく指導監督してまいる所存であります。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 去る四月十八日の当本会議における四ツ谷光子君の質疑に対する私の答弁中、「この廃止予定路線については、政令において決められるべきものでありますが、これを決める際に、地方の自治体あるいは国鉄、国等の参加いたしました協議会をつくりまして、十分地元の御意見を反映して、そして将来話し合いがつきましたら転換をしたい。」と申し上げましたが、多少説明不足の点がございましたので、再度本会議
○地崎国務大臣 ただいま議題となりました日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 国鉄は、これまでわが国の基幹的交通機関としての機能を果たしてまいりましたが、その累積赤字は昭和五十四年度末において六兆円を超えるものと見込まれ、このままに推移すれば将来巨額な国民負担となることは明らかであり、わが国の交通体系における国鉄の枢要な機能を今後とも維持させるためにも、国鉄
○国務大臣(地崎宇三郎君) 鉄建公団から運輸省職員が受けた接待の内容を調査しましたところ、その内容は人事異動の際の顔合わせや会議の後の会食等であり、一件一件をとってみますと社会通念の範囲を越えてないものと判断したわけであります。しかしながら、運輸省とその監督を受ける公団との関係においては社会通念の範囲を一層厳格に考えなければならないわけであり、このような観点から鉄建公団との会食を見ると、全体としては
○国務大臣(地崎宇三郎君) 運輸省の所管の特殊法人等につきましては、先般の鉄建公団の事件等もございまして、運輸省といたしましては綱紀粛正、監督を厳正に行っておるところでございます。いま御指摘の会計検査院との問題等につきましては十分検討をさしていただきたいと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) これからの交通政策の方向は、省エネルギーを初めといたしまして、環境保全等の見地から効率的な公共交通機関を中心とする交通体系を形成していくことにございます。私は、この基本的な考え方に立って御指摘の点を含めた公共交通の充実を図り、国民の円滑な日常生活に必要な輸送サービスの確保に努めてまいりたいと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 大衆の交通、人命の尊重の上からいきましても、また労働者の労務管理の適正を守らなければならない経営者の立場から判断いたしましても、種々問題点があると存じます。十分御指摘の点について労働省とも相談をいたしまして厳重に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 道路運送法で禁止されております名義貸しのようなものがあると判断いたしますならば、厳重に対処してまいりたいと思います。
○国務大臣(地崎宇三郎君) お答え申し上げます。 総合交通体系の点の御質問でございますが、国鉄再建対策と総合交通政策との関係については、今回の再建対策の中において、今後国鉄が経営の重点を置くべき分野は、都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送及び大量定型貨物輸送の分野であることを明らかにしており、この考え方は総合交通政策が策定される場合にも十分反映されていくものと考えておりますので、整合性は十分確保されるものと
○国務大臣(地崎宇三郎君) 国鉄の経営は財政主導型で行われているが、営業本位に改めるべきではないかという点でございますが、国鉄経営のあり方につきましては、国鉄をして今後とも国の基幹的輸送機関としての機能を果たさせるため、その経営の健全性を速やかに回復することが求められております。 この観点から国鉄は、都市間旅客輸送等、鉄道特性が発揮でき得る分野に経営を重点化し、その他の鉄道特性が発揮しがたい分野については
○国務大臣(地崎宇三郎君) 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 国鉄は、これまでわが国の基幹的交通機関としての機能を果たしてまいりましたが、その累積赤字は昭和五十四年度末において六兆円を超えるものと見込まれ、このままに推移すれば将来巨額な国民負担となることは明らかであり、わが国の交通体系における国鉄の枢要な機能を今後とも維持させるためにも、国鉄の経営の
○地崎国務大臣 全く私の私見になるわけでありますが、今日中には大体解決をするのではないだろうかというふうに判断をしております。
○地崎国務大臣 残念ながら国鉄はストに入っておる状態でございます。早く収束されることを望んでおるわけでございます。また、公労委の内容については申し上げる立場ではございませんが、現在鋭意裁定の交渉中というふうに考えられるわけでございます。一刻も早く話し合いがつきましてストが解除されることを期待しております。
○地崎国務大臣 ただいま船舶のトン数の測度に関する法律案を慎重御審議の上、御可決いただきましたことを心から厚く御礼を申し上げます。また、決議されました附帯決議につきましては、御趣旨を尊重し、今後その推進に努力してまいりたいと存じます。 まことにありがとうございました。(拍手) ————◇—————
○地崎国務大臣 国鉄の再建あるいは三十五万人体制、こういうものをこのたびの法案で提出されておるわけでございますが、このようなことで、できるだけ労使の理解を得ながら進めていくというふうなことで前回の措置がとられたと思うわけでございますが、今回の私の考え方としましては違法のストについては認めがたいという態度で終始してまいりたい、かように存じておるわけでございます。
○地崎国務大臣 状況はこれからのストのあり方を見て判断をしていかなければならないと思いますので、スト回避をいまできるだけ要望しておりますから、ストが行われた場合において判断をしてまいりたい、かように存じております。
○地崎国務大臣 昨日私鉄総連の組合の指導者と私と労働大臣、面会をいたしました。それぞれの申し入れ等を伺ってお返事をしたのですが、その際にぜひストを回避してもらいたいということを申し入れを私の方からしておきました。毎年恒例のように国民に御迷惑をかけるストが行われておることを大変遺憾に存じておるわけでございます。何とか労使の協調を図って、お互いに理解を深めてストをぜひ回避してもらいたい、かように存じておるわけでございます
○国務大臣(地崎宇三郎君) 自由民主党の総務会におきましては、国鉄の現状についていろいろ厳しい指摘、批判がございました。そして最終的にこの御提出申し上げました法案を了承を得るに至りましていろいろな意見が出ましたわけで、いま先生おっしゃったような意見も出ましたが、最終的に今度の法案をどうしても成立させていただいて、不退転の覚悟で国鉄の公共使命を守るべしと、こういうふうに私は受けとめ判断をしておるわけでございます
○国務大臣(地崎宇三郎君) 五十五年度の国鉄の財政の状態は、助成前で一兆五千億の赤字でございます。これに対しまして六千八百億円からの助成をいたしましてもさらに八千八百億円、約九千億近い赤字が予想されるわけでございます。そういう意味におきまして、来年の春までには六兆四千億の累積赤字ということに相なるわけでございます。 このたび国鉄の再建法案を提出さしていただいておるわけでございますが、もちろん国鉄は
○国務大臣(地崎宇三郎君) ただいま議題となりました海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 海洋汚染の防止につきましては、従来から油及び廃棄物の厳しい排出規制を実施するとともに、監視取り締まり体制の強化等に努めてきたところであり、今後とも国際的動向にも十分対応しつつ、対策の充実強化を図る必要があるものと考えております。 今国会に別途提出
○国務大臣(地崎宇三郎君) 公団と運輸省との間の接待行為等についてその後いろいろ報告を受けましたところが、まあ社交的儀礼的程度の範囲で済ませておった事実でございますので、先般の処分の程度でよろしいのではないかというふうに判断をしております。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 先生御指摘の問題は、事人命に関することにもなりますので、非常に貴重な御意見でございますので、十分対応して善処してまいりたいと存じます。
○地崎国務大臣 運輸省の測度官は専門的でございますから、いいところもあると思いますが、自衛隊法で排水トンを中心として測度をしているようでございますので、一応自衛隊に任せておくべきだと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) いま航空局長から御答弁申し上げたことで尽きるわけでありますが、これからの交通体系は飛行機の特性あるいは新幹線の特性を十分配慮いたしまして措置をいたしたいと存じます。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 陸運関係の地方事務官制度の取り扱いにつきましては、昨年十二月の閣議で決定されておりますので、その方針によりまして、自動車の検査登録関係の事務を国の直轄事務とすることとする内容といたしました道路運送車両法の一部を改正する法律案を今国会に再提出をしております。これによりますと、陸運関係の地方事務官二千九百四十三人のうち約九割については解決されるわけでございまして、残される輸送行政事務
○地崎国務大臣 日米の双方の立場は大きな隔たりがあることはよく先生御承知のとおりでございます。しかし、その前途に非常に厳しいものがありましても、わが国としても何とかして最近の国際情勢の変化等を勘案しながら、今後とも航空権益の不均衡是正に努力してまいりたいと存じております。 また、いまの北朝鮮の問題でございますが、自由民主党の中でも水かき外交のようなことをやっておりますので、その成果を十分ひとつ期待
○地崎国務大臣 審議会を隠れみのではないかという御指摘でございますが、審議会の中で御論議をいただきます際にいろいろの資料を提出しておるわけでございます。その間において運輸省当局のいろいろな意見もおのずから反映できるものと私は考えております。