○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。 税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。 これより質疑に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。 税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として税制調査会会長の小倉武一君が御出席になられております。 小倉参考人には御多用中のところ本委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。 これより質疑に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
○保岡委員 いろいろまたお聞きしたい点もあるのですが、実は今回の法改正案は、いわゆるロッキード事件を契機に、再発防止対策の一つとして出てきたものでありますけれども、そのいわゆるロッキード事件に関して、去る十八日の当委員会において、同僚の飯田忠雄委員から、その処理に関して法務、検察当局等の取り扱いに人権上問題ありとして御質疑がなされました。その点に関して、私の質問の関連質問として、同僚委員の山崎武三郎君
○保岡委員 今回の改正は、いずれも現行法定刑を二年引き上げるものでありますが、その合理的根拠について御説明を願いたいと思います。
○保岡委員 今回の刑法改正案は、その提案理由に、事案に対して適切な科刑の実現を図り、かつ一般予防的効果を期するためにきわめて緊要なことであるとされておりますけれども、現行の刑法の法定刑では、適切な科刑の実現を期し得ない理由を明確にしてほしいと思います。特に刑法は、国民にとって最も身近な基本法の一つであります。そういった意味で、強い法的安定性の見地から、その体系理論の整合性が強く要請されます。そういった
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 先般、私が当税制及び税の執行に関する小委員会の小委員長に就任いたしました。何とぞよろしくお願い申し上げます。 税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として税制調査会会長小倉武一君が御出席になっております。 小倉参考人には御多用中のところ本委員会に御出席
○保岡委員 実際には社債の発行限度枠というものが、もうある程度満杯に達してきておるというような緊急な事情もあったかと思うのでありますが、社債の発行限度枠を拡大するについては慎重に考えなければならない点もいろいろありますし、また、いろいろな環境の整備ということも非常に重要なことだろうと思います。そういうことから、ある程度、いま局長がお話しになったように緊急性があってこの法律の提案に至っていると思うのでありますけれども
○保岡委員 本法案の内容やその提案の理由の説明等についてはまた後でお伺いしますが、まず、この法案を提出するに至った経緯、どのようなことでこのような提案の運びになってきたか、それをお伺いしたいと思います。
○保岡委員 そうすると、検討する、前からやっておられる、こういうことでありますが、先ほど野田委員からもお話がありましたとおり、国民に具体的な案をできるだけ早く示して、検討を求める。また、成案を得てからも、先ほど総理も言われましたとおり、経済を失速させないとか、物価の問題との関連もあるので、やはり実施時期は十分慎重にしていかなければならない。こういういろいろな問題を抱えておりますので、できるだけ早く具体案
○保岡委員 そうすると所得税も法人税もあわせて考えて、これはまあ当然だと思うのですけれども、見込まれる大きな税収を考えると、多少の税率の引き上げで一般的に広く多くの税収を上げる一つの付加価値税の検討ですね、これは検討の中でどうしても避けられない新税目だ、このように思いますが、いかがでございましょうか。
○保岡委員 時間が限られておりますので簡単に質問をしていきたいと思うのであります。 いま只松委員や野田委員からも指摘がありましたとおり、政府の五十年代前期経済計画に基づく財政収支の試算、先ほど総理が御答弁になったように、昭和五十五年には赤字公債をゼロにするのだ、ある程度また経済計画に基づく投資もしていかなければならない、財政規模も維持しなければならない、したがって自然増もある程度見込んである、この
○保岡委員長代理 午後一時三十分に再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時二十七分休憩 ————◇————— 午後一時四十二分開議
○保岡委員 会長個人の御意見でもいいですから、もう少し詳しくお話を伺いたいと思うのです。 いま出てまいりました中に富裕税というのが一つありました。よくちまたに、賛否両論いろいろありますけれども、これだけの税収を確保する税目としては、一般消費税というか、付加価値税を導入する以外ないのではないだろうかということが言われております。これはやれる政治状況にあるかとか、あるいはやるについて先にいろいろ解決しなければならない
○保岡委員 オイルショック以来の現象でありまして、それ以来急に国債依存度が上昇してきている。この上昇度合いを見ても、日本が来年度三〇%近くということですが、先進諸国いずれもこの影響を受けて、多少なり国債に依存しているのですが、日本の程度に比べるとまだまだ非常に軽い。日本の場合は極端に依存度が高いように思われるのです。そういう状況にあって、先ほど来税の負担感あるいはどういう徴税や税制のあり方がいいかという
○保岡委員 自由民主党の保岡興治でございます。時間も三十分と限られておりますので、主として小倉会長に、税制調査会会長としてというか、個人的な見解でもいいですから、もう少し先ほどの陳述に加えて詳しいお話を伺ってみたい、このように思います。 先ほど小倉会長の方からもお話がありましたが、昨年五月の政府の五十年代前半の経済計画に基づいて財政収支試算というものを政府が改定して出してきたわけであります。それを
○保岡分科員 あと二年残っているから全力を挙げるという大臣あるいは局長の御決意は、大変結構だと思うのでありますが、実際問題として、果たしてその格差が解消できるかどうか、あるいは基本計画の目標が達成できるかどうかということについては、もうそろそろある程度めどもついてきておる。しかも、延長になるとすれば、切れるその時点で即座にばっと法律ができるわけではありませんから、当然前年ないし前々年度あたりからその
○保岡分科員 大変一生懸命やっておられるということもわかっておりますし、いまの御答弁でそれも明らかにされたようであります。私自身も、振興開発計画になってから予算が非常に伸びるようになった、昭和四十八年、復帰してちょうど二十年目に当たった年でありますが、この年の奄美の公共事業関係費が三十数億であったという点を考えると、この数年を経て、今日、五十二年度予算が百二十五億余りになっておること、これは大変な御努力
○保岡分科員 奄美群島が昭和二十八年十二月に復帰して以来、もう二十数年が経過しておるわけでありますが、その間にあって、政府においては振興事業を実施していただいて、さらに現在、四十九年度から五カ年間、振興開発事業を実施していただいているところであります。また、県や地元市町村、住民の不断の努力によって産業社会開発も進んで、それなりの成果を上げてまいったわけであります。 そこで、五十二年度予算案の編成におきましては
○保岡分科員 いまの御答弁で一括されて十数年とこう言われたのですが、質問は、その調査それから着工の時期、完成の時期と分けてそれぞれ伺ったのですが、その辺はまだはっきりしないということでございますか。
○保岡分科員 そうすると、いまお話しの第二工場というものの建設のための調査その他準備期間がどれくらいかかるのか、あるいは着工をどの程度にめどを置いておるのか、完成はいつごろをめどとしているか、その点についてお伺いしたいと思います。
○保岡分科員 このたび予定されている日米首脳会談でも重要な議題の一つとされておりますし、また原子力開発にとって重要な部分として、最近国際的にも国内的にも非常にクローズアップされてまいりました核燃料再処理のわが国の基本的な考え方、またこれまでどのように推移をしてきておるか、その点についてまず政府にお伺いしたいと思います。
○保岡委員 御指摘の理由はもっともであって、結論的には私もそれで結構だと思いますが、刑事の裁判の場合は、やはり一般の行政措置における場合と比べまして、精神的なあるいは財産的な損害というのは顕著なものがあるのではないか、そういうことも考えられますので、たとえば御指摘のように、国家賠償法によって損害賠償を請求されて、その審理をし、あるいは和解をしたりいろいろするんだろうと思いますが、その際には、やはり法務省
○保岡委員 前からこの委員会でたびたび問題にされておりましたいわゆる非拘禁補償、公訴の提起によって生じた財産的あるいは精神的な損害の補償、これとの関連でどのような検討がなされたのか、それとの関係はどうなっておるのか、その点を伺いたいと思います。
○保岡分科員 いま局長がお答えになりましたとおり、ことしの予算は、港湾全国の一般の伸び率に比べて非常に高くて、努力をいただいた結果が出ておりますし、この三カ年間の港湾の予算を見ましても、四十八年度の予算が大体五億ちょっとだったのに比べると、ことしの二十二億というのは、かなりこの数年努力をしていただいた結果が出ておる。その点は非常に感謝をいたしております。 しかしながら、いま局長が計画の目標としてお
○保岡分科員 その十五港を大体どの程度まで整備をするか、基本的な目標とそれに要する事業費を御答弁いただければと思います。
○保岡分科員 まず運輸省にお伺いをさせていただきたいと思います。きょうは港湾の整備に限って御質問をしてみたいと思います。 まず最初に奄美大島の港湾というものは、地域にとって生活のために最も大事な交通の手段であり生命線になります。そのために港湾の整備が非常に重要であるということは御理解いただいて、従来いろいろ御努力をいただいてきておりますが、奄美大島の港湾整備の状況ないし方針について、一般的に伺ってみたいと
○保岡分科員 いま局長が御答弁のように、やはりサトウキビの基幹作物としての位置というものは、このように、もっぱらサトウキビに頼らざるを得ませんから、他の作物との複合農業というのが非常にむずかしいということ、あるいは地理的条件その他から畜産その他の農業を興すにしてもこれもハンディキャップがあるという状況、あるいは肥料その他生産資材も、離島物価の要因を反映しますから非常に割り高につくというようなこと、そういったことが
○保岡分科員 いま数値が示されましたけれども、確かに土地生産性は非常に高いかもしれないけれども、経営面積が圧倒的に違います。したがって、一人当たりのあるいは一戸当たりの農家の収入という点になると、いまの数値からも明らかなように、かなりの差が出てくるわけなんです。しかも南西諸島のサトウキビの場合は、いま御答弁がありましたとおり、サトウキビにもっぱら頼っております。しかもこれは一年間通じてずっと同じ畑を
○保岡分科員 農林省に若干の質問をさせていただきたいと思います。 鹿児島県の種子島、奄美大島それから沖繩のサトウキビの生産者の価格については、この三年来三段跳びで非常に価格が伸びてまいりまして、一昨々年が七千円であったものが、その次の年に一万円になり、一万五千円になり、去年が一万六千百円になって、関係者の御努力というものは地元でも大変評価しております。しかしながら、昨年のサトウキビの価格の決定の際
○保岡委員長代理 退席されたようです。
○保岡委員長代理 次回は、来る十日火曜日、午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二十三分散会