1950-03-28 第7回国会 衆議院 本会議 第31号
現在食料品配給公団を廃止し、油糧配給公団法を改正するというこの法案に対しましては、まずその点において反対せざるを得ない。
現在食料品配給公団を廃止し、油糧配給公団法を改正するというこの法案に対しましては、まずその点において反対せざるを得ない。
御承知のごとく、油糧並びに食料品の需給は最近著しく改善せられまして、戰時戰後を通じて実施せられて参りました経済統制方式は改廃を必要とする段階に相なりましたので、本法律案は、かような新しい経済事態に即応させるため所要の改正を加えようとするものでありまして、その提案の要旨は、およそ次の三点であると思います。
○小平忠君(続) 以上のような観点にかんがみまして、油糧配給公団の一部改正ということに関しましては、食料品配給公団を廃止して砂糖局を持つて行くということはわかる。水と油をちやんぼんにするということわざがあるが、砂糖と油をちやんぽんにして、むだのないようにするなら賛成であるが、そのような筆法については断固反対しなければならぬ。 以上三点について反対の理由を申し上げて、私の討論を終ります。
食料品配給公団が今一番もてあましておりますカン詰の問題でございますが、カン詰は先日もお話いたしましたように、相当古いのがございまして、これは相当の損失を予想しております。
○川島委員 それでは次に一言開きますが、食料品の方で、先ほど他の委員からの質問に対しまして、カン詰、乳製品等というようなことについてちよつと触れられたのですが、現在の食料品公団、飼料公団で持つておりまする手持の品種あるいは数量、そういつたことが手元にありましたならば、この際示してもらいたい。
また最近は旅館業に関係深い生鮮食料品を初め、木綿類を除く繊維品、障子紙、疊その他の物資で統制を撤廃されたものが多く、ひいてこれらの資材に依存し、その原価計算によつて算定される宿泊料金は、必然的にその統制も廃止さるべきものと信じます。
さらに次の油糧公団法の一部を改正する法律案につきましては、従来食料品配給公団において取扱つておりました砂糖を、油糧配給公団に持つて行こうとするものでありますが、この改正案によりますと、食料品配給公団は今年の三月三十一日に自然消滅するからこれを廃止する。そしてその後油と砂糖を一緒にするのであります。世の中のたとえに、水と油を一緒にするということがありますが、政府は油と砂糖を一緒にするという。
なお、油糧公団の中に、食料品公団から砂糖を切り離してくつつける問題でありますが、これは、砂糖もそのうちに需給のバランスが合つて来るだろうから、しばらくの間だから、これを今のまま、食料品公団のまま置くという御意見でありますが、これは私はまつたく違うと思います。食料品公団を今のまま置きまして砂糖局を残しました場合、一体食料品公団の機構はどうなるか。依然として、総裁、副総裁以下、各役員は残ります。
油糧配給公団法及び食料品配給公団法の一部を改正する法律 (油糧配給公団法の改正)第一條 油糧配給公団法(昭和二十二年法律第二百三号)の一部を次のように改正する。 第十四條第二項中「農林次官」を「農林事務次官」に改める。 第三十一條第一項中「昭和二十五年四月一日」を「昭和二十六年四月一日」に改める。
二十五年度予算について見ても、見返り資金は、机の上では約一千三百億で、うち八百億は、あの高い外来その他食料品、工業原料等の商品代金であり、約五百億は、国民の血のにじむ、生命をすり減らした税金であります。この商品代金と税金が積み立てられたものがこの特別会計でありますが、最近は恐慌が進行し、輸入援助物資が売れないために、実際上には、これ以上の多額の税金でまかなわれることになるのであります。
ここに書いてございますように、たとえば食料品配給公団の乳製品局あるいは飼料配給公団というようなものにこれが相当顯著に現われておる、こういう状況でございます。 次は利子の支拂いでございますが、これは浮き貸しなどの起りやすい会計がこういうところにあるということを物語つておるわけでありまして、俗つぽく言えば、結果的にいえば銀行に非常にサービスしておるというようなことになつておるわけであります。
○木村(武)政府委員 食料品公団につきましては、私の方からさつきいろいろ御説明いたしましたように、事態を改善いたしたのであります。そこでその改善されたものが織り込まれている、こういうふうにお考えくだすつてよろしいと思います。
○宮腰委員 それから食料品の配給公団の問題ですが、昨日の委員会のときに、まだ在庫品があるのだということを伺つたのですが、これはどうして在庫品が残つでおつたのですか。
なお、油糧配給公団につきましては、油糧は今後なたね油、大豆油、鯨油、輸入油脂を中心として統制を続けまして、さらに食料品配給公団より砂糖局を吸收し、油糧砂糖配給公団として存続することに相なりまして、これに要する改正法案を提出したという説明でございました。なお魚油、米ぬか油は公団統制品目からはずされるということでございます。
一例を申し上げますと台所の食料を売つておるような、一口に言つてグローサリーというような店は、どうしても奧さん方が買出しに来て、自動車をとめておいて、比較的目方のかかるじやがいもであるとか、野菜であるとか肉であるとかを買つて運ぶ。それが今言う通り、自動車をとめることができぬとなりますと、婦人連はさような店に買いに来ない。
○奧村委員 ただいまの説明員の御説明の中の、食料品配給公団と飼料配給公団の赤字の問題でありますが、将来赤字が出るであろうという予想のもとに一旦剩余金は留保するのだ、こういう御説明であるけれども、今回の予算で配付された各公団の明細書を見ると、この厖大な予算の中に一億円や五千万円の赤字が出るであろうというふうなことは、とてもわれわれは検討し盡せない。
○奧村委員 くどいようですが、すでにわれわれに配布された各公団の昭和二十五年度の予算書を見ると、食料品公団に一億一千万円あるいは飼料公団に五千万円、こういう損失が出るというところはどうしても見出せない。その点明らかになるような資料を出していただきたい。
○大濱説明員 二十五年度の食料品配給公団と飼料配給公団の清算の予想貸借対象表というのをつくつて提出いたしますから、御了承願います。
それがいかぬ、いろいろ配給なりその他の関係がうまく行かないというところから、食料品配給公団をつくつたのです。従つて完全に民間へ自由に統制をはずしてまかすというなら別ですよ。
○坂本政府委員 食料品配給公団法及び油糧配給公団法は、御承知のごとく当該公団法の規定により、本年四月一日失効することとなるのでありますが、食料品配給公団が取扱つているみそ、しよう油及び乳製品については、漸次需給状況が好転し、もはや公団による一手買取り販売による強力な統制を必要としないと認められるに至りましたので、今回政府は食料品配給公団法の有効期間の延長の措置をとらず、食料品配給公団を解散せしめることに
この公団に食料品配給公団ですか、扱うておりました砂糖を扱わすことになり、かつ機構を多少かえるということになつております。一方食料品配給公団は、この問うち公団小委員会でいろいろ伺いますと、予定しておりましたみそ、しよう油の原料の輸入がなかなか前途楽観を許さない。特に中共やその他から輸入しようとしておつたものが、当てにならないことになつたののが、あくまでドル資金にたよらなければいかぬという状況にある。
○鈴木(善)委員 ただいまの御説明で当局の御気持はわかつたのでありますが、私は消費地及び生産地における施設、従来あつた衛生設備の完備した、真に生鮮食料品を扱うところの完備した施設は、衛生取締りの見地から十分利用さすべきである。しからざる所でかかる魚のようなものを扱わせるべきでないということは、統制の観念を離れても、絶対に必要な行政措置であろうかと、私は考えるのであります。
又、更に冷蔵倉庫の設備が不完全なるため、都市における生鮮食料品の鮮度が低下する等の弊害は、各方面において漸く顯著になろうとしております。 よつて政府は、取敢ず現行の倉庫業法の一部を改正することによりまして、今日の事態に対応する措置を講じたいと存ずる次第であります。
第二点といたしましては、本年三月三十一日以降廃止せられますところの船舶公団、飼料配給公団及び食料品配給公団のこの三公団につきましては、私は政府の政策が自由経済を基本といたしまして、統制経済を撤廃するという美名のもとに、逐次このような公団が廃止の過程にあるのであります。
まことに、この積雪寒冷地の損失を数え上げて参りますならば、きりがないのでありまして、現に昨日、私の方の福島県会津から、農業食料調整問題で国会に陳情に参りました代表の話によりますと、この国会議事堂の永田町の高台は、外套もいらない、春日うららかなるひよりでありますのに、それに引きかえ、あちらでは、積雪何尺というまつ白な田畑を、雪火がぴゆうぴゆうと吹きまくつておるという話であつたのであります。
またさらに冷蔵倉庫の設備が不完全なるため、都市における生鮮食料品の鮮度が低下する等の弊害は、各方面においてようやぐ顕著になろうとしております。 よつて政府は、とりあえず現行の倉庫業法の一部を改正することによりまして、今日の事態に対応する措置を講じたいと存ずる次第であります。
農林五公団のうち、食糧、食料品、油糧、各配給公団の滞貨とその処分状況、並びにその売掛代金とその回収状況等の調査の目的で、派遣期間は三月二十六日より三月三十日までの五日間といたしまして、その派遣地名は東京、大阪、神戸、名古屋、及び京都の各都市内に派遣いたしたいと思うのでありますが、御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
一昨日の新聞に出ております問題、輸入食糧を永久に免税にするとか、その他の食料品も、実際上は一九五二年の六月まででありますか、免除にするというような、こういう申入れがあつたそうでありますが、こういうような行き方で、むしろ大量の食糧が輸入されようとしておる。以前の状態とは非常に違うのである。
を輸入できるようになれば、国際農産物価格が低落の一途をたどりつつある現在、政府のかかる輸入食糧依存方式は必然的に農業恐慌を招来するおそれがある、食糧輸入を減らし、補給金を削減し、その分の経費を増産の方に振り向けべきではなかろうかという質問に対しまして、政府の答弁は、三百四十万トンの食糧輸入は需給の関係上必要なものである、消費者本位の立場をもつ生産者の利益を無視しているのでは毛頭ない、また安易な輸入食料依存主義
これは政府機関に対するところの非常なる不信であり、延いては内閣の不信になることでありまするが、農林省関係としても肥料公団なり油糧公団或いは食料品配給公団などの幾多の関係の公団があるわけでありまするが、そういうふうな国民の疑惑を招くような放漫な乱脈を極めた経営ということに対する責任ある当事者の御答弁を承わりたいと思うのであります。
○木村禧八郎君 最後に一つだけお伺いいたしますが、小麦協定参加の問題がありましたが、これはその後どうなつておりますか、又小麦協定に参加した場合、食料品の価格が安くなると思いますが、それによつてどのくらいの予算が節約されますか。