1947-07-05 第1回国会 参議院 本会議 第12号
そうして我々の愛する日本同胞の青年たち及び國際世界の青年たちの流した血潮というものは、我々は何とかして洗い清めなければならない。この点についてまだ日本政府が、特に今度國民の選挙によつて、指名によつて成立した片山内閣が、この点についてはつきり國民及び國際に向つて声明していないことは非常に遺憾に考えるので、この点首相の特に深甚なる反省を期待したいというふうに思うのであります。
そうして我々の愛する日本同胞の青年たち及び國際世界の青年たちの流した血潮というものは、我々は何とかして洗い清めなければならない。この点についてまだ日本政府が、特に今度國民の選挙によつて、指名によつて成立した片山内閣が、この点についてはつきり國民及び國際に向つて声明していないことは非常に遺憾に考えるので、この点首相の特に深甚なる反省を期待したいというふうに思うのであります。
ところが在來は小学校卒業生が上級進学、高等小学校、青年学校、中学校、中等学校、各種学校、こういうものに入る者は九七%という統計である。從つて九七%が九九%、たつた二%増加するに過ぎないのだ、言つて見れば五十人の学級ならば、五十一人が五十二人になれば沢山であろう、教室は要らないではないか、かくのごとき理論によつて四十何億かの建築費が削られ去つたのであります。
そうしてそこにはできるだけ優秀な青年を引入れまして、新らしい日本建設の積極的な力になつて戴きたいと存じております。 最後に勤労青年の問題でありますが、この問題は実は日本の教育制度としては極めて重要な問題でありまして、青年学校が廃止されますると、この青年学校をいかに活用いたしまして、勤労青年を新らしき日本の一員として教育をいたすかという問題にかかつておるのであります。
さらに義務教育を終えた青年の教育をどうするか。なかんずく働きつつ学ぶ、希望をもつ、まじめな、純眞な勤労青年の教育をどうするかということが、特に重要な問題となるのでありまして、これまでの青年学校に代る組織をどうするか。
これは上級の学校に行く踏台であつたのであるが、しかし性格は変つて高等小学、青年学校、実業学校の卒業生たちも、これにはいつておるのであります。かようにして、あたらしい義務教育の新制中学といたしましては、よい人間、よい市民のための普通教育とともに、各地方に應じた、働く國民をつくらなければならぬ。この二つのものを併せつつ、新しい中学は教育を行うていく建前になつておるのであります。
資性明朗にして濶達、わが國水泳界に重きをなし、スポーツ・マンにふさわしく、青年服部の面目躍如として、常に各方面から好意をもつて迎えられたのは、ゆえなきにあらずと存ずるのでございます。(拍手) 郷党の信望を負うて本院議員に当選すること前後三回、在職六箇年有余に及び、その間議事進行係として令名をはせ、議会運営に多大の貢献をいたされましたことは、知る人の記憶に新たなるところでございます。