1974-03-30 第72回国会 参議院 本会議 第15号
ただ、四十九年度予算の成立がおくれたのは、衆議院での集中審議にあたり、出席者の資格をめぐって与野党の意見が対立したことによるもので、行政府の責任とは言いがたい。さらに、国会の運営はあくまでも与野党の話し合いによって行なわれるべきで、与党の総裁といえども、行政府の長である総理が国会運営にあまりかかわるべきではないと考えている旨の答弁がありました。
ただ、四十九年度予算の成立がおくれたのは、衆議院での集中審議にあたり、出席者の資格をめぐって与野党の意見が対立したことによるもので、行政府の責任とは言いがたい。さらに、国会の運営はあくまでも与野党の話し合いによって行なわれるべきで、与党の総裁といえども、行政府の長である総理が国会運営にあまりかかわるべきではないと考えている旨の答弁がありました。
そこで、私がかつて、二月二十六日の物価集中審議で問題にしました、例の四十六年のやみ価格カルテルの審決が昨日出たようであります。 この中で、行政指導という点については、事実関係だけを中心にされた。したがって、直接これには触れられていない。
これから高校野球も始まります、また予算の集中審議もございますね。そういうときに置かれている状況をどう判断するか、これがNHKの一つの姿勢に私はつながると思う。
ことしこんな物価が上がって、月給三万円上げろと、春闘でもってやっているときに、二兆円減税はやめなさいという議論もあったわけですが、この間も衆議院の集中審議では、よくもまあこのときに、夏まで物価を押えますといいながら、二兆円減税に踏み切ったことは多とすると、こういう、まあそれに近い御発言の評価をされたわけでございまして、それはいま腹背に敵を受けているわけですよ。
しかし、これは物価の集中審議等もありましょうから、おそらく関係の諸君からも同じような質問が出ると思うのです。しかし、このことはやはり企画庁としても一つの課題として踏まえておく必要がありますね。いま私は、にわかにしないとかするとかいう言質をとるには、非常にお苦しいようだから、一歩譲っておきましょうが、考え方としてはそういう方向へ持っていってもらいたい。
同時に、このころから激増した大企業の海外への直接投資は、高度成長政策の破綻を補い、アジア諸国から、もうけられるだけもうけようとする新植民地主義的進出であることは、本院決算委員会での対韓援助集中審議や、今国会予算委員会でも明らかにされたところであります。ASEAN諸国を歴訪された田中総理にぶっつけられたあの抗議の声も、まさにこの点に向けられたのであります。
もちろん国会では二月に物価集中審議等をやりました際は、主としてメーカーが呼ばれまして、追及を受けました。しかしながら、主として値上がりをした物資をいろいろ検討してみますと、その流通段階にある人が非常に羽ぶりがいいという状態が生まれておるわけですね。したがって、メーカーのみが今回の石油危機に関連して便乗値上げをしたのか、流通段階に罪はなかったのかという点についていかがでございますか。
○多田省吾君 次に、けさの新聞に一斉に出たわけでございますが、いわゆる日商岩井の輸入木材価格上のせ事件につきましては、すでに二月二十五日衆議院物価集中審議の段階で、わが党の坂井議員が、外材明細表を示して、日商岩井が五立方メートル当たり百五十ドルを上のせしたという暴利を追及いたしまして、それで社長も、これは社会に還元いたしますと、この便乗値上げを認めているわけでございますけれども、昨二十六日この価格上
本委員会は来月二、三の両日、物価集中審議の開催を予定しておりますが、これに出席する企業等の代表者の資格は当然参考人とすべきであると考えます。 その理由は、まず第一に、国政調査権の本質は、あくまで国会の有する立法権等、国会本来の諸権能の補完的なものであり、国政調査権の及ぶ範囲にはおのずから一定の限界があるべきものと考えます。
参考人として企業の出席者がいかなる虚偽の発言をなし、国会を侮辱したかは、すでに衆院における集中審議の際の石油連盟会長の発言の例によっても明らかであります。
そこで現在中小企業を守る——それは本法案に関連してこの範囲だけの私の質問なんですからこの範囲だけにとどめますが、金融政策上どうしてもやはり考えてもらわなければならないのは、大企業がほんとうに、この間からの集中審議等から見てもわかるように、大量の資金を持って買い占めをしたり、いろいろな便乗値上げの操作に使ったりしておりますね。一方ではそういうことが起こって、それで経済情勢が狂乱をする。
○国務大臣(倉石忠雄君) 衆議院のいわゆる集中審議というのを注意して聞いておりましたが、そこでは出ておりませんでしたけれども、木材のお話につきましては若干そういうことがありました。そこで、林野庁といたしましては、これに対して厳重な注意をいたしておると、こう申し上げたわけです。
○小柳勇君 この問題は、またあとで集中審議もあるようでありますから、大手商社の砂糖業界に対する支配の問題は、具体的に私どもの持っている資料も出して論議いたしたいと思います。したがって、これはあとの問題は後日に譲らせてもらいます。
そこでいま国民が一番関心を持っておりますのは、これは集中審議の中でも明らかになりましたけれども、いわゆる石油危機、それから一月一日のこの原油の価格の値上げ、これがどういうふうにわれわれの暮らしに響いてくるのかということだと思うのです。
特に集中審議にあって、いかに世論というものがこわいものであるかということが身にしみてわかってきたと私は思うのです。ですから、人間が行動するという場合には、単に利潤追求のためだけではなくして、社会的責任とか良心のささやきとか、そういうものに応じて行動するということも、現代では非常に世論の力によって出てきていると思います。
予算委員会のあの集中審議の一番最後の再喚問——参考人として調べたときに、わが党の増本議員が、富士興産の石井販売部長から七月二十七日 付で各支店、営業所に出しておる文書をお示しして、これの持つ問題点についていろいろと聞きただした、このことについてはもう御承知だろうと思うのです。これは公取もエネルギー庁も御承知のとおりだと思うのです。
○鈴木強君 これはいずれ集中審議を予定されておられるようですから、関係の皆さんにおいでいただいて、その節にまた詰めた話をしたいと思いますから、一応はきょうは問題を提起しておきます。 それから、途中にちょっと入って恐縮ですけど、農林大臣、現在生糸は外国から毎年どのくらいずつ入っておりますでしょうか。国別にちょっと数量別に教えてもらいたい。
また、三日間にわたる物価問題についての集中審議において、多くの委員により、商社、銀行及び企業等の社会的責任とそのあり方、物不足による便乗値上げによる利益の消費者への還元、やみカルテル等の規制、流通部門を含めた適正利潤のあり方等々について真剣に論議が行なわれ、これが国民の前に明らかにされたことは、まことに大きな意義があったものと存じております。
ことに、石油危機以来のいわゆる物価狂乱、これを千載一遇のチャンスとして値上げややみカルテル、買い占め、売り惜しみ等々の不当な利得を得たもの、いわゆる悪徳商法が横行したことは、先日来の物価集中審議等々を含めて明白になっております。中には、もうけた金を海外の支店とかなんとかを利用して、脱税をはかっておるもの、いろいろあります。
次に、審議の過程で、売り惜しみ、便乗値上げ等について委員より具体的に指摘された問題等について、その実態を明らかにするため、企業の代表を招き集中審議を行なうこととして、理事会で意見の一致を見たのでありますが、その際、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の野党四党は、出席を求める者を証人として喚問すべきであるというのに対し、自由民主党は、まず参考人として陳述を聞くべきであるとして、与野党間
それで、もう一つお伺いしますが、国会における答弁、特に御案内のとおり、参考人か証人かでもめて、やっと参考人に落ちついて集中審議が行なわれました。だから、私どもとしては、証人の証言に匹敵する重みを皆さん方の答弁に期待したわけです。だから、国会における答弁というのは、私は重要である、このように思っておりますし、会長もまた、そう思われて答弁なさっていらっしゃると思います。
さきに、大企業の代表者を参考人として招致して行なった物価集中審議は、それなりの成果をあげ得たことは事実でありますが、十分とはいえません。 なぜならば、大企業の代表者は参考人としての立場で、責任のがれの抽象的、かつあいまいな発言を繰り返し、具体的な資料を突きつけられても、会社の責任者として当然知っていなければならないことであっても、調査するという程度の答弁しかしなかったのであります。
○多賀谷分科員 今度の国会はまさに物価国会といわれるぐらい物価について集中審議がなされましたが、その中で、ことにやみカルテルを中心とする公正取引委員会の活動についていろいろ論議がかわされたわけですが、私は従来公正取引委員会がとってまいりました解釈の中で、共同行為、すなわち独禁法違反の共同行為をして価格を引き上げた場合において、独禁法違反として勧告をする、その勧告については、その協定を破棄せよというだけであって
そういたしますと、住友化学の長谷川社長をこの間の物価問題の集中審議のときにお呼びいたしまして、私が直接質問をいたしました。そのときに、資料として持っておりましたが、時間の関係で言えませんでしたが、たとえば住友千葉化学というのがあります。これはエチレン等だけをつくっておるところでありまして、ここでは非常にもうけておる。
ですから、株主総会がああいう問題を取り上げるより、やはり国会がああして集中審議をやられたことは非常によかったのだ、私はそういうように考えます。