1947-12-09 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第51号
たとえば一つは財閥の銀行でございます、一つは財閥でない銀行があるのであります。それが戰時中合併をしまして、さらにCならCというある銀行ができておる、こういうような場合があるのであります。そういう場合に合併して、今はなくなつておりますけれども、その下に存しておつた財閥の銀行は、明らかに直系會社にあてはまると思うのであります。
たとえば一つは財閥の銀行でございます、一つは財閥でない銀行があるのであります。それが戰時中合併をしまして、さらにCならCというある銀行ができておる、こういうような場合があるのであります。そういう場合に合併して、今はなくなつておりますけれども、その下に存しておつた財閥の銀行は、明らかに直系會社にあてはまると思うのであります。
これは委員長が申された通りでありまして、ただ一つここで申上げて置きたいのは、只今天田氏をさがしに私が廊下を歩いておりますときに、大藏大臣にお目にかかりましたら、昨日のこの委員會の話でございますが、大藏大臣が、近い内にもう一遍委員會の方方と銀行の人と會つて、よく話を進めてくれないかという言葉もあつたのであります。
又手つ取早いところが、昨日にいたしましても、生業資金の外に一億圓の金を出して頂くというところまで漕ぎ附けて、そうして各銀行関係までも全部來て頂きまして、そうして今月からこれを支給してもいいというところまで漕ぎ附けておる。これは年末に際して引揚者に對する一つの大きな恵みだと思うのです。
これは從來東京、大阪、その他の各地におきまする銀行等は、実際に行います金利につきまして、大藏、日銀両当局の了解の下に協定いたしまして、これを嚴守することを確約して、以て経済界に好ましからざる影響を與えることを防止しておつたのでありますが、これは私的独占禁止法の趣旨に違反する疑義が生じたので、最近これを廃止しなければならないことになつておるのであります。
これは日本銀行法によりまして、主務大臣は通貨発行審議会の議決に基ずいて閣議を経て通貨発行限度を定めなければならんというような規定があのるのであります。その他日本銀行法に規定しまする権限を與えておるのであります。これにつきましては質疑應答の主なるものを一二申上げて置きたいと思います。 最も論議されましたのは審議会の構成の問題であつたのであります。
大藏省預金部特別会計、國有鉄道事業特別会計、通信事業特別会計並びに簡易生命保險及び郵便年金特別会計の保險勘定及び年金勘定の昭和二十二年度における歳入不足補填のための一般会計からする繰入金に関する法律案、貿易資金特別会計法を改正する法律案、特別都市計画法第四條の規定よにる国庫補助を國債証券の交付により行う等の法律案、物品の無償貸付及び譲與等に関する法律案、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案、旧日本銀行券
從來各地の銀行等が実際に行う金利について、大藏、日銀両当局の了解のもとに協定をなし、これを嚴守することを確約して、経済界に好ましからざる影響を與えることを防止してまいりましたが、今般かかる協定が私的独占禁止並びに公正取引の確保に関する法律の趣旨に違反するとの疑義が生じ、最近廃止せざるを得ざるに至りました。
若しそういうものをしないといたしましたならば、民間資金の吸い上げはできないわけでありますから、官吏の給料、その他の政府の支出いたします、又地方自治體におきましてはその支出いたしまするにも、一に日本銀行に頼りまして、そして日本銀行の資金を引き出して、これを拂わなければならんということになるわけです。
先程もお話のあつたように、この通貨發行審議會は、愼重に審議をして、通貨の膨脹に幾分かの抑制を加えるというような意味で、愼重になさるということはよく分りますけれども、私の考えを以てしますれば、この構成なるものは、そういう目的に副わないのみならず、日本銀行の法律というものは、戰時中にできた戰時立法というような精神を含めて、日本銀行の法律を見ますと、大藏大臣と日銀總裁というものが相談すれば、あらゆる金融の
この日本銀行というものは、私も存じておりますように、戰時中に日本銀行法というものができまして、そうして現在に至つておるのであります。併しながら、これは私共は、日本銀行を含めた特殊銀行及び普通銀行、その他の金融制度というものは、この新しい事態に即應するためには、全部一應見直す必要があるのであります。
を要求し、あらゆる角度よりこれに檢討を加えた結果、現在わが國の中小企業者の最も困却せる問題は、資金と資材の問題であるのは周知の通りでありますが、金融につきましては、昭和十六年大企業中心時代における中小企業金融十二月末貸出現在額が約十一億圓にして、物價指數より比較いたしますと、二十二年七月末におきましては、右の約二十三倍、すなわち二百五十億圓程度の中小企業金融が最小限度必要でありまして、その内、普通銀行金融七十
次に、旧日本銀行券の未回收発行残高に相当する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に関する法律案について概略御説明いたします。
————◇————— 第十五 金融機関再建整備法の一部を改正する法律案(内閣提出) 第十六 旧日本銀行券の未回收発行残高に相当する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に関する法律案(内閣提出)
○議長(松岡駒吉君) 日程第十五、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案、日程第十六、旧日本銀行券の未回收発行残高に相当する金額の一部を國庫に納入するに伴う日本銀行への交付金に関する法律案、右両案は同一の委員会に付託された議案でありますから、一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。財政及び金融委員会理事吉川久衛君。
(拍手)若し試みに民間金融業者よりその資金を借入れたることを設例といたしますならば、或いは銀行側より重役陣営の参加を受け、又は銀行の出張出納員によつて、経理の面は勿論、収入金は優先的に拂込ましめられて、事業干渉又指示等の制肘を受け、恰かも金融業者の経営に等しき運命を迫るという事実は日常聞見するところであつて、何ら奇異的現象でないのであります。
この證票を受けました農業者は、これをどこで資金化するかは、これはやはり農業者の自由に任せるという關係からいたしまして、農業協同組合へ行つてもよろしいし、或いはその他の銀行等の金融機關からそれの支拂を受けるのもよろしいということにいたしたのであります。農業協同組合、一般の銀行、こういうようないずれのところからでもよろしいということにいたしたのであります。
それから一つは集荷の問題でありますが、大體分りますが、ちよつとお伺いしてみたいと思いますことは、「選定する農業協同組合その他の金融機關から、その證票を引換えに」代金を渡すということになつておりますが、代金を一般の指定する業者が、どこの銀行から貰つて來たものは、どこの銀行でも取れると言つておりますが、私はそうではあるまいと、何か指定するものならばどこへ行つても貰えるものではなかろうと思いますが、これを
○片柳政府委員 この點は、從來やつておりました營團の業務を、大體そのまま今度の公團は引續いでやるわけでありまして、從來の各營團の資金の状況を見てまいりますと、もちろん一般銀行等から借入れをしてやつておるところもありますが、主として私どもの食糧管理特別會計に對する代金の延納というようなかつこうで、大體の資金のやりくりをやつておるようであります。
普通今までの營團にしても五つ、六つの銀行と金融しておるのが實際の状態であります。地域的にあるいは距離を隔てておるところには非常に不便が伴うと思いますが、これを復興金融金庫一本建にしたということはどういう理由でありますか。
それとも銀行へお渡しになる價格なのか。或いは本當の時價と申しますれば、市場の賣買の實情によるものであるのですが、私は時價といえば、市場でおよそ消化し得る價格が時價だと思うのですが、何かその邊少しまだはつきりしていないように思うのですが……。
○委員長(黒田英雄君) 次に舊日本銀行券の未囘收發行殘高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案、これを議題にいたしまして政府委員に提案の理由の説明を求めます。
○政府委員(小坂善太郎君) 只今豫備審査のために付託せられました舊日本銀行券の未囘收發行殘高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う舊日本銀行への交付金に關する法律案について提案の理由を御説明申上げます。
ただしかしながら、現在の日本銀行は、現在の状況においてはガバメント・エーゼンシーというような、政府機關として國會その他に對して直接責任をとり得ざる立場にあると思いますし、また大藏大臣として、ほとんど全權を委任してしまうというようなかつこうになりますことは、現在の行政組織なりその他の法律關係から申しまして不適當であろう、こういう結論でございまして、やはり大藏大臣として責任をとるべきところははつきりいたしておきまして
○栗栖國務大臣 ただいま議題となりました舊日本銀行券の未囘收發行殘高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案について、提案の理由を御説明いたしたいと存ずる次第であります。
舊日本銀行券の末囘收發行高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行への交付金に關する法律案、臨時金利調整法案を議題といたします。まず政府の説明を求めます。 栗栖大藏大臣。 —————————————
氏家 武君 ————————————— 十二月五日 經濟力集中排除法の施行に伴う企業再建整備法 の特例等に關する法律案(内閣提出)(第一三 九號) 船員保險特別會計法案(内閣提出)(第一四〇 號) 勞働基準法の施行に伴う政府職員に係る給與の 應急措置に關する法律案(内閣提出)(第一四 二號) 金融機關再建整備法の一部を改正する法律案( 内閣提出)(第一四五號) 舊日本銀行券
○政府委員(平井富三郎君) この法律の施行の期間は三年でございまして現在でも殆んど大部分が復金の融資によるものであり、今後益益市中銀行からの借入が困難になるような状況でございますので、復興金融金庫法の運用によりまして、十分これは達成し得る。いわゆる政府が金融すると同じようなことでありますので、ここに命令規定を設けなかつた次第であります。
○平岡市三君 今日の実情からしますると、勿論殆んど多くのものは復金から仰かれておるようでありますけれども、三井、三菱あたりの市中銀行からも相当の金額が融資せられておりますし、これらの市中銀行に対して協力して貰うということは、結局インフレーシヨン抑止というような立場から考えても必要ではなかろうかと思うのでございますが、その点は如何でございましようか。
特別都市計画法第四條の規定による 國庫補助を國債証券の交付により行 う等の法律案(内閣送付) ○未復員者給與法案(内閣送付) ○経済力集中排除法の施行に伴う企業 再建整備法の特例等に関する法律案 (内閣送付) ○船員保險特別会計法案(内閣送付) ○労働基準法の施行に伴う政府職員に 係る給與の應急措置に関する法律案 (内閣送付) ○金融機関再建整備法の一部を改正す る法律案(内閣送付) ○旧日本銀行券
委員長報告) 第一二六 今次山形縣下の水害対策に関する陳情(委員長報告) 第一二七 物資愛護思想普及運動に関する陳情(委員長報告) 第一二八 新聞用紙割当増配に関する陳情(委員長報告) 第一二九 物價引下げ運動促進に関する陳情(委員長報告) 第一三〇 製塩事業保持対策樹立に関する陳情(委員長報告) 第一三一 中古衣類の公定價格制度を廃止することに関する陳情(委員長報告) 第一三二 庶民銀行設立促進
次に、庶民金融機構の確立に関する請願、庶民銀行設立促進に関する陳情、右二件は同一趣旨でありまして、資本金十億円、全額政府出資の特別法人たる庶民中央銀行を設立し、市街地信用組合、無社会社、質屋をその下部機関として、経営の民主化を図るため運営委員会を設け、預金貸付、有価証券の引受、債権発行を行い、引揚者、復員者、中小商工業者に対し生業資金を供給し、中小業の振興を図られたいとの趣旨であります。
農林委員会に付託 (予備審査のため参議院から送付、参議院議員鬼丸義齊君提出)青年補導法案 十二月四日 司法委員会に付託 (内閣提出)経済力集中排除法の施行に伴う企業再建整備法の特例等に関する法律案 (内閣提出)船員保險特別会計法案 (内閣提出)労働基準法の施行に伴う政府職員に係る給與の應急措置に関する法律案 (内閣提出)金融機関再建整備法の一部を改正する法律案 (内閣提出)旧日本銀行券
法律案、船員保險特別會計法案、國が施行する内國貿易設備に關する港灣工事により生ずる土地または工作物の讓與または貸付及び使用料の徴收に關する法律案、經濟力集中排除法の施行に伴う經濟の再建整備の特別措置に關する法律案、貿易資金特別會計法を改正する法律案、金融機關再建整備法の一部を改正する法律案、勸業債券の割増金等の非課税に關する法律案、舊日鐵券の未囘收發行殘高に相當する金額の一部を國庫に納付するに伴う日本銀行
それにいたしましても、なかなか民間の會社の方としまして、あの法令を全部理解なさるのはむずかしい状態でございまするので、關係各省ともその點は心配いたしまして、各地方廳、地方の部局を通じ、また日本銀行等を通じまして、これの周知徹底につきましては遺憾のないように努めておる次第であります。
○田村文吉君 先刻もお話がありましたように、これは独り炭鉱だけでありませんで、第一そんな赤字を出しておるところには如何に政府がお勧めになりましても、苟しくも経済の原理を知つてる銀行ならば金を貸しません。それはよく分つております。