1954-03-22 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第22号
ですから外国から日本に到着しまして輸入が許可される前、通関前は外国貨物でございますが、通関されますと四号のほうの内国貨物の定義の中にはまつて来るわけであります。輸入の許可がございますと内国貨物ということになります。四号で、内国貨物は、「本邦にあたる貨物で外国貨物でないもの」云々と書いてございます。
ですから外国から日本に到着しまして輸入が許可される前、通関前は外国貨物でございますが、通関されますと四号のほうの内国貨物の定義の中にはまつて来るわけであります。輸入の許可がございますと内国貨物ということになります。四号で、内国貨物は、「本邦にあたる貨物で外国貨物でないもの」云々と書いてございます。
○小林政夫君 そういう場合に、多くの場合は担保をとつて通関させる、担保をとつて通関するということが多いから、先ず先ず取りはぐれはない、こういうわけですね。
○小林政夫君 そうすると、これは一遍通関して外国貨物でなくなつたもので、特別の通関手続その他によつて外国貨物でなくなつたものの未納の関税を徴収する、こういう場合ですか。
なお本年度に入りましてからは現実の通関統計がまだはつきりいたしませんが、われわれ通産省の方で輸出入の承認をいたしましたいわゆるバーターの承認実績を申し上げますと、この一月、二月でちようど輸出入ともそれぞれ百万ドル前後に相なつておるわけであります。なお昨年度のバーター承認実績を申し上げますと、輸出入それぞれ六百四十万ドル前後に相なつておるわであります。
結局関税法におきましては、積極的に貿易振興をはかるということはなかなかむずかしいことでありまして、むしろ税関を通関する際に、それが消極的に貿易振興の阻害にならないようにという面がむしろ関税としては中心かと思います。できれば貿易振興に資するという意味合いも含めておるのであります。
しかし今後また開港するということになりますれば、大体原則としまして支署をつくるなりなんなりしまして、通関業務にさしつかえないようにいたす考えでございます。なお具体的に申し上げますと、たとえば油津港の場合につきましては、監視署であつたものを出張所に直して業務にさしつかえないようにもつて行きたい。
いわば通関法としての面も持つておるのであります。このようにいたしまして二つの体系に組立てたわけでありますが、大体各国の法制を申しますと、関税定率法と関税法とを一本にして規定しておるのはアメリカでございますが、その他の国におきましては、大体におきまして、関税定率法と関税法というものは二本建になつておる国が多いようであります。
通関手続簡素化のいろいろの条約、それから今度はガツトで、今は有効ではない、効力は発生しておらないが、通関手続等についてはいろいろ協定をいたしております。ああいうものと照らし合せて、今度の関税法の全面改正が、将来ああいう国際協定と、まあ現在結んでいる国際協定は、勿論抵触しないが、将来あのガツトの通関手続関係の協定が、まあその通り有効になるかどうか。
しかもこんにやくの問題に対して、今未通関のものがこういうようにたくさんあり、一方においてこんにやくに対する基本的な政策を打立てて行こうという申合せもまだ実行に入つていないということでありますので、その問題について無制限に時間をかけることはできません。そこで当時関係いたしました議員の人たちも出ますから、通産省と農林省と相談いたしまして、こんにやくに対する基本問題を一日も早く議題に載せていただきたい。
御承知のように昨年各関係の議員の方々でお打合せいただきまして、それに基いてこんにやくの輸入問題を処置して参つておるのでありますが、その申合せいたしました問題のうちで、税関に保留中の三口の約六十二トンにつきましては、これはただちに通関いたしたのであります。
○金子委員 その当時つるし上げてあつたこんにやくの原料として、神戸の税関にある未通関の四十八トン何がしというものと、そのほかに横浜に二十三トンほどのやはり同じような未通関のものがあるように承つておりますが、それはどういう状態でありますか。
そのために文化協定自身にも混合委員会というものを設けまして、この混合委員会で、たとえば絵が入つて来る場合の関税率をどうするとか、通関手続をどうする、あるいは荷物をどういうふうに運ぶというようなことを、容易にするように相談して行きたいと思つております。これは大体本年度の終り、従つて三月ごろに両方でこの混合委員会ができ上ると思います。
その経過について簡単に申し上げますと、第一の不正輸入の六十二トンにつきましては、これはただちに通関をいたしまして、配分をいたしてあります。次に第二点の正規輸入の百六十六トンにつきまして、そのうちの百トンを至急解約をすることになつておりましたが、その後の輸出業者間の話合いがつきませんので、この百トンにつきましては現在割当をいたしておりません。従いましてあとの六十六トンについても割当はしておりません。
第五五三二品号) 一九〇 戦没者遺族の公務扶助料復活等に関する 請願(大石ヨシエ君紹介)(第五七三一 号) 一九一 傷病年金支給に関する請願(大石ヨシエ 君紹介)(第五七三二号) 一九二 元台湾の州、庁有給吏員の恩給復活に関 する請願(舘林三喜男君紹介)(第五七六 三号) 一九三 石狩支庁管内総合開発事業に関する請願 (椎熊三郎君紹介)(第二五三号) 一九四 港湾及び通関行政
する請願(委員長報告) 第一九 元台湾の州、庁有給吏員恩給復活に関する請願(委員長報告) 第二〇 元樺太特定郵便局長の恩給に関する請願(二件)(委員長報告) 第二一 二等症患者の処遇に関する請願(委員長報告) 第二二 結核戦病者の恩給に関する請願(委員長報告) 第二三 公務起因結核患者の恩給に関する請願(委員長報告) 第二四 恩給法中一部改正に関する請願(委員長報告) 第二五 港湾、通関両行政
次に、日程第二十五の請願は、港湾行政の一元化に関する請願でありまして、終戦後、占領下において、我が国の行政は、その機構、運営方式等の上に、アメリカ軍政の影響が少くないのでありまして、独立後の国情、沿革等に照らし、改革を要するものがあると思われるのでありますが、その一例として、現在我が国の港湾における行政は、運輸、通関、警備、治安等、極めて複雑なる官公署の権限が錯綜しており、その窓口が多岐に亘るため、
する請願(委員長報告) 第一七 元台湾の州、庁有給吏員恩給復活に関する請願(委員長報告) 第一八 元樺太特定郵便局長の恩給に関する請願(二件)(委員長報告) 第一九 二等症患者の処遇に関する請願(委員長報告) 第二〇 結核戦病者の恩給に関する請願(委員長報告) 第二一 公務起因結核患者の恩給に関する請願(委員長報告) 第二二 恩給法中一部改正に関する請願(委員長報告) 第二三 港湾、通関両行政
恩給に関 する請願(第一五五七号) ○元台湾の州、庁有給吏員恩給復活に 関する請願(第二七二号) ○元樺太特定郵便局長の恩給に関する 請願(第一〇〇九号)(第一五五六 号) ○二等症患者の処遇に関する請願(第 二〇八四号) ○結核戦病者の恩給に関する請願(第 二〇八八号) ○公務基因結核患者の恩給に関する詰 願(第二六五九号) ○恩給法中一部改正に関する請願(第 二四三号) ○港湾、通関両行政
————————————— 本日の会議に付した請願 一七五 金鵄勲章年金復活に関する請願(今井耕 君紹介)(第二六〇四号) 一七六 同(武知勇記君紹介)(第四四九四号) 一九四 港湾及び通関行政の一元化に関する請願 (永田良吉君紹介)(第七二〇号) 一九五 大湊町に警備隊大湊地方監部設置の請願 (山崎岩男君紹介)(第七五〇号) —————————————
○永田(良)委員 港湾及び通関行政の一元化に関する請願、請願者鹿児島県議会議長田中茂穂、本請願の要旨は、現在、港湾及び貿易に関する官公署は、税関のほか、海運局、海上保安庁、港湾建設局、植物防疫所等その数は十指に余り、しかも所掌する職務とその権限は互いに交渉するところ多く、同一対象に対して数機関の権限が錯綜し、公務の能率は阻害されているばかりか、諸手続上においても不利不便が大である、ついては、人員、施設等
○稻村委員長 次に日程第一九四、港湾及び通関行政の一元化に関する請願について紹介議員の説明を求めます。それに続いて政府委員の所見を求めます。
例えば貿易統計が認証とか或いは通関とかいろいろなことを言つて、それが新聞に出て来るとただ結論だけの数字が出て来るだけだからどうも違つているという感じが出て来るのだが、説明を聞けばこれはこういう標準でやつている、ああいう標準でやつている、それじや我々として日本人は数字きらいだと言われるが、数字は好きなんだけれども出して来る数字の基礎があいまいというか標準が一致していないというのは非常に困るので、そういう
○説明員(秋山武夫君) その点も誠に御指摘の通りの点が多々あるのでございますが、まあ私どもの関係いたします部分だけを申上げるのも如何かと思いますけれども、或いは本来はこれは行政管理庁が今統計基準をやつておられますので、そのほうからお答え願うほうがいいかと思うのでありますが、例えば通商関係で只今申されましたような認証の関係の統計、或いは通関の関係の統計、或いは資金の関係の統計というように、各種の統計がございます
○松永義雄君 お役所のほうは自分のほうが学者だから人民は何でも知つている、こういうふうに思つているかも知れないが、通関などということはなかなかこれは聞いてれみばわかるけれども、聞いてみなければなかなか、聞いてみて初めてわかるようなもので、認証だつてこれはなかなかむずかしいことで、実際貿易の面を扱つている人はわかるけれども、なかなか文字の上で読んだだけでは一体認証つてなんだというようなことで、これはなかなかわかつてわからない
最後に、税関行政事務には、旅行者及び輸出入貨物の通関諸手続のみならず、貨物の検査鑑定、密輸の監視取締等複雑な事務が含まれており、特にこれらに関し第一線の職員が直接処理しなければならない事務が比較的多く、職員の資質能力が執務上に及ぼす影響が特に大である。
○北島政府委員 税関官吏の仕事と申しますと、単に輸出入貨物の通関手続をやりまして、関税その他の租税を徴収するだけの機関では実はないのであります。そのほか貿易管理、為替管理の第一線の現場事務をやつておるわけであります。それからまた貨物の検査につきましては、相当高度の技術的な知識も必要であります。
それがために通関の方面につきましても、相当な遅延の問題が起ります。たとえば税関におきましては、貿易管理上から申しまして、現物とライセンスと対照いたしまして、一々現物通りであれは通関いたしておるわけでございますが、ところがライセンスの品名と現物と違う、少くとも怪しいと思うような場合におきましては、一応通商産業省の方へ照会することになつております。
ヨーロツパなどに行つてみると、どこの国でも、公用で来た人であるとか、国際会議に代表で出て来たというような人に対しては、その身分や目的を聞いて、あつさり見るだけ、あるいはカバンもあけさせずに通関させて、なるたけ不愉快な思いをさせることをなくすることに努力していることがよくわかる。ところがイラクとかインド、パキスタンなどは規則通りにやかましくやるので、わずかの滞在でも不愉快になる。
このような状態にありまして、最近のように件数が多くなつて参りますと、その件数も実に頻々とございまして、そのために通関手続が遅れるというようなことが大分民間の非難になつて参りました。 私の方といたしましては、横浜税関といたしましては、すでに東京税関を監督するのに限度を超えている。
税関行政事務には、旅行者及び輸出入貨物の通関諸手続のみならず、貨物の検査鑑定、密輸の監視取締等複雑な事務が含まれており、特にこれらに関し第一線の職員が直接処理しなければならない事務が比較的多く、職員の資質能力が執務上に及ぼす影響が特に大きくなつております。
税関行政事務には、旅行者及び輸出入貨物の通関諸手続のみならず、貨物の検査鑑定、密輸の監視取締り等複雑な事務が含まれており、特にこれらに関し第一線の職員が直接処理しなければならない事務が比較的多く、職員の資質能力が執務上に及ぼす影響が特に大きくなつております。